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宇宙の中で、とても小さな愛。 愛 私を包む、母なる地球への愛。 愛 親から子へ、未来へつながる愛。 愛 自分の隣にいる、かけがえのない恋人への愛。 この地球に存在する、そんな全ての愛を称えるもの。 LOVE SONG (タイトルコール) DUNLOP presents... LOVE UNITED その歌を口ずさむだけで、あなたへの距離を縮め、多くの心をつないでいく。 この番組では、世界にきらめく LOVE SONG を集め、その曲の持つ、愛の世界を、みなさんと一緒に感じてみたいと思います。 恋人への愛。家族への愛。人間への愛。神への愛。 たくさんの愛が集う場所。「LOVE UNITED」。わたくし今井美樹がご案内いたします。 この番組は、タイヤのフロンティアを紡ぐ、DUNLOP の提供でお送りします。 DUNLOP presents LOVE UNITED DUNLOP presents「LOVE UNITED」。こんばんは。今井美樹です。 「LOVE UNITED」では、世界中の LOVE SONG を集めて、愛ある時間を、みなさんとご一緒できたらな〜と思っています。 今日の1曲目にお送りしたのは、Jackson 5 で、「Never Can Say Goodbye」。たくさんの、アーティストにカバーされている名曲ですよね。1971年のヒット曲でした。 そして今お送りしているのは、Colbie Caillat で、「Think Good Thoughts」。カリフォルニア出身。海と、青い空が似合うアーティストです。 暑さも、峠を越してだんだんと過ごしやすい季節になってきますから、こういった、ナチュラルな音楽が気持ちよく聞こえる。そんなシチュエーションが、増えるかもしれませんね。 THE ONE 世界中で時を越えて歌われる LOVE SONG。そんな名曲を生み出した、音楽界の偉人を、毎回1人ピックアップして、そのアーティストが持つ世界を見つめるコーナー。「THE ONE」。 今夜ピックアップするのは、Dragon Ash の「Kj」こと、降谷建志さんです。 「Dragon Ash」、みなさんご存知ですよね。CD デビューは1997年ですから、現在14年目。デビュー当時17歳の降谷さんも、今年で32歳になっています。 「バンドは金のため」。デビュー当時、あらゆるインタビューにこう答え、若さゆえの、苛立ちを隠すことなく表していた降谷さん。14年目の今、降谷さんはどんな想いで、音楽と向き合っているのでしょうか。 今週は、そんな降谷建志さんの世界をみなさんと、旅してみたいと思います。まずは、Dragon Ash の存在を世に知らしめた、このナンバーから。 LOVE UNITED「THE ONE」。今週は、Dragon Ash の「Kj」、降谷建志さんをピックアップしております。 お送りしているのは、Dragon Ash で、「陽はまたのぼりくりかえす」。 「ロックは好きじゃない。っていうか、興味ない」。これは、17歳の降谷さんが、雑誌のインタビューに答えた言葉。 そのままの意味で受けとってしまうと、「なぜロック・バンドを結成しているのか?」と、疑問に思ってしまいますが、これは、当時の降谷さんなりの表現。楽しいからやっているのであって、「ロック」と限定されるのを嫌っての、発言でした。 キリスト教系の学校に通っていたことから、小学生の頃に聴いていた音楽は賛美歌。その後、アニメの主題歌から THE BLUE HEARTS を知り、「TRAIN-TRAIN」や、「リンダ リンダ」などを、よく聴いていたそうです。 しかしそれでもロックへの興味はさほど深まることもなく、中学3年でバンドを組み、ベースの担当をすることになったときも、ベースを買いに行って、間違って、ギターを買ってしまうほどでした。 初めて曲をつくったのは、楽譜が読めず、耳で聞いて覚えるのが面倒だったから。「自分でつくれば、覚える必要がない」。その程度だったといいます。 ところが、その初めてつくった曲を、バンド仲間が、知らないうちにレコード会社へ送り、それが、デビューのきっかけとなります。 音楽の知識も、憧れも、乏しいままに導かれたプロへの道。話はトントン拍子に進み、17歳でミニ・アルバムをリリースします。 初めの1年は鳴かず飛ばず。結成間もないロック・バンドには珍しいことではありませんが、この頃の降谷さんは、リスナーが壁をつくって、自分たちの音楽を受け止めてくれないのだと思い込んでいました。 次に出す曲が売れなかったら終わりかも。早くも、そんなムードが漂っていたといいます。 しかし、そんな状況の中で降谷さんは、「壁をつくっていたのは、自分の方だったのかもしれない」と思うようになります。気づかせてくれたのは、活動していく中で知り合った、他のバンドマンたち。 彼らは、音楽が好きな気持ちや、自分の曲が認められたときの嬉しさを、素直に口にしていました。そんな彼らが、降谷さんには眩しく見えたのでしょう。 自分はバンドが楽しくて仕方ないのに、防御線を張っていた。誤解されかねない乱暴な言葉を発して、壁をつくっていたのは、自分自身だった。 それからの降谷さんは、素直な気持ちで曲を紡ぐように変わっていきます。すると、先ほどお送りした、「陽はまたのぼりくりかえす」が、オリコン上位にランクイン。徐々に、リスナーに受け入れられるようになるのです。 LOVE UNITED。お送りしているのは、レゲエとラテンのテイストを取り入れた2008年のシングル、「繋がりSUNSET」。 ヒップホップとロックを融合させた音楽をメジャーにし、ミクスチャー・ロックを牽引する存在となった Dragon Ash。 1999年、3rdアルバム、「Viva La Revolution」は、オリコン・チャート1位を獲得し、200万枚を超える大ヒットとなりました。 しかし、出る杭は打たれるもの。さまざまな音楽要素をミックスすることは、批判の対象にもなり、特に降谷さんは、「俳優・古谷一行さんの息子」ということだけが取り沙汰され、不愉快な思いをすることもありました。 「売れたら売れたで問題が出てきた。だからこそ、Dragon Ash はやめられない」。そんな想いが、その後の、創作活動を後押ししていきます。 アルバムを出すごとに、ガラリとサウンドを進化させ、ラテンの要素なども大胆に取り入れるようになった Dragon Ash。気がつけば、こうしたミクスチャー・ロックが当たり前の時代がやってきていました。 「百の敵をつくることを恐れていては、千の味方もつくれない」。降谷さんは賛否両論を受け止め、千以上の味方をつくっていったのです。 そんな降谷さんがここ数年、憂いているのは、ミクスチャー・ロックの、並列化。いろいろな音楽要素が少しずつ薄まって、同じような音楽になっているのではないか。本来のミクスチャー・ロックが、絶滅しかかっているのではないか。 アイドルの歌や、コンピレーション・アルバムは売れるのに、ロックのアルバムは今ひとつ。こんな現状にも、疑問を感じているといいます。 アイドルにはアイドルの良さがあるように、バンドにはバンドの魅力が必ずある。自分が傷つき、悩み、泣き、笑い、身を削って言葉を綴り、それをバンドのみんなでひとつの曲にして表現しているからこそ、伝えられることがある。そう信じて、音楽をつくり続けているといいます。 「ロック・バンドが如何にカッコいい生き方なのか知ってもらいたい」。デビュー当時から取材を受けている雑誌のインタビューに、こう答えている降谷さん。 降谷さんにとって Dragon Ash は、男の生き様を音楽で表現する、最高の舞台なのかもしれません。 LOVE UNITED。お送りしているのは、布袋寅泰さんの音楽生活30周年を記念した、「HOTEI with FELLOWS / ALL TIME SUPER GUEST」から、BOOWY のカバーですね。「DREAMIN'」。 デビュー当時は3人だったメンバーも、現在はダンサーを入れ、7人編成となっています。音楽だけではなく、踊りや、演出なども含めたライブ全体で、ロック・バンドの魅力を表現するチームとなっているんですね。 デビュー10周年のとき、降谷さんは Dragon Ash についてこう語っています。「続けていることが、カッコよくて美しい」。 途中投げ出したくなることもあったという降谷さん。それを思いとどまらせたのは、いつも、自分自身の気持ちだったといいます。 続けるためにはどうしたらいいのか、死ぬほど考えてきたからこそ、彼らの音楽はいつまでもカッコよく、美しく響くのでしょう。 LOVE UNITED「THE ONE」。今夜は、Dragon Ash の、降谷建志さんをピックアップしました。 DUNLOP presents LOVE UNITED 毎晩見る夢の中で、あなたに会っているの。 だから、あなたのことわかっているわ。 遥か遠くにいるのに、あなたは姿を見せてくれた。 遠くにいたって、どこにいたって、心は繋がっている。 そう信じているわ。 あなたはもう一度目を開き、私の心の中にやってきた。 私の想いは深まるばかり。 愛は一瞬にして、私たちを結びつける。 そして、永遠に、私たちの間にある。 私たちがこの世を去るまで、 決してこの火を消してはいけないわ。 この愛は、私があなたを愛したときに生まれた。 忘れられない、たったひとつの真実。 生きている限り、この愛を育てるわ。 遠くにいたって、どこにいたって、心は繋がっている。 あなたがここにいるなら、恐れるものはないわ。 あなたは、私の心の中にず〜っといる。 この愛は、私があなたを愛したときに生まれた。 生きている限り、この愛を育てるわ。 愛の文字。それは「LOVE LETTERS」。ここでは、LOVE SONG の歌詞に込められた世界を旅してみたいと思います。 お送りしているのは、Celine Dion で、「My Heart Will Go On」。この曲といえば、「タイタニック」ですよね。 1997年にリリースされ、映画と共に、空前のセールスを記録した名バラード。映画のワンシーンが頭をよぎる方が、多いのではないでしょうか。 ご存知のとおり、Celine Dion は、カナダを代表するアーティスト。まさに、ディーバですよね。 この曲のヒットの後、彼女はラスベガスのホテルで定期公演を行なうなど、エンターテイナーとしての幅を確実に広げています。 遠く離れてしまった2人。そして、その愛は、決して冷めることなく、永遠に2人の中に存在し続ける。映画のストーリーと重なることで、より深い感動を与えてくれる、そんな1曲ですよね。 来年は、タイタニックが沈没してちょうど100周年を迎える年だそうです。そんな年を記念して、来年の春には、3D としてリマスターされた、「タイタニック」が公開の予定。楽しみです。 LOVE UNITED「LOVE LETTERS」。今夜は、Celine Dion の、「My Heart Will Go On」をご紹介しました。 LOVE LETTERS わたくし今井美樹が TOKYO FM からお送りしている、DUNLOP presents「LOVE UNITED」。 お送りしているのは、John Legend で、「I Love, You Love」。 非常にシンプルな音ですけれども、深みがありますよね。秋の夜長の供に、いい、1曲かも、しれませんよ。 さてこの番組では、みなさんからのメッセージやリクエストをお待ちしております。番組ホームページのアドレスは、「www.tfm.co.jp/lu」。 番組では、リクエストを採用させていただいた方に、5,000円分の Amazon のショッピング・カードをプレゼントしております。 みなさんの心の LOVE SONG、お待ちしております。 それではここで、みなさんから届いたメッセージをご紹介しましょう。東京都、「ユーヤス」さん。40歳の主婦の方です。 ひとり暮らしをしていたとき、夜、ぼーっと、この曲を聴くのが好きでした。ひとりの時間がとてつもなく長く、何度も聴いていました。 今は家族がいて、そういう時間はありません。夏休みになって、昼の疲れで子供たちが早く寝るようになり、なぜか、ひとりの時間ができるようになりました。 寝顔を見ていると、いい悪いではなく、今の時間と、かつて、ひとりだったときの時間を、考えるようになりました。 というメールをいただきました。 あのね、わかります。(笑) いろんなことに気を巡らせていない、自分だけの瞬間というか、時間。「今何考えてたの?」って言われたら、「いや? 何も」って言えるような、(笑) そんな時間。そんなのが、確かに、ひとりの暮らしをしてたときは、ありましたね。 だけど私もそうですけど、家族がいるっていうことは、何かしらいつもいろんなことが頭を巡らせていて、何も考えていない瞬間というのが全然ないような気がするんですけど。 夫も、娘も、もうお風呂に入ってベッドに入った後、キッチンで、やっと新聞を広げたり自分でやらなければならなかったことをやっと、テーブルの上で広げて、「ん〜」なんて考えながら、やっている時間。 そんな時間もね、早く切り上げて、本当はできるだけ睡眠に充てたいところなんですけれども。でも、その時間のなんと贅沢なこと という感じ?(笑) そんな時間がね、なかなか、切り上げられなくて、結局、そこでいろいろ自分のことを、考えたり、書いたり読んだりして、「あ〜またこんな時間になっちゃった」。 で、朝はまた来ますしね。もう万年の、(笑) 睡眠不足が、続いているんですが。でも、そんな時間って、やっぱり主婦にとってというか大人になってくると贅沢な時間なんだなと思います。 そんなときに、聴くと、とても気持ちのいい曲なのかな。リクエスト、いただきました。スガシカオ さんで、「黄金の月」。 わたくし今井美樹がお送りしている「LOVE UNITED」。お送りしたのは、東京都の、「ユーヤス」さんからのリクエスト。スガシカオ さんで、「黄金の月」でした。 「ユーヤス」さんには、Amazon のショッピング・カードをプレゼントします。素敵な音楽との出逢い、期待していますね。 LOVE UNITED TOKYO FM からお届けしている「LOVE UNITED」。お送りしているのは、1982年のアルバムですね。松任谷由実さんで、「PEARL PIERCE」より、「ようこそ輝く時間へ」。 私が東京に出てきて最初の夏。東京のイメージと、このアルバムの、特にこの曲のね、イントロからず〜っと流れるこのキラキラとした感じが、想い出としてシンクロしているんですが。 久しぶりに聴く、この曲はやっぱり、とっても、美しくてカッコいいです。 さて、そろそろお別れの時間です。今夜はいかがでしたでしょうか。 夏が、終わりますね。暑い暑い暑い夏でしたけれども。でもやっぱり、8月が終わると夏も一区切りのような気がしています。 我が家も今年は濃厚な夏だったんですね。この夏過ごした家族の想い出はねぇ、一生忘れないと思う、そんな、濃厚な、時間だったと思っています。 みなさんは想い出に残る、そんな夏、過ごされましたでしょうか。 さて、最後に、お知らせです。4月22日の開催予定だった「アースデーライブ」の振替公演が、9月6日火曜日に迫ってまいりました。 出演は、藤井フミヤさん、植村花菜さん、ゴスペラーズ、そして、わたくし今井美樹。まだ若干のチケットがあるそうなので、興味のある方はぜひ、足を運んでみてくださいね。 地方にお住まいの方で、当日会場に足を運べない という方も、当日は、夜の7時から、ライブの模様を生中継する特番もあるそうなので、そちらもぜひ、お聴きください。よろしくお願いします。 この番組では、世界中にきらめく数多くの LOVE SONG を集め、その世界を旅しながら、みなさんと幸せな時間を共有できる1時間にしていきたいと思っています。 どうぞ来週も、この時間にお逢いしましょう。「LOVE UNITED」。お相手は、今井美樹でした。 この番組は、タイヤのフロンティアを紡ぐ、DUNLOP の提供でお送りしました。 |