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LOVE UNITED


〜 第13回 〜 2009.06.28 Sun


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宇宙の中で、とても小さな愛。




私を包む、母なる地球への愛。




親から子へ、未来へつながる愛。




自分の隣にいる、かけがえのない恋人への愛。


この地球に存在する、そんな全ての愛を称えるもの。

LOVE SONG




(タイトルコール)

DUNLOP presents... LOVE UNITED



 その歌を口ずさむだけで、あなたへの距離を縮め、多くの心をつないでいく。

 この番組では、世界にきらめく LOVE SONG を集め、その曲の持つ愛の世界を、みなさんと一緒に感じてみたいと思います。

 恋人への愛。家族への愛。人間への愛。神への愛。

 たくさんの愛が集う場所。「LOVE UNITED」。わたくし今井美樹がご案内いたします。




♪ John Valenti 「 I Won't Change 」




DUNLOP presents 「LOVE UNITED」
この番組は、タイヤのフロンティアを紡ぐ、DUNLOP の提供でお送りします。






(タイトルコール)

DUNLOP presents LOVE UNITED





♪ Oasis 「 Stand by Me 」




 DUNLOP presents「LOVE UNITED」。こんばんは。今井美樹です。

 「LOVE UNITED」では、世界中の LOVE SONG を集めて、愛ある時間をみなさんとご一緒できたらな〜と思っています。

 今日の1曲目にお送りしたのは、モータウン(Motown)の白人バンド、「パズル(Puzzle)」のドラマーだった ジョン・バレンティ。

 AORの分野でも、人気の高かった彼の2枚目のソロ・アルバムから、タイトル曲でもあった、「アイ・ウォント・チェンジ」。

 そして、今お送りしているのは、1997年のアルバム、「ビー・ヒア・ナウ(Be Here Now)」から、オアシス で、「スタンド・バイ・ミー」。

 今年の3月に3年半ぶりとなる、来日公演を行なった オアシス。きっと、ライブに足を運ばれた方も多いのではないでしょうか。

 オアシス のライブは観客と一体になっての大合唱!となるそうです。会場で、一緒に大声で歌うって、すごく気持ちいいんですよね。私も結構そのタイプです。(笑)

 今回も オアシス への愛があふれた、ライブとなったようです。

 オアシス は、今年の「FUJI ROCK FESTIVAL(フジ・ロック・フェスティバル)」にも登場しますので、楽しみですね。

 LOVE SONG を集めてお送りしている「LOVE UNITED」。次にお送りするのは、スザンヌ・ベガ。

 ニューヨークに暮らし、ニューヨークを愛し続ける彼女が、9・11のあとに綴った曲を集めたアルバム、「ビューティー・アンド・クライム(Beauty & Crime)」から、「ニューヨーク・イズ・ア・ウーマン」。




♪ Suzanne Vega 「 New York Is a Woman 」




 スザンヌ・ベガ のアルバム、「ビューティー・アンド・クライム」から、「ニューヨーク・イズ・ア・ウーマン」。

 常に社会に潜む問題を、アコースティック・サウンドに乗せて歌う スザンヌ・ベガ。

 今回のアルバムは、2歳から住んでいるという地元・ニューヨークをテーマに綴られた、12曲が収録されています。

 その中から、「ニューヨークはまるで、1人の女性みたい」と歌う、「ニューヨーク・イズ・ア・ウーマン」。

 「その美しさに目を奪われがちだけど、いまだに煙と灰が、空に立ち上っている」。

 華やかな裏側には、深い傷跡を抱えているニューヨークの佇まいを、優しい視線で描いた、ニューヨークへの LOVE SONG となっています。





(コーナータイトルコール)

THE ONE



 世界中で時を越えて歌われる LOVE SONG。そんな名曲を生み出した、音楽界の偉人を毎回1人ピック・アップして、そのアーティストが持つ世界を見つめるコーナー。「THE ONE」。

 今週ピック・アップするのは、今年で、結成11年目を迎えた、orange pekoe(オレンジ・ペコー) です。

 それでは、orange pekoe の残した、愛の足跡(そくせき)をご紹介していきましょう。

 まずは、彼らの代表曲でもあるこの LOVE SONG から。




♪ orange pekoe 「 やわらかな夜 」




 LOVE UNITED「THE ONE」。聴いていただいたのは、デビュー・アルバム、「Organic Plastic Music(オーガニック・プラスチック・ミュージック)」から、「やわらかな夜」。

 1998年、大学の軽音楽部で意気投合して結成された orange pekoe。

 5歳の頃から、歌手になることを決意していた という、ボーカルのナガシマトモコさんと、ギター・プレイヤーであり、作曲にプログラミングまで手がける、藤本一馬さんのユニットです。

 去年結成10周年を迎え、今年は代々木で行なわれた、「アースデー・コンサート」。そして5月には、ニューヨークのセントラル・パークで開催された、「Japan Day(ジャパン・デー)」にも参加。

 来月7月8日には、6枚目のオリジナル・アルバム、「CRYSTALISMO(クリスタリズム)」をリリースし、さらに昨日27日から、全国9か所を巡る、コンサート・ツアーがスタートしています。

 そんな orange pekoe のボーカル、ナガシマトモコさんは、ニューヨークでのライブあと、ご自身のブログでこんなふうに綴っています。

 「幼い頃から、なぜかこだわってきたこと。はっきり言葉にしてわかった。私がず〜っと歌にしてきたことのひとつ、それは、一人ひとりの中に、光り輝くものを持っている。

 みんなみんな大事で、そして素晴らしいってこと。一人ひとりの中にある、平等な輝きを認め合いながら生きていきたいのだ。

 みんなの中にある、光り輝くものを歌う。愛とか言って、恥ずかしげもなく歌うよ」。

 これまでふたりが大切にしてきたことに、「心で感じることの大切さ」というものがあります。心に響くか、響かないか。見せかけではなく、本心からの想いが込もっているかどうか。

 そのために、彼らが大切にしているレコーディングの手段は、一発同時録音。機械に頼らず、細かい修正を加えることなく、音楽のグルーヴを大切にしたい。

 そこには、愛する70年代の音楽などから、豊かな時間をもらったように、歌に込められたメッセージ、膨らんでいくインスピレーション、音が交わることで生まれるエネルギーが、聴く人に感動を生むのではないか。そんな気持ちが込められています。

 一人ひとりが心で感じ、幸せになる時間が増えれば、自然と地球と調和し、さらに、幸せになる人々が増える。

 そんな、幸せの連鎖反応を、音楽でつくり出すにはどうしたらいいのか。彼らの常に前向きな挑戦は、今も続いているのです。




♪ orange pekoe 「 Selene 」




 お送りしたのは、orange pekoe で、去年リリースされた、10th アニバーサリー・シングル、「Selene(セレナ)」でした。

 音楽づくりに一生懸命。ミュージシャンとして、苦しみながらも音楽をつくっていく。

 「「想いを込めること」とは、人間に与えられた、とても素晴らしい機能ではないか。簡単で、何気ないことも、想いを込めて行なうことで、誰かの心に響く行動へとつながっていくのではないか」。そう思い、人の心へ響く歌づくりを続けている orange pekoe。

 彼らの夢のひとつ。それは、歌で、閉じてしまっている心の蓋を、開くこと。

 音楽にはそんな力があるのではないか。そう夢見ながら、音楽そのものの中に、喜びをたくさん詰め、そこにいる人に向かって歌う。

 そして、私たちを包んでいるこの地球、美しい自然に向かって、かかわりを持ちたいから、歌を歌う。

 大切にしていきたいもの、守っていきたいもの。人に対する愛情も、自然に対する愛情も、同じ。温かい気持ちを込めて、祈りにも似た気持ちで歌を歌っていく。

 本当の気持ちを大切に、ひとつひとつに魂を込めて歌われる orange pekoe の音楽には、まるで、歌に浄化された空気までも、閉じ込められているようです。




♪ orange pekoe 「 Music is Freedom 」




 お送りしたのは、来月8日にリリースされるニュー・アルバム、「CRYSTALISMO」から、「Music is Freedom(ミュージック・イズ・フリーダム)」でした。

 いい音楽に出逢えたとき、素晴らしい作品に触れたとき、肌がビリビリするという、ボーカルのナガシマトモコさん。

 歌を歌うときに、自分の体の中に大きな空間を感じられたときには、体も軽くなり、いい歌が歌えることが多いそうです。

 頭ではわかっているのにどうにもならない。そんなジレンマを感じるときには、素直に、体の感覚に任せてみることも大切。

 そう、どうにもならなくなったときには、音楽を聴いて気持ちを自由にしてみる。そこには、きっと、日だまりのような温かい風景が広がっているはずです。

 音楽の持つ力を信じて、愛を歌う、ナガシマトモコさんと、幸福感溢れるサウンドをつくり出す、藤本一馬さん。

 LOVE UNITED「THE ONE」。今夜は、orange pekoe をピック・アップしました。


(タイトルコール)

LOVE UNITED






(タイトルコール)

DUNLOP presents LOVE UNITED




私たち、やっと本当に恋人同士になれたわね。
いろいろあったけどね。

あなたに逢ったときに悟ったのよ。
「あなたがほしい」って。

そして、何としてでも、
「あなたと一緒にいたい」って。

私ずっと探してたの。
本当の愛を。

私の心を、自由にしてくれる、
本物の誰かを。

あなたが私を「愛してる」って話してくれるまで、
私の心は、ドキドキしっぱなしだったわ。

私の夢。
私を解放してくれる、誰かと出逢いたい。

そう、私のインスピレーションが、
あなたへと導いてくれたのよ。

愛は真実。愛はあなた。

私が持つ疑問の答え全てを、
あなたが持っていると思っていたの。

でも違ったわ。
そう、私、本当に恋に落ちたの。

だから強くならなくちゃ。
あなたに忠誠を誓うわ。

あなたの本物の愛になりたいの。
そう、リアルな LOVE よ。




♪ Mary J. Blige 「 Real Love 」




 愛の文字。それは、「LOVE LETTERS」。ここでは、LOVE SONG の歌詞に込められた世界を旅してみたいと思います。

 お送りしたのは、メアリー・ジェイ・ブライジ で、1992年のデビュー・アルバム、「ホワッツ・ザ・フォー・ワン・ワン?(What's The 411?)」から、「リアル・ラヴ」。

 あなたにとって、理想の恋人ってどんな人でしょうか。もしも、理想の恋人に出逢ったら、どんなふうにアプローチしますか?

 この「リアル・ラヴ」では、まさに、理想の恋人に出逢って、やっと、みんなも認める恋人同士になれたけど、でも、自分が思い描いていた愛とは、ちょっと違ったわ、と。

 どうしても夢見がちな頃は、相手に求めることが、多いですけれども。真実の愛、相手を心から愛したときには、自分から与える愛へと変わっていくのかもしれませんね。

 LOVE UNITED「LOVE LETTERS」。今夜は、メアリー・ジェイ・ブライジ の、「リアル・ラヴ」をご紹介しました。


(コーナータイトルコール)

LOVE LETTERS





♪ Flipper's Guitar 「 恋とマシンガン 」




 わたくし今井美樹が TOKYO FM からお送りしている DUNLOP presents「LOVE UNITED」。

 お送りした曲は、1990年のヒット曲、Flipper's Guitar(フリッパーズ・ギター) で、「恋とマシンガン」。

 Flipper's Guitar といえば、「CORNELIUS(コーネリアス)」でお馴染みの小山田圭吾さんと、小沢健二さんのユニットでしたね。

 1990年代に、一大ブームとなった渋谷系の代表的なアーティストでした。

 キラキラしたサウンドに、若者ならではの感覚を上手く表現した歌詞が印象的ですが、2008年に公開された映画、「デトロイト・メタル・シティ」で、主人公が憧れる渋谷系サウンドとしても、この曲が登場していましたね。


 さて、この番組では、みなさんからのメッセージや、リクエストをお待ちしています。番組ホーム・ページのアドレスは、「www.tfm.co.jp/lu」。

 リクエストを採用させていただいた方には、5,000円分のミュージック・ギフト・カードをプレゼントしております。

 素敵な音楽の世界を、楽しんで、くださいね♪ みなさんの心の LOVE SONG、お待ちしております。

 それではここで、あなたから届いた、メッセージをご紹介しましょう。佐賀県、「ミジュエ」さん。30代の女性からです。

 「この番組が始まることを知らずに、偶然、初回の放送を聴き、美樹さんの声にうっとり、かかる曲にワクワク、すっかりこの番組の虜で、毎週欠かさず聴いています。」

 ありがとうございます。

 「この曲は、彼が好きな曲で教えてくれました。彼が好きな曲は洋楽が多くて、私が知らないものばかりでした。彼に影響されて、私もたくさん洋楽を聴くようになりました。そんな彼と、4月に、結婚しました。もちろん、この曲も、式の中で使いました。大切な、2人の曲です。」

 というメールをいただきました。まずは、おめでとうございます♪

 でも、わかります。音楽が、人と人とを、つないでくれることって。本当にあると思います。

 好きな感覚とかね、好きなセンスとか、好きなニュアンスとか。そういうものが、音楽を通して「あ〜一緒」って思ったときの、うれしさというかね。

 すごく心がフィットする、そんな、うれしさみたいなもの。そこからどんどん、お互いの気持ちが広がっていったり、つながっていったり。お互いの新しい、出逢うものを、自然に、素直に受け入れて、いけるようになったり。

 音楽って本当にいろんなパワーがあるんですよね。そんな力が、この番組でも、みなさんに届いているといいな〜と思っています。

 それでは、リクエストをいただいた曲、ご紹介しましょう。聴いてください。シャーデー で、「キス・オブ・ライフ」。




♪ Sade 「 Kiss of Life 」




 わたくし今井美樹がお送りしている、「LOVE UNITED」。お送りしたのは、佐賀県の、「ミジュエ」さんからのリクエスト。シャーデー で、「キス・オブ・ライフ」でした。

 「ミジュエ」さんには、ミュージック・ギフト・カードをプレゼントします。素敵な音楽との出逢い、期待していますよ♪





(タイトルコール)

DUNLOP presents LOVE UNITED





♪ Seal 「 Free 」




 TOKYO FM からお届けしている「LOVE UNITED」。お送りしたのは、2008年にリリースされました シール のカバー・アルバム、「ソウル(Soul)」より、私も大好きな曲です。「フリー」。

 大好きなアーティストが大好きな曲を歌ってくれるっていうのは本当に幸せな気持ちになりますね。もう今日は、とっても幸せです。(笑)

 さて、そろそろお別れの時間です。今夜はいかがでしたでしょうか。

 6月も、もう終わりですね。梅雨の季節と言われております。本当に、私もこの季節はとても苦手なんですけども。

 カレンダー的にいうとね、来週はもう7月ですから、そろそろ、夏の予感を、感じたいなと、(笑) 思っています。

 なかなか本当の夏は短いですけども、この番組の中では、やっぱり、少し、早めに夏を、感じて、いきたいな〜と思っています。

 そして、今週は、大変失礼いたしておりますが、珍しく、声を涸らしてしまいまして、こんな声で、失礼、しました。

 でもたまにはハスキーな声もいかがかしら?と思っています。(笑) ちょっと楽しんでいただけたらうれしいな〜と思っています。

 この番組では、世界中にきらめく数多くの、LOVE SONG を集め、その世界を旅しながら、みなさんと、幸せな時間を共有できる1時間にしていきたいと思っています。

 どうぞ、来週も、この時間に、お逢いしましょう。「LOVE UNITED」。お相手は、今井美樹でした。


DUNLOP presents「LOVE UNITED」
この番組は、タイヤのフロンティアを紡ぐ、DUNLOP の提供でお送りしました。



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