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宇宙の中で、とても小さな愛。 愛 私を包む、母なる地球への愛。 愛 親から子へ、未来へつながる愛。 愛 自分の隣にいる、かけがえのない恋人への愛。 この地球に存在する、そんな全ての愛を称えるもの。 LOVE SONG (タイトルコール) DUNLOP presents... LOVE UNITED その歌を口ずさむだけで、あなたへの距離を縮め、多くの心をつないでいく。 この番組では、世界にきらめく LOVE SONG を集め、その曲の持つ愛の世界を、みなさんと一緒に感じてみたいと思います。 恋人への愛。家族への愛。人間への愛。神への愛。 たくさんの愛が集う場所。「LOVE UNITED」。わたくし今井美樹がご案内いたします。 この番組は、タイヤのフロンティアを紡ぐ、DUNLOP の提供でお送りします。 DUNLOP presents LOVE UNITED DUNLOP presents「LOVE UNITED」。こんばんは。今井美樹です。 「LOVE UNITED」では、世界中の LOVE SONG を集めて、愛ある時間を、みなさんとご一緒できたらな〜と思っています。 今日の１曲目にお送りしたのは、Michael Jackson で、「I Just Can't Stop Loving You」でした。 そして、今お送りしているのは、小野リサさんで、「I Can't Stop Loving You」。 タイトルはほとんど同じですが、雰囲気は全然違いますよね。しかしどちらも、いい曲ですね。 音楽に癒される。そんな言葉がぴったりな２曲をお送りしました。 THE ONE 世界中で時を越えて歌われる LOVE SONG。そんな名曲を生み出した、音楽界の偉人を、毎回１人ピックアップして、そのアーティストが持つ世界を見つめるコーナー。「THE ONE」。 今夜ピックアップするのは、坂本龍一さんです。 70年代後半、YMO で一世を風靡し、87年には、映画「ラストエンペラー」で、アカデミー賞・作曲賞を受賞。その他にも、数多くの名作を残しているのは、みなさんもご存知ですよね。 環境問題への関心も高く、アーティストだけではなく、多くの人に影響を与えています。 そんな坂本さんは、どんな愛を秘めて、今ここにあるのでしょうか。 今週は、そんな坂本龍一さんの世界を旅してみたいと思います。それではまずは、この曲からスタートしましょう。 LOVE UNITED「THE ONE」。今週は坂本龍一さんをピックアップしています。お送りしているのは、「戦メリ」ですね。「戦場のメリークリスマス」。 「Ennio は、どんな音楽でもその場ですぐに書いたぜ？」。これは、イタリアを代表する映画監督、Bernardo Bertolucci が、「ラストエンペラー」の撮影現場で、坂本龍一さんに放った言葉。 彼はニヤッと笑いながらつぶやき、それは、坂本さんを奮起させるに充分な言葉でした。 坂本さんが初めて、Bernardo Bertolucci に出逢ったのは、1983年、31歳のときでした。 坂本さんが出演し、音楽も担当した映画、「戦場のメリークリスマス」が、カンヌ国際映画祭に出品され、坂本さんも、映画祭に出席。その華やかな会場で対面したのです。 Bertolucci監督から、「ラストエンペラー」へ、俳優として出演依頼があったのは、この対面から３年後。坂本さんは役者として、撮影現場である中国へと乗り込みました。 撮影は概ね順調にスタート。ところがある日、Bertolucci監督は、主人公が、皇帝に即位する重要なシーンに、「生の音楽を使いたい」と言い出し、その音楽を、坂本さんに、「今、すぐつくれ！」とオーダーしたのでした。 これはかなり無茶な要求でした。芸大時代に、民俗音楽を勉強していたものの、中国の音楽はほとんど聴いたことがなかった坂本さん。知識も、機材もない上に、作曲と録音に与えられた時間は、わずか３日。 戸惑う坂本さんに、Bertolucci監督が言った言葉、それが、「Ennio はどんな音楽でも、その場ですぐに書いたぜ？」だったのです。 「Ennio」とは、映画音楽の巨匠、Ennio Morricone。そんな大物を引き合いに出して、闘争心をかき立てられたら、やらないわけにはいきませんよね。 結局坂本さんは３日で全ての工程を終え、見事、音楽を完成させたのです。その実績から、坂本さんは他のシーンの音楽も任されることになり、最終的には44曲を作曲。 実のところ、撮影中、Bertolucci監督には、Ennio Morricone から、「音楽をやらせて欲しい！」と、売り込みの電話が入っていたそうです。 そんな巨匠からのラヴコールを断って、坂本さんにオファーをしたのですから、Bertolucci監督がいかに、坂本さんに惚れ込んでいたのかがわかります。 そして、「ラストエンペラー」は、アカデミー賞９部門を獲得。坂本さんも見事、作曲賞を受賞し、これをきっかけに、多くの映画音楽を担当し、「世界のサカモト」と言われるようになったのです。 LOVE UNITED。お送りしているのは、坂本龍一さんで、「energy flow」。 「木を植える音楽家」。最近では、坂本さんのことをこんなふうに呼ぶ人がいます。 それは、ご自身のコンサートを開催することで生じる、CO2の排出量を換算し、その分だけ、CO2を吸収する木を、森に植える という、「カーボン・オフセット」を積極的に行なっているから。 坂本さんが環境問題に興味を持った直接的な動機は、子どもたちの世代が、大人になった10年後、20年後の悲惨な世界を、鮮明に想像することができたからだといいます。 未来に希望が持てなくなったのは、1990年、ニューヨークに移住してからのこと。翌年に起こった湾岸戦争や、ルワンダ紛争のニュースを見て、激しい嫌悪感を抱いたそうです。 「アフリカの内戦や、飢餓の問題は、結局、環境問題につながっている」。坂本さんのこうした考えは徐々に深くなっていきました。 そして決定的だったのは、2001年に起こった、アメリカ同時多発テロ。このとき、坂本さんは自宅から外に飛び出し、煙が吹き出す World Trade Center を肉眼で見て、経験したことのない恐怖に襲われたのです。 「早くニューヨークから脱出したい」。「また、いつテロが起こるかわからない」。坂本さんは、恐怖におののき、その後、四輪駆動車を買って、１ヶ月分の水と食料を、車に詰め込んだといいます。 ガスマスクも購入したというのですから、その恐怖が、どれほどのものだったのか、容易に想像することができます。 こうした経験から、坂本さんは環境問題や、平和問題、さらに、さまざまな社会問題について、意識的に発言するようになったのです。 「エゴから発生するエコ」。ツアー中、坂本さんやスタッフは、水道水をマイ水筒に入れて、持ち歩いているそうです。 それは、「水道水を飲むことで、環境を汚してはいけない！」という意識が高まり、ペットボトルの使用も減らすことができるから。 坂本さんご自身は、自らのエコ活動を、「安全な食品、綺麗な水が飲みたいという欲望を、実現させるためのエゴだ」とおっしゃっていますが、その言葉の裏には、自分以外の他者を想う、深い愛が隠れているように思えてなりません。 LOVE UNITED。お送りしているのは、細野晴臣さんのトリビュート・アルバムから、坂本龍一＋嶺川貴子で、「風の谷のナウシカ」。 「他者との関わりが、自らの音楽を発展させる」と語る坂本さん。今はインターネットを使って、新しいスタイルで多くの他者とコンタクトしています。 今年初めには、韓国でピアノ・コンサートを開催し、その模様を Ustream で、無料中継して、16万人のユーザーを集めました。パブリック・ビューイングできる会場は、400ヶ所以上もあったといいます。 ただし、インターネットの普及で、多くの人に聴いてもらえる時代であっても、坂本さんにとってそれが、音楽をつくる動機ではありません。 「顔の見えないユーザーのために音楽をつくるのではなく、つくりたい音楽があるからやっているのです」。と語る坂本さん。 坂本さん流に言えば、自分の欲望を実現させるためのエゴ。ただし、そのエゴは、エコのように、多くの人のためになる、愛にあふれたものであることは、間違いないように思います。 LOVE UNITED「THE ONE」。今夜は、坂本龍一さんをピックアップしました。 LOVE UNITED DUNLOP presents LOVE UNITED 季節が過ぎていく。 そして、周りが少しずつ変わっていく。 そんな日々の中でも、 あなたは自分の道を、どうか失わないで。 遥かな道程を歩いてきた。だから諦めてはだめ。 信じていれば、きっと叶うはずよ？ 信頼、希望、そして、栄光。 あなたの信じるものを、忘れてはいけないわ。 力を合わせれば、夢はきっと生き続ける。 そして、希望へと導いてくれるわ。 強い風の中では、心が折れることもある。 そのときは、星を探して。 最後まで諦めてはいけないわ。 山もあれば谷もある。 でも、涙を洗い流す泉もあるわ。 言葉はあまりに弱いけど、 それでも人は祈るの。 たとえ暗闇の中だとしても、 太陽を思うことはできる。 光を感じることはできるわ。 力を合わせれば夢はきっと生き続ける。 そして、希望へと導いてくれるわ。 だから、諦めてはだめ。 願いはきっと叶うはずよ。 愛の文字。それは「LOVE LETTERS」。ここでは、LOVE SONG の歌詞に込められた世界を旅してみたいと思います。 お送りしているのは、Diana Ross で、「If We Hold On Together」。 60年代は The Supremes のボーカルとして Motown を支え、70年代以降は、ソロとして、たくさんの名曲を残してきた Diana Ross。みなさんもよくご存知のアーティストだと思います。 この曲は、1988年に公開された映画、「リトルフット」の主題歌としてリリースされた曲でした。 そして、日本では、今からちょうど21年前になりますね。わたくしが出演させていただいておりましたドラマ、「想い出にかわるまで」の、テーマ曲としても、使われていた曲です。 歌詞の内容を改めて見ると、とてもストレートな人生への応援歌ですよね。これからの道程の中で、どんなに困難が来ようとも、決して夢を諦めないで頑張ってほしい。そんな想いが、強い言葉ではありませんが、温かな優しさとして歌われています。 夢に挫けそうになったとき、立ち止まってしまったとき、そんなときに、やさしくそっと手を差し伸べて、支えてくれる、力を与えてくれる。 この曲は、頑張っている全ての人を、大きな優しさで包み込んでくれるような、そんな素敵な LOVE SONG です。 LOVE UNITED「LOVE LETTERS」。今夜は、Diana Ross の、「If We Hold On Together」をご紹介しました。 LOVE LETTERS わたくし今井美樹が TOKYO FM からお送りしている、DUNLOP presents「LOVE UNITED」。 お送りしているのは、槙原敬之さんで、「春よ、来い」。言わずと知れた、わたくしの大好きなユーミンのカバー、ですね。 このカバーは、松任谷由実さんの歌手生活30周年を記念してリリースされたアルバム、「Queen's Fellows」に収められています。 槙原さんの他にも、スピッツや、井上陽水さん、大貫妙子さん、椎名林檎さんなどたくさんのアーティストが、ユーミンの曲をカバーしております。 気になった方は、ぜひ、チェックしてみてくださいね♪ さてこの番組では、みなさんからのメッセージやリクエストをお待ちしております。番組ホームページのアドレスは、「www.tfm.co.jp/lu」。 番組では、リクエストを採用させていただいた方に、5,000円分の、Amazon のショッピング・カードをプレゼントしております。 みなさんの心の LOVE SONG、お待ちしております。 それではここで、みなさんから届いたメッセージをご紹介いたしましょう。神奈川県、「シーアイ」さん。48歳の男性の方です。 震災の犠牲者の方々、心より、お見舞い申し上げます。でも、日本の本当の力を発揮していこうではありませんか。 今回、ラジオ放送の役割を再認識いたしました。関東地方在住の私は、計画停電などで、鉄道を使えないときには、片道１時間の徒歩通勤。 でも不便であっても、節電や、募金活動だけは、今後も続けたいと思っています。 という、メッセージをいただきました。 本当に、一人ひとりの方がこうやって、こんなふうに、思っているということ自体が、なにしろすごい、エネルギーに、なっていると、思います。 今はネットなどが、発達しているからテレビだけではなくいろんなところで、いろんな人の気持ち、を、見聞きすることが、できますけれども。 こんなに、年齢を問わず、たくさんの、いろんな方たちから、いろんなところに、自分の想いを、伝えて、それはもう世界からもですよね。 それをまた、私たちも、たくさんの愛のこもった想いを、見聞きすることができる。自分の想いも伝えることができるし、それをまた、見聞きすることができる。 それは本当に、ものすごい、力となって、いろんなところで大きな、励ましになっているんじゃないかなと思っています。 私たち自身が、私自身がそれで、たくさんの勇気とか、そんな大いなる力をもらっています。 なんだか、この、先週もそうですけれども、いただいたメッセージで、私も、「よし！ 頑張って音楽していこう」と、(笑) 力をもらって、います。 それでは神奈川県、「シーアイ」さんからの、リクエストで、一青窈さん、「ハナミズキ」。 わたくし今井美樹がお送りしている「LOVE UNITED」。お送りしたのは、神奈川県の「シーアイ」さんからのリクエスト。一青窈さんで、「ハナミズキ」でした。 「シーアイ」さんには、Amazon のショッピング・カードをプレゼントします。素敵な音楽との出逢い、期待していますね。 LOVE UNITED TOKYO FM からお届けしている「LOVE UNITED」。お送りしているのは、今井美樹で、「春の日」。 この季節になると、どうしても、みなさんに届けたくなる、そんな１曲です。 地震から、明日で、もう１ヶ月が経ちますね。「復興」という言葉はまだまだ、遠いという方も、たくさん、いらっしゃると思いますが。 でも、被災者の、方たち自身が、上を向いて、前を向いて、歩いていらっしゃる。その姿を見て、私たち、遠くから、何しろ、本当の力をもらっているような気がしています。 自分たちのできることを一生懸命、やっていこうと、日本中が、思っている、そんな、たくさんの愛が生まれていると、信じています。 再来週になりますか、4月22日は、世界中の人と、地球のことを考える、そんな想いから生まれた、「世界アースデイ」です。 4月22日「アースデイ」に行なわれる、「アース＆ヒューマンコンシャスライブ2011」に、わたくしも、参加させていただくことに、なっています。 今年は、その、「地球を愛する」というメッセージに加えて、「命を愛し、つながる心」。ヒューマンコンシャスのメッセージを、全世界のラジオ局に向けて発信するという、ライブに、なっています。 音楽で、愛を届ける、そんなライブができたらいいなと思っています。お時間がある方は、ぜひ、足を運んでみていただけると、うれしいです。 この番組では、世界中にきらめく、数多くの LOVE SONG を集め、その世界を旅しながら、みなさんと幸せな時間を共有できる１時間にしていきたいと思っています。 どうぞ来週もこの時間にお逢いしましょう。「LOVE UNITED」。お相手は、今井美樹でした。 この番組は、タイヤのフロンティアを紡ぐ、DUNLOP の提供でお送りしました。 |