５２通りのエンディングテーマ
〜 第６回 〜 2001.11.09 Fri
「 フリーマーケット 」
捨てられない想い出
あなたは、どうしてる？
DeepでSweetな音楽との旅
５２通りのエンディングテーマ
こんばんは。今井美樹です。
金曜日のこの時間、あなたは、
どこで誰とどんなふうに過ごしていますか？
え〜 ここでは、なにげない日常の中で、
ふっと何かを感じるシーン、
彼と彼女の時間、仲間たちの語らいなど、
いろんなシーンを切り取って、
わたくしが選ぶ音楽と一緒に お届けいたします。
ここで、忘れていた何かを、
少しだけ 思い出してみてください。
今日のシーンは、「フリーマーケット」
そして エンディングテーマは・・・
どうぞ、お楽しみに。
(フリーマーケットの賑わい)
「ねぇ 今日の目標額いくらぁ〜？」
集まった仲間たちは、
好き勝手な金額を口にしていた。
青空の下、みんなでお店の準備を始める。
一度しか着なかった服。
お土産にもらったけど、使えなかった財布。
いつのまにかたくさん集まっていた、引き出物のお皿。
などなど。。。
みんなの小さな日常が、いっぱい並べられた。
月に一度のフリーマーケット。
大きな公園のその一角は、
いつも以上に 賑わっていた。
＊＊＊ Tamba Trio 「 3 horas Da Manha 」＊＊＊
＊＊＊ Maria Muldaur 「 Midnight at the oasis 」＊＊＊
「ねぇこれ売れるかなぁ」
＊＊＊ (BGM) Bill frisell 「 Where Do We Go？ 」＊＊＊
男性用のスニーカー。３年前の新品。
その頃、好きだった彼へのプレゼントに買った。
まだ日本には入ってきていなかった外国製のスニーカー。
彼がとっても欲しがっていたスニーカー。
「旅行のお土産に」と、
気軽な気持ちで渡すつもりだった。
でも、これ渡しちゃったら、
好きな気持ちバレバレ。
迷ったあげく、結局、渡せなかった。
好きな気持ちと一緒に渡したかったのに・・・
あれほどがんばって選んだのに・・・
それ以来、私のやるせない気持ちも、靴も、
すっかり、部屋の奥に閉じ込めていた。
「どうもありがとう♪」
買ってくれたのは、女の子だった。
どうやら、彼へのプレゼントを探していたらしい。
サイズもぴったり。
彼女はとても喜んでいた。
私まで、うれしくなった。
あの頃の気持ちも、
これで報われたのかもしれない。
私は、素直になることを、覚えた。
＊＊＊ Heather Nova 「 Like Lovers Do 」＊＊＊
いかがでしたか？
今日お届けした曲は、
Tamba Trio で 「 午前３時 」
Maria Muldaur で 「 Midnight at the oasis 」
Bill frisell で 「 Where Do We Go？ 」
そして、エンディングテーマは、
Heather Nova で 「 Like Lovers Do 」
お送りしました。
え 今日はフリーマーケットで想い出の一品を売る
そんな女の子が登場いたしましたが。
フリーマーケット。楽しいですよね♪
私も、ほんとにあの 物持ちがいいので、(笑)
たっくさん、想い出の品々をほんとに抱え込んで、
え〜 はちきれんばかりになっているんですが。
でも、なんだろう、あの〜、「売る」っていう、行為 よりも、
自分の大切にしていたものを、また誰かが、
大切にしてくれるっていう、なんかそんな想いを込めて、
え〜 誰かに、その人に 手渡していくっていうか、
そんな〜行為がね、私の中ではとっても、楽しい、
フリーマーケットのイメージがあるんですけども。
「あぁ、やりたいなぁ♪ いつか」
もういつもずーっとそう言いつづけて
ここ何年も経っているんですが。
もし、そういう機会があったら、あの、
この番組でも、お知らせしますので、(笑)
是非、え〜、遊びに来て、くださいな。
という、感じです。
え〜さてこの番組では、みなさんからのとっておきの、
素敵なシーンもお待ちしています。
いただいたメッセージをもとに、
その素敵なシーンにぴったりのエンディングテーマを
わたくし今井美樹が選んで、お届けいたします。
宛先は、郵便番号１０２の８０８０ TOKYO FM
今井美樹 ５２通りのエンディングテーマの係まで。
ＦＡＸは 東京０３−３２２１−１８００
東京０３−３２２１の１８００番まで、
どんどん送ってください。
５２通りのエンディングテーマ
選曲・ナレーションは、今井美樹
構成 ひらかわみえこ(※)でお送りしました。
それでは、また来週。今井美樹でした〜。
じゃね〜、バィバィ♪。。。
DAIHATSU フライデーナイト・スペシャル
今井美樹Produce ５２通りのエンディングテーマ
「 Ｇｏｏｄが、ギュッと。」のダイハツがお送りしました。
(※) 申し訳ありません。漢字を存じません。
