|
|
| 2003.07 |
| 第6回 最近のお気に入り |
|
|
| 最近のおすすめ こんにちは、今回は最近の超おすすめのサイトをご紹介したいと思います。 薬理学電子教科書 上巻: http://park12.wakwak.com/~pharma1/textbook/Pharm-Textbook.html 下巻: http://park12.wakwak.com/~pharma1/textbook2/Pharm-Textbook2.html (2008年1月 URL移転に伴い、リンク先を修正) まず、最初のおすすめサイトは、Web上で読める薬理学の教科書です。 以前に北里大学の医学電子教科書をご紹介した事がありますが、テキスト中心でした。 一方こちらのWebは、すばらしいオリジナルの図表や、マウスで動かすことができる薬剤の立体分子構造も多数ありビジュアル的にもすばらしいと思います。 大阪大学大学院医学系研究科情報薬理学 三木直正 先生 大阪府立大学農学部獣医薬理学 畑 文明 先生 大阪大学大学院歯学研究科歯科薬物学 上崎善規 先生 東京薬科大学薬学部第二薬化学 土橋 朗 先生らが作成されています。 上下巻に分かれており、上巻は、1.Basic Principles(薬理学総論)から 16.Receptors and Ion Channels(受容体とイ オンチャネル)下巻は、1.Drugs for Cadiac Failure(心不全治療薬)から、17. Drugs for Gastrointestinal Diseases(消化器疾患に作用する薬物)まで現在読む事ができます。そして現在も、加筆されているようです。 以下、このサイトからの抜粋です。 『電子教科書を作るきっかけ。 阪大医学部に赴任してちょうど10年になるので、薬理学電子教科書を作成しようと考えた。薬理学の教科書は、最近、多く出版されており、私も「医科薬理学」(栗山欣弥ら編、南山堂)の一部を担当してる。いまさら、新しい教科書を作ってみても仕方がない。学問の進歩が速いので、教科書といえども、内容がすぐに古くなる。さらに、生理学、解剖学、遺伝学などでは、すでに電子教科書が作成され、Web上で公開されているが、薬理学の電子教科書が見あたらないことも作成意欲を駆り立てた。』とあります。 かつて学生時代には身近であった「薬理」も社会人になってからは、すっかり縁遠い 存在になってしまった感があるのですが、もう一度読み返す事で、何か見つかるような気がしてなりません。是非あなたも一度このサイトを訪れてみることをおすすめします。 ![]() Y's Square http://www.yoshida-pharm.com/ 次にご紹介するのは、やっとおさまった感のあるSARSについてのサイトです。 ![]() 今回の騒ぎでは、インターネットの時代を反映して、厚生労働省、国立感染症研究所をはじめとして、実にさまざまなサイトでSARSについての多くの情報が、毎日提供されていたと思いますが、その中でも吉田製薬株式会社が作成するこのサイトは、多方面から出される情報に逐次リンクが張られ、読みやすいおすすめのサイトだと思います。 トップページのメニューから、「Y's Information:最新情報」に入る事ができます。 以下このサイトからの抜粋です。 『重症急性呼吸器症候群(Severe acute respiratory syndrome: SARS)は、2002年11月以降、中国を中心に世界各地で集団感染と死者の発生している非定型肺炎を特徴とする感染症であり、コロナウイルス科のSARS-associated coronavirus(SARS関連コロナウイルス)が病因です。以下、SARSに関して2003年5月24日までに報告されている事項について、病院感染対策の観点からまとめます。SARSの診断・治療・報告義務・渡航情報などに関しては、厚生労働省、国立感染症研究所、外務省などのホームページをご覧下さい。』 ![]() 全ての情報の出典はリンクをたどり原文を確かめる事ができます。 ![]() See you online soon! |