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宇宙の中で、とても小さな愛。 愛 私を包む、母なる地球への愛。 愛 親から子へ、未来へつながる愛。 愛 自分の隣にいる、かけがえのない恋人への愛。 この地球に存在する、そんな全ての愛を称えるもの。 LOVE SONG (タイトルコール) DUNLOP presents... LOVE UNITED その歌を口ずさむだけで、あなたへの距離を縮め、多くの心をつないでいく。 この番組では、世界にきらめく LOVE SONG を集め、その曲の持つ、愛の世界を、みなさんと一緒に感じてみたいと思います。 恋人への愛。家族への愛。人間への愛。神への愛。 たくさんの愛が集う場所。「LOVE UNITED」。わたくし今井美樹がご案内いたします。 この番組は、タイヤのフロンティアを紡ぐ、DUNLOP の提供でお送りします。 DUNLOP presents LOVE UNITED DUNLOP presents「LOVE UNITED」。こんばんは。今井美樹です。「LOVE UNITED」では、世界中の LOVE SONG を集めて、愛ある時間をみなさんとご一緒できたらなと思っています。 1曲目にお送りしたのは、1988年の映画「カクテル(Cocktail)」から。南国の風を届けてくれる、ビーチ・ボーイズ で、「ココモ」でした。 そして、今お届けしているのは、イギリス人のアレンジャー、リチャード・アンソニー・ヒューソン(Richard Anthony Hewson) のプロジェクト、ラー・バンド で、1985年のアルバム「ミステリー(Mystery)」から、「クラウズ・アクロース・ザ・ムーン」でした。 なんかもう懐かしい、風が「ふわぁ〜」っと吹いてくる感じで、本当に、ついこないだのような気がしているんですけど。 1985年なんて、もう、20年以上前だと思うと、ぞっとしますね。(笑) 私にとってはついこないだのような気がするんですが。 それではもう1曲、春の夜にぴったりの LOVE SONG をお届けしましょう。眠れない夜、愛しい女性の悩ましい態度に翻弄される男心を歌った LOVE SONG。 「なぜ彼女は僕にあんな態度をとるんだろう。それが人間の本性だとわかっているんだけど。悩ましい」。男性なら、こんなふうに悩んだこと、あるかもしれませんね。 お送りしたのは、マイケル・ジャクソン で、「ヒューマン・ネイチャー」。 この曲は、1980年代を代表するバンド、「トト(TOTO)」の、デヴィッド・ペイチ(David Paich) と、スティーブ・ポーカロ(Steve Porcaro) がつくった曲です。 トト 特有の浮遊感あふれるシンセサイザーの音色に、ジャズやフュージョンのテイストも盛り込まれていて、マイケル・ジャクソン のヒット曲の中でも、名曲!と言える、1曲ではないでしょうか。 THE ONE 世界中で時を越えて歌われる LOVE SONG。そんな名曲を生み出した、音楽界の偉人を毎回1人ピック・アップして、そのアーティストが持つ世界を見つめるコーナー。「THE ONE」。 今週ピック・アップするのは、シカゴ です。懐かしいですね〜また。 それでは早速、偉人・シカゴ が残した、愛の足跡(そくせき)をご紹介していきましょう。 彼らがこの世に、最初に放った LOVE SONG。「クェスチョンズ・シックスティーセブン・アンド・シックスティーエイト」。 LOVE UNITED「THE ONE」。お送りしたのは、シカゴ で、彼らのデビュー・アルバム、「シカゴの軌跡(The Chicago Transit Authority)」から、彼らにとって最初の LOVE SONG、「クェスチョンズ・シックスティーセブン・アンド・シックスティーエイト」でした。 今年結成42周年を迎えたバンド、シカゴ。これまでに、30枚のアルバムをリリースし、これまでのレコードやCDの総売り上げは、既に、1億2,200万枚を突破。まさに、時代を超えたスーパー・バンドです。 この曲でもわかりますように、気持のいいブラス・サウンドに、洗練されたメロディーが シカゴ の特徴。そして、歌の中にはこんなメッセージが込められています。 「みんなが抱(いだ)くこのフィーリングは、突然現れるものなのか。ただすごく幸せなんだ。心の中に、美しく神秘的なものが現れる。心の奥深くのイメージで、みんなの顔が薄れていく。不幸なときの想いが、妨げられ、燃える恋だけが残る」。 愛がもたらす幸福感を高らかに歌っていますが、その中には、60年代の世相を反映し、暗い世情の中にも、愛があれば、未来は明るくなる。そんな願いも込められているのではないでしょうか。 当時のメンバーは7人。シカゴ管弦楽団で活躍するブラス編成を持つ彼らの音楽は、スケールが大きく、また、湧き上がる想像力は、新人とは思えない世界を展開していました。 1969年に、デビュー・アルバムとしては異例の、2枚組みをリリース。クラシックを彷彿とさせる彼らの世界観は、まるで人の人生を感じさせるようなストーリーが展開されています。 そして続いて、イントロを聴いただけで、緑眩しいセントラル・パークが、浮かんできてしまいそうな名曲をどうぞ。 お送りしたのは、1972年のヒット曲。「サタデー・イン・ザ・パーク」。 シカゴ の中心メンバー、キーボードの ロバート・ラム(Robert Lamm) が、生まれ故郷のニューヨーク、セントラル・パークの映像を観ながらつくったというこの曲。 緑あふれる、セントラル・パークで、人々が集い、楽しげに過ごしている風景が描かれ、アメリカ独立記念日をテーマにすることで、平和への祈りが込められた、名曲です。 「子供たち、耳を澄ましてごらん。全ては失われていないよ。人々が手を伸ばし合い、触れ合う。そんな、みんなが求めている祭典が待っているよ。本気で望めば、手に入るんだよ」。 人々が手を取り合い、笑顔があふれる世界。それは、私たち一人ひとりの志で手に入る。私たちに、勇気と希望の種を分けてくれる。そんな LOVE SONG なのではないでしょうか。 この曲、「サタデー・イン・ザ・パーク」は、1972年にリリースされたアルバム、「シカゴ・ファイブ(Chicago V)」に収録されています。 それまで2枚組みでアルバムをリリースしてきた彼らにとって、初めての、1枚という形式でしたが、このアルバムで初めて、全米ナンバー・ワンを獲得しました。 時代は1980年代へと変わり、シカゴ は、デビュー当時の、社会的メッセージ性の強いバンドから、美しい LOVE SONG をつくる、AORバンドへと、変化していきます。 結成から42年。メンバーの入れ替えはあったものの、デビュー当時から一貫して、彼ら シカゴ が守ってきたこと、それは、ミュージシャンとしての演奏する楽しさ。 そして、曲によってメイン・ボーカルを変えながら、美しいメロディーをつくり続けていく。そんな、音楽に対しての愛ある追求心が、私たちの心を打つのかもしれません。 創設メンバーの平均年齢が、65歳を迎える シカゴ ですが、現在でも積極的にツアーを行なっていて、今年は、アース・ウィンド・アンド・ファイヤー(Earth, Wind & Fire) と共に、30都市を回るツアーを展開中です。 そういえば去年、日本にも、いらっしゃいましたね。あのとき実は、ロバート・ラム さんから、もう熱烈な、リクエストがあって、布袋さんは、ステージで一緒に、プレイしたんですよ。(笑) 面白いですね。 それでは最後に、私たちにとって シカゴ の代名詞となっている LOVE SONG をお届けしましょう。 「恋人たちにも休暇は必要なのよ」と、距離を置こうとする恋人に、「行かないでほしい。「ごめん」と言うのは難しいけど、心から、君に謝りたいんだ」と、想いを歌う曲。シカゴ で、「ハード・トゥー・セイ・アイム・ソーリー」。 お送りしたのは シカゴ の名曲、「ハード・トゥー・セイ・アイム・ソーリー 〜素直になれなくて」。 時代が移り変わっても、音楽を愛し続ける シカゴ。LOVE UNITED「THE ONE」。今夜は、シカゴ をピック・アップしました。 LOVE UNITED DUNLOP presents LOVE UNITED 青々と揺れる麦畑の横で、 夜露に濡れた、草の上で、 クルクルと踊るの。 あなたの大きな靴を履いて。 ミルキーな黄昏どきに、 月明かりに照らされたダンス・フロアーに誘って、 蛍を躍らせて、銀色の月が輝く中、 キスしてほしいの。 あなたが子供のころ遊んだ、あの木の下で、 吊るしたタイヤに乗せて、優しく揺らして、 花飾りが揺れる帽子を持ってきて、 あなたのお父様の地図につけた印を辿りましょう。 霧で煙る夕日のもと、 月明かりがつくるステージで踊りましょう。 手を大きく広げて、手を大きく振り下ろして、 指揮者のように、蛍をダンスさせて、 そんな中で、キスしてほしいの。 そんな中で、キスしてほしいわ。 愛の文字。それは、「LOVE LETTERS」。ここでは、LOVE SONG の歌詞に込められた世界を旅してみたいと思います。 お送りしたのは、シックスペンス・ノン・ザ・リッチャー で、「キス・ミー」でした。 とてもロマンティックな風景の中で、女の子から、「キスして」。好きな人とのキスで、心も体も軽くなる、そんな気持を優しく歌っています。 アコースティック・ギターの音色、そして、ボーカル、リー・ナッシュ(Leigh Nash) の少しハスキーな甘い声が、心地よく耳に響きますね。 LOVE UNITED「LOVE LETTERS」。今夜は、シックスペンス・ノン・ザ・リッチャー の、「キス・ミー」をご紹介しました。 LOVE LETTERS わたくし今井美樹が、TOKYO FM からお送りしている、DUNLOP presents「LOVE UNITED」。 お送りした LOVE SONG は、1978年の LOVE SONG。シェリル・リン で、「ガット・トゥー・ビー・リアル」でした。 教会で育ち、幼い頃から聖歌隊で歌っていた シェリル・リン。彼女がデビューのきっかけをつかみ、ある日、ピアノに合わせてジャムをしていて、ふと出てきた言葉。それが、「ガット・トゥー・ビー・リアル 〜本物の愛じゃなくちゃ」。 そんな気持ちの盛り上がりを、天にも駆け上がるような彼女の声で歌い上げるこの曲。聴いている私たちも自然と、心も、体も、ハッピーになれる、そんな LOVE SONG ですね。 さて、この番組では、みなさんからのメッセージやリクエストをお待ちしています。どんどん、送ってください。お待ちしています。番組ホーム・ページのアドレスは、「www.tfm.co.jp/lu」。 みなさんの心の LOVE SONG を、お待ちしております。 それではここで、あなたから届いたメッセージをご紹介しましょう。神奈川県の「ケイコ」さん。32歳、女性の方ですね。 「今井さんの歌声が大好きでとっても癒されている一人です。」 ありがとうございます♪ 「こうしてリクエストをするのは初めてですが、いつも応援しています。娘が生まれたときに流行っていた曲です。恐らく、恋愛の曲だと思うのですが、歌詞を聴いていると、娘への、無償の愛と重なる気がして、とても気に入りました。自分ではなかなか歌えない曲なので、リクエストをします。」 という、メッセージをいただきました。 私も今、母親という、立場に、おりますので、LOVE SONG っていうのは本当に、そういう、子供に対してというかね、本当に無償の、愛を、歌っていると、そういうふうにどんどんどんどん、気持ちが重なってくるようになりました。 たくさんの LOVE SONG が、たくさんの愛へこうやって広がっていくんだなと思うと、これからね、音楽をつくっている私としても、もっともっと楽しみな気がしています。 それでは、リクエストをいただいた、曲をお送りしましょう。Crystal Kay で、「恋におちたら」。 わたくし今井美樹がお送りしている「LOVE UNITED」。お送りしたのは、神奈川県の「ケイコ」さんからのリクエスト。ドラマの主題歌にもなっていましたね。Crystal Kay で、「恋におちたら」。でした。 LOVE UNITED DUNLOP presents LOVE UNITED 「LOVE UNITED」。昨年2月にリリースになりました、わたくしのアルバムですが。「I Love a Piano(アイ・ラヴ・ア・ピアノ)」という、アルバムです。 その中からピアニスト・塩谷哲さんとのコラボレーションによる、「PRIDE(プライド)」。です。 このアルバム「I Love a Piano」は、わたくしが7人の、ピアニストの方、それぞれと、私の今までの曲を、「せーの」というかたちで(笑)スタジオで、2人で、向き合って、レコーディングした、曲たちが、集まっている作品になっています。 全く新しい空気をまとった、曲たちに生まれ変わっています。気持ちのいいアルバムですので、聴いてくださるとうれしいな〜と思います。 さて、そろそろお別れの時間です。今夜の「LOVE UNITED」はいかがでしたでしょうか。 5月のゴールデン・ウィークの真っ只中です。今日も、もしかしたら、遠出をして、すごく、疲れて。もう、お母さんも子供たちも後ろで寝ているのに、お父さん1人で運転しているのよ〜なんていう中で、聴いてくださっている方、たちも多いんじゃないかと思います。 ね。お休みで、この番組もいつもとは違う場所で聴いているという方もいらっしゃるかもしれませんね。 この番組はいつも本当に、この時間にふさわしい、気持ちのいい LOVE SONG を、これからも、みなさんにお届けしていこうと思っておりますので。 とても気持ちいいですけど、ぜひ、安全運転には気をつけてください。 この番組では、世界中にきらめく数多くの LOVE SONG を集め、その世界を旅しながら、みなさんと幸せな時間を共有できる、1時間にしていきたいと思っています。 どうぞ来週も、この時間にお逢いしましょう。「LOVE UNITED」。お相手は、今井美樹でした。 この番組は、タイヤのフロンティアを紡ぐ、DUNLOP の提供でお送りしました。 |