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LOVE UNITED


〜 第108回 〜 2011.05.01 Sun


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宇宙の中で、とても小さな愛。




私を包む、母なる地球への愛。




親から子へ、未来へつながる愛。




自分の隣にいる、かけがえのない恋人への愛。


この地球に存在する、そんな全ての愛を称えるもの。

LOVE SONG




(タイトルコール)

DUNLOP presents... LOVE UNITED



 その歌を口ずさむだけで、あなたへの距離を縮め、多くの心をつないでいく。

 この番組では、世界にきらめく LOVE SONG を集め、その曲の持つ愛の世界を、みなさんと一緒に感じてみたいと思います。

 恋人への愛。家族への愛。人間への愛。神への愛。

 たくさんの愛が集う場所。「LOVE UNITED」。わたくし今井美樹がご案内いたします。




♪ YUKI 「 ひみつ 」




DUNLOP presents 「LOVE UNITED」
この番組は、タイヤのフロンティアを紡ぐ、DUNLOP の提供でお送りします。






(タイトルコール)

DUNLOP presents LOVE UNITED





♪ Peter Frampton 「 Baby, I Love Your Way 」




 DUNLOP presents「LOVE UNITED」。こんばんは。今井美樹です。

 「LOVE UNITED」では、世界中の LOVE SONG を集めて、愛ある時間をみなさんとご一緒できたらなと思っています。

 今日の1曲目にお送りしたのは、YUKI さんで、「ひみつ」でした。

 そして今お送りしているのは、Peter Frampton で、「Baby, I Love Your Way」。

 「Big Mountain のカバーを知っている!」という方も多いかもしれませんが、Peter Frampton といえば、1976年にリリースされた、ライブ・アルバム、「Frampton Comes Alive!」がとても有名です。

 この年一番売れたアルバムとなり、ライブ・アルバムとしても、最も売れたアルバムのひとつに数えられているアルバム。

 当然、この曲も収められています。時代を越えて愛される。そんな1曲です。





(コーナータイトルコール)

THE ONE



 世界中で時を越えて歌われる LOVE SONG。そんな名曲を生み出した、音楽界の偉人を、毎回1人ピックアップして、そのアーティストが持つ世界を見つめるコーナー。「THE ONE」。

 今週ピックアップするのは、Lady Antebellum です。今年のグラミー賞でも注目を集めた、カントリー・グループですね。

 Taylor Swift をはじめ、最近日本でも、カントリーに属するアーティストの曲がヒットするようになってきました。

 親しみやすいサウンドが、受け入れやすいのでしょうか。私たちの琴線に触れる何かが、そこにあるのでしょうか。

 今週は、そんな Lady Antebellum の、愛の足跡(そくせき)をご紹介していきましょう。まずは、この LOVE SONG から。




♪ Lady Antebellum 「 I Run To You 」




 LOVE UNITED「THE ONE」。今週は、Lady Antebellum をピックアップしています。お送りしているのは、「I Run To You」。

 この、「I Run To You」は、東日本大震災の支援としてつくられたコンピレーション・アルバム、「SONGS FOR JAPAN」に収録されております。

 彼らは、今回の震災を受けてメッセージを寄せています。「地震と津波の報道を見るたびに、心が痛みます。私たちの想いと祈りは、日本のみなさまと共にあります」。

 Lady Antebellum。今年のグラミー賞でも話題となり、既にご存知の方も多いと思います。

 アコースティックで気持ちのよいパフォーマンスを見せてくれる彼らは、Charles KelleyDave Haywood、そして、紅一点の、Hillary Scott の3人組。

 アメリカでは、カントリー・グループとして高い人気を誇っていますが、彼らがつくり出す音楽は、ジャンルを越え、多くの人の心に響いています。

 彼らの出逢いは、「マイスペース」。中学からの幼馴染み、CharlesDave は、生まれ故郷のジョージアから、音楽の夢を追いかけ、今から7年前、カントリーの聖地、テネシー州・ナッシュビルにやって来ました。

 当時、Charles は、自分の音楽を、「マイスペース」で公開していましたが、その音楽を聴いてファンになったのが、ナッシュビル育ちの、Hillary

 カントリー・ミュージシャンの両親を持つ彼女は、偶然、街のバーで Charles を見かけます。

 「あなたの音楽をとっても気に入っているの」。声をかけた HillaryCharles は、「友だちの Dave が最近引っ越してきたから、今度一緒に曲をつくろうよ」と、誘ったんだそうです。

 そんなフレンドリーな出逢いから、彼らは意気投合。すぐに、10曲を書き上げました。

 最初は、楽曲をつくるグループ的な活動でしたが、初めてライブをしてみたところ、とても楽しい時間を共有することができ、アーティストとしての活動がスタートします。

 バンド名は、「Lady Antebellum」。これは、彼らがつくった造語ですが、「Antebellum」とは、アメリカの南北戦争以前、つまり、1861年から、1865年までの時代のこと。

 ノスタルジックな古き良き時代を愛する彼らは、テネシー州フランクリンにある、「Antebellum Home」と呼ばれる古い家々に感銘を受け、その、「Antebellum」という言葉に、語呂の良い「Lady」と付けて、バンド名にしました。

 名前の持つ歴史を表すように、彼らがつくり出す音楽は、美しいメロディーにノスタルジックな LOVE SONG。3人の甘いハーモニーが、多くの人々の心に、そっと寄り添うのでした。




♪ Lady Antebellum 「 Need You Now (iTunes Session)




 LOVE UNITED。お送りしているのは、彼らの代表曲、「Need You Now」の、アコースティック・バージョン。690万ダウンロードという大ヒットとなった音源です。

 この「Need You Now」で、2011年のグラミー賞、「最優秀レコード賞」、「最優秀楽曲賞」を受賞した Lady Antebellum

 この曲が、これほどまでに受け入れられた秘訣。それは、一度聴いたら忘れられないメロディーの他に、「恋愛成就ソング」として注目されたことも、大きな要因だったそうです。

 去年の5月にリリースされ、アルバムチャートでトップを走り始めたころ、こんな感想が、続々と彼らの元に届きました。

 「別れた妻が、曲を聞いたことをきっかけに、「やり直したい」という電話を泣きながらかけてきて、再婚した」。「よりを戻したカップルが晴れて結婚し、この曲を、ウェディング・ソングとして使った」。

 「Need You Now」のサビで、彼らはこう歌っています。「深夜1時15分。ひとりきり。今君に会いたい。電話しないって決めたのに、ちょっと飲んだら会いたくなって」。

 誰もが一度は体験したことのある、ひとりきりのつぶやき。そんなリアルなシチュエーションが、自分と重なることで、素直な気持ちを取り戻し、愛しい人へ正直な気持ちを表すきっかけとなるんですね。

 彼らはこう言います。「カントリーというジャンルからクロスオーバーすることで、より多くの世代、人々の心に届いたんじゃないか」。

 この曲が起こす奇跡は、まだまだ、世界中で広がりそうです。




♪ Lady Antebellum 「 Hello World 」




 LOVE UNITED。お送りしているのは、「Hello World」。

 東日本大震災で被災された方々を支援するために、世界のトップ・アーティストが集結し、配信されたアルバム、「SONGS FOR JAPAN」。

 このアルバムに、初めて、グラミー賞を受賞した楽曲を提供した Lady Antebellum

 先日開催された、日本支援のためのチャリティー・オークションでは、サイン入りアコースティック・ギターを出品していました。

 彼らの歌は、メロディアスで覚えやすいのが特徴。英語の歌詞も簡単なので、一度、ゆっくり聴いてほしい歌が沢山あります。来日公演が、待ち遠しいですね。

 ファンから、自分たちの歌で恋が上手くいった なんていう話を聞くと、とっても嬉しいと語る Lady Antebellum

 ミリオン・ヒットを飛ばす彼らですが、デビュー前から変わらぬ素直な心が、人々の心を動かす歌へと、メビウスの輪のように繋がっているのでしょう。

 LOVE UNITED「THE ONE」。今夜は、Lady Antebellum をピックアップしました。


(タイトルコール)

LOVE UNITED






(タイトルコール)

DUNLOP presents LOVE UNITED




虹の向こう。どこか空高く。
子守唄で聴いた国がある。

虹の向こうの空は青く、
信じた夢は、全て現実のものとなるの。

いつか星に願うわ。
目覚めると、私は雲を見下ろし、
全ての悩みは、レモンの滴となって、
屋根の上へ溶け、落ちていく。

もし私を探すつもりだったら、
煙突より高いところを見なきゃダメよ?

虹の向こう。どこか遠く。
鳥たちはその国を目指して飛ぶ。

だったら私も飛んで行けるはず。
小さな鳥でも、虹を越えられるなら、
私にできない理由はないわ。

虹の向こう。どこか空高く。
子守唄で聴いた歌がある。

虹の向こうの空は青く、
信じた夢は、全て、現実のものとなるのよ。




♪ Jeff Beck 「 Over The Rainbow 」




 愛の文字。それは「LOVE LETTERS」。ここでは、LOVE SONG の歌詞に込められた世界を旅してみたいと思います。

 お送りしているのは、Jeff Beck の最新アルバム、「Emotion & Commotion」 より、「(Somewhere) Over The Rainbow」。

 あまりにも、有名な美しい曲。たくさんのアーティストがカバーしております。

 この「LOVE LETTERS」のコーナーは、本来ならば、歌手の方が、歌っている、英語の歌を、日本語の歌詞に、訳して、みなさんにお届けしているんですが。

 今日は、私がどうしてもこの Jeff Beck の、バージョンを、お届けしたいと思って、このかたちを取らせていただいて、おります。

 ここのところ、いろんな、気持ちが、揺れ動いて、とても苦しくなったり、自分自身でも、心の中が、固まってどうにもならなくなったようなとき、私は気がつくと、この曲を何度も何度も、聴いているんです。

 とっても心が、洗われるようで、今こんなときだから、ぜひこの曲をみなさんに、聴いていただきたいなと思って、そしてこの歌詞を、みなさんに、知っていただきたいなと思って今日はかけさせていただきました。

 もう Jeff のこのギターの音色が全てを表していると思いますが、どうか、みなさんにその、音楽の、力が、届いてくれるといいな〜と思っています。

 LOVE UNITED「LOVE LETTERS」。今夜は、Jeff Beck の、「(Somewhere) Over The Rainbow」をご紹介しました。


(コーナータイトルコール)

LOVE LETTERS





♪ さかいゆう 「 It's YOU 」




 わたくし今井美樹が TOKYO FM からお送りしている、DUNLOP presents「LOVE UNITED」。

 お送りしているのは、さかいゆう さんで、「It's YOU」。透明感のある声がとても印象的ですよね。

 先日リリースされたニュー・アルバムからお送りしました。


 さてこの番組では、みなさんからのメッセージやリクエストをお待ちしております。番組ホームページのアドレスは、「www.tfm.co.jp/lu」。

 番組では、リクエストを採用させていただいた方に、5,000円分の、Amazon のショッピング・カードをプレゼントしております。

 みなさんの心の LOVE SONG、お待ちしております。

 それではここで、みなさんから届いたメッセージをご紹介しましょう。東京都、「ムース」さん。37歳の会社員の方です。

 先日、かつて勤めていた会社の、OB・OG会がありました。気になっていた同僚の彼女も来ていて、ちょっとドキドキ。話をしながら、何気なく結婚したことに気づいてしまい、動揺を上手く隠せたかどうか。

 会えばあのときが蘇ってしまうのも、嬉しくもあり、虚しさでもあるんですよね。

 嬉しいとか、悲しいとか、人生にはいろいろありますが、生きているだけで人は幸せです。会えて良かったと思っています。


 というメッセージをいただきました。

 なんとなく、そのときの、ムースさんの、さりげなく、かわした、でも動揺が、滲み出ている感じが、なんとなく目に浮かぶようでありますが。

 ここに書いていらっしゃいますけども、嬉しいとか悲しいとか、人生にはいろいろあるけれど、生きているだけで、人は幸せです。本当にそうだと思います。

 それでは、東京都「ムース」さんからの、リクエスト、ブレッド&バター、「あの頃のまま」。




♪ ブレッド&バター 「 あの頃のまま 」




 わたくし今井美樹がお送りしている「LOVE UNITED」。お送りしたのは、東京都の「ムース」さんからのリクエスト。ブレッド&バター で、「あの頃のまま」でした。

 「ムース」さんには、Amazon のショッピング・カードをプレゼントします。素敵な音楽との出逢い、期待していますね。





(タイトルコール)

LOVE UNITED





♪ SIBERIAN NEWSPAPER 「 Pluto Lemonsky 」




 TOKYO FM からお届けしている「LOVE UNITED」。お送りしているのは、SIBERIAN NEWSPAPER で、「Pluto Lemonsky」。

 バイオリンや、ピアノに混じって、パーカッション、ディジュリドゥ、この「ディジュリドゥ」っていうのはアボリジニの楽器、らしいんですけどもね。そういう個性的な楽器が集まった、7人組の、日本のバンドです。

 世界のロック・フェスなどで、活躍中だそうです。これからも、いろんな音楽聴かせてくれそうで楽しみですね。


 さて、そろそろお別れの時間です。今夜はいかがでしたでしょうか。

 ゴールデンウィークに入りましたが、みなさんの毎日はいかがでしょうか。

 わたくしも、ツアーが始まりました。今年は、25周年・アニバーサリー・ライブとして、愛と、感謝の気持ちを、たくさん込めて という、意味で、「LOVE & BLESSINGS」という、タイトルで、廻ります。

 こんな、ときに、音楽をやっていていいのか っていうことは、もちろん、私たちチームも、ずっと考えていたことだったんですけども。

 こんな時期だからこそ音楽で、伝えられること、音楽が伝えられることが、きっとあると、音楽を、こよなく愛している、私たちは、このツアーを、やることを、許された、ことで本当にその想いを、強く持って、いろんな場所を廻りたいと思っています。

 残念ながら、わたくしのツアーの、中で、仙台と盛岡の、スケジュールが、やはり、まだあちらの環境のほうが整っていないということもあり、中止というかたちになってしまいましたが。

 そちらのね、東北のほうの、環境が整って、ウェルカムをしてくださるような、時期になりましたら、ぜひ、伺わせていただきたいと思っています。

 また、音楽を届けに、想いを届けに、行きますので、東北の方もぜひ、待っていてください。


 この番組では、世界中にきらめく、数多くの LOVE SONG を集め、その世界を旅しながら、みなさんと幸せな時間を共有できる1時間にしていきたいと思っています。

 どうぞ来週もこの時間にお逢いしましょう。「LOVE UNITED」。お相手は、今井美樹でした。


DUNLOP presents「LOVE UNITED」
この番組は、タイヤのフロンティアを紡ぐ、DUNLOP の提供でお送りしました。



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