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宇宙の中で、とても小さな愛。 愛 私を包む、母なる地球への愛。 愛 親から子へ、未来へつながる愛。 愛 自分の隣にいる、かけがえのない恋人への愛。 この地球に存在する、そんな全ての愛を称えるもの。 LOVE SONG (タイトルコール) DUNLOP presents... LOVE UNITED その歌を口ずさむだけで、あなたへの距離を縮め、多くの心をつないでいく。 この番組では、世界にきらめく LOVE SONG を集め、その曲の持つ、愛の世界を、みなさんと一緒に感じてみたいと思います。 恋人への愛。家族への愛。人間への愛。神への愛。 たくさんの愛が集う場所。「LOVE UNITED」。わたくし今井美樹がご案内いたします。 この番組は、タイヤのフロンティアを紡ぐ、DUNLOP の提供でお送りします。 DUNLOP presents LOVE UNITED DUNLOP presents「LOVE UNITED」。こんばんは。今井美樹です。 この番組、「LOVE UNITED」では、世界中の LOVE SONG を集めて、愛ある時間をみなさんとご一緒できたらなと思っています。 今日の１曲目にお送りしたのは、シンプリー・レッド の名曲。1991年に、全世界で2,300万枚もの、大ヒットを記録したアルバムから、「スターズ」。 そして、今お送りしているのは、今から12年前、Cocco(こっこ) のデビュー・アルバム、「ブーゲンビリア」から、「やわらかな傷跡」。 彼女の全国ツアーを追いかけた映画、「大丈夫であるように」が去年公開され、彼女の放つ、命へのメッセージは多くの人々を魅了しました。 彼女の歌う歌には、キラキラと眩しいほどの愛が詰められていて、ときには、眩しすぎて、思わず、手をかざしたくなる。そんなシンガーです。 それではもう１曲。最近コマーシャルでも使われ、改めて注目されている曲でもあります。 お送りしたのは、ブッカー・ティー・アンド・ジ・エムジーズ で、「ジャマイカ・ソング」。 子供たちの声や、波の音そして手拍子。なんともほのぼのと楽しそうに歌っている名曲です。 「子供たちが踊っている。お日様の中で踊ってる。コンガのビートに合わせて、とても、愉快に楽しそうにしている」。 思わず一緒に歌いたくなる、そんな、優しい LOVE SONG ですね。 THE ONE 世界中で時を越えて歌われる LOVE SONG。そんな名曲を生み出した、音楽界の偉人を、毎回１人ピック・アップして、そのアーティストが持つ世界を見つめるコーナー。「THE ONE」。 今週ピック・アップするのは、マライア・キャリー です。 それでは、偉人 マライア・キャリー が残した愛の足跡(そくせき)をご紹介していきましょう。 まずは、彼女の輝かしい歴史の一歩を飾った、この曲から。1990年にリリースされた、彼女のデビュー・シングルで、「ビジョン・オブ・ラヴ」。 LOVE UNITED「THE ONE」。お送りしたのは、マライア・キャリー で、「ビジョン・オブ・ラヴ」。 去年11歳年下の若手俳優でラッパーの、ニック・キャノン(Nick Cannon) と結婚した マライア・キャリー。 ７オクターブを使いこなす素晴らしい歌声はもちろん、愛らしいルックスに、作曲、作詞の才能と誰もがあこがれるディーバです。 しかし、全てが天からの授かりもの という訳ではありません。そう、彼女の幸せは、彼女自身が築き上げてきた夢と、努力の結晶なのです。 1970年3月。彼女は、ニューヨークの郊外、ロングアイランドで生まれました。父親は、ベネズエラ系の黒人、母親は、アイルランド系のオペラ歌手。 姉と兄に囲まれて育った彼女を待ち構えていたのは、必ずしも裕福で、温かい家庭ではありませんでした。両親の離婚、そして、転々と変わる家。14歳までに引っ越した回数は13回。 幼いころから見せ始めていた歌の才能。そんな自分の才能を受け継いだ娘のために、母親は、厳しい経済状況の中でも、ボーカル・レッスンを受けさせ、常に、優しく見守ってくれていました。 そんな マライア・キャリー の夢は、もちろん、歌手になること。どんなに苦しいときでも、彼女には、音楽という目標があり、「私は歌えるんだ！」という、自信がみなぎっていました。 そんな彼女は、中学２年生のときに、友だちと曲をつくり始めます。そんな彼女のファン１号は、やはり、家族でした。 兄の モーガン(Morgan) は、彼女がつくる曲が大好きで、マライア が16歳になったとき、誕生日プレゼントとして、プロ用の24トラックある録音スタジオを借りて、デモ・テープをつくらせました。 そのとき出逢ったのが、後に多くのヒット曲を競作した、ベン・マーギュリス(Ben Margulies)。彼と意気投合した マライア は、寝るのも惜しんで曲づくりを始めます。 学校などでは、あまり歌うことをしなかった彼女でしたが、ハイスクールを卒業後、ベンと作ったデモテープを握りしめて、単身で、マンハッタンへと向かったのです。 穴の開いたスニーカーに、黒いストレッチ・パンツ、丈の短い上着を着た彼女は、レコード会社の門を叩き続けますが、ことごとく門前払いされてしまいます。 そんな中、知り合いから紹介されたのが、R&Bシンガー、ブレンダ・ケイ・スター(Brenda K. Starr)。ブレンダ は、マライア の才能を認め、様々な人へ紹介してくれたのです。 1988年、ブレンダ の紹介がきっかけで顔を出した、あるレコード会社のパーティー。あまり社交的でなかった マライア が、勇気を出して差し出した１本のデモ・テープ。 最初は、別の人物に差し出したものでしたが、その横から持ち去ったのが、当時、コロンビア・レコードの社長であった、トミー・モトーラ(Tommy Mottola) だったのです。 この瞬間から、彼女が想像もしなかったシンデレラ・ストーリーが始まったのです。 お送りしたのは、1997年のシングル、「バタフライ」。 １本のデモ・テープから、まさに蝶のように羽ばたいた マライア。デビュー・アルバムの制作時から、彼女は、「私は曲づくりの全てにかかわりたいんです」と、積極的に行動していきます。 一方コロンビア・レコードの、マライア・キャリー にかける熱意は相当なものがあり、次々と名プロデューサーを揃えては、彼女の魅力を最大限に引き出せるレコーディングを展開していきます。 そして、世界に発表されたデビュー・シングル、「ビジョン・オブ・ラヴ」で、「７オクターブを持つ奇跡の声」と評され、次々とヒット・チャートの歴史を塗り替えていきます。 充実した毎日。天にも舞い上がる気分の中、彼女は、これまで、自分を支えてくれた人たちへの感謝の気持ちを忘れたことはありませんでした。 デビュー・アルバムは、ロングアイランドで主婦をしている姉に捧げられ、母親の名前から、コロンビアのスタッフ、そして、こんな幸運を与えてくれた、神の名まで、クレジットされています。 さらに、デビュー・シングル、「ビジョン・オブ・ラヴ」のEP盤からの収益の一部を、様々な慈善団体へ寄付することを決め、その後も、自分の育った体験からできる限り、寄付活動を行なっています。 「どんな子供たちにも、自分の好きなものになれるチャンスはある」そんな想いを伝えていきたいと語る マライア。これからも、彼女の想いは変わることはなさそうです。 一方、彼女自身のプライベートでは、デビューから３年が経った頃、彼女は初めて、自分のロマンスについて語ります。 「ロマンスなんて自分には縁が無いと思っていたの。彼は、私の理想の人よ」。彼女を見出したコロンビアの社長、トミー・モトーラ。 そう、彼女の魅力を一番理解し、そばで彼女を育ててくれた人が、最愛の人となったのです。 マライア 23歳、トミー 43歳。しかし、幸せな結婚生活は長くは続きませんでした。1998年、２人は離婚し、それぞれの道へと踏み出します。 そのとき彼女はこう述べています。 「私は トミー を愛しています。彼は、これからもずっと、私の家族の一員です。でも今は、私が独立した、一人の女性として、成長するときなんです」。 お送りしたのは、去年リリースされたアルバム、「イー・イコール・エムシー・スクエアード(E=MC2)」から、「バイバイ」。 トミーとの離婚後、彼女は、禁止されていたヒップ・ホップ色の強いアルバムを次々と発表していきます。 それは、彼女自身の育ってきた環境に誇りを持ち、自立し、そして、最も愛するR&Bの音楽界でも認めてもらいたい。そんな強い想いの表れでした。 「等身大の私を見て」と、自由に歌う マライア・キャリー。しかし、バラードの女王と呼ばれた、彼女の人々を愛する気持ちは、昔から変わっていません。 自分が神から授かった才能、自分の使命。デビュー当時から、彼女が目指してきたこと。最高のポップ・ミュージックをつくること。そして、その音楽で、人々をハッピーにすること。 自分に正直に生き、強く、優しく、愛を歌う マライア・キャリー。 LOVE UNITED「THE ONE」。今夜は、マライア・キャリー をピック・アップしました。 LOVE UNITED DUNLOP presents LOVE UNITED 愛してる。 そんな言葉が聞きたいんじゃないんだ。 言ってほしいんじゃない。 ただ、気づいてほしいだけなんだ。 言葉で言うのなんて簡単だよ。 でも、もっと素直に、「愛している」って 伝える方法は、あるんじゃないかな。 感情に表してくれればいいんだよ。 何気ない言葉や、仕草でさ。 そうしたら、君が「面倒くさい」って思っている、 「愛してるわ」なんて、言わなくてもいい。 べつに僕は、その言葉だけがほしいんじゃないんだ。 もっと素直になってくれたら、僕だってわかるよ。 もしも僕が傷ついたら、 君は何をしてくれる？ もしも、「I LOVE YOU」という、 その囁きを奪ってしまったら、君はどうする？ 僕は今、君にわかってほしくて話しているけど、 君はただ、目を閉じて、手を差し伸べてくれるだけでいい。 そう、ただ僕に触れ、 そばに引き寄せて抱き締めてくれ。 それだけで、僕には充分伝わっているよ。 君が僕を愛しているって。 二度と離さないでくれ。 「愛している」って言わなくったって、 僕にはわかるんだよ。 言葉よりも大切なこと、あると思うんだ。 愛の文字。それは、「LOVE LETTERS」。ここでは、LOVE SONG の歌詞に込められた世界を旅してみたいと思います。 お送りしたのは、エクストリーム の1990年の大ヒット曲。「モア・ザン・ワーズ」。 当時のハードロック・シーンで、新星として注目されていた エクストリーム。セカンド・アルバムで放ったこのアコースティック・バラードは、全米でナンバー・ワンを獲得するシングル・ヒットとなり、一躍、世界にその名を知らしめたのです。 「I LOVE YOU」って言うのは簡単だけど、そう言ってほしいんじゃないんだよ。態度で表してくれよ。俺わかるから」。 なんとなく、男性がかわいく思えてしまうラヴ・バラード。日本人はあまり「愛してる」って言う習慣が少ないだけに、なんだかちょっとくすぐったい気持ちに、なってしまいますけれど。 でも確かに、手をつないだり、ハグしたり。そんな何気ない仕草の中に、愛しているって気持ちを、感じたりしますよね。 LOVE UNITED「LOVE LETTERS」。今夜は、エクストリーム の、「モア・ザン・ワーズ」を、ご紹介しました。 LOVE LETTERS わたくし今井美樹が、TOKYO FM からお送りしている、DUNLOP presents「LOVE UNITED」。 お送りした曲は、フェイ・ウォン(王菲) で、「ドリームズ」。 元々は、アイルランドのバンド、「ザ・クランベリーズ(The Cranberries)」の曲ですよね。オリジナルのほうも大好きですけども。 この フェイ・ウォン バージョンは、金城武さんが出演していた1994年の映画、「恋する惑星」の主題歌として、ご存知の方も、多いんじゃないでしょうか。 ちなみにこの「恋する惑星」という映画はね、監督の ウォン・カーウァイ(王家衛) さんとか、金城さんもそうですけど。本当に、アジアの映画が、アジアの壁を越えた、その瞬間が、この映画だったんじゃないかと、思ってしまいますけれど。 そこに、この、音楽が、「パァー」っと広がっていく、そんな風景がとても、今でも、印象的に残っています。 英語のバージョンと広東語のバージョンがありますけれども、彼女の歌う広東語の美しさがね、耳に残る、素敵な、名曲ではないでしょうか。 さてこの番組では、みなさんからのメッセージやリクエストをお待ちしています。番組ホーム・ページのアドレスは、「www.tfm.co.jp/lu」。 リクエストを採用させていただいた方には、5,000円分のミュージック・ギフトをプレゼントしております。素敵な音楽の世界を、楽しんでくださいね♪ みなさんの、心の LOVE SONG、お待ちしております。 それではここで、あなたから届いたメッセージをご紹介いたしましょう。岐阜県、「音楽好きッチ」さん。19歳の専門学校生の方からです。 「毎週必ず聴いています。最近落ち込むことが多いのですが、このラジオを聴いていると元気が出るし、心が温かくなります。」 うれしいわ〜♪本当に。ありがとう。 「リクエストですが、あまり音楽を聴かないおじいちゃんが、この曲を聴いて泣いていました。「テンポが速すぎてよくわからんが、歌詞で泣けた。おばあちゃんやお前たちとず〜っと一緒にいたいなぁ」と、淋しげに言っていました。そのときのおじいちゃんの姿が、心に沁みました。」 もう読んでて鼻の奥がツーンとしてくるんですけど。(笑) 音楽っていうのは本当に、すごい力を持っているっていうのは、よくこの番組でも、話させていただいていますけれど。 小さい子供、うちの６歳の娘もそうです。ちゃんと感じるんですよね。小さい子供もそうだし、人生の大ベテランの方たちも、ちゃんと、何か、届いていくっていうのは、すごくうれしいな〜と思います。 その力を信じて、私もこれから、もっともっと音楽していきたいな〜と、今日またさらに思いました。 それでは、今日のリクエストを、ご紹介しましょう。JUJU with JAY'ED(ジュジュ・ウィズ・ジェイド) で、「明日がくるなら」。 わたくし今井美樹がお送りしている「LOVE UNITED」。お送りしたのは、「音楽好きッチ」さんからのリクエスト。JUJU with JAY'ED で、「明日がくるなら」でした。 「音楽好きッチ」さんにはミュージック・ギフト・カードをプレゼントいたします。素敵な音楽との出逢い、期待していますね♪ DUNLOP presents LOVE UNITED TOKYO FM からお届けしている「LOVE UNITED」。お送りしたのは、テイク・シックス で、「ビゲスト・パート・オブ・ミー」。 大好きなのこの曲。ぜひ聴いていただきたくて今日、私のリクエストでかけさせていただきました。 さてそろそろお別れの時間です。今夜はいかがでしたでしょうか。 窓開けて、夜風を感じながら走る、夜のドライブもなんだか気持ちのいい季節になってきましたね。ドライブ中の方はリラックスした時間を味わいながら、でも、安全運転してくださいね。 この番組では、世界中にきらめく数多くの LOVE SONG を集め、その世界を旅しながらみなさんと、幸せな時間を共有できる、そんな１時間にしていきたいと思います。 どうぞ来週も、この時間にお逢いしましょう。「LOVE UNITED」。お相手は、今井美樹でした。 この番組は、タイヤのフロンティアを紡ぐ、DUNLOP の提供でお送りしました。 |