第1部
MAP-1 タリス落城
アイテム整理と最初の1ターン
マルスは東の村を訪問する。盗賊は畳み掛けて倒す。そうでないと盗賊は西の村へ向かって逃げてしまう。
アイテムはそのままでも良いが、Sナイツの二人が槍での追撃を始めから行うには、シーダの細身の槍を譲ってもらう必要がある。シーダは鉄の槍でも追撃できる。
マルスは、レイピアを温存したければ、鉄の剣をジェイガンあたりから譲り受けておく。待ち受けて倒す
村の西、3ユニットを縦列に並列して壁を作る。壁にはドーガを中心にして、Sナイツとマルスを入れ替わりに使う。ジェイガンは砦での回復が追いつかない時のみ臨時に用いる。このときのジェイガンは下馬してはいけない。進撃しつつ倒す
盗賊はシーダに任せる。盗賊は傷つくと砦で回復するので、2ターンもあればシーダなら倒せる。
ドーガを先頭に出し、迎撃させる。トドメはゴードンの鋼の弓やカインの鉄の槍で刺す。ドーガは北の砦に残し、海上から来る海賊を一手に引き付け、南回りで来る海賊は、ゴードンやアベルの間接攻撃で削り、マルスやカイン・アベルの直接攻撃で叩く。アベルとマルスは、鉄の槍ないし鉄の剣の一撃では敵のHPを半分削ることが出来ないので注意する。攻撃させたくないユニットの配慮
最初は北の村の東側に逃がし、十分引き付けた辺りで南の廃虚の東側の森に逃げる。
始めから南に逃げると、海賊は海を越えてやってくる。使用ユニット数が少ない時の使用ユニットの動かし方
敵の第1陣と接触するまでは前進し、以後傷薬を使いつつ後退していき迎撃で確実に倒して数を減らす。ハンターは早めに倒すのが理想だが、倒し損ねたら東の砦で回避を期待しつつ先に海賊を倒してしまう。城の攻略
間接攻撃で削って命中率の高い直接攻撃でたたく。ターン数や経験値配分を気にしないならば、ドーガやジェイガンを用いるとリスクが少ない。ナイトのメリット
下馬したナイト状態で剣を用いると、回避率がやや高くなり、Sナイツの二人とも追撃が望め、1フェイズで与えられるダメージは相対的に大きくなる。
しかし、敵の反撃が必ずあるので、砦周辺で回復手段を確保しつつ行った方が良い。進撃しつつ倒す戦術には向かず、待ち受けて倒す戦術に向く。
MAP-2 ガルダの海賊
武器と初期配置
このマップの初期位置は、場所による移動ロスが少ないので、どんな場合でも特に工夫する必要はない。
しかし、先ほどのマップで手槍や鉄の槍を購入していれば、騎馬とドーガに一つずつは装備させておきたい。
また、騎士系は、鉄の剣を装備させておいた方が、戦術の転換に素早く対処できるだろう。
マルスはレイピアを装備するか輸送隊に置いておくこと。そんな人はいないとは思うが、他のユニットに渡してしまったり、捨てたりしない方が、無難である。挟み撃ちされるのは避けられない
西からのSナイトが砦周辺に辿り着くのが3ターン目敵軍フェイズである。その時点までに、初期位置北東の細い橋を越えて、北東に迫っている海賊を全滅させるのは、戦士を全部使ったとしても、自軍に犠牲者を出さずには為し得ないだろう。
考え方としては、軍を2つに分けて、北東からの一軍と、西からの騎馬・ハンターにそれぞれ当る。基本は、西に対しては、カシムを説得できるシーダと迎撃でSナイトを倒しきれる強力なユニットを向け、残り全部で砦を中心とする島の中央部分で北東からの海賊に対し壁を作る。例えば、シーダから支援を受け、ナイト系に特攻するレイピアを持つマルスと追撃できる騎馬(細身の槍を装備したアベルや銀の槍を持つジェイガンなど)を、砦のある島の西隣の島中央で待伏せさせ、砦の上にオグマやナイトを置き、砦の東をドーガ、西を戦士で固める東西に広がった壁を作り、海賊や盗賊が南や西に流れるのを防ぐ。弓や手槍・手斧で南側から援護してもいい。
西からの一軍を迎え撃つ時は、村のある島まで入り込むと、村の西〜南西に待機している海賊やハンターの攻撃も一度に受けてしまう。レイピア・マルス
マルスがLV1でも、レイピア装備にシーダの支援があれば、2騎のSナイトを連続して攻撃しても大丈夫。すなわち、HPと防御力の合計が敵2回分の攻撃力を上回って設定されているので、攻撃を外しさえしなければ生き残れる。単独で行動してもまず外すことはないと思うが、支援を受けると回避率とクリティカル率も上昇するので、Sナイトの後ろをすぐ来るカシムを説得する都合からいっても、シーダを側においておくにこしたことはない。説得
カシムはシーダで説得できる。カシムからシーダに話し掛けることはないし、カシムはシーダも含め自軍にどんどん攻撃してくる。接近してきたらすぐこちらから近づいて仲間にし、Sナイトの迎撃や海賊への攻撃に参加してもらうといいだろう。敵カシムの行動範囲内にシーダがいるのは厳禁。100%瞬殺される。
カシムを倒すのは容易い。2体以上で畳み掛ければ簡単に倒せる。かわされることを考えれば、戦士よりは、マルスか騎馬で攻撃した方が確実。盗賊
盗賊は北東から2体来るが、彼らは海上は歩けない。移動力の多い彼らは海賊に先んじて砦付近で頑張っている壁に隣接してくる。川を越えることは出来るので、隣接してきたら、命中率の高い直接攻撃で早めに倒す。海賊・ハンター
海賊は海上を移動でき、さらに海上では回避率が上がる。単に当る確率だけでいけば、陸の淵で海賊と戦うのは不利である。さらに、こちらが陸地の上で壁を作っても、海を通って背後に廻り込んでくる恐れもある。
しかし、海上の移動力は3なので、海側から3体以上の海賊が一度に波状攻撃してくることはない。手斧の間接攻撃も含めれば、攻撃を受ける回数は増えるが、手斧の威力と命中率は低いので、弓兵やナイトでも半分は回避できるだろう。
海賊の構成は鉄の斧と手斧が混成してくるので、常に手槍を使うのがいいだろう。そうでなければ、回避率上昇を狙って剣で迎撃し、HPに不安があれば他のユニットと壁を変わるか傷薬で回復する。鉄の斧・手斧混成部隊に周囲を囲まれて、そのターンを持ちこたえられるのは、ここの時点では防御力11以上のユニット(ドーガ)以外にいない。砦の上にオグマを置いても、敵の波状攻撃には回避が追いつかない。ドーガ以外のユニットが、1側面と間接攻撃以外受けない様に壁を作るのが良い。
また、1体だけ混じっているハンターの命中率と攻撃力は侮れない。早めに手槍などで倒してしまった方が良い。ハンター>鉄の斧海賊>手斧海賊、の優先順位で倒す。進撃
村の西〜南西に待ち構える海賊とハンターは、行動範囲を確認すれば、1〜2体ずつ待ち伏せられる位置がある。
村の西側にいるハンターをおびき出さずに攻撃しにいくと、城周辺にいる海賊2人の攻撃範囲にも入る。村の南西にいる海賊1人をおびき出して倒した後、残りの1人とハンターの一撃を食らっても持ちこたえられるユニットで2体を一度におびき出し、次の自軍フェイズで倒してしまった方が、安全。
村を訪問する前に、城周辺の海賊をおびき出して倒した方が安全ではある。東側の一人は村の方から、西側の一人は南の方から接近すると、やりやすい。マルスのHPが海賊の一撃を持ちこたえるほどあり、迎撃で海賊を倒しきる攻撃力が無いなら、村の位置まで海賊が二人一緒にはマルスを囲うように来れないので、思い切って訪問しても持ちこたえられる。次の自軍フェイズで味方に援護してもらい倒しきってしまうのはもちろんだが。(訂正00/12/20)村の西側にいるハンター及び、村の南西にいる海賊2人は、それぞれ一人ずつ誘き出せる位置がある。
MAP-3 デビルマウンテン
初期配置と装備品
ここも、初期位置による移動ロスがないので、あまり初期位置に気を配る必要はない。あえて並び替えるなら、マルスと共に村を訪問し城の方に進撃するユニットを西側に配置し、ナバール他の一団を迎え撃つ者を東側に配置する。
剣でも槍でも一長一短で、どちらでも構わない。しかし、弓兵を使わないならば、手槍装備ユニットを出しておくと多少やりやすい。レナとジュリアン
ジュリアンの戦闘能力は、山賊2〜3人を持ちこたえて終わり。二人が死んでも構わない場合を除いて、全速力で初期位置方面に逃がす。3ターン移動させれば、初期位置付近の砦南側に逃がしきれる。ナバール
ナバールはシーダで説得できる。ナバールは全速力で自軍の方へ走ってくる。3ターン目で初期位置の砦付近にやってくる。レナとジュリアンを逃がすことも含めて、説得は4ターン目自軍フェイズが良い。それより前のターンではシーダを後続の敵ハンターから守るのは難しいし、それより後ではレナがナバールに追いつかれる。
ナバールのキラーソードによるクリティカルに耐え、さらに後続のハンターや山賊の波状攻撃を2ターン以上しのげるのは、この時点では防御力11のドーガのみ。それでも連続でクリティカルを受けたら、まずやられる。ナバールは忘れずに4ターン目自軍フェイズでカタをつけてしまうこと。
もし、ナバールを倒したいのだったら、間接攻撃とドーガで削り、銀の槍でトドメを刺す。間接攻撃は手斧も手槍も使って銀の槍の一撃で倒せるまで総攻撃をかける。トドメ刺しには、一番技の高い騎馬を使うこと。反撃されない様に攻撃するのが必須。山賊の倒し方
ナバールの後ろを来る山賊とハンターの混成部隊は、こちらの騎士達が歩けない山すそを歩ける。砦北側に2体並べて壁を作るのが無難。ハンターを優先して倒すのが良いが、山すそにいるハンターの回避率は侮れないので、まめに壁を入れ替える。村訪問と盗賊
ナバールのところにいる盗賊達が目指すのは、南に一つだけある村。従って、マルスが村を訪問してしまうと、後退し彼らの初期位置である北側の砦周辺に戻ってしまう。
盗賊を追いかけるのが面倒くさいなら、マルスの村訪問を遅らせれば良い。しかし、盗賊を追いかけて倒し、そのまま北部の森と平地が混在する道を通って、北側から城周辺に侵攻する手もある。デビルアクス
「つかってはならん」とか言われるが、バーツがいるなら使っても構わない。運が低いほど相手に与えるダメージを自分に食らう「デビル」が起こるアクスなので、運値の高い戦士には使わせる価値がある。
ただし、重いので、追撃出来るかどうか、回避率はどうなっているかだけは注意が要る。バーツなら、鉄の斧で追撃を期待した方が役に立つこともある。城周辺への進撃
城周辺の山賊とハンターは、攻撃範囲に入らないと攻撃してこない。
南側の2体のハンターは、ひとりずつおびき出して叩くのがベスト。待伏せには弓兵や手槍を使う。手槍でもほぼ確実に当る。手斧でも、戦士のHPは高いので、そのあと囲い込めば事は足りる。
城周辺の山賊も一人ずつ待ち伏せられる位置がある。おびき出した後、袋叩きに参加するユニットの立ち位置が他の山賊の攻撃範囲に入らない様注意する。城南側の峠の砦を使って回復すると丁度いい。ボスのハイマンの攻撃力・命中率・回避率は手斧といえど高いので、ボスに向かうユニットのHPと命中率には気をつける。ハイマンの攻撃範囲に自軍ユニットを配置し、反撃のみでハイマンのHPを削り、自軍ターンでは砦に回復に戻るようにするといいだろう。ボスは玉座効果でHPを少しずつ回復するので、入れ替わりに攻撃する。
銀の槍で追撃の出来る騎馬や、キルソードを装備した剣士に向かわせると早くカタがつくだろう。SナイツがLV3〜に育っていれば、彼らの鉄の槍4回ぐらいの攻撃で倒れる。カインにハイマンの攻撃を受けさせ、自軍フェイズで技の高いアベルにトドメを刺させるが基本。
MAP-4 オレルアンの戦士達
初期位置
マチスを説得するなら、レナを出陣させる。
西側橋よりに歩みの遅いユニット(ドーガ、ゴードン)を配置する。
Pナイト迎撃に弓兵は2人いると便利。ハーディンの狼騎士団は、マチスを説得しないなら、出現した砦の南側で戦うと良い。初期位置の北側にも西側にも侵入ロスの多い地形が並ぶので、やってくる敵は自然と間隔がまばらになる。そこをウルフやザガロで削ってハーディンやロシェで倒す。ビラクは命中率も攻撃力も低いので、あまり無理をさせない方がいい。
マチスを説得するなら、最初は攻撃に参加せず、マップ南側の川岸にL字型に並んで固まっていること。北からの混成部隊
Sナイツはマルスのレイピアで倒すのが基本。普通の剣ではオグマでも難しい。
Pナイトはこちらの行動範囲を測って進撃してくるので、行動範囲の広いハンターを待機させると近づけやすい。
アーチャーの攻撃力はたいしたことは無いが、SナイツやPナイトによるダメージが蓄積されたユニットにはつらいものがある。1ターンずつ確実に敵の数を減らす。こんなシミュレーションになるでしょうか。
- 1ターン目自軍フェイズ:マルスをSナイツ行動範囲にレイピア装備で待機させる。マルスの背後でSナイツ行動範囲外に庸兵や戦士、ハンターを待機させる。
- 1ターン目敵軍フェイズ:迎撃で1体以上ののSナイトをマルスは倒す。
- 2ターン目自軍フェイズ:残っているSナイトを背後で待機していた庸兵や戦士で出来る限り倒す。ハンターはPナイトを打ち落とす。マルスは敵の攻撃範囲外に逃げる。
- 2ターン目敵軍フェイズ:残っているSナイトにハンターが、アーチャーに庸兵が攻撃を受ける。
- 3ターン目自軍フェイズ:残っている敵を倒す。
盗賊と村
川の西岸からやってくる盗賊は、南北2つの村を目指してくる。初期状態では南の村を、南の橋をふさがれれば北の村を目指す。マチスと混成部隊
マチスは敵軍の一番後ろになるように行動する。攻動範囲内に自軍ユニットが入るまで攻撃を仕掛けて来ず、しかも、攻撃の通らないユニットや明らかに自分より強いユニットからは攻撃範囲外に逃げる。他のユニットを全て倒してしまってから、マチスの攻撃が通る直接攻撃できないユニットをマチスの行動範囲内においておびき出し、レナで説得する。マチスを倒すなら、最初からオレルアン騎士団に活躍してもらっていてもいいし、マチスの攻撃の通る直接攻撃可能なユニットを進撃させてもいい。
川の西岸からの混成部隊は、初期状態ではハーディンの部隊を目指しているが、ハーディン達をマップ南側にL字型に固めておいた状態で、川の東岸にアリティア軍が出現すると矛先をこちらに変えてくる。
迎撃は、橋の東側が一番いいだろう。最初は騎馬で塞いでおき、ドーガに替わってもらえば特に難しくない。
飛んで来るPナイトはレナや弓兵と、瀕死のユニットをめがけて遊撃してくる。レナのHPと防御力はPナイトの手槍の一撃を耐えられる(クリティカルも無い)ので、レナの側に弓兵を置いておき、レナを囮にして近づけて打ち落とすのが基本。北からの部隊を相手にして瀕死になっているユニットはPナイトの行動範囲外に逃がしておくこと。あるいは、レナの杖で回復しておく。マリク・火竜石
マリクは北の村にいる。火竜石は南の村でもらえる。
火竜石はバヌトゥが火竜に変身できるアイテム。どちらかを見捨てるなら、石を見捨ててエクスカリバーとマリクを採ろう。
城周辺のAナイトはマリクの魔法ならブリザーでも簡単に倒せる。
マリクを使わないなら、レイピアマルスか、銀の槍で削る。増援出現
16ターン目に、城の北東(マップ北部中央)にある砦からSナイトが、城の北西(マップ北西端)にある砦からPナイトが出現する。10ターン以上増援は連続して出現する。砦の上にユニットを置いておけば増援は出現しない。
経験値稼ぎに倒すなら、Sナイツの方は、城の東側の辺りに壁を作るか、砦を囲むようにしておき、みんなで袋叩きにする。槍でも剣でも構わないが、敵の攻撃力が強いので、回復はマメにする。
Pナイツの方は、城の西側、平原の中にある砦付近がちょうどPナイツの行動範囲ギリギリになっているので、その辺りに弓兵を待機させれば簡単に打ち落とせる。Pナイツは行動範囲に自軍ユニットがいなくても、ひとまずこの砦に向かって飛んで来る。ドーガでも置いておき、迎撃で5ポイント前後削ってやれば、ゴードンの腕力でも鉄の弓で打ち落とせる。
なお、ムラクが倒れると、増援の出現は止る。ムラクとエクスカリバー
ボスのムラクは、エクスカリバーで攻撃してもクリティカルが出ない限り1フェイズで倒すのは難しい。最初はブリザーで削り、次のターンでエクスカリバーで倒すか、エクスカリバーで削って傭兵のAキラーやマルスのレイピアで倒すのが基本。
エクスカリバーを使って構わないのなら、次の自軍フェイズで確実に倒せる。
MAP-5 ファイアーエムブレム
初期位置と宝物
マップに散らばる宝箱は、初ターンから行動範囲いっぱいに移動する盗賊達によって開けられてしまう。この盗賊達は、最も近い所にある宝箱めがけて走り、一つ宝を取ると、マップ北東の出口(マップ離脱ポイント)に向かって全速力で走り、マップから離脱しようとする。
宝箱は、自軍の盗賊ユニットで開けることも出来るが、敵ユニットデータを開いときに、武器欄ではなくアイテム欄に記載されているアイテムは、その敵を倒すことによって入手できるので、盗賊を倒して入手した方が手間はかからない。一つだけ、初期位置にもっとも近い宝箱は5000G入っているが、これは敵が取らないことが多い(素直に全ての宝箱を敵に開けさせると、これは残ってしまう。つまり、宝箱と盗賊の数が一致していない)ので、注意する。最も早く脱出する盗賊は、初期位置がマップ北東のユニットだが、これは、初期位置のマルスが最短コースを取って全速力で追いかければ、離脱ポイントにて追いつくことができる。ただし、1フェイズで倒さなければ、次の敵軍フェイズで離脱されてしまう。
なお、マルスが最短コースを全速力で駆け抜けるためには、途中のアーマーナイトや盗賊と共に城内に侵入してくるファイターが邪魔になるので、マルス自身が傷薬の回復だけでAナイト2体とファイター2体をそれぞれ迎撃の1フェイズのみで倒し、かつアーチャー2体の間接攻撃を食らっても生き残れるほどの実力が必要である。これは、普通に成長させたマルスLV10前後の実力である。常識的には、マルスより城内部に近い方の初期位置5体に、戦闘系ユニットを置き、おびき出しと自軍の波状攻撃で道を切り開いてやって、傭兵等移動力と速さの高いユニットを送り出してやるものだろう。
あるいは、ワープを使い、ファイター2体の攻撃をしのげるユニットを飛ばして出口を塞ぐ。北東の盗賊は、宝を取る前に宝箱への進路を塞がれると、宝箱に向かおうとして逃げない。従って、初ターンから北の1マス分の幅のある階段の所にユニットを初ターンから置いてやれば、全ての盗賊を逃がすことはないことになる。しかし、すべての宝箱を開ける手間を考えれば、北東の盗賊が階段を昇って宝箱を開けたターンで階段に自軍ユニットを飛ばしてやるのが良い。離脱ポイントで盗賊を待ち受けるのは、離脱ポイントが南北に2マスの幅を持つので避けた方が良い。アーチャーとアーマーナイト
彼らは追撃こそ出来ないが、攻撃力は高めなので、一体ずつ行動範囲ギリギリでおびき出し、自軍フェイズでトドメを確実に刺して倒す。アーチャーは間接攻撃できるユニットで、アーマーは直接攻撃できるユニットでおびき出す。
こちらから進んで行くと、中央のアーチャー2体の行動範囲は全く一致しているので、おびき出すユニットの選定には注意する。アーマーナイトと魔道士
マップ南から進軍してくるアーマーナイトとマップ北西にいる魔道士の行動範囲は、マップ中央にいるアーマーナイト2体共と、アーチャーを倒した頃には一致することがゲーム進行上ある。敵アーマーナイトは、こちらの行動範囲外に待機するよう位置を調整してくるので、彼らを倒すにはアーマー2体と魔道士の攻撃全てをしのげるユニットで突撃するかおびき出す。
そんな都合の良いユニットがいない場合は、初期位置で司祭のいるフロアの中から壁越しに魔道士の行動(攻撃)範囲に弓兵が入って魔道士のみ先に倒す。アーマー2体をしのげるユニットがいない場合は、北方の通路から回り込み、挟み撃つようにして1体ずつおびき出す。玉座の間
玉座の間で待機するアーチャー2体と魔道士の内、アーチャー1体は単独で迎撃できるポイントがあるが、残りのアーチャーと魔道士はこちらから進むと行動範囲が全く一致しているので、迎撃ユニットには注意する。魔道士はクリティカルのあるサンダーなので、幸運値の値にも注意する。要するにおびき出してどつく
砦がないマップなので、杖や薬などの回復手段はそろえておく。
迎撃で1〜2体ずつおびき出して、残りのユニットで確実に倒して減らしていくのを繰り返すのみ。敵はまばらにうまく配置されているので、付近の敵の行動範囲は必ず確認しなければならない。
しかし、この原則さえしっかり守れば、それほど難しいマップでは無いとも言える。ウェンデルとリカード
倒すのは容易い。ただ、ウェンデルを倒してもサンダーは手に入らないので、仲間にした方が得かもしれない。
リカードはジュリアン、ウェンデルはマリクで話し掛けるか、牢屋を開けてやると勝手にどこまでもマルスを追いかけて話し掛けてきて仲間になる。狭いフロアの多いマップなので、むやみにマルスを追いかけさせて仲間になったフェイズの次の敵軍フェイズで狙い撃ちされたり、自軍ユニットの道を塞いでしまったりするよりは、初ターンからジュリアンに牢屋を開けてもらい、こちらから次々に話し掛けて仲間にしておいた方が安全だろう。サンダーはマリクが貰っておくと良い。マリオネスを倒す
鋼の槍は攻撃力が高いので、間接攻撃で削り、アーマーキラーやレイピアなどで確実に倒す。
もちろん、マリクやウェンデルの魔法でもいい。ただ、この時点での彼らの攻撃力にしては、マリオネスは抵抗力があるので、さっさと倒したいなら、エクスカリバーを使うとよい。直接攻撃のみで倒すなら、やはりユニットのHPと守備力をきちんと計算しておくこと。