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宇宙の中で、とても小さな愛。 愛 私を包む、母なる地球への愛。 愛 親から子へ、未来へつながる愛。 愛 自分の隣にいる、かけがえのない恋人への愛。 この地球に存在する、そんな全ての愛を称えるもの。 LOVE SONG (タイトルコール) DUNLOP presents... LOVE UNITED その歌を口ずさむだけで、あなたへの距離を縮め、多くの心をつないでいく。 この番組では、世界にきらめく LOVE SONG を集め、その曲の持つ愛の世界を、みなさんと一緒に感じてみたいと思います。 恋人への愛。家族への愛。人間への愛。神への愛。 たくさんの愛が集う場所。「LOVE UNITED」。わたくし今井美樹がご案内いたします。 この番組は、タイヤのフロンティアを紡ぐ、DUNLOP の提供でお送りします。 DUNLOP presents LOVE UNITED DUNLOP presents「LOVE UNITED」。こんばんは。今井美樹です。 明日から、8月。今年は夏の到来が早かったですけどねぇ、既に夏バテ気味の方もいらっしゃるかもしれませんね。 そんなときこそ、音楽に、心も体も、なだめてもらって、心から気持ちよく過ごしたいものです。 「LOVE UNITED」では、世界中の LOVE SONG を集めて、愛ある時間をみなさんとご一緒できたらな〜と思っています。 今日の1曲目にお送りしたのは、Olivia Newton-John で、「Summer Nights」。 1978年、John Travolta と共に主演したミュージカル映画、「グリース」からの1曲でした。 そして今お送りしているのは、真心ブラザーズ で、「ENDLESS SUMMER NUDE」。 夏をイメージした曲って勢いを感じるものと、涼しげでメロウなものと大きく、2つに分かれる、感じがするんですけれども。 この曲は、夏の暑さをものともしないような勢いがありながら、どこか、センチメンタルな雰囲気がありますよね。この曲は、1997年のリリース。彼らの代表曲のひとつです。 THE ONE 世界中で時を越えて歌われる LOVE SONG。そんな名曲を生み出した、音楽界の偉人を毎回1人ピックアップして、そのアーティストが持つ世界を見つめるコーナー。「THE ONE」。 今週ピックアップするのは、MIGHTY CROWN です。みなさん、彼らのことご存知でしょうか。横浜を拠点としながら、世界に発信するサウンド・クルー。 日本のダンスホール・レゲエを先導し、自ら主催するイベント、「横浜レゲエ祭」は、毎年3万人が集まる、日本最大の野外レゲエ・イベントとなっています。 日本から、レゲエを発信し、世界で活躍する彼らにとって、今年は、結成20周年を迎える大切な年。彼らは今、どんな想いを胸に活動されているのでしょうか。 それでは今週は、MIGHTY CROWN の世界をみなさんと旅してみたいと思います。まずは、この LOVE SONG から。 LOVE UNITED「THE ONE」。今週は、MIGHTY CROWN をピックアップしております。 お送りしているのは、彼らが監修したレゲエ・コンピレーション・アルバム、「LIFESTYLE RECORDS COMPILATION VOL.4」から、「THINK ABOUT ME」。 「「夏しか日本に居ないから、そこで一発イベントやろうよ」という軽いノリ。深い意味も、デカくしようなんていう気もなかったんですけど」。 今から16年前の1995年の夏、「横浜レゲエ祭」の前身である、「YOKOHAMA REGGAE BASH」は、こんな軽いノリで始まりました。 そもそも彼らが知り合ったのは山下公園。スケボー仲間が、その帰りにライブハウスに行くようになり、「ダンスホール・レゲエ」という音楽に遭遇。 先輩たちを真似して、自分たちもやってみようと結成したのが、「MIGHTY CROWN」でした。 結成当時からのメンバーである、MASTA SIMON さんは、既にその頃、ロサンゼルスで生活をしており、他のメンバーたちもそれぞれ海外で生活するようになり、彼らが一堂に会せる夏に、自分たち主催の、レゲエ・イベントを企画しよう。それが、「YOKOHAMA REGGAE BASH」だったのです。 「俺らは、監督もする。プロデュースも、主演も脚本も、ディレクターもする。ロゴから、看板の色、どこに広告を打つかまでやる。それが、俺らの昔からのスタイル」。 MASTA SIMON さんが語るように、MIGHTY CROWN のイベントは、1回目から全て、メンバーとその仲間たちの手でつくり上げてきました。 フライヤーのデザインに始まり、宣伝、チケットの販売、セキュリティ、受付、バー・カウンターの仕切りに至るまで、徹底していて、そのクオリティも高かったといいます。 「すごい奴らがいる」。その噂は、横浜のアンダー・グラウンドに伝わり、1回目の集客は150人。当時、レゲエ・イベントといえば、30人から50人の規模が普通だったといいますから、これは大成功といってよい数でした。 日本ではまだ、日本人によるレゲエが市民権を得ていなかった時代。「絶対いつかわからせてやる」。そんな想いが、モチベーションになっていたのです。 初回の開催を無事に終え、手応えを感じた彼らは、毎年の開催を決意します。2年目、3年目と、少しずつ規模を広げ、4年目には、2日間の開催。イベントの名前も、「横浜レゲエ祭」に変更し、延べ、1,300人を動員しました。 「日本人にレゲエの良さをわかってもらうのに、英語やジャマイカの言葉だとインパクトがない」。そんな理由から、この頃の MIGHTY CROWN は、MC に日本語を取り入れ、日本人による、日本語のダンスホール・レゲエを全面に押し出し、認知度を高めようと躍起でした。 それと並行するように、翌年にはニューヨークで行なわれた、サウンド・クラッシュと呼ばれる、レゲエ・バトルの世界大会に出場し、見事優勝。世界のフィールドでも認められるダンスホール・レゲエを披露し、勢いを加速させていきました。 LOVE UNITED。お送りしているのは、MIGHTY CROWN から派生したユニットで、彼らと共にダンスホール・シーンを盛り上げるアーティスト、FIRE BALL で、「SUPERSTAR」。 1995年からスタートした、彼ら主催のイベント、「横浜レゲエ祭」。このイベントは、年を追うごとに規模を広げ、2000年には、2日間で4,000人を動員するまでに拡大します。当然この頃には、「次は野外で」。そんな気持ちができ上がっていました。 そうして迎えた2003年。横浜レゲエ祭は、初めて、野外ステージでの開催を果たします。場所は、八景島の特設ステージ。 初めは150人しか集まらなかったイベントに、果たして1万人も来るだろうか。不安は常にあったといいます。 通常レゲエのライブは、時間になっても、観客がなかなか集まらないものといわれていますが、この日は、朝7時から3,000人近くが集まり、駅から行列ができる盛況ぶり。 ライブ中は、1万人が一斉にタオルを回し、ステージ上から見たその景色は、まるで、観客を覆うタオルの天井のようだったそうです。 「野外になって、人の力をより感じるようになった。子供も来れるようになって、主催者としての責任も感じ始めた」。そう語る、MASTA SIMON さん。 ところが、この主催者としての責任が、レゲエを多くの人に広めたいという気持ちと相まって、翌年、物議を醸すことになるのです。 2004年の、横浜レゲエ祭は、横浜港の特設ステージで行なわれ、前年の倍となる2万人を動員。横浜ランドマークや観覧車が見える絶好のロケーションで、彼らが披露したのは、多くの人にわかりやすいサウンドでした。 2万人のうち、半分は、クラブに出入りしない人であると予測し、そういう人たちにこそ、ダンスホール・レゲエを広めたいという想いからです。 しかし、そうした選曲が、一部のコアなファンには不満だったのです。「同じ曲ばかりかけやがって」「あいつら見失ってんじゃないの?」。ファンから厳しい言葉が浴びせかけられました。 わかってたこととはいえ、このできごとがきっかけとなり、彼らは、横浜レゲエ祭とは別に、コアなファンも満足するイベントをもうひとつスタートさせることになります。 こうした地道な活動で、ファンを着実に増やしていった MIGHTY CROWN。2006年にはついに、3万人が収容できる、横浜スタジアムで開催することとなりました。 「アンダー・グラウンドでやってきた人間が、スタジアムでできるなんて」。MIGHTY CROWN、結成15年目の快挙でした。 LOVE UNITED。お送りしているのは、結成20周年を記念してリリースされた新曲、「RESPECT」。 「目指すのはもう人数じゃなくて「質」だと思う。人数を求めていったら、理想がついて来れなくなるから」。 そういう想いで、2006年から続けていた横浜スタジアムでのレゲエ祭を、4年目にして終わらせた MIGHTY CROWN。去年は、第2章を、赤レンガパークでスタートさせました。 しかし今年は、彼らが結成20周年となる記念すべき年。やはり、あの規模を味わいたいと、再び、横浜スタジアムに返り咲きます。今年のテーマは、「RESPECT」。 「リスペクトがなかったらここまで来れなかった。これまで関わってきた全ての人にリスペクト」。 MIGHTY CROWN は、こうした気持ちをサウンドにして表現するからこそ、横浜レゲエ祭を成功に導いて、日本におけるダンスホール・レゲエの地位を確立させることができたのではないでしょうか。 LOVE UNITED「THE ONE」。今夜は、MIGHTY CROWN をピックアップしました。 DUNLOP presents LOVE UNITED ロックン・ロールしてから長い時間が経った。 彷徨ってから、ずいぶん長い時間が経ったな。 取り戻さなきゃ。俺が居たところを。 そう、俺は長い間、独りぼっちで 孤独な時間を過ごしてきたんだ。 愛を知ってから、長い時間が経った。 愛のない人生なんて保証できないさ。 なぁ連れてってくれよ。俺が居た場所へ。 そう、俺は長い間、独りぼっちで 心細い時間を過ごしてきたんだぜ? 俺たちが月明かりを散歩してから、ずいぶん時間が経った。 愛を交わして、ひとつのご褒美を手に入れた。 なぁ、両手を広げて、俺を迎え入れてくれないか。 だって俺は、長い間、独りぼっちで 孤独な時間を過ごしてきたんだぜ? 寂しくて、心細い時間を過ごしてきたんだぜ? 愛の文字。それは「LOVE LETTERS」。ここでは、LOVE SONG の歌詞に込められた世界を旅してみたいと思います。 お送りしているのは、Led Zeppelin で、「Rock and Roll」。 彼らの音楽は知らなくてもこの曲だけは知っている、そんな方もいらっしゃるでしょう。 Led Zeppelin は、複雑に展開する曲がたくさんありますが、この曲は彼らの中で一番シンプルな曲かもしれません。タイトルも凄くシンプルですよね。 この曲は1971年にリリースされた4枚目のアルバム、「Led Zeppelin IV」に収録されたナンバー。 シンプルで勢いのあるサウンドとは裏腹に、長い孤独を歌っています。そして、そんな長い孤独を癒してくれる存在を求めている、そんな内容だったんですね。 彼らは記憶に新しいところでは、2007年に、イギリスで再結成ライブが行なわれ、大きな評判となりましたが、その後の活動は止まったまま。 一時期は Aerosmith の Steven Tyler がボーカルを務めて復活、そんな噂も聞こえてきましたが、結局、再活動までには至っていません。 世紀のロックン・ロール・バンド、Led Zeppelin。彼らはこのまま終わってしまうのでしょうか。彼らの勇姿、もう一度見たいですよね。 LOVE UNITED「LOVE LETTERS」。今夜は、Led Zeppelin の「Rock and Roll」をご紹介しました。 LOVE LETTERS わたくし今井美樹が TOKYO FM からお送りしている DUNLOP presents「LOVE UNITED」。 お送りしているのは、スガシカオさんで、「コーヒー」。 来週、彼の LOVE SONG ばかりを集めたアルバム、「Sugarless II」がリリースされるスガさん。まさにこの番組のためにあるようなアルバムですよね。 この曲はアルバムの1曲目を飾る新曲。このアルバムには他にも、Mr.Children の、桜井和寿さんとコラボレーションしたナンバーなど、レアな曲もたくさん入っているそうです。楽しみなアルバムですね。 さて、この番組では、みなさんからのメッセージやリクエストをお待ちしております。番組ホームページのアドレスは、「www.tfm.co.jp/lu」。 番組では、リクエストを採用させていただいた方に、5,000円分の Amazon のショッピング・カードをプレゼントしております。 みなさんの心の LOVE SONG、お待ちしております。 それではここで、みなさんから届いたメッセージをご紹介しましょう。兵庫県、「フトシ」さん。41歳の男性の方です。 今から20数年前。当時大学生だった私は、ラヴ・バラードばかりを集めた、「超・エロい」カセットテープを編集し、デートに誘った女の子を、六甲山に連れて行き、神戸の夜景を見せながら、そのテープを聴かせながら、口説いていた。そんな想い出があります。 この曲は、私の中では、最高の曲順で、一番盛り上がるタイミングで聴かせる、そんな曲でした。 という、メッセージをいただきました。 ふふっ。(笑) そうやってほら、自分の、好きなね、曲を、こうやって編集してカセットテープにっていうのは、私たち、そうでしたよね。みんなそうでした。 それこそ、ドライブするときのね、昼間にガンガン、気持ちよく海に行くとき用のテープをつくったり。 夜、自分のお部屋で、気持ちいい、寝るときに聴きたいやつだったり、こういうふうに、デートのときに、聴きたいやつとか。それぞれ、みんなつくっていたと思います。 でもこの、「フトシ」さんがそういうふうに、なんていうんですか?(笑) 「エロい」っていう言い方がアレなんですけど、LOVE SONG ばかりをね、集めた、テープを連れてって、用意周到に段取りをして、ずっとデートをしていたっていうのが目に浮かんで。 でも、意外と、女の子のほうも、そのことはちゃんとわかった上で、気がつかないふりをして、このあたりでちょっと手を握られて、「フゥッ」としたい。そんなこともあったりするんだよね。女の子も。(笑) ま、そういう、かけひきみたいなのが、恋をするというかね、恋が成就する前の一番の醍醐味だったりもするんじゃないかと、(笑) 今、このメールを、面白いなと思いながら、読んでいましたけれども。 それでは、「フトシ」さんイチ押しの、一番盛り上がる曲ですかね。お送りしましょう。Julian Lennon で、「Valotte」。 わたくし今井美樹がお送りしている「LOVE UNITED」。お送りしたのは、兵庫県の「フトシ」さんからのリクエスト。Julian Lennon で、「Valotte」でした。 「フトシ」さんには、Amazon のショッピング・カードをプレゼントします。素敵な音楽との出逢い、期待していますね。 LOVE UNITED TOKYO FM からお届けしている「LOVE UNITED」。お送りしているのは、Char さんの、1stアルバム、「Char」より、「SMOKY」です。 もう、「Char といえば、SMOKY」って、「キャー」っという、方たち、(笑) いっぱい今盛り上がって、いらっしゃるんじゃなかろうかと思いますが。 先週も、お伝えしました、来週日曜日に、大阪「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」で、ライブ・イベントがあります。「布袋寅泰 Presents「ベストヒット・イン USJ」」というタイトルで、野外ライブのイベントがあるんですが。 そこに、この Char さん、先週おかけしました大橋トリオさん、そして、なぜかわたくしも参加させていただいてですね、(笑) 4人というこの、とても不思議な、4人のメンツでライブを行なうことに、なっているんですが。 なんかピンと来るような来ないようなっていう、そんな感じかもしれませんがこれがですねみなさん、なんだか本当に、素敵なっていうか、すごく面白いライブになりそうで私はもうワクワクしています。 大人向けの、でもすごくカッコいい、気持ちのいいライブ・イベントになりそうですよ。関西地区の方、もちろん、関西以外に住んでいらっしゃる方も夏休みですからね、お子さんも連れてぜひ、足を延ばしてみてください。 「行ってよかった!」っていうライブに、なりそうですよ。お楽しみに。 さて、そろそろお別れの時間です。今夜は、いかがでしたでしょうか。 ここで、お知らせがあります。震災の影響で公演が延期となっていた、「アース&ヒューマンコンシャスライブ2011 supported by DUNLOP」。この振替公演を、9月6日火曜日、東京国際フォーラムで開催することとなりました。 出演は、植村花菜さん、藤井フミヤさん、ゴスペラーズ、そして、わたくし今井美樹。 4月22日のチケットをお持ちの方はそのまま、振替公演にご利用いただけます。また、振替公演のチケットも若干ご用意しております。 詳しくは、TOKYO FM のホームページを見てくださいね。よろしくお願いいたします。 この番組では、世界中にきらめく数多くの LOVE SONG を集め、その世界を旅しながら、みなさんと幸せな時間を共有できる1時間にしていきたいと思っています。 どうぞ来週もこの時間にお逢いしましょう。「LOVE UNITED」。お相手は、今井美樹でした。 この番組は、タイヤのフロンティアを紡ぐ、DUNLOP の提供でお送りしました。 |