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宇宙の中で、とても小さな愛。 愛 私を包む、母なる地球への愛。 愛 親から子へ、未来へつながる愛。 愛 自分の隣にいる、かけがえのない恋人への愛。 この地球に存在する、そんな全ての愛を称えるもの。 LOVE SONG (タイトルコール) DUNLOP presents... LOVE UNITED その歌を口ずさむだけで、あなたへの距離を縮め、多くの心をつないでいく。 この番組では、世界にきらめく LOVE SONG を集め、その曲の持つ愛の世界を、みなさんと一緒に感じてみたいと思います。 恋人への愛。家族への愛。人間への愛。神への愛。 たくさんの愛が集う場所。「LOVE UNITED」。わたくし今井美樹がご案内いたします。 この番組は、タイヤのフロンティアを紡ぐ、DUNLOP の提供でお送りします。 DUNLOP presents LOVE UNITED DUNLOP presents「LOVE UNITED」。こんばんは。今井美樹です。 「LOVE UNITED」では、世界中の LOVE SONG を集めて、愛ある時間をみなさんとご一緒できたらな〜と思っています。 今日の1曲目にお送りしたのは、Cocco さんで、「雨水色」。2007年にリリースされたアルバム、「きらきら」からお送りしました。 そして今お送りしているのは、秦基博さんのニュー・シングル、「水無月」。今年の秋には、デビュー5周年を記念したライブが決定している秦さん。 「水無月」とは、6月のことですよね。ちょうど、この季節は新しい生活が始まって2ヶ月。「やっと慣れた」という気持ちと、「まだ慣れないのよね」という気持ち。そんな感情が混ざり合っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。 この曲は、そんな混沌とした気持ちを掻き消すような、力強さがあります。 THE ONE 世界中で時を越えて歌われる LOVE SONG。そんな名曲を生み出した、音楽界の偉人を、毎回1人ピックアップして、そのアーティストが持つ世界を見つめるコーナー。「THE ONE」。 今週ピックアップするのは、Katy Perry です。 先日、自身のワールド・ツアーで来日した Katy。原発事故を受けて、海外アーティストの来日がキャンセルされる中、日本が大好きな Katy は、彼女の元気を分けようと、日本にやってきてくれました。 今回の震災チャリティーもいち早く始めた彼女。彼女には、いったいどんなストーリーが秘められているのでしょうか。 それでは今週は、Katy Perry の、愛の足跡(そくせき)をご紹介していきましょう。まずは、この LOVE SONG から。 LOVE UNITED「THE ONE」。今週は、Katy Perry をピックアップしております。 カリフォルニア出身、26歳のシンガー・ソングライターの Katy Perry。キャッチ―な歌はもちろん、そのルックス、ファッションセンス、そして、何より愛されるキャラクターが、世界中で大ブレイクしています。 「プリンセス・オブ・ポップス」と呼ばれる彼女に、いち早く注目していたのは、「クイーン・オブ・ポップス」、Madonna でした。 牧師の家庭に生まれた Katy は、幼い頃から、ゴスペルを聴いて育ち、9歳の頃から、歌手になりたいと思う、夢見る少女でした。 昔から夢ばかり見ていたという彼女は、一度、17歳でゴスペル・シンガーとしてデビュー。しかしその後、レーベルを移籍し、2007年に発表した曲が、インターネットの世界で大ブレイク。 さらに、2008年にリリースしたシングル、「I Kissed a Girl」が、全米シングル7週連続No.1という、モンスター・ヒットとなります。 満を持してリリースされたデビュー・アルバム、「One of the Boys」は、売り上げが500万枚を突破。 ちょっと風変わりな歌詞に、ポップなメロディー。綿飴の香りがするアルバム・パッケージに、コメディー・タッチで、印象的なミュージック・ビデオ。 どれをとっても、独創的なアイデア満載の Katy は、女の子から圧倒的な支持を受け、そして、全てのプロダクツに、Katy 自身が関わることで、クリエイティブな才能がさらに開花。常に、マスコミから注目されるようになっていきます。 世界を巻き込む大ヒットで、一躍トップ・スターの仲間入りした Katy ですが、彼女が大切にしていること、それは、「自分で曲を書くこと」。 元々曲づくりが好きだという彼女は、特に歌詞は大切にしていて、去年リリースされた2ndアルバムの制作では、人に共感してもらえる、偽りのない曲づくりを目指したそうです。 「私は自分のために音楽をやっているの。ありのままの自分と向き合って、自分を退屈させないために。今回も、敢えて、生まれ故郷のサンタバーバラに戻って、普通の生活を取り戻すことで、自分の核にあるもの、自分のルーツを、再び見つめ直したわ」。 「ありのままの自分を大切に。「クラブで豪遊」なんていう歌詞は絶対書きたくなかった。世界中で、そんな歌詞に共感できるのは、1%以下だから。聴いた人が共感できるもの。自分が、経験したことを、人に伝えたかったの」。 LOVE UNITED。お送りしているのは、「Teenage Dream」。 「自分に正直に曲を書きたい」。そう願い、Katy Perry が自分の深みを表現した曲があります。 2ndアルバム、「Teenage Dream」からの3rdシングル、「Firework」。 昔から温めてきた曲であり、歌手としてのキャリアを変えてくれた曲でもあると語っています。 お茶目なだけではない Katy。それを表現したくて、曲のアイデアを家に持ち帰ったとき、相談したのが、今の旦那様、イギリスのコメディアン、Russell Brand でした。 そのとき彼が引用したのは、アメリカの、「ヒッピーの父」と呼ばれている、作家・Jack Kerouac の「路上」の一部でした。 「自分は、花火のように空に打ち上がる情熱を持って、生きる人の側にいたい」。 これを聞いた Katy は、まさに自分がなりたかったもの、これこそが、自分のモットーだと気づき、曲「Firework」を、1日で書き上げました。 「パーティー・ソングばかりじゃない。みんな、恋愛や後悔、悩みやストレスを抱えて日々を生きている。励ましてくれるものが必要だわ。音楽は、人を励ます力を持っている」。 「「Firework」は、私の人生を変えた曲であり、同じような感動を、人にも与えられたらと思う。この曲のおかげで、歌手としてのキャリアも変わったと思う」。 そう語る Katy は、「Firework」の中でこう歌っています。 薄っぺらな気分になることはある? 叫んでみても、誰の耳にも届かない。 でもわかってるかなぁ。 あなたにも、まだチャンスはあるの。 だって、心の火花はまだ消えてないでしょ? 点火して、そして燃え立たせよう。 だって、あなたは花火だから。 かけがえのない存在なのよ。 LOVE UNITED。お送りしているのは、Katy Perry で、「Firework」。 デビュー5年で、世界中のアリーナを満員にした Katy Perry。しかし彼女自身は、謙虚さを忘れず、自分のために音楽をやっていると語っています。 少しコミカルなミュージック・ビデオや、彼女が身にまとう衣装が毎回話題になりますが、しかし、ライブでの確かなパフォーマンスは、彼女のミュージシャンとしての高い才能の現れでもあります。 ありのままの自分と向き合って、自分を退屈させないために。今でも、とにかくたくさん働き、そして、冷静さを失わない心。それは全て、偽物になりたくないという一心からなのです。 LOVE UNITED「THE ONE」。今夜は、Katy Perry をピックアップしました。 DUNLOP presents LOVE UNITED 僕は太陽を手に入れた。 曇りの日にね。 外は寒かったけど、 5月の陽気を手に入れたのさ。 君はこう言うだろうね。 「何でそんな気持ちになったの?」って。 愛しい僕の彼女。 僕の彼女のことを話しているんだよ。 僕はたくさんの甘い蜜を手に入れた。 ミツバチが羨むほどにね。 僕は、甘い歌も手に入れた。 あの小鳥たちよりもね。 君はこう言うだろう。 「何でそんな気持ちになったの?」って。 愛しの僕の彼女。 僕の彼女のことを話しているんだ。 お金なんていらない。 冨や名声も。 僕は豊かさを手に入れた。 一人の男が持てるだけのね。 曇りの日に、僕は太陽を手に入れたんだ。 彼女の存在で。 僕は、5月の陽気を手に入れたんだ。 彼女のおかげでね。 愛の文字。それは「LOVE LETTERS」。ここでは、LOVE SONG の歌詞に込められた世界を旅してみたいと思います。 お送りしているのは、The Temptations で、「My Girl」。 1961年、Motown からデビューし、メンバー・チェンジを繰り返しながらも、実に、40年以上に亘って活動を続ける The Temptations。 この曲は、1964年にリリースされた、彼ら最大のヒット曲です。若い世代の方にも馴染みのある1曲なのではないでしょうか。 当時の Motown で副社長を務めていた、Smokey Robinson によって書かれたこの歌詞。 「彼女によって、僕の人生に光と豊かさが溢れる。お金も名誉もいらない、彼女がいてくれれば」。 恋人がいることで、人生が豊かになる経験って、誰にでもありますよね。同じ日常がガラッと色を変えて見えたりします。 そんな普遍的な愛の気持ちをストレートに甘く表現したからこそ、現在まで歌い継がれる曲になったのかもしれませんね。 LOVE UNITED「LOVE LETTERS」。今夜は、The Temptations の、「My Girl」をご紹介しました。 LOVE LETTERS わたくし今井美樹が TOKYO FM からお送りしている、DUNLOP presents「LOVE UNITED」。 お送りしているのは、くるり で、「奇跡」。 昨日公開されたばかりの是枝裕和監督の最新作、「奇跡」のテーマソングとして書き下ろされた、くるり の新曲。 両親の離婚で、離れ離れになった兄弟が、もう一度、一緒に暮らすことを夢見る そんなストーリーです。 家族をテーマに作品をつくることの多い是枝監督。その世界観を、より深いものにしてくれるのが、この曲です。 さて、この番組では、みなさんからのメッセージやリクエストをお待ちしております。番組ホームページのアドレスは、「www.tfm.co.jp/lu」。 番組では、リクエストを採用させていただいた方に、5,000円分の Amazon のショッピング・カードをプレゼントしております。 みなさんの心の LOVE SONG、お待ちしております。 それではここで、みなさんから届いたメッセージをご紹介しましょう。広島県、「ライトランナー」さん。39歳の会社員の方です。 毎週小学生の娘と楽しく聴いています。懐かしい洋楽が流れると、「お父さんはこんな曲聴いていたんだよ」と言うのですが、イメージにないのか、信じてくれません。 そんな私が、まだ高校生だったかなぁ、洋楽が好きで、千葉は、房総の田舎町からコンサートをよく観に行きました。 このバンドは、生まれて初めて見た海外のアーティストです。ライブで初めて聴いたこの曲は、今でも心に響きます。 というメールをいただきました。 小学生のお嬢さんと一緒に、ラジオを聴いて、そんな音楽のいろんな話ができるなんて素敵ですねぇ。自分も娘だった、時期があるので、(笑) よくわかりますけど。 自分の親が、父とか母っていう存在じゃなく、一人の男性だったり女性だったり、青年だったりっていう、そんな時期があったっていうか、それがなかなかリアリティーがなくて。 そんな匂いを感じるとすごく、なんか拒絶していたようなことが、(笑) ある気がするんですけど。 何だろう、それは、距離感が離れてしまうからなのかな。何だか、彼らは、あくまでも自分の親であって、一人の男性として女性としてっていう感じを、イメージしたくなかったのかもしれませんけれど。 だんだん、大人になって、いろいろ音楽の話を、父としたり、そんなことをするようになったときに、「あっ、だからお父さんこの曲が好きだったんだ。へぇ〜!」なんていうのを、今までなんとなく漫然と、聴いていた、「この曲が好きだ」っていうものが、すごくそのときに、彼には彼なりの、すごく熱い想いがあって。 そんな話を、聞かされたときの、同じ、音楽をすごく、愛するものとしての感動みたいなのがあったりしてね。(笑) 楽しかった記憶が今蘇ってきたんですけども。 親子で、いろんなそういう、共通のテーマでいろいろ話できるのっていいですよね。 それでは、「ライトランナー」さんからの、リクエストで、Cheap Trick、「The Flame」。 わたくし今井美樹がお送りしている「LOVE UNITED」。お送りしたのは、広島県「ライトランナー」さんからのリクエストで、Cheap Trick、「The Flame」でした。 「ライトランナー」さんには、Amazon のショッピング・カードをプレゼントします。素敵な音楽との出逢い、期待していますね。 LOVE UNITED TOKYO FM からお届けしている「LOVE UNITED」。お送りしているのは、1998年のアルバム、になります。わたくしのアルバム「未来」より、「RAINY DAY」。 久しぶりにこの曲を、聴きましたというか。(笑) かけたなぁ。FMでかけることなかなかないんですけども。 これは、ロンドンでつくった、アルバムなんですけども。秋の季節だったんですよね。それこそ、夏が終わって秋になるとまた重い雲に覆われて。 雨がねぇ、シトシト降るような日々が続いて。すごく気が重くなるような、(笑) そんな、毎日の中で、つくったアルバムでしたけれども。 なんとなく、その、毎日、スタジオと、ホテルとか、街を行き来している中で、信号のところでね、待ってるときに、その景色の中で、イメージをして、書いた歌詞です。 梅雨の季節というかね、雨が続く、そんな、季節だからこそなんとなく、かけて、みたい。 気持ちはね、少し、あなたを想って、心の中が温かくなってる。周りはずっとシトシト雨が降っているけど、そんな切ない、想いを、この季節に、かけたくなる、そんな曲で、久しぶりに、かけさせていただきました。 このアルバムもねぇ、私のね、力量が、(笑) 間に合ってなかった、だけで、作品はねいいアルバムなんだよなぁ〜。うちの娘とか結構好きなんですよこれ。(笑) またこのアルバムからもいろいろ選曲して、またこれからのライブの中で、歌って、みたいな〜なんて、思っています。 さて、そろそろお別れの時間です。今夜はいかがでしたでしょうか。 今日はわたくしの地元、宮崎で、ライブでした。来てくださったみなさん、本当にどうもありがとうございました。 ツアーも中盤に差しかかっております。東京国際フォーラムももうすぐ。ドキドキしますけれども。楽しみに、しております。足を運んでくださるみなさんも、楽しみに、していてくださいね。 この番組では、世界中にきらめく数多くの LOVE SONG を集め、その世界を旅しながら、みなさんと幸せな時間を共有できる1時間にしていきたいと思っています。 どうぞ来週もこの時間にお逢いしましょう。「LOVE UNITED」。お相手は、今井美樹でした。 この番組は、タイヤのフロンティアを紡ぐ、DUNLOP の提供でお送りしました。 |