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宇宙の中で、とても小さな愛。 愛 私を包む、母なる地球への愛。 愛 親から子へ、未来へつながる愛。 愛 自分の隣にいる、かけがえのない恋人への愛。 この地球に存在する、そんな全ての愛を称えるもの。 LOVE SONG (タイトルコール) DUNLOP presents... LOVE UNITED その歌を口ずさむだけで、あなたへの距離を縮め、多くの心をつないでいく。 この番組では、世界にきらめく LOVE SONG を集め、その曲の持つ愛の世界を、みなさんと一緒に感じてみたいと思います。 恋人への愛。家族への愛。人間への愛。神への愛。 たくさんの愛が集う場所。「LOVE UNITED」。わたくし今井美樹がご案内いたします。 この番組は、タイヤのフロンティアを紡ぐ、DUNLOP の提供でお送りします。 DUNLOP presents LOVE UNITED DUNLOP presents「LOVE UNITED」。こんばんは。今井美樹です。 気がつくと、早いもので5月も折り返しですね。みなさんはいかがお過ごしでしょうか。 「LOVE UNITED」では、世界中の LOVE SONG を集めて、愛ある時間を、みなさんとご一緒できたらな〜と思っています。 今日の1曲目にお送りしたのは、Amos Lee で、「Windows Are Rolled Down」。ニュー・アルバム、「Mission Bell」から、お送りしました。 そして今お送りしているのは、TOTO で、「Georgy Porgy 」。 キーボードの David Paich と、ドラムの Jeff Porcaro を中心に、凄腕のスタジオ・ミュージシャンが集まり結成された TOTO。70年代から80年代にかけて、彼らが与えた影響はとっても、大きいですよね。 この曲は、1978年、TOTO の、デビュー・アルバムに収められている名曲です。女性ボーカルは、Cheryl Lynn。 繊細なメロディー、緻密につくり込まれたリズム。今なお、たくさんのアーティストに愛される名曲です。 THE ONE 世界中で時を越えて歌われる LOVE SONG。そんな名曲を生み出した、音楽界の偉人を、毎回1人ピックアップして、そのアーティストが持つ世界を見つめるコーナー。「THE ONE」。 今夜ピックアップするのは、TOKU さんです。 スモーキーな声とフリューゲルホーン、その2つを巧みに操り、音楽を奏でる TOKU さん。 ジャズに限らず、ポップスや、R&Bのアーティストとも積極的にコラボレートして、ひたすら音楽を楽しんでいる、そんなミュージシャンです。 私も以前、アルバムそして、ライブで共演させていただいたことがあります。独特な、温かさと、セクシーさを持っているアーティストですよね。 「ジャズは生活の全て」と語るほど、ジャズを愛する TOKU さん。そんな、TOKU さんの愛の世界とは、どんなものなのでしょうか。 それでは今週は、TOKU さんの世界を、みなさんと一緒に旅してみたいと思います。まずは、この LOVE SONG から。 LOVE UNITED「THE ONE」。今週は TOKU さんをピックアップしております。お送りしているのは、EXILE の ATSUSHI さんとのコラボレーション。「Again」。 2000年、日本で唯一の、ボーカリスト、兼フリューゲルホーン・プレイヤーとしてデビューした TOKU さん。 ジャズ界の James Dean と言われた、Chet Baker と、演奏スタイルが似ていることから、デビュー当時は、「和製チェット・ベイカー」と言われることも多く、その名前は、あっという間に業界に広がりました。 そんな TOKU さんのプロフィールを見ると、音楽を職業にするべく生まれてきた。そう思わずにはいられません。 TOKU さんのお父さんは、大の音楽好きで、カントリー、R&B、ポップス、クラシック、ジャズ。様々な音楽が流れている環境で育ちました。 小学校のときには、お父さんが、副業で貸しスタジオを経営。そこには、ギターやベース、ドラムセットなど、さまざまな楽器があり、TOKU さんにとって、楽器は、遊び道具のひとつだったのです。 しかも TOKU さんは、絶対音感の持ち主。譜面を読まなくても、聴いた音楽を、自分の楽器で再現する能力が備わっていたのです。 恵まれた環境、恵まれた能力。しかし、その頃の TOKU さんにとって、音楽は遊びの延長。中学のブラス・バンド部では、コルネットを担当していましたが、練習もそこそこに、自分の好きな音楽ばかり吹いていました。 ハマっていたのは、Miles Davis。彼のアルバムを聴き込んでは、同じように吹いて、その音色を楽しむ日々。 その頃の TOKU さんには、まだ、ジャズを演奏しているという意識はありませんでした。 本格的にジャズを意識したのは、大学1年。学園祭で、Miles を吹いたこところ、ジャズ・ミュージシャンに声をかけられたのです。 彼に連れられるまま、出かけて行ったライブハウス。そこで初めて、ジャズ・ミュージシャンたちとのセッションを体験。「これは面白いことになる」。そう直感したそうです。 この頃の TOKU さんは、誰かの演奏をコピーすることはできても、アドリブで吹くことはできませんでした。だからこそ、この初体験が、TOKU さんを刺激し、一気に、ジャズの世界へとのめり込ませたのです。 大学2年のときには、アメリカに語学留学。ルームメイトがジャズ好きのピアニストで、彼に誘われるまま、ジャズ・バンドに参加し、ライブの経験も積んでいきます。 「セッションしていて、音の流れが合う瞬間、あれを一度体験したら、やめられない」。こうして TOKU さんは、ジャズの魅力に、取り憑かれていったのです。 LOVE UNITED。お送りしているのは、2000年にリリースされた TOKU さんのデビュー・アルバム、「Everything She Said」から、「Shosuke's Place」。 「自分の音だな〜っとすぐに思いました」。これは、TOKU さんが初めて、フリューゲルホーンを吹いたときの感想。 日本に戻ってきてから、大学のビッグバンドに顔を出すようになった TOKU さん。あるとき、メンバーに、フリューゲルホーンを貸してもらい、その音色に魅了されたのです。 そのときから、楽器は、フリューゲルホーンひとすじ。スタンダードのジャズに歌詞がついていることもこの頃に知り、それから、ボーカルと、フリューゲルホーンの演奏を交互に行なう、今のスタイルができ上がりました。 「ジャズは人間臭い音楽。生身の人間が演奏しているのに、何もハプニングが起きないような音楽はやりたくない」。こう語る TOKU さん。 人前で吹く機会を増やすため、デビューしてからも毎日のようにライブハウスに通い、飛び入りで演奏し続けました。 あらゆる世代のミュージシャンとセッションすることで、その日、そのとき、その場でしか表現できない、その瞬間の音楽を奏でていったのです。 2001年9月15日、ニューヨークで同時多発テロが起こった4日後。BLUE NOTE TOKYO で行なわれたライブでは、フィナーレに、「Imagine」を歌い、会場を沸かせました。 元々このライブは、ニューヨークのミュージシャンたちと共演する予定でしたが、テロの影響で、彼らが来日できず、急遽メンバーを変更。 そのこともあって、TOKU さんは、「Imagine」を歌い、平和への祈りを込めたのです。 「言葉で伝えるものじゃない。ミュージシャンは、音楽で伝えるものだから」。そう語る TOKU さん。 今回の震災後に行なわれた Cyndi Lauper の日本公演にも、Cyndi のたっての希望で、TOKU さんはゲスト出演しました。 開催に、賛否両論あったツアーでしたが、TOKU さんは、「こんなときだからこそどうしてもやりたい」と、ツアーに同行しました。 公演を振り返って、TOKU さんは、JAZZ JAPAN のインタビューで、「音楽は絶対人を勇気づけるし、癒しにもなる」と、音楽の力を改めて実感しているとおっしゃっています。 「ジャズの良いところは、表現したいことが、その場で表現できること」。震災直後のライブは、そんなジャズの魅力を、多くの観客に伝えることができた、最高の舞台だったのではないでしょうか。 LOVE UNITED。お送りしているのは、TOKU さんのニュー・アルバム、「TOKU sings&plays STEVIE WONDER」から、「My Cherie Amour」。 TOKU さんがデビューして10周年。この最新アルバムは、子供の頃に出逢い、いつかやりたいと思っていたという、Stevie Wonder のカバー・アルバムです。 TOKU さんの音楽人生に大きな影響を与えた、Stevie の曲を収録するのには、プレッシャーもあったといいますが、「いつかを待つより、今やりたいという想いの方が強かった」と語る TOKU さん。 多くのミュージシャンとセッションすることで磨いてきた、TOKU さんの音楽と、ジャズに寄せる熱い想い。それはきっと、アルバムの中にも息づき、リスナーの心に広がっていくことでしょう。 LOVE UNITED「THE ONE」。今夜は、TOKU さんをピックアップしました。 LOVE UNITED DUNLOP presents LOVE UNITED 私の想像だと、全然難しくないわ。 いつでもあなたの夢を見ている。 心の中で、お祝いを。とても、甘い感覚。 あなたが私のものだったら ってね。 私の想像だと、ためらいなんてないの。 あなたと手をつないで歩いても。 私を好きになってくれる夢を見ているわ。 私が、あなたを好きになったみたいに。 でもそれは全部夢。 夢が叶うといいのになぁ。 私は幸運なはず。ラッキーなはずなの。 恋にだって、ラッキーなはずなのに。 私をずっと待たせるなんて酷いわ。 思わせぶりな態度でも、私は、 走ってあなたに向かってしまう。 私に気づいてくれたらなぁ。 心が壊れてしまいそう。 あなたが私のものだ なんて夢は、 ずっとは見続けられないわ。 夢が叶うといいのになぁ。 私は幸運なはず。ラッキーなはずなの。 恋にだって、ラッキーなはずなのに。 愛の文字。それは「LOVE LETTERS」。ここでは、LOVE SONG の歌詞に込められた世界を旅してみたいと思います。 お送りしているのは、Kylie Minogue で、「I Should Be So Lucky」。 オーストラリアが生んだ世界の歌姫、Kylie Minogue。先日、20年ぶりとなった日本公演も大変盛り上がりました。 彼女は1988年にデビューしましたが、当時のユーロビートのブームも相まって、瞬く間にスターダムへと、駆け上がりました。 この曲は、2ndシングルとしてリリースされ、日本を含め、オーストラリア、イギリス、ドイツでNo.1を獲得。彼女の人気を確かなものにした1曲です。 「大好きな彼。頭の中で想像はできても、現実では遠い存在。私はラッキーなはずなんだから大丈夫。絶対彼は振り向いてくれる」と、自分に言い聞かせているそんな内容です。 2005年、彼女は乳がんを患っていますが、早期の発見が功を奏し、見事カムバックを果たしています。 彼女は今月で43歳。まだまだ、私たちを魅了してくれることでしょう。 LOVE UNITED「LOVE LETTERS」。今夜は、Kylie Minogue の、「I Should Be So Lucky」をご紹介しました。 LOVE LETTERS わたくし今井美樹が TOKYO FM からお送りしている、DUNLOP presents「LOVE UNITED」。 お送りしているのは、quasimode で、「ワルツが聴こえて feat. 畠山美由紀」。 2006年にデビューして以来、クラブ・ジャズのフィールドで積極的に活動を行なっている quasimode。 畠山美由紀さんをフィーチャーしたこの曲は、題名の通り、メロウな三拍子ですね。「踊れるジャズ」。そんな言葉がぴったりと当てはまる、アーティストです。 さてこの番組では、みなさんからのメッセージやリクエストをお待ちしております。番組ホームページのアドレスは、「www.tfm.co.jp/lu」。 番組では、リクエストを採用させていただいた方に、5,000円分の Amazon のショッピング・カードをプレゼントしております。 みなさんの心の LOVE SONG、お待ちしております。 それではここで、みなさんから届いたメッセージをご紹介しましょう。神奈川県、「JPS」さん。25歳、男性の方です。 たくさんの愛が詰まった選曲、毎週ありがとうございます。日本は今大変なときですが、僕を含めた、たくさんの人たちが、この番組で愛をもらっています。 この曲は、僕が、当時の彼女に贈った歌です。本当にこの歌は彼女にぴったりで、聴いた彼女もびっくりしていました。 泣き虫だった彼女は、この夏、僕の嫁さんになります。 という素敵なメールをいただきました。 まず、この番組を毎週聴いてくださって、ありがとうございます。そして、こんなふうにね、「たくさんの人たちがこの番組から、愛をもらっています」なんて言ってくださって、私たち、番組をつくっている人間も、本当に、うれしいです。 音楽、の力をすごく信じている者同士、この、1時間の中で、何か感じて、そしてそれがみなさんの日常の中にフィードバックされていく、そしてそれがもっと広がっていく。 そんなことが、気持ちよく、行なわれて、いくといいな〜なんて思っています。がんばりますね。 そして、この、楽曲をプレゼントした、歌を贈った、彼女が、今年、お嫁さんになるなんて素敵ですね。本当に胸が、温かい気持ちになりました。 それでは、この神奈川県「JPS」さんからのリクエストで、風味堂、「ナキムシのうた」。 わたくし今井美樹がお送りしている「LOVE UNITED」。お送りしたのは、神奈川県の「JPS」さんからのリクエスト。風味堂で、「ナキムシのうた」でした。 「JPS」さんには、Amazon のショッピング・カードをプレゼントします。素敵な音楽との出逢い、期待していますね。 LOVE UNITED TOKYO FM からお届けしている「LOVE UNITED」。お送りしているのは、Traincha で、「Everything Has Changed」。 オランダの、アーティストです。前作は Michael のカバー・アルバムでした。この番組でもかけましたが、アコースティックな雰囲気がとっても素晴らしいアルバムでした。 ニュー・アルバム、「ニューヨークの日曜日」から、今日はお送りしました。 さて、そろそろお別れの時間です。今夜はいかがでしたでしょうか。 昨日は、わたくし横浜で、ライブでした。来てくださったみなさん、どうもありがとうございました。 そしてこの週末は本当であれば、仙台と盛岡に行くはず、だったんですが、震災の影響で中止となってしまいました。 でも震災が落ちついた頃には、必ず、改めて、お伺い、させていただきます。待っていてくださいね。 その、代わりといってはなんですけれども、19日が仙台、21日が盛岡のライブだったんですけども、20日の日に、私のその、なんとかでもこの、被災された方たちに、音楽届けられないかというその、想いを、「僕らの音楽」のチームが、受けてくださいまして。 急遽、「僕らの音楽」で、歌を歌うことが、できるようになりまして。それが20日の日に、オンエアー、していただく、ことになりました。 19日仙台、21日盛岡のちょうど間の日です。20日の夜に、「東北で歌うはずだったそのまんまの気持ちで、今回歌ってください」と、番組のスタッフが言ってくださいましたので、その想いを込めて、歌わせていただきたいと思っています。 もし、観ていただけるチャンスが、あるようでしたら、ぜひ、観ていただいて、想いが、みなさんに届いて、くれると、うれしいなと思っています。 頑張りますね! ツアーも始まったばっかりです。とにかく、いつもいつも心に、大切な想いを忘れずに、歌って、その想いを、東北のほうに、届けたいと思っています。 この番組では、世界中にきらめく数多くの LOVE SONG を集め、その世界を旅しながら、みなさんと幸せな時間を共有できる1時間にしていきたいと思っています。 どうぞ来週も、この時間にお逢いしましょう。「LOVE UNITED」。お相手は、今井美樹でした。 この番組は、タイヤのフロンティアを紡ぐ、DUNLOP の提供でお送りしました。 |