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宇宙の中で、とても小さな愛。 愛 私を包む、母なる地球への愛。 愛 親から子へ、未来へつながる愛。 愛 自分の隣にいる、かけがえのない恋人への愛。 この地球に存在する、そんな全ての愛を称えるもの。 LOVE SONG (タイトルコール) DUNLOP presents... LOVE UNITED その歌を口ずさむだけで、あなたへの距離を縮め、多くの心をつないでいく。 この番組では、世界にきらめく LOVE SONG を集め、その曲の持つ愛の世界を、みなさんと一緒に感じてみたいと思います。 恋人への愛。家族への愛。人間への愛。神への愛。 たくさんの愛が集う場所。「LOVE UNITED」。わたくし今井美樹がご案内いたします。 この番組は、タイヤのフロンティアを紡ぐ、DUNLOP の提供でお送りします。 DUNLOP presents LOVE UNITED DUNLOP presents「LOVE UNITED」。こんばんは。今井美樹です。 「LOVE UNITED」では、世界中の LOVE SONG を集めて、愛ある時間をみなさんとご一緒できたらな〜と思っています。 今日の1曲目にお送りしたのは、1959年に公開された映画、「A Summer Place 〜避暑地の出来事」のテーマ。 映画を知らなくても、あの音楽は知っている という人も多い、映画音楽シーンに残る名曲でした。 そして今お送りしているのは、Stevie Hoang で、「Summer Love」。 彼はイギリス出身のアジア系シンガー。2007年にデビューし、現在までに3枚のアルバムをリリースしています。 この曲は、先日リリースされたばかりの3rdアルバムからのタイトル・チューン。とてもキラキラとした、メロウな R&B ですよね。 アルバムの中には、日本に向けて書かれたトラックもあるとか。今年の夏の夕暮れを飾る素敵なアルバムになりそうです。 THE ONE 世界中で時を越えて歌われる LOVE SONG。そんな名曲を生み出した、音楽界の偉人を毎回1人ピックアップして、そのアーティストが持つ世界を見つめるコーナー。「THE ONE」。 今週ピックアップするのは、Foo Fighters です。 今や伝説となったバンド、「Nirvana」のドラマーだった、Dave Grohl 率いるバンドです。 結成から16年。6度のグラミーを獲得する、現代を代表するロック・バンド。彼らの直球勝負の熱いロックは、夏の暑さを吹き飛ばすような勢いを持っています。 そんな彼らは、いったいどんな愛に包まれているのでしょうか。 それでは今週は、Foo Fighters の愛の足跡(そくせき)をご紹介していきたいと思います。まずはこの曲から。 LOVE UNITED「THE ONE」。今週は、Foo Fighters をピックアップしております。 お送りしているのは、チャリティー・アルバム、「SONGS FOR JAPAN」にも、収められたナンバー。「My Hero」。 今年で活動開始から16年を迎える Foo Fighters。6月には、これまでの足取りを追ったドキュメンタリー映画が公開され、話題となっています。 バンドのボーカルは、「Nirvana」でドラムを叩いていた Dave Grohl。始まりは、あの悲しい事件から1年後の、1994年でした。 2000年代のロック・シーンに大きな影響を与えたバンド、Nirvana のボーカル、Kurt Cobain が、自ら命を絶ったことで解散した Nirvana。 気力を失い、ドラムを叩く気にもならない日々を過ごしていた Dave は、半年を過ぎた頃から、この悲しい状況から、何とか抜け出したいと、自ら、ガレージ・スタジオにこもり、レコーディングを始めます。 短期間で仕上げた曲は、アルバム1枚分。自分の居るべき場所を改めて見つけるため、新しいバンドを探し始めます。 実は Dave は、ドラマーとなる前からギターを触り、Kurt が精神的に疲弊していく姿を見ながら、自らのモチベーションを保つため、ギターで、自ら作曲することを始めていたのです。 Dave が動き始めたのを聞きつけ、有名バンドからメンバーの誘いも来たそうですが、自分の音楽、自分の居場所探しを始めたばかりの Dave は、その誘いを断ります。 そして出逢ったのが、ベース・Nate Mendel の居たバンドでした。 そして彼らと共に、「Foo Fighters」と名乗り、活動を開始します。「過去のバンドのことには触れず、とにかく楽しもう」。そういうスタンスで。 音楽シーンでは、いったいどんなバンドになるのかと話題になりましたが、全てのインタビュー、全てのプロモーションを頑なに拒否し、ライブに専念、回を重ねていきます。 各会場には、Nirvana のファンが殺到しましたが、彼らの前で見せるシンプルなロック・サウンドは、Nirvana のファンをも、魅了していきました。 しかし、初のオリジナル・アルバムともいえる1997年のアルバム、「The Colour And The Shape」で、ドラマーが脱退。その後も、ギターが脱退するなど、メンバーが安定しません。 そんな中、新ドラマーの Taylor が、薬物で昏睡状態に陥ります。 家族同然のメンバーが、再び薬物で倒れていくのを見て、Dave は、自分の力不足を痛切に感じ、バンドの活動を休止することを心に決めます。 しかし、Foo Fighters として最後のステージになるかもしれない というステージで、彼らは最高のパフォーマンスを繰り広げました。 「まだやるべきことを残している」。そう感じた Dave は、レコーディングを再開。 小さな地下のスタジオで、30分でつくり上げたアルバムは、彼らのターニング・ポイントとなり、そこから、ビッグ・ヒットが生まれていったのです。 LOVE UNITED。お送りしているのは、2002年にリリースされたアルバム、グラミーでベスト・ロック・アルバムを受賞した、「One By One」から、「All My Life」。 解散の危機を乗り越え、新しいサウンドへ世界を広げ、イギリスのスタジアムで2日間、延べ16万人のチケットを即完させるほどの、モンスター・バンドへと成長した Foo Fighters。 そんな彼らが、4年ぶりに発表した最新作で、Dave は初めて、自分の過去について語り始めました。 今回のアルバムは、Nirvana の名作、「Nevermind」からちょうど、20年を迎える、記念すべき年に発表される作品。 初心に帰るため、レコーディングは、Dave の家にあるスタジオで行なわれ、プロデューサーには、「Nevermind」をプロデュースした、Butch Vig を起用。 録音スタイルも、アナログ・テープが採用され、バンドの生きたグルーヴを感じられるサウンドに仕上がっています。 また、Nirvana のベース、Krist Novoselic が、1曲参加。音楽的というより、個人的な理由での、意味ある再開がなされたのです。 これまで逃げ続けていた Kurt との想い出も語り始め、さらに大きく一歩を踏み出した Dave。 そこには、Foo Fighters の真価を理解してほしい。ありのままの自分たちを知ってほしい。そんな想いがありました。 最新のインタビューで、Dave はこう語っています。 「Nirvana がなければ今の俺はいない。でも俺は、過去を振り返ることはほとんどない。過去ではなく、未来について考えているんだ。バンドが次に何をするか、子供たちの成長のこと、自分が老いていくことを考える。自分がこれまでに手にした功績に浸ることはないね」。 「それは、Foo Fighters は、「人生は続いていくものなんだ」っていうことを、証明するために始めたバンドだったからさ。生き残れる、乗り越えられるということ、希望があるということ、生きていればいいことがあるっていうことをね」。 お送りしているのは、4月にリリースされた最新アルバム、「Wasting Light」から、「Walk」。 先月公開されたドキュメンタリー映画では、「Wasting Light」のレコーディング風景も収められています。 その中で、家族と共にリラックスした中で録音している Dave の姿が、なんとも素敵で、彼のサウンド、パワーの源を垣間見ることができます。 ギターを録音してる背中に、娘がウロウロしていたり、「歌詞を5分で書くぞ!」というときに、邪魔が入ったり。しかし決して煙たがらず、優しく話しかけている姿が、とても素敵です。 ライブ前の彼らの緊張感もリアルに感じられるだけに、ロック・ファンならずとも、「最近熱くなってないな」っていう人には観てほしい、そんな映画です。 「希望を、悲しみで覆い隠してはいけないんだ。その希望を使って、悲しみを癒してあげなきゃいけいない。誰もが、自分の原点に敬意を持つべきさ。でも同時に、それを引きずり続けてもいけいないんだ」。 どんなに輝かしい過去があろうとも、未来にはその何万倍もの可能性が待っている。今年42歳になった Dave 率いる Foo Fighters。 彼が放つ光を見逃さないよう、これからも、彼らの活動を追いかけていきたいです。 LOVE UNITED「THE ONE」。今夜は、Foo Fighters をピックアップしました。 DUNLOP presents LOVE UNITED 始まりは素晴らしかった。 お似合いのカップルだって言われたね。 君の愛と、輝きに包まれていた僕。 どれだけ君を愛したことか。 どれだけ泣いたことか。 心から尽くした日々は、 何だったんだろうか。 偽りを生きてしまった日々。 死ぬまで君を愛しているのに。 貸し借りはきれいにしてしまおう。 想い出も消してしまおう。 新しい出逢いから始めるさ。 でも、君との全ては無駄だったのかなぁ? 愛しあったこと全てが? 首を括って広告を出そう。 「魂を売ります」って。 心が冷え切ってしまっている。 何も気持ちが動かないんだ。 誰か僕を救ってくれないか。 独りきりの人生なんて耐えられない。 とても無防備で心細いんだ。 誰か僕を救ってくれないか。 僕は今、とても無防備で、心細いのさ。 愛の文字。それは「LOVE LETTERS」。ここでは、LOVE SONG の歌詞に込められた世界を旅してみたいと思います。 お送りしているのは、Queen で、「Save Me」。 Freddie Mercury が亡くなって、今年でちょうど20年。Freddie の死後も、世界中で、特にこの日本でも、彼らの人気は衰えることを知りません。 たくさんの名曲を残している Queen ですが、この曲は、1980年にリリースされたアルバム、「The Game」の最後を飾るバラード。 ちなみに、アルバム「The Game」は、彼らの作品の中で、アメリカで一番売れたアルバム。彼らのひとつのピークを形づくった、そんな名曲です。 周りから「お似合いだね」なんて言われていたカップル。しかしその愛が終わってしまった後に残った孤独感。 光が強ければ強いほど、反対に影は濃くなりますよね。そんな孤独から僕を救ってほしい。そう歌う Freddie。 この曲は、そんな絶望的な状況の中で、一筋の光を掴み取ろうともがく主人公を歌った名曲です。 LOVE UNITED「LOVE LETTERS」。今夜は Queen で、「Save Me」をご紹介しました。 LOVE LETTERS わたくし今井美樹が TOKYO FM からお送りしている DUNLOP presents「LOVE UNITED」。 お送りしているのは、山下達郎さんで、「SPARKLE」。このイントロを聞くと、「パーッ」と夏の扉が開いた! そんな感じがしますよね。 1982年のリリース。私が東京に出てきたばかりぐらい。鮮明に、この夏のことを憶えています。 さて、この番組では、みなさんからのメッセージやリクエストをお待ちしております。番組ホームページのアドレスは、「www.tfm.co.jp/lu」。 番組では、リクエストを採用させていただいた方に、5,000円分の Amazon のショッピング・カードをプレゼントしております。 みなさんの心の LOVE SONG、お待ちしております。 それではここで、みなさんから届いたメッセージをご紹介しましょう。神奈川県、「イサムちゃん」。41歳の、会社員の方です。 先日、愛車を売ってきました。私が社会人になったときに買った、2人乗りのオープンカーで、今までずーっと、私の人生に付き合ってきた戦友のような存在です。 しかし結婚が決まり、しかも、3人目の家族も婚約者に宿っているとなると、さすがにスポーツカーを乗り回しているわけにもいかなくなりました。 これからは、家族でドライブに出かけられるようなファミリーカーが、私の相棒となりそうです。 車を手放すという経験は初めてだったのですが、やっぱり淋しいものでした。でもようやく結婚できるのですし、親に、孫を抱かせてやれるのですから、悪いことばかりではないと前向きに考えようと思います。 リクエストは、車を買った際に、カーラジオから最初に流れてきた、想い出の曲をお願いいたします。 という、メールをいただきました。 そうですか。なんかわかるな〜。私は、27歳ぐらいのときだったかなぁ、「チェロキー」というジープを、自分で買った初めての車だったんですけど。 どうしてもその、「チェロキー」というジープにこだわって、(笑) 手に入れたんですけどね。1990年だ。 それがね、ハズレだったの。調子が悪くって、(笑) しょっちゅう、あちこち診てもらわなきゃいけない、車だったんですけど。ダメダメだから余計かわいいみたいな感じのところもあって。(笑) でも、それこそ私も、結婚して、妊娠がわかったときに、「チェロキー」っていう車、トラックみたいにすごい揺れるもんですから、これは、もう、さよならしなきゃなと思って、手放すことにしたんですけどね。 やっぱり、自分が本当に惚れて買った車だったので、とっても切なかったことを、(笑) 今読みながら思い出しました。 でもね、ここに書かれているように、また新しい、これからの世界が始まりますから。それはそれでとても、楽しい、ものですよ。楽しみに、これからの、新しい車との出逢い、待って、みてくださいね。 それでは、神奈川県の「イサムちゃん」からのリクエスト。米米クラブ、「浪漫飛行」。 わたくし今井美樹がお送りしている「LOVE UNITED」。お送りしたのは、神奈川県の「イサムちゃん」からのリクエスト。米米クラブ で、「浪漫飛行」でした。 「イサムちゃん」には、Amazon のショッピング・カードをプレゼントします。素敵な音楽との出逢い、期待していますね。 LOVE UNITED TOKYO FM からお届けしている「LOVE UNITED」。お送りしているのは、8月17日にリリースになります、布袋寅泰さんのアニバーサリー・ゲスト・アルバム、「ALL TIME SUPER GUEST HOTEI with FELLOWS」という、アルバムより、大橋トリオさんで、「ラストシーン」です。 「なんだ?このアルバム」っていう感じだと思いますが。(笑) 30年のキャリアの中から厳選された楽曲を、ジャンルもキャリアもレーベルも国境さえも越えたゲストたちが、カバー、そしてコラボレーションで、再構築する布袋さんのベスト・アルバム、を、超えた、「ゲスト・アルバム」になっているんですね。 面白い、ゲストの方たちが、この曲をあの曲をという曲たちを、コラボしてくださっています。例えばこの大橋さんをはじめ、「BUCK-TICK」の今井さんとかね、CORNELIUS とかね、Dragon Ash とか、RIP SLYME も、それから、氣志團も、コブクロも、なぜか今井美樹も入ってたり、とにかくね、すごく面白い人たちが集まった最高のアルバムです。 8月17日に出ます。この夏絶対盛り上がるアルバムなので、聴いてみてほしいなと思ってます。 そして、その布袋寅泰さんがですね、8月7日日曜日に、大阪「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」で、「布袋寅泰 Presents「ベストヒット・イン USJ」」というタイトルで、野外ライブを行ないます。 そこに、この大橋トリオさん、そしてなぜか今井美樹、そして、Char さん、 布袋寅泰という、とてもねぇ、面白いというか変わった「どうしてこのメンツなの?」みたいな、でも非常に、面白そうな、メンバーで、夏の、野外をやることが決まっています。 関西の方だけでなく、夏休みですからね、遠くからでも、泊りがけで、家族でみなさん来ていただけると、きっと楽しい、そんな時間になると思います。お待ちしています。 さて、そろそろお別れの時間です。今夜はいかがでしたでしょうか。 最後に、ひとつお知らせです。震災の影響で公演が延期となっていた、「アース&ヒューマンコンシャスライブ2011 supported by DUNLOP」。この振替公演を9月6日火曜日、東京国際フォーラムで開催することになりました。 出演は、植村花菜さん、藤井フミヤさん、ゴスペラーズ、そしてわたくし今井美樹。 4月22日のチケットをお持ちの方は、そのまま振替公演にご利用いただけます。また、振替公演のチケットも若干ご用意しております。 「地球を愛し感じる心・アースコンシャス」というメッセージに加えて、今年は、「命を愛しつながる心・ヒューマンコンシャス」というメッセージも伝えていければな〜と、思っています。 詳しくは TOKYO FM のホームページをご覧になってくださいね。 この番組では、世界中にきらめく数多くの LOVE SONG を集め、その世界を旅しながら、みなさんと幸せな時間を共有できる1時間にしていきたいと思っています。 どうぞ来週もこの時間にお逢いしましょう。「LOVE UNITED」。お相手は、今井美樹でした。 この番組は、タイヤのフロンティアを紡ぐ、DUNLOP の提供でお送りしました。 |