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宇宙の中で、とても小さな愛。 愛 私を包む、母なる地球への愛。 愛 親から子へ、未来へつながる愛。 愛 自分の隣にいる、かけがえのない恋人への愛。 この地球に存在する、そんな全ての愛を称えるもの。 LOVE SONG (タイトルコール) DUNLOP presents... LOVE UNITED その歌を口ずさむだけで、あなたへの距離を縮め、多くの心をつないでいく。 この番組では、世界にきらめく LOVE SONG を集め、その曲の持つ愛の世界を、みなさんと一緒に感じてみたいと思います。 恋人への愛。家族への愛。人間への愛。神への愛。 たくさんの愛が集う場所。「LOVE UNITED」。わたくし今井美樹がご案内いたします。 この番組は、タイヤのフロンティアを紡ぐ、DUNLOP の提供でお送りします。 DUNLOP presents LOVE UNITED DUNLOP presents「LOVE UNITED」。こんばんは。今井美樹です。 「LOVE UNITED」では、世界中の LOVE SONG を集めて、愛ある時間をみなさんとご一緒できたらな〜と思っています。 今日の1曲目にお送りしたのは、坂本美雨さんで、「Let you go」。ニュー・アルバム、「HATSUKOI」からお送りしました。 そして今お送りしているのは、Sade で、「Still In Love With You」。 1984年にデビューして以来、一貫して、自分たちの音楽へのこだわりを表現しているアーティストです。艶めかしくてどこかエキゾチック。 来月に予定されているベスト・アルバムには、新曲が2曲入りますが、この曲は、そのうちのひとつ。Thin Lizzy のカバーです。 カバーとは言っても、そこは Sade。完全に、自分たちのサウンドになっていますよね。「この音の質感がたまらない!」という方、多いのではないでしょうか。 THE ONE 世界中で時を越えて歌われる LOVE SONG。そんな名曲を生み出した、音楽界の偉人を毎回1人ピックアップして、そのアーティストが持つ世界を見つめるコーナー。「THE ONE」。 今夜ピックアップするのは、鈴木雅之さんです。 1980年、「ランナウェイ」でデビューし、一世を風靡した シャネルズ。顔を靴墨で塗って歌う姿、衝撃的でしたよね。 その シャネルズ のリーダーとしてメンバーをまとめていたのが鈴木さん。シャネルズ はその後、ラッツ&スター と名前を変え、ソロ・アーティストとしても、活動を始めました。 シャネルズ のメンバーで、現在も歌手を続けているのは、鈴木さんただ1人。そんな鈴木さんには、どんな愛が隠れているのでしょうか。 今週は、そんな鈴木雅之さんの世界を旅してみたいと思います。それではまずは、この LOVE SONG から。 LOVE UNITED「THE ONE」。今週は、鈴木雅之さんをピックアップしております。お送りしているのは、「夢で逢えたら」。 「自分にとっての先生は、仕事においても人生においても、親父だった」。 1956年、東京の大森で、町工場を経営する両親のもとに生まれた鈴木さん。幼い頃から、機械を操る父の背中を見て育ち、長男である自分は、家業を継ぐのが当たり前だと思っていました。 お姉さんの影響で、音楽に目覚めたというのは有名。お姉さんが集めていたレコードに写る、男性のスーツ姿に憧れ、ほうきをマイクに、ブラック・ミュージックを歌い出したのが、鈴木さんの始まりでした。 小学生の頃は専ら、ステレオのある子供部屋がステージ。お姉さんと一緒にレコードを聴き、ダンスのステップを踏んでいると、お父さんも入って来て一緒に踊り出す。そんな、温かい家庭でした。 ブラック・ミュージックからスタートした音楽への興味は、グループ・サウンズやフォークソング、ロックにも向かい、中学・高校では、ギターやドラムを覚えて、バンド活動をスタート。 家業を手伝いながら学校へ行き、放課後は、バンドの練習や、ダンスフロアでステップを踏む。そんな生活を続けていたそうです。 ところが、高校2年のある日、悲劇が襲います。バイクの事故で、ドラムが叩けなくなってしまったのです。仕方なくギターに転向するも、今度は、仕事中に機械で、指の神経を痛め、ギターも断念。 立て続けに起きた2度の事故で、鈴木さんは音楽を諦めてしまいました。 高校も辞め、仕事場とダンスフロアで過ごす日々。しかし、そんな生活が3年ほど続いた頃、鈴木さんは、映画「ブルース・ブラザーズ」を観て、ふと、あることを思います。 それは、James Brown が歌い上げるシーン。「「お前にとって音楽は、ドラムを叩くことでも、ギターを弾くことでもない。声でしょ!」って言われた気がしたんです」。そう語る鈴木さん。 この出来事がきっかけとなり、鈴木さんは、当時の遊び仲間と シャネルズ を結成。ドゥーワップなどを歌うバンドをコピーし、ライブやコンテストに出場していきました。 ただし、それはプロになりたいからではありませんでした。「仲間で楽しむこと」。鈴木さんにとっては、それが音楽。 コンテストへの出場は、あくまでも腕試し。しかし鈴木さんは、あるコンテストで、世の中には凄いバンドがいっぱいいる という現実を知ります。 シャネルズ が出場したコンテスト「EastWest」には、当時、サザンオールスターズ や カシオペア の姿がありました。鈴木さんは彼らの存在を知り、自信を見事に打ち砕かれてしまったのです。 それ以来、仕事にも身が入らず、惰性で動く日々。ところが、そんな姿を見かねて、声をかけた人がいます。それは、お父さんでした。 「お前、今のままでいいの?」。尊敬する父の言葉で、我に返った鈴木さん。それから、鈴木さんには目標ができました。 その目標とは、「1年後の EastWest に挑戦し、アマチュアのトップになること」。そして、「トップになったら、解散すること」でした。 LOVE UNITED。お送りしているのは、シャネルズ のデビュー曲、「ランナウェイ」。 アマチュアのトップを目指し、2度目のコンテストに挑戦した シャネルズ。ボーカル・グループと、バックバンドによるショーのような見せ方を考え出し、さらに強化したのが、ファッション。 他のバンドと一線を画すため、憧れていたコンポラスーツに身を固め、さらに、「インパクトが足りない」と、顔を黒く塗っての出場。 結果は、残念ながらグランプリを獲得することはできませんでしたが、このコンテストがきっかけとなり、シャネルズ は、新宿にある、伝説のライブハウス、「RUIDO」に出演するようになりました。 それからというもの、リーダーとしての仕事は多岐に亘りました。彼らの練習は、鈴木さんが、ハーモニーを完全にコピーすることから始まります。 それぞれのパートを歌って、テープに吹き込んで、メンバーに渡し、メンバーはそのパートだけを練習して、最終的に合わせるというやり方。全ては、鈴木さんの音感が頼り。 また鈴木さんは、「ドゥーワップと言えばシャネルズ」ということを知ってもらうために、売り込みも積極的に行ないます。 大滝詠一さんのラジオ番組にテープを送って存在をアピール。名刺をつくり、人脈を広げていきました。 しかし、やはりこれは、プロになりたいからではありませんでした。鈴木さんがメンバーに言っていたこと、それは、「絶対に仕事を辞めるな」ということ。「本職があるから、音楽を楽しくやれる」。そう考えていました。 ところが、決断を迫られるときが来ます。ライブハウスでの人気が高まり、デビューの話が出てきたのです。 真っ先に考えたのは、お父さんのこと。デビューすれば、家業を継ぐという、長男としての責任が果たせないかもしれない。 しかしお父さんは、鈴木さんにこう言ったそうです。「俺一代で終わってもいい。お前が好きなことをしろ」。 この言葉に背中を押され、ついにメジャー・デビュー。「ランナウェイ」は、いきなり、100万枚を超えるヒットとなりました。 人生の節目節目に、愛情あふれるアドバイスをくれたお父さん。現在の鈴木さんは、父の愛なくしては、存在していないのかもしれません。 LOVE UNITED。お送りしているのは、お父さんと出かけた横浜からの帰り道、車のラジオから聞こえてきたという想い出の曲。「見上げてごらん夜の星を」。 今年ソロ・デビュー25周年を迎える鈴木雅之さん。音楽の道へ進むよう、背中を押してくれたお父さんは、今はもういません。 鈴木さんのデビューを誰よりも喜び、最初のファンになってくれたお父さん。そんなお父さんに、鈴木さんはいつも、感謝の祈りを捧げて、ステージに上がっているといいます。 初めは、「仲間で楽しむこと」のひとつが、音楽だった鈴木さんですが、今では、お父さんの愛に応えることが、音楽を続けるひとつの原動力。 鈴木さんの音楽への愛は、お父さんへの愛でもあるのです。 LOVE UNITED「THE ONE」。今夜は、鈴木雅之さんをピックアップしました。 LOVE UNITED DUNLOP presents LOVE UNITED 眠ることができない。 こんなのおかしいってわかってるから。 新聞に、テレビ。どこに行ったって、 子供たちは泣き、兵士は死んでいく。 家を失くした人もいるんだ。 でも僕は知っている。 雨の後に、太陽が輝くこと。 痛みの後に、素晴らしい人生が来るってことを。 そのために、僕は目を閉じて、祈るんだ。 何も食べる気が起きない。 飢えに苦しむ子供たちを思うと。 罪なのかなぁ。 テーブルに、食事を残したまま。 でもこの状況を変えるためのビジョンがあるんだ。 そして、今日から始めるんだ。 僕は目を閉じて祈る。 心に傷を負った人たちのため。 まだ生まれていない命のため。 救いを求める、全ての魂のために。 君も今日は、一緒に祈ってくれないか。 目を閉じれば、もっといい日が来るってわかる。 そのために、僕は目を閉じて祈るんだ。 そして、知っているんだ。 雨の後に太陽が輝くこと。 痛みの後に、素晴らしい人生が来るってことを。 愛の文字。それは「LOVE LETTERS」。ここでは、LOVE SONG の歌詞に込められた世界を旅してみたいと思います。 お送りしているのは、Justin Bieber で、「Pray」。 10代で数々の記録を塗り替えるアーティスト、Justin Bieber。 デビューしてから2年が経ちますが、現在まだ17歳。世界中でファンを熱狂させるアーティストです。 この曲は、去年の12月にリリースされた Justin の最新シングル。歌詞の内容はとても重く、深いですよね。辛い現実を前にして、祈ることで、明日への、希望を見出す、そんな内容です。 Justin 本人はこの曲を、Michael の「Man in the Mirror」に触発されて書いたと語っています。 今回の震災で被災した方たちに向けて、彼は、Twitter で募金を呼びかけたり、チャリティーに参加したりと積極的に活動しています。 そして、ステージ上では、この曲を、被災した方を思って歌っているそうです。 元々は、飢餓や戦争に苦しむ人たちを思って書かれた曲ですが、私たちの心をも、癒してくれる名曲となりました。 LOVE UNITED「LOVE LETTERS」。今夜は、Justin Bieber の、「Pray」をご紹介しました。 LOVE LETTERS わたくし今井美樹が TOKYO FM からお送りしている、DUNLOP presents「LOVE UNITED」。 お送りしているのは、JAMOSA で、「これ以上やさしくしないで」。 シングル、「何かひとつ」が、100万ダウンロードを突破し、今一番勢いのあるアーティストかもしれませんね。 ステージ・パフォーマンスで、彼女の虜となる10代の女の子がとても多いそうですよ。 さてこの番組では、みなさんからのメッセージやリクエストをお待ちしております。番組ホームページのアドレスは、「www.tfm.co.jp/lu」。 番組では、リクエストを採用させていただいた方に、5,000円分の Amazon のショッピング・カードをプレゼントしております。 みなさんの心の LOVE SONG、お待ちしております。 それではここで、みなさんから届いたメッセージをご紹介しましょう。大阪府、「クズハ」さん。47歳の女性の方です。 美樹さん、スタッフのみなさん、こんばんは。東京ディズニーランドが、再開しましたねぇ。初めて訪れたのは社会人1年目。同僚とでした。 そして2度目は子供たちと。3度目は、結婚20周年を記念して、3月に主人と行く予定でした。 震災の影響で少し遅れたけど、5月に、2人で行ってきます。 抱えきれないほどの夢を、お土産に持って帰りたいと思います。 という、メールをいただきました。 そうですか。そうなんですよねディズニーランド。本当に、どうなることかという感じだったんですが。無事再開しまして。 たくさんの、待ってた、ディズニーランド・ファンの方たちがね、また、夢を見に、あそこに、足を運んでいる、そんな、日々が再開しましたね。 そうですか。今回は、ご主人と、20周年の、記念で行かれるということで。 お子さんと一緒のとき、私もそうなんですけど、娘を連れて行ったりすると、やっぱり、当たり前ですけど、子供たちが、主人公ですからね、親は荷物を抱えて、(笑) 後ろから「はいじゃあわかった。じゃそこに行こう(疲)」とかそんな感じで、(笑) なんかへこたれるだけだったりするんですけども。 逆に、ご主人と2人で、出逢った頃の、そんな、なんかラブラブな、(笑) 頃を思い出すというか。そんな感じで、楽しい時間を過ごして、いただきたいですね。 あ、もう行かれたのかな。5月も終わりに近づいて、いますけれどももう行かれたんでしょうか。また、「楽しかったわよ♪」なんていう、(笑) ご報告も、お待ちしておりますね。 それでは、「クズハ」さんからの、リクエストで、Billy Joel、「When You Wish Upon A Star」。 わたくし今井美樹がお送りしている「LOVE UNITED」。お送りしたのは、大阪府の「クズハ」さんからのリクエスト。Billy Joel で、「星に願いを」でした。 「クズハ」さんには、Amazon のショッピング・カードをプレゼントします。素敵な音楽との出逢い、期待していますね。 LOVE UNITED TOKYO FM からお届けしている「LOVE UNITED」。お送りしているのは、1992年の、アルバムになります「SUPER FOLK SONG」から、矢野顕子さんで、「PRAYER」です。 私は本当に、矢野さんの、声が、矢野さんのピアノが、大好きでたくさん、この声にこのピアノに、助けられて支えられて、きているんですが。 心が凄く苦しくてたまらなかった頃があるんですね。私にも。(笑) そんなときいつもこの曲を、聴いては、泣いて泣いて、そして、心が少し、軽くなる。そんな日々が、ありました。 この曲は、祈りそのものだと、思っているんですが。どうか、たくさんのみなさんの、心に、この祈りが、届きますように。 さて、そろそろお別れの時間です。今夜はいかがでしたでしょうか。 早いものですね本当に5月も、もう終わってしまいますね。これから本格的に雨のシーズン、になって、いきますけれども。 本当はね、この季節は恵みの雨の、そんな、大切な季節なんでしょうけれども、雨のたびに、いろんなところで、悲しい出来事が起こったりする、辛いこの近年、ありますけれども。 どうか、みんなにとってこの国にとって、恵みの雨と、なりますように、そんな、季節でありますように、心から、願っています。 まぁそんなときはね、あんまり、無理やり外に出なくても、(笑) 読書したり、音楽を楽しみにしたり、そんな時季にすれば、いいんではないでしょうか。 そんな季節と楽しもうと、ちょっとこの鬱陶しい時季、気持ちを切り替えて、過ごせるといいですね。 この番組では、世界中にきらめく数多くの LOVE SONG を集め、その世界を旅しながら、みなさんと幸せな時間を共有できる1時間にしていきたいと思っています。 どうぞ来週も、この時間にお逢いしましょう。「LOVE UNITED」。お相手は、今井美樹でした。 この番組は、タイヤのフロンティアを紡ぐ、DUNLOP の提供でお送りしました。 |