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宇宙の中で、とても小さな愛。 愛 私を包む、母なる地球への愛。 愛 親から子へ、未来へつながる愛。 愛 自分の隣にいる、かけがえのない恋人への愛。 この地球に存在する、そんな全ての愛を称えるもの。 LOVE SONG (タイトルコール) DUNLOP presents... LOVE UNITED その歌を口ずさむだけで、あなたへの距離を縮め、多くの心をつないでいく。 この番組では、世界にきらめく LOVE SONG を集め、その曲の持つ愛の世界を、みなさんと一緒に感じてみたいと思います。 恋人への愛。家族への愛。人間への愛。神への愛。 たくさんの愛が集う場所。「LOVE UNITED」。わたくし今井美樹がご案内いたします。 この番組は、タイヤのフロンティアを紡ぐ、DUNLOP の提供でお送りします。 DUNLOP presents LOVE UNITED DUNLOP presents「LOVE UNITED」。こんばんは。今井美樹です。 「LOVE UNITED」では、世界中の LOVE SONG を集めて、愛ある時間を、みなさんとご一緒できたらな〜と思っています。 今日の1曲目にお送りしたのは、Mohombi で、「Miss Me (feat. Nelly)」。 Lady Gaga をスターダムに伸し上げたプロデューサー・RedOne が手がける Mohombi。実は、アフリカ・コンゴの王族だそうです。 内戦で国を追われ、10代でスウェーデンに亡命。その後、アーティスト活動を始めた というアーテイスト。 Lady Gaga の次に、RedOne が仕かけるのが、この Mohombi だそうです。活躍が注目ですね。 そして、今お送りしているのは、ケツメイシ で、「また君に会える」。 「夏」って勢いのある、エネルギッシュなシーズンですが、その反面、センチメンタルな部分も持ち合わせているそんな季節ですよね。 実家に帰省したときとか、旅先とか、気になる人にまた逢えるかも。そんな淡い期待が膨らむのも、この季節のいいところ。 今年の夏、みなさんが逢いたい人とは、どんな人でしょうか。 THE ONE 世界中で時を越えて歌われる LOVE SONG。そんな名曲を生み出した、音楽界の偉人を、毎回1人ピックアップして、そのアーティストが持つ世界を見つめるコーナー。「THE ONE」。 今夜ピックアップするのは、キマグレン です。 「Love」「Life」「Local」という、3つの「L」をテーマに、作品をつくり続けている キマグレン。 メジャー・デビューから、まだ4年目の夏ですが、「夏ウタ = キマグレン」というぐらい、夏のイメージが定着していますよね。 アーティスト活動と共に、逗子で、海の家のライブハウス「音霊 OTODAMA SEA STUDIO」を経営するキマグレン。彼らは今、どんな愛を持って活動しているのでしょうか。 それでは今週は、キマグレン の世界をみなさんと旅してみたいと思います。まずは、この LOVE SONG から。 LOVE UNITED「THE ONE」。今週は キマグレン をピックアップしております。 お送りしているのは、彼らのメジャー・デビュー・ソング、「あえないウタ」。 「俺たちって、出逢うことが決められていたんじゃないかな」。15歳のとき、逗子のスイミング・スクールで出逢った KUREI さんと ISEKI さん。 そんな2人が、「出逢うと決められていた」と思うまでには、お互いにさまざまなできごとがありました。 KUREI さんは、リベラルな両親の元で育ち、5歳の頃から、母親に連れられ、カナダ、アメリカ、ヨーロッパを転々として育ちます。 中学生の頃、テレビを見ていて、「タスマニアデビルって凄いんだね」と、誰に語るでもなくつぶやいたところ、その数日後、なんの前触れもなく、タスマニアに留学させられた。そんなこともありました。 「財産を残さない代わり、知的武装を施す」。これが、父親の教育方針。頑固一徹の父に、理不尽さを感じながらも、KUREI 少年は、従うほかなかったそうです。 そんな、日本と海外を行ったり来たりの生活の中で出逢ったのが ISEKI さん。しかし、知り合った当初は、大勢いるスイミング仲間の一人。特別仲良しではありませんでした。 一方、ISEKI さんは、小学4年生のとき、家族で行ったカラオケが歌に目覚めるきっかけ。 「歌うのって気持ちいいなぁ」と思い、中学ではギターを練習。学校の催しで、「Stand By Me」を歌ったところ、拍手喝采。「また誰かの前で歌いたい」と、高校からバンド活動を開始しました。 大学では、授業そっちのけで音楽にのめり込み、3年で中退。親から、「家を出てけ!」と言われ、兄の家に転がり込んでも、バンド活動を続けました。 しかし当時所属していたのは、プロへの誘いもあるほど将来有望なバンド。練習が厳しく、音楽に対してストイック。ISEKI さんは、自分のつくった歌をけなされ、徐々に、自信を失ってしまうのです。 結局そのバンドを辞め、友人のレゲエ・バンドに誘われるまま参加し、「気まぐれ」という名前で、1人で歌うようにもなりました。 そんなとき、KUREI さんから1本の電話。「一緒に海の家やらない?」。「なんだか面白そう」と、二つ返事で、引き受けたのです。 KUREI さんは、高校からバンド活動を始め、大学卒業後も、バンドをやり続けたいと思っていました。 しかし、アルバイトでは、生活がままならないため、企業に就職。そんなある日、砂浜で寝ころんでいると、ふいに、「海の家って楽しそう。そこでライブをやったら、もっと楽しそう」と思い立ったのです。 早速、多くの友人に電話をして誘うのですが、断られるばかり。唯一、快く返事をしてくれたのが、ISEKI さんだったのです。 こうしてスタートした、海の家のライブハウス。しかし、海の家の経営は、ほんの少し社会人経験があるだけの若者と、就職さえしたことのない若者には、簡単なものではありません。 この後、大きな試練が、2人を待ち受けていたのです。 LOVE UNITED。お送りしているのは、ゆず の2人と結成したユニット、ゆずグレン で、「two友」。 出資者を見つけやっと開業した海の家。しかし、夏の間オープンし続ける海の家に、毎日、アーティストをブッキングすることは、並大抵のことではありません。 音楽業界にコネがあるわけでもなく、オファーは全て飛び込み営業。アーティストが決まっても、宣伝まで手が回らず、お客さんは集まりません。 出資者からは毎日のように責められ、アルバイトからも、不満の声が上がります。 KUREI さんと ISEKI さんが一緒に歌うことになったのも、実は、アーティストをブッキングし切れず、穴埋めするため。2人で出演すればとりあえず、地元の友だちが集まってくれるかもしれない。そんな想いから。 「ライブのグレードより、集客人数」。その頃の2人は、アーティストというより、経営者としての考えが先に立っていたのです。 しかしこれが一層、出資者の怒りを買い、アルバイトからの信頼も失うきっかけになります。周りには、2人の行動が遊び半分にしか映らなかったのでしょう。 結局、1年目の海の家は大失敗。2人は、多額の借金を抱え、秋を迎えたのです。 2年目の海の家は、さすがに開業をためらいました。しかしこのままでは終われない と思った KUREI さんは、再び、ISEKI さんに声をかけてみるのです。 すると、またもや、ISEKI さんは二つ返事。そう、この頃の2人には、辛いときを共に過ごし、やり抜いたものだけに芽生える、強い絆があったのです。 さらに2度目の夏を決意させた最大の理由、それは、初めて、「キマグレン」としてステージに立ったときに見た、観客の涙でした。 この涙を見たときから、昔の苦い経験がトラウマとなり、「音楽は真剣にやらない」と言っていた ISEKI さんの気持ちが変化。 「歌で人の心を動かすことができるなら、歌い続けたい」。そう思うようになっていったのです。 「1年目の失敗は繰り返さない」。そうスタートさせた2年目の夏。そんな2人を見守り、アドバイスしてくれる存在と出逢い、2人は2年目、3年目の夏を終え、メジャー・デビューの機会を得るのです。 デビューなど目指していなかった2人ですが、2ndシングル「LIFE」は大ヒット。一躍、有名アーティストの仲間入りを果たし、真剣に音楽に取り組む楽しさにも目覚めます。 「キマグレンって、ふたりぼっちだな〜と感じる瞬間がいっぱいある」という2人。「神様が、本当は1人だった人間を2人に分けたんじゃないか」。そう思うほど、強い絆で結ばれているキマグレン。 2人の音楽は、友情を超えた、広き愛で包まれているかのようです。 LOVE UNITED。お送りしているのは、今度の水曜日にリリースされる、彼らのニュー・シングル、「蛍灯」。 この歌詞は、培ってきた誇りという、心の中の光を忘れないでほしい という気持ちで、震災後に、KUREI さんが書き下ろしたものです。 アーティストと経営者、二足のわらじを履くことで両立に苦しみ、誰にも理解してもらえないと思うことが多かったという2人。 でもラッキーなのは、キマグレン は1人じゃないこと。辛い状況から這い上がるには、どうすればいいのか。2人はお互いをカバーし合い、マイナスをプラスに変えて、アーティストと経営者という立場を両立させています。 そして今年。震災直後はさすがに、海の家をオープンさせるかどうか悩んだそうですが、「もう一度、海を好きになってもらいたい」「海を怖がらないでほしい」という想いと、2人で培ってきた、海の家「音霊」という誇りを、ここで失いたくないという想いで、オープンを決意したそうです。 常に同じ方向を見て前に進む キマグレン。2人の心の中の光は、これからもず〜っと輝き続け、海を愛し、夏を愛する人々の心に、光を灯し続けるのではないでしょうか。 LOVE UNITED「THE ONE」。今夜は、キマグレン をピックアップしました。 DUNLOP presents LOVE UNITED 夜が来た。 世界は真っ暗になって、 見える明かりといえば月だけさ。 でも怖くはない。君がいる限り。 僕を支えてくれる限りはね。 ねぇ、僕のそばに居てほしいんだ。 そして、支えてほしい。 この見上げた空が崩れ落ちても、 山が崩れて、海に沈んでも、 決して泣かないよ。君が居る限りはね。 そして、君が困ったときだって、 僕のそばに居れば大丈夫さ。 僕のそばに居てほしいんだ。 支えてほしい。 僕のそばに、居てほしいんだ。 愛の文字。それは「LOVE LETTERS」。ここでは、LOVE SONG の歌詞に込められた世界を旅してみたいと思います。 お送りしているのは、Ben E King で、「Stand By Me」。言わずと知れた名曲ですよね。 Ben E King は、黒人のコーラス・グループ、The Drifters のリード・シンガーとして、1950年代から活躍するアーティスト。 この曲は、彼が The Drifters を脱退した翌年、1961年にリリースし、大ヒットを記録したナンバーです。 そして、1986年には、映画「スタンド・バイ・ミー」の主題歌としてリバイバル・ヒット。この映画のイメージと結びついてる人の方が多いかもしれませんね。 誰かがそばに居てくれること、それだけで力になることがあります。「独りじゃない」。そう思えることで、困難に立ち向かうことができます。 「そばに居てほしい」。この曲は、そんな人間の普遍的な気持ちを、素直に表現したからこそ 、永遠の名曲として歌い継がれているのです。 LOVE UNITED「LOVE LETTERS」。今夜は、Ben E King の「Stand By Me」をご紹介しました。 LOVE LETTERS わたくし今井美樹が TOKYO FM からお送りしている DUNLOP presents「LOVE UNITED」。 お送りしているのは、サニーデイ・サービス で、「サイン・オン」。彼らの音楽ってとってもシンプルですけど、温かみとか、温度がありますよね。 ボーカルの、曽我部恵一さん。今年の夏は、毎週のように、野外イベントに出演されています。サニーデイ・サービス としては、「FUJI ROCK FESTIVAL」に出演予定です。 苗場の会場がこんな、温かな雰囲気に包まれるんでしょうね。 さて、この番組では、みなさんからのメッセージやリクエストをお待ちしております。番組ホームページのアドレスは、「www.tfm.co.jp/lu」。 番組では、リクエストを採用させていただいた方に、5,000円分の、Amazon のショッピング・カードをプレゼントしております。 みなさんの心の LOVE SONG、お待ちしております。 それではここで、みなさんから届いたメッセージをご紹介しましょう。神奈川県、「アチーソーサ」さん。31歳・会社員の方です。 中学生のときのこと。当時好きだった女の子との別れ際、雨が降り始めました。 私はそのとき、置き傘を手にして、さらに、万が一のために、折り畳み傘も持っていました。彼女には傘がなく、「どうしようかな〜」といった、困り顔で空を見上げていました。 「傘2本あるし貸すよ」。そのひとことが、喉元まで出ているのに、なぜか言えない私。恥ずかしかったのか、恩着せがましいと感じたのか、今考えれば、何にせよ、子供じみた考えでした。 結局彼女は、雨に濡れて帰ることに。彼女を見送った私は、置き傘と折り畳み傘。2つ持っているのにもかかわらず、傘を差さず、びしょ濡れになりながら帰りました。 それで何かが許されるわけでも、不甲斐なさが流れるわけでもないのに。なんか、自分に、罰を与えたいだけの、身勝手な儀式でした。 翌日、案の定風邪をひいてしまった彼女と、情けないぐらいに元気な私。彼女がくしゃみをするたびに、私の胸はチクリと痛みました。 というメール、いただきました。 なんだか、ドラマのワンシーンみたいね。(笑) でも、中学生の頃ってこんなことなんですよね。 何でそのひとことが言えないんだろうっていうのは、女の子も男の子もきっと誰もが経験する、そんな、年頃なんだよね〜。 なんだか、胸が今、「きゅん」としたり「ほわっ」と温かくなったりしながらこれを読ませていただきました。 それでは今日は、神奈川県の「アチーソーサ」さんのリクエストで、Le Couple、「ひだまりの詩」。 わたくし今井美樹がお送りしている「LOVE UNITED」。お送りしたのは、神奈川県「アチーソーサ」さんからのリクエスト。Le Couple で、「ひだまりの詩」でした。 「アチーソーサ」さんには、Amazon のショッピング・カードをプレゼントします。素敵な音楽との出逢い、期待していますね。 LOVE UNITED TOKYO FM からお届けしている「LOVE UNITED」。お送りしているのは、わたくしの、この春に出ました、ベスト・アルバム、「Miki's AFFECTIONS [ANTHOLOGY 1986-2011]」から、「ラストダンスは私に」。です。 5月1日から始まりました、わたくしの今年のツアー、「LOVE & BLESSINGS」。このツアーも、先週、大阪で無事終了いたしました。とても、充実感のあるツアーだったな〜と思っています。 ベスト・アルバムを持って、ツアーをするということはこういうことなのかなっていうのを、つくづく感じながら、「私は今これをしたいの。だから、聴いてほしい。見てください」というよりも、みなさんが「聴きたい」と思ってくださる曲。 誰かのために、音楽を奏で、そして歌うということを、本当に、幸せに感じながら、歌えた、そんな、ツアーでした。 この3月の震災があったことでさらに、やっぱり、今歌を歌う、ならば、歌を歌わせていただけるんであれば、その歌に、私なりの想いを、乗せて伝えたいという、そんなことも、大きく、このツアーには、力を与えてくれまして。 私にとっては本当に忘れられない、そんなツアーだったと思っています。来てくださった方、本当にありがとうございました。 この週末、もうあのライブがないのかと思うと、凄く淋しいですけれども。それこそ、8月30日に、WOWOW で、東京の、フォーラムで行なわれた、ライブの模様が、オンエアーになることが決まっています。 来てくださった方たち、ぜひもう一度、感じていただきたいです。そして、足を運んで、いただけなかった方たちにもぜひ、私たちの、ステージからのいろんな想い、受け取っていただけるとうれしいな〜と思っています。ぜひご覧になってください。 さて、そろそろお別れの時間です。今夜はいかがでしたでしょうか。 明日は、海の日。本来なら3連休ですけれどもね。今年は節電対策で、週末がお仕事というご家庭も、多いはずです。 しかし何にせよ、子供たちにとっては、大切な大切な記憶に残る夏休み。みなさんそれぞれの方法で、想い出の夏にしてくださいね。 この番組では、世界中にきらめく数多くの LOVE SONG を集め、その世界を旅しながら、みなさんと幸せな時間を共有できる1時間にしていきたいと思っています。 どうぞ来週も、この時間にお逢いしましょう。「LOVE UNITED」。お相手は、今井美樹でした。 この番組は、タイヤのフロンティアを紡ぐ、DUNLOP の提供でお送りしました。 |