LOVE UNITED TOP |
←第3回 | 第5回→ |
宇宙の中で、とても小さな愛。 愛 私を包む、母なる地球への愛。 愛 親から子へ、未来へつながる愛。 愛 自分の隣にいる、かけがえのない恋人への愛。 この地球に存在する、そんな全ての愛を称えるもの。 LOVE SONG (タイトルコール) DUNLOP presents... LOVE UNITED その歌を口ずさむだけで、あなたへの距離を縮め、多くの心をつないでいく。 この番組では、世界にきらめく LOVE SONG を集め、その曲の持つ愛の世界を、みなさんと一緒に感じてみたいと思います。 恋人への愛。家族への愛。人間への愛。神への愛。 たくさんの愛が集う場所。「LOVE UNITED」。わたくし今井美樹がご案内いたします。 この番組は、タイヤのフロンティアを紡ぐ、DUNLOP の提供でお送りします。 DUNLOP presents LOVE UNITED TOKYO FM からお届けしている、DUNLOP presents「LOVE UNITED」。こんばんは。今井美樹です。今月からスタートしたこの番組、「LOVE UNITED」。 世界中の LOVE SONG を集めて、愛ある時間をみなさんとご一緒できたらと思っています。 今日の1曲目にお送りしたのは、爽やかな春風に弾む恋心のような曲。カリフォルニア出身の4人バンド、メイレイ で、「ビルト・トゥー・ラスト」でした。 そして、今お届けしたのは、ロシア出身のジャズ・シンガー、ソフィー・ミルマン のセカンド・アルバム、「メイク・サムワン・ハッピー(Make Someone Happy)」から、スティービー・ワンダー(Stevie Wonder) の曲、「ロケット・ラブ」でした。 スティービー がソフトに歌う原曲とは違い、さらにジャージーに、そして、彼女の哀愁のある声によって新しい魅力が加わっています。 それではもう1曲、春にぴったりの LOVE SONG をお届けしましょう。この曲です。 つい一緒に、「イェァウ!」と歌いたくなってしまう曲。(笑) ジャズのスタンダード・ナンバーとしてお馴染みの、ナット・キング・コール(Nat King Cole) の「ラヴ」。 数々のミュージシャンが歌い続ける LOVE SONG ですが、今夜お届けしたのは、今年で75歳になるジャマイカン・ミュージシャン、リコ・ロドリゲス をリスペクトして、2006年につくられたアルバム、「ジャパ・リコ 〜リコ・ロドリゲス・ミーツ・ジャパン(Japa-Rico 〜Rico Rodriguez Meets Japan)」から、東京スカパラダイスオーケストラ・ウィズ・リコ・ロドリゲス で、「ラヴ」。 こんなリズムなら、つい子供たちとも一緒に、青空の下で、歌ってしまいそうですね。 THE ONE 世界中で時を越えて歌われる LOVE SONG。そんな名曲を生み出した、音楽界の偉人を、毎回1人ピック・アップして、そのアーティストが持つ世界を見つめるコーナー。「THE ONE」。 今夜ご紹介するのは、松任谷由実さんです。 それでは早速、松任谷由実さんの残した、愛の足跡(そくせき)をご紹介していきましょう。 もうこのイントロを聴くだけで、子供から大人まで口ずさめてしまう LOVE SONG。「やさしさに包まれたなら」。 TOKYO FM からお届けしている、LOVE UNITED「THE ONE」。お送りしたのは、荒井由実時代の1974年のアルバム、「ミスリム(MISSLIM)」から、「やさしさに包まれたなら」。 この曲は、まさに時代を超えた LOVE SONG の代表格ともいえる1曲です。 1989年の、「魔女の宅急便」のエンディング・テーマとして使用され、実に、15年もの時を越えて、リバイバル・ヒットを記録。その後も、広い世代に愛されている名曲です。 「小さい頃は神さまがいて 不思議に夢をかなえてくれた やさしい気持ちで目覚めた朝は おとなになっても 奇蹟はおこるよ カーテンを開いて 静かな木洩れ陽の やさしさに包まれたなら きっと 目にうつる全てのことは メッセージ」 今の時代だったらもう、本当に、それこそスピリチュアルなメッセージと、受け取れるんではないでしょうか。 この、ユーミンが、私たちに届けてくれる、想いというのはいつもいつもどの時代でも本当に心に、深く、届けてくれる、素晴らしい、メッセージだと思っています。 ユーミン・ファンの私としては、本当に、初めてこの曲を聴いたときから、今でもず〜っと変わらない気持ちを、持ち続けて、いられる、そんな素晴らしい、名曲です。 18歳でデビューした松任谷由実さん。ファースト・アルバム「ひこうき雲」でのキャッチ・コピーは、「魔女か!スーパーレディーか!新感覚派・荒井由実登場」。書いてありました。私も持ってます。そのアルバム。 しかしその音楽は、決して、大げさな言葉ではありません。デビューしてから今日までの37年間でリリースしたアルバムは実に、35枚。 彼女のつくる曲は、恋愛のバイブルと呼ばれ、まるで、映画を観ているかのように、恋のワン・シーンを歌い上げています。 お送りしたのは、1976年。荒井由実名義最後のアルバム、「14番目の月」から、「中央フリーウェイ」。 東京近郊に住んでいらっしゃる方ならこの「中央フリーウェイ」を聴きながら、中央自動車道をドライブした方も、多いのではないでしょうか。 その例に漏れず、わたくしも、初めて、この高速道路を通ったのは、右手に見える競馬場、左手にビール工場を見たくて、(笑) 通ったものでした。 好きな人の隣に座ってのドライブ・デート。幸せな乙女心はまさに、夜空に飛び立つ飛行機のように舞い上がる。そんな恋の楽しさが、洗練された曲の中に綴られ、爽やかな風を感じさせてくれる、素晴らしい LOVE SONG です。 まさに曲中の女性のように、松任谷由実さんは大恋愛の末、「14番目の月」がリリースされたその9日後に、アレンジャーでもあった松任谷正隆さんとご結婚されました。 いつまでもお互いを尊敬し合い、お互い影響し合っているという、松任谷ご夫妻。 「驚かされることも多いからこそ、続いているんだと思うけど、結婚生活時代には、甘い夢なんてあんまり持たない」。 多くの LOVE SONG をつくり続けている彼女だけに、意外な発言のような気がしますが、実際に、彼女の書く LOVE SONG の相手は、現実の人をモデルにすることは少ないそうです。 「LOVE SONG という設定を借りて、もっと他の風景とかを言いたいの。瞬間の、輝きみたいなことを」。この言葉を聞くと思わず、納得してしまいます。 彼女の描く LOVE SONG は、聴くだけで、空気の香りや温度まで伝わってくるような、そんな錯覚を覚える曲がたくさんあります。 それは、どこにでもあるきらめく瞬間を、曲として届けてくれているから。だから、女の子たちが聴いたときに、自分の彼氏とかに投影できるのかもしれないな〜と思う。 松任谷由実さんが描く LOVE SONG は、まさに、音楽という世界を旅する、彼女からのエア・メールなのかもしれません。 今年、デビュー37周年を迎える松任谷由実さんは、今月4月8日にニュー・アルバム、「そしてもう一度夢見るだろう」をリリースしたばかり。 「今回のアルバムは苦しみ抜きました」。とおっしゃる松任谷さんですが、だからこそ、今回のアルバムを、「最高の一枚」だと、自身を持って言えるのでしょう。 お送りしたのは、最新アルバム、「そしてもう一度夢見るだろう」から、「夜空でつながっている」。 「いつまでもミーハーでいられる自分を維持している」。という松任谷由実さん。現在、全国33か所61公演を行なうツアーの真っ最中です。 常に時代に感動し、そこにきらめく愛を発信し続ける偉人。LOVE UNITED「THE ONE」。今夜は、松任谷由実さんをピック・アップしました。 LOVE UNITED DUNLOP presents LOVE UNITED 私の愛しいあなたよ。 黄金に輝く一筋の光よ。 この道こそ、あなたに逢える道なのです。 私は、あなたと共にいたいのです。 私は心から、あなたにひと目逢いたいのです。 いつも心に思っています。 あなたに逢いたいと心から思っているのに、 それには、多くの時間が必要なのです。 あなたへの道は、苦悩の道ではなく、 とても甘く、祝福の鐘の鳴り響く道なのです。 心からあなたを求めています。 あぁ、私の神よ。 あなたにお逢いするには、 そんなに長くはかからないでしょう。 心の中に、いつもあなたがいてくれるのですから。 歌うことで、あなたの光を感じます。 私の愛しいあなたよ。 黄金に輝く一筋の光よ。 この道こそ、あなたに逢える道なのです。 愛の文字。それは、「LOVE LETTERS」。ここでは、LOVE SONG の歌詞に込められた世界を旅してみたいと思います。 お送りしたのは、ジョージ・ハリソン で、1970年のヒット・ナンバー、「マイ・スウィート・ロード」。 この「ロード」とは、アルファベットの「L」から始まる「LORD」。辞書によると、「主人、支配者」という意味があるようです。つまり、ジョージ・ハリソン が歌っているこの「マイ・スイート・ロード」とは、「私の愛しい主人」、つまり、神への想いを歌っています。 曲中にも出てきますが、コーラスで登場する、「ハレ・クリシュナ(Hare Krishna)」とは、ヒンズー教の最高神の名前で、2000年にリメイクされた「マイ・スイート・ロード」では、インドの民族楽器、シタールや、サントゥールを使い、彼のインドへのオマージュを感じさせる曲にもなっています。 LOVE UNITED「LOVE LETTERS」。今夜は、ジョージ・ハリソン の、「マイ・スウィート・ロード」を、ご紹介しました。 LOVE LETTERS TOKYO FM からお届けしている、DUNLOP presents「LOVE UNITED」。 お送りした LOVE SONG は、去年の春、アルバム「ナインティーン(19)」でデビューした、イギリスの若きソウル・シンガー。アデル で、「メイク・ユー・フィール・マイ・ラヴ」でした。 今年の2月、アメリカのグラミー賞で、最優秀新人賞に輝いたことも、記憶に新しいですね。 「私は全ての曲と歌詞を自分で書くの。だから、歌詞に書かれている全ての言葉は、私の心から出ているものだし、全ての言葉を理解できるの。だから自然と、情熱の込もった歌い方になるの」。と語る アデル。 しかし、今お送りした曲、「メイク・ユー・フィール・マイ・ラヴ」は、ボブ・ディラン(Bob Dylan) のカバー曲です。 「普通私は、他の人の曲を歌うのが苦手なの。だってちゃんと理解できていないからね。でもこの曲を歌っているとき、まさに私はこういうことを、自分で書いた曲で言いたかったの」。と語っています。 20歳になる アデル の気持ちと、ボブ・ディラン が56歳のときに歌った、「メイク・ユー・フィール・マイ・ラヴ」が、同じ愛のバイブレーションを放っているとは、これこそ、時を越えた LOVE SONG ですね。 さてこの番組では、みなさんからのメッセージや、リクエストをお待ちしています。番組ホーム・ページのアドレスは、「www.tfm.co.jp/lu」。 みなさんの、心の LOVE SONG。お待ちしております。 それではここで、あなたから届いたメッセージをご紹介しましょう。大阪府、ラジオ・ネーム「ミーちゃん」さんから。 「今井さんはじめまして。番組の雰囲気とちょっと違うかもしれませんが、私の好きな曲をリクエストします。友だちという存在の大きさを、改めて感じた曲です。今井さんは、友だちの大切さを感じる瞬間って、どんなときなのでしょう。」 というメールをいただきました。 友だちは本当に、宝物ですよね。誰にも、誰にも打ち明けられなかった気持ちとか、泣きごととか。そんなことを、ふっと、吐露できたとき。それを、黙って、「うんうん」って頷いて、聞いてくれるとき。 やっぱり、大切な家族とはまた違う、とても深い、絆を、感じることがあります。すごく支えられています。 それでは、今日のリクエストの曲を聴いてください。木村カエラで、「You」。 わたくし今井美樹がお送りしている「LOVE UNITED」。お送りしたのは、大阪府、ラジオ・ネーム「ミーちゃん」さんからのリクエストで、木村カエラ、「You」でした。 DUNLOP presents LOVE UNITED 「LOVE UNITED」。お送りしたのは、ユウジ・オオノ・アンド・ルパンティック・ファイブ・ウィズ・ミキ・イマイ「フィーリン・グッド(Feelin' Good)」。そのアルバムの中から、「瞳がほほえむから」をお送りしました。 大野さんたちのアルバム、今回のアルバムの中で3曲わたくしも参加させていただいております。 わたくしのこの、スタンダードともいえる曲。そして、ルパンの中のスタンダードの曲を、1曲。そして、「ムーン・リバー(Moon River)」という、スタンダード中のスタンダードを、1曲歌わせていただいております。 この季節にとても気持ちのいいグルーヴィーな、アルバムになっています。ぜひ聴いてみてください。 さて、今夜で4回目を迎えた「LOVE UNITED」もそろそろお別れの時間です。いかがでしたでしょうか。 ピンク色で彩られていた場所が、生まれたての柔らかな、緑色に、染まっていますね。爽やかな季節の風が本当に気持ちのいい今日この頃です。 今日も心地よく、夜のまどろみに、心を、委ねてください。 この番組では、世界中にきらめく数多くの LOVE SONG を集め、その世界を旅しながら、みなさんと幸せな時間を共有できる1時間にしていきたいと思います。 どうぞ来週も、この時間にお逢いしましょう。「LOVE UNITED」。お相手は、今井美樹でした。 この番組は、タイヤのフロンティアを紡ぐ、DUNLOP の提供でお送りしました。 |