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宇宙の中で、とても小さな愛。 愛 私を包む、母なる地球への愛。 愛 親から子へ、未来へつながる愛。 愛 自分の隣にいる、かけがえのない恋人への愛。 この地球に存在する、そんな全ての愛を称えるもの。 LOVE SONG (タイトルコール) DUNLOP presents... LOVE UNITED その歌を口ずさむだけで、あなたへの距離を縮め、多くの心をつないでいく。 この番組では、世界にきらめく LOVE SONG を集め、その曲の持つ愛の世界を、みなさんと一緒に感じてみたいと思います。 恋人への愛。家族への愛。人間への愛。神への愛。 たくさんの愛が集う場所。「LOVE UNITED」。わたくし今井美樹がご案内いたします。 この番組は、タイヤのフロンティアを紡ぐ、DUNLOP の提供でお送りします。 LOVE UNITED DUNLOP presents「LOVE UNITED」。こんばんは。今井美樹です。 「LOVE UNITED」では、世界中の LOVE SONG を集めて、愛ある時間をみなさんとご一緒できたらな〜と思っています。 今夜１曲目にお送りしたのは、Joss Stone のニュー・アルバム、「LP1」から、「Newborn」でした。 そして、今お送りしているのは、フジファブリック のニュー・アルバム、「STAR」から、「ECHO」。 若手のバンドとして活躍しながら、2009年のクリスマス・イヴに、バンドのキーマンだった、ギター、ボーカル・志村正彦さんを亡くした、フジファブリック。 一時は、バンドの存続が危ぶまれましたが、ファンからの厚い支持と、ミュージシャン仲間からのサポートを受け、先日、ニュー・アルバムをリリースしたばかりです。 新しいボーカルは、ギターだった山内総一郎さん。くるり や、斉藤和義さんのサポート・メンバーとしても活躍している、フジファブリックのギタリスト。 新しい一歩を踏み出した彼らの音楽には、悲しみを越えた先にある、希望が聞こえます。 THE ONE 世界中で時を越えて歌われる LOVE SONG。そんな名曲を生み出した、音楽界の偉人を毎回１人ピックアップして、そのアーティストが持つ世界を見つめるコーナー。「THE ONE」。 今週ピックアップするのは、Bjork です。「Bjork」。一般的には、映画、「ダンサー・イン・ザ・ダーク」のイメージが強いかもしれませんね。 電子音を駆使し、独特な世界を繰り広げる彼女ですが、世界のクリエイターから、その感性を支持されているアーティスト。 来週、通算７枚目となるニュー・アルバムをリリースする彼女は、いったいどんな信念の元、活動を続けているのでしょうか。 それでは今週は、そんな Bjork の足跡(そくせき)を、みなさんと旅してみたいと思います。まずは、この LOVE SONG から。 LOVE UNITED「THE ONE」。今週は、Bjork をピックアップしています。 お送りしているのは、アルバム、「Dancer in the Dark」から、「New World」。 来週通算７枚目となるソロ・アルバム、「Biophilia」をリリースする、アイスランドの歌姫、Bjork。 先日行なわれたライブでも、地球の重力を利用する楽器を使うなど、そのサウンドはもちろん、パフォーマンスにも独特のセンスが反映されています。 最近も、スマートフォン対応の進化するアプリをリリースし、マルチメディアに対する展開も、話題となっています。 毎回、彼女が発表するのは、みんなの想像を超えたものばかり。彼女の中にあるもの、発想の源は、どこにあるのでしょうか。その答えは、彼女の母国、アイスランドにありそうです。 1965年。北の海に浮かぶ火山の島、アイスランドに生まれた Bjork。両親の影響で、幼い頃から作曲を始め、7歳から、地元の音楽学校に通い、フルートやピアノ、クラシックを学びます。 そして、母親の勧めで、12歳でリリースした童謡のアルバムは、アイスランドで大ヒットとなり、天才子役と呼ばれるようになります。 しかし、常に新しいものをつくり出したいと思った彼女は、13歳から、パンク・バンドを結成。20代で結成したバンド、「The Sugarcubes」は、アイスランドのみならず、海外でもブレイクし、彼女の名前は、アイスランド以外でも知られるようになります。 The Sugarcubes を解散した彼女は、翌年にはソロ・アルバムをリリース。彼女自身、大好きだという電子音楽を大胆に取り入れた音楽は、世界から絶賛され、彼女のイメージもまた、ここから定着していきました。 「大地の温かさ、宇宙の大きさ、人間の儚さ」。壮大なテーマを歌った、1997年の「Homogenic」。女優としても、評価の高かった、2000年の「ダンサー・イン・ザ・ダーク」。 人の声だけで構成された、2004年の「Medulla」。フェミニストとして、政治的メッセージの強かった、2007年の「Volta」。 彼女はアルバムごとにコンセプトを定め、常に、音楽的タブーにチャレンジし続けてきました。人々を驚かすその発想は、幼い頃の音楽学校での経験が、原動力となっていたのです。 LOVE UNITED。お送りしているのは、1997年リリースのアルバム、「Homogenic」から、「Joga」。 少しハスキーな歌声、独特なメロディー。そこには、私たちが学んできた、音楽の枠を超えた、自由な発想があります。 アイスランド。北海道と四国を合わせたぐらいこの国は、火山と氷河が織りなす、大自然に恵まれた国。オーロラが見え、火山エネルギーを上手に使い、自然からの恩恵をうまく生かした生活。 そんな中、Bjork は幼い頃、自分がまだ自覚する前から、自然と口から歌が生まれ、世界を音楽で表現する経験をしてきました。 そんな彼女にとって、音楽学校で習うクラシックの音楽理論など、あまり意味のないもの。従来の教育に、疑問を感じるようになります。 「もっと音楽は自由なはず」。彼女は、自然の中で音楽と過ごし、音楽や、音楽理論が、火山や溶岩や空や雨、月と関係していることを、体感で知っていたのです。 子供の頃、もっと他のアプローチで、音楽を勉強したかったと語る Bjork は、その想いが、新しいタッチスクリーン機材に出逢ったことから、音楽への感覚的な創造が解き放たれ、今回の壮大な新作、「Biophilia」へと繋がっていきました。 歌いながら同時に操作して、曲を自分のフィーリングに直結させるシステム。彼女の創作意欲は、兼ねてから彼女が願ってきた、子供たちに自由に音楽をつくる楽しさを知ってほしい という想いと繋がり、今回の新作は、ただの音楽作品の集合にとどまらず、ツアーで巡る世界各国で、子供たちへのワークショップを開く という、活動に広がっています。 クリスタルができるように音楽も生まれ、キラキラと輝きを増す。子供たちに、自分たちの持つワクワク感を、より自由に伝える能力を見つけてほしい。 かつての自分がそうであったように、自然との繋がりを感じることで、自らの中から生まれるものに、耳を傾けてほしい。そんな想いは、多くの大人を動かし、現実のものとなっているのです。 LOVE UNITED。お送りしているのは、来週リリースされる最新アルバム、「Biophilia」から、「Crystalline」。 今回の最新作でも、自然と電子機器の融合というとても難しい課題にチャレンジしている Bjork。 この曲は、今年6月に開催されたライブでも演奏され、そのリズムは、地球の重力によって徐々に変化する振り子を使っています。彼女曰く、「リズムはこれからもどんどん変わっていくと思うわ」。 彼女の衣装、そしてそのサウンドは、とても奇抜なものとして捉えられ、変わった人だと思われがちですが、アイスランドでは、子供用の童話映画をつくったり、大好きな、ムーミンの映画に音楽を提供したり、世界の子供たちへ、支援活動にも積極的に参加しています。 今年46歳になる Bjork。「ちょうど、自然と、人間との関係に、慣れてきたころ」。そう語る彼女は、まだまだ、進化の途中のようです。 LOVE UNITED「THE ONE」。今夜は、Bjork をピックアップしました。 LOVE UNITED DUNLOP presents LOVE UNITED すっかり夜も深まった頃、 彼女はどの服を着ようか迷っている。 化粧をして、長いブロンドの髪をとかす。 そして僕に訊ねる。「これでいい？」って。 だから僕はこう答えるんだ。 「あぁ。今日の君は素敵だよ」って。 僕たちがパーティーに出かけると、 みんなが振り返って見る。 僕と一緒にいる、美しい君をね。 そして僕に訊ねる。「気分はいい？」って。 だから僕はこう答えるんだ。 「あぁ。今日の気分は最高だよ」って。 君の目に、愛の光が見えるから、 僕は素晴らしい気分なんだよ。 でもね、僕がどれほど愛しているか、 君は全然気づいていない。 それは、一番の驚きさ。 もう家に帰らなきゃ。 酒で頭も痛くなってきた。 彼女に車のキーを渡し、そして、 ベッドまで手を貸してくれた。 だから僕は、明かりを消してこう言うんだ。 「今夜の君は素晴らしかったよ」 「今夜の君は素敵だったよ」ってね。 愛の文字。それは「LOVE LETTERS」。ここでは、LOVE SONG の歌詞に込められた世界を旅してみたいと思います。 お送りしているのは、Eric Clapton で、「Wonderful Tonight」。 言わずと知れたギターの神様、Eric Clapton。最近は、ギタリストというよりも、ボーカリストとしての魅力が立っている感じもありますが、この曲も、彼のソングライターとしての資質、そして、彼の歌声がとっても素敵です。 この曲は、彼の代表作、1977年にリリースされた、「Slowhand」に収められた１曲。歌詞の内容は、まるで映画のワンシーンのようですよね。 夜のパーティーに向かう前、ドレスアップする女性に、「素敵だよ」とひと言。女性ならこんなこと言われて、嬉しくないわけがないですよね。 実はこの曲は、「Layla」のモデルともなっている、George Harrison、そして、Clapton 本人の元の奥様、Pattie Boyd のことを歌っているそうです。 「Layla」といい、この曲といい、クラプトンが、彼女のことをどれだけ愛していたかを表す１曲ですね。 LOVE UNITED「LOVE LETTERS」。今夜は、Eric Clapton の、「Wonderful Tonight」をご紹介しました。 LOVE LETTERS わたくし今井美樹が TOKYO FM からお送りしている、DUNLOP presents「LOVE UNITED」。 お送りしているのは、Ben Folds で、「Landed」。 以前は「Ben Folds Five」として、そして現在は、ソロとして活動していますが、彼のつくる曲は一貫して、ユーモアにあふれるもの、センチメンタルなもの、両方が、バランスよく含まれています。 この曲は、センチメンタル系ですね？(笑) スケールの大きな曲を書くのも、彼の特徴です。 さてこの番組では、みなさんからのメッセージやリクエストをお待ちしております。番組ホームページのアドレスは、「www.tfm.co.jp/lu」。 番組では、リクエストを採用させていただいた方に、5,000円分の、Amazon のショッピング・カードをプレゼントしております。 みなさんの心の LOVE SONG、お待ちしております。 それではここでみなさんから届いたメッセージをご紹介しましょう。長野県、「ナオキチ」さん。44歳の男性の方です。 学生時代、東京の大学に進学しながら、自分の能力に限界を感じ、完全に行き詰ってしまった時期がありました。そして、だらだらと毎日を過ごしていました。 その頃、久々の帰省から、東京に戻る際、おじいちゃんが、駅まで車で送ってくれました。「少ないけど持ってけ。大学の勉強、がんばれよ」。おじいちゃんが持たせてくれたのは、五百円玉で、五万円ほどありました。 それは、おじいちゃんが、大好きな甘いおやつを食べたつもり で、コツコツためた五百円玉貯金でした。その気持ちが嬉しくて、涙があふれて止まりませんでした。 そしておじいちゃんと、この曲を２人で歌いました。おじいちゃんも泣いていました。 僕はその翌日から、しっかり大学に行く決心をし、無事に卒業を迎えました。おじいちゃんの気持ちに応えたかったんですね。 もうおじいちゃんは亡くなりましたが、この歌を歌ったときのあの気持ちは、今も心の中にず〜っとあります。 というメッセージをいただきました。 もう読むのが大変です。もう、胸が、いっぱいになっちゃって。(笑) おじいちゃんと、孫。そういう関係で、男同士の、言葉は多く語らずとも、わかりあえる、その時間を共有して、伝え合って、そして、繋がって、いく。すごく素敵だなと思って。羨ましささえ感じてしまいました。 おじいちゃんおばあちゃんとの距離っていうのは意外と、あるようで、どうしても距離が縮まらない、そんなものだと、どこかで、自分の中では思っていたので。 親という存在をもうひとつ越えたその距離感が、実は、とても自分にとって大切な、繋がりを感じる存在だったんだというものを、ご自分の中で持ってらっしゃるというのは本当に素敵なことだなと思いました。 おじいちゃんもすごく、嬉しかった時間だったんじゃないでしょうか。 それでは、長野県「ナオキチ」さんからのリクエスト。美空ひばりさんで、「川の流れのように」。 わたくし今井美樹がお送りしている「LOVE UNITED」。お送りしたのは、長野県の「ナオキチ」さんからのリクエスト。美空ひばりさんで、「川の流れのように」でした。 「ナオキチ」さんには、Amazon のショッピング・カードをプレゼントします。素敵な音楽との出逢い、期待していますね。 LOVE UNITED TOKYO FM からお届けしている「LOVE UNITED」。お送りしているのは、先日、リリースになりました、布袋さんの、最新アルバム、「HOTEI with FELLOWS／ALL TIME SUPER GUEST」。そのアルバムの中より、今井美樹で、「FLY INTO YOUR DREAM」。です。 この布袋さんのアルバムは、個性的な、素晴らしい、アーティストの方たちが、今まで布袋さんがつくってきた作品、全ての中から、選んで、コラボレーションしているという、本当に素晴らしいアルバムです。 その中でもこの「FLY INTO YOUR DREAM」という曲は、布袋さんのみならず、布袋さんファンからも愛されているすごく大切な曲なんですけども。 また、新しい、「FLY INTO YOUR DREAM」が、またひとつ、誕生したという感じで、彼はとても喜んでくれました。 みなさんの素敵な夢の中に、入って行きたい、そんな想いで今日は、かけさせていただきました。 さて、そろそろお別れの時間です。今夜は、いかがでしたでしょうか。 ここでみなさんに大事なお知らせがあります。2009年の4月から始まったこの「LOVE UNITED」ですが、10月から、放送時間が変わることになりました。この時間での放送は今日が最後です。 10月からは、同じ日曜日の、お昼の12時半からとなります。そして、オンエアー地域がぐっと増えまして、全国37局でのオンエアーとなります。 「お昼」になることで、番組のトーンとか選曲とか雰囲気がちょっと変わるかもしれませんが、愛のある音楽とか、みなさんからいただいた愛のあるリクエストなど、番組の心は、変わらずお送りしていこうと思っています。10月からの「LOVE UNITED」も、どうぞ、よろしくお願いいたします。 この番組では、世界中にきらめく数多くの LOVE SONG を集め、その世界を旅しながら、みなさんと幸せな時間を共有していきたいと思っています。 どうぞ、来週からは、日曜、お昼の12時半にお逢いしましょう。「LOVE UNITED」。お相手は、今井美樹でした。 この番組は、タイヤのフロンティアを紡ぐ、DUNLOP の提供でお送りしました。 |