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宇宙の中で、とても小さな愛。 愛 私を包む、母なる地球への愛。 愛 親から子へ、未来へつながる愛。 愛 自分の隣にいる、かけがえのない恋人への愛。 この地球に存在する、そんな全ての愛を称えるもの。 LOVE SONG (タイトルコール) DUNLOP presents... LOVE UNITED その歌を口ずさむだけで、あなたへの距離を縮め、多くの心をつないでいく。 この番組では、世界にきらめく LOVE SONG を集め、その曲の持つ愛の世界を、みなさんと一緒に感じてみたいと思います。 恋人への愛。家族への愛。人間への愛。神への愛。 たくさんの愛が集う場所。「LOVE UNITED」。わたくし今井美樹がご案内いたします。 この番組は、タイヤのフロンティアを紡ぐ、DUNLOP の提供でお送りします。 DUNLOP presents LOVE UNITED DUNLOP presents「LOVE UNITED」。こんばんは。今井美樹です。 「LOVE UNITED」では、世界中の LOVE SONG を集めて、愛ある時間をみなさんとご一緒できたらな〜と思っています。 今日の１曲目にお送りしたのは、60年代、ジャマイカのコーラス・グループ、パラゴンズ のヒット曲。「タイド・イズ・ハイ」。 80年代には ブロンディ(Blondie) が、「夢見るNo.1」としてカバーして大ヒットした曲でもあります。 そして、今お送りしているのは、先月6月24日にリリースされました、多和田えみさんで、「時の空」。 先月から公開されている映画、「築城せよ！」の主題歌にもなっていますが、この曲は、ブラジル音楽を愛して止まないギタリスト、Saigenji(さいげんじ) とのコラボレーションでつくられています。 すごく素敵な、声で、すごく気持ちのいい、サウンドですよね。 そう Saigenji さんとは、わたくしも一度ご一緒、させていただいたことがあって。私の「ESCAPE(エスケイプ)」というアルバムが、あるんですが。 その中でも、「風に吹かれて」という曲で、それこそ、本当に風を感じる、彼の声と共に、気持ちのいいギターをとにかく弾きまくってくれています。 LOVE SONG を集めてお送りしている「LOVE UNITED」。次にお届けするのは、ビージーズ(The Bee Gees) のカバーですけれども、ビージーズ とはひと味違うハーモニーを聴かせてくれています。 デスティニーズ・チャイルド で、「エモーション」。 2001年のシングルとしてリリースされたこの曲ですが、この曲は ビージーズ が、1978年に、サマンサ・サング(Samantha Sang) に提供。そして、デュエットして大ヒットした曲でした。 恋の終わりに、独り、枕を濡らす女性。失恋というその感情のうねりをどうすることもできなくて、「あなたがそばにいなくても、あなたのことを心で想っていたいの」と歌っています。 この曲、シングルでは、アコースティックなサウンドで仕上げてありますけれど、2001年にリリースされたクリスマス・アルバム、「エイト・デイズ・オブ・クリスマス(8 Days Of Christmas)」のボーナス・トラックでは、美しいストリングス・バージョンも収録されておりますので、そちらもぜひ、チェックしてみてください。 THE ONE 世界中で時を越えて歌われる LOVE SONG。そんな名曲を生み出した、音楽界の偉人を毎回１人ピック・アップして、そのアーティストが持つ世界を見つめるコーナー。「THE ONE」。 今週ピック・アップするのは、エリック・クラプトン です。 それでは、偉人 エリック・クラプトン の残した愛の足跡(そくせき)をご紹介していきましょう。 まずは、この LOVE SONG から。 LOVE UNITED「THE ONE」。今週ピック・アップするのは、エリック・クラプトン です。 1945年、イギリスに生まれた エリック・クラプトン。「三大ギタリスト」「ギターの神様」など、ギタリストとしての称号を、数多く手に入れているアーティストですが。 彼とギターとの出逢いは12歳のとき。テレビで、フェンダー・ギターを弾いているギタリストを見て、「あれが未来だ。あれが、僕の求めているものだ！」と、衝撃を受けたのだそうです。 レコードを繰り返し聴き、ギターの弾き方を覚えていった彼は、18歳で、プロのギタリストとして、ヤードバーズ(The Yardbirds) に参加。その頃、人生の友となる ジョージ・ハリスン(George Harrison) と出逢っています。 ジョージ・ハリスン はしばしば、夫婦揃って、エリック の家に遊びに来るほどのつき合いでしたが、ジョージ・ハリスン の妻、パティ(Pattie) に会うたびに、彼女への想いを募らせる エリック。 彼女への想いを伝えたのは、出逢ってから２年後のこと。ドラッグと、アルコールを浴びる生活の中、1970年、初めて パティ に想いを告げます。 しかし彼女からは、気持ちを受け入れることは不可能だと言われてしまいます。 エリック は、彼女への気持ちを音楽に託すことに。そこで生まれたのが、名曲「レイラ」でした。 それから４年、当時既に ジョージ と別れてロサンゼルスに住んでいた パティ は、アメリカ・ツアー中の彼の元へやってきます。エリック の念願が叶った瞬間でした。 しかし、パティ との関係は、世間が夢見るような甘いものではありませんでした。 正式に結婚したものの、既にドラッグに蝕まれ、アルコール中毒となっていた彼は、最愛の人よりもアルコールなしでは生きていけない体となっていたのです。 苦しい治療を受け、関係を回復しようとする エリック。しかし、パティ の心は離れていくばかり。そして最後は、エリック・クラプトン が家を出ることになりました。 そんな失意の彼を救ったのが、1985年、イタリアで出逢った美女、ローリ・デル・サント(Lori Del Santo)。そして、彼女との間に生まれた息子、コナー(Conor)。 コナー との楽しい時間を過ごすたびに、自分の再生を強く願い、再び、アルコール中毒から抜け出すために治療を再開。コナー の前では決して、お酒を口にしなかったそうです。 それから５年。禁酒生活を送っていた彼は、初めて コナー と２人きりのデートに出かけました。 サーカスの象を見てはしゃぐ コナー。そんな彼との時間を大切にしようと、心に固く誓ったその次の日、あの事件が起こってしまったのです。 高層マンションからの、コナー の転落事故。 最愛の息子の喪失で呆然とする中、葬儀が行なわれ、世界中の人々からお悔やみや、励ましの手紙を受け取ります。 中でも、最初に開けた キース・リチャーズ(Keith Richards) からの手紙。「何かできることがあったら知らせてくれ」。とだけ書かれた手紙に、彼は、心から感謝したのでした。 最愛の息子・コナー を亡くし、覚めない悪夢のような日々を送る エリック。そんな彼を救ってくれたのが、古い友人たちとギターでした。 中でも、アルバム「ジャーニーマン(Journeyman)」をプロデュースした、ラス・タイトルマン(Russ Titelman) は、音楽に興味を失っていた エリック に、コンサートでの演奏テープを聞かせ、エリック に、再び、音楽が、安息の地を約束してくれると、再確認させてくれたのです。 次第に行動力を取り戻し、映画のサウンド・トラックへの楽曲提供、薬物・アルコールの治療センター、「クロスローズ(Crossroads)」の設立。 そして、チャリティー・コンサートへの参加など、これまで自分が受けてきた愛情へ恩返しするかのように、活動の幅を広げてきました。 そして、1999年、クロスローズの基金調達のため、ギター・コレクションの中から、100本のギターをチャリティー・オークションに出品することになります。 そのギターのお披露目パーティーで出逢ったのが、生涯の伴侶となる、メリア(Melia) でした。 当時 エリック・クラプトン 54歳。メリア 24歳。パーティーのスタッフだった メリア の屈託のない笑顔に惹かれた エリック は、数か月後、メリア とともに、イギリスで暮らし始めます。 そのときの印象を、こう語っています。「一番重要なのは、２人が愛情と友情で結びついていたことだ。重要なのは、私が54歳になって、恐らく、初めて、健全な人生の伴侶選びをしたことだ」と。 2001年6月、長女・ジュリー(Julie) が誕生し、エリック と メリア は正式に結婚。2003年には、次女の エラ・メイ(Ella May)、2005年には、三女となる ソフィー(Sophie) が生まれます。 エリック にとって初めての安定した時期を迎え、父親としての役割をこなし、再び、素直な気持ちで次々と曲を制作していきます。 ツアーに出てもすぐに、子どもたちや家族に会いたくなるという エリック。１人の家庭人として、自分の役割を直接取り上げた曲を収めた、2004年のアルバム、「バック・ホーム(Back Home)」は、エリック の新しい人生への、心情がそのまま表れたものになりました。 去年書かれた、彼の自伝の中で、彼は、この10年が、私の人生の中で一番素晴らしかったと、締めくくっています。 「愛する家族、そしてもはや恥じてはいない過去。そして、あふれる愛と笑いが約束された未来がある」。そう語る エリック。 現在64歳。常に走り続けてきた彼は、今は、いつ引退してもいいと思っているそうです。 2007年に書かれた自伝で、彼は赤裸々に過去の姿を描き、そして、未来への希望を語っています。 そこには、時代に翻弄されてきた彼を支えてきたもの、愛してやまない音楽への感謝の気持ちが綴られています。 LOVE UNITED「THE ONE」。今夜は、エリック・クラプトン をピック・アップしました。 LOVE UNITED DUNLOP presents LOVE UNITED やめなきゃいけない。 でもほしいんだ。 僕はこの感じが好きなんだ。 現実と妄想の間を、行ったり来たり。 毎日言い聞かせているんだ。 「やめなきゃダメだ」って。 でも、やめられないこともわかってる。 問題を抱えている俺。 どうやって諦めたらいいのか、 どうしたらいいのかわからないんだ。 もしも、君を諦める理由が見つかっても、 僕、そうできるかなぁ。 だって、君との快楽で、俺は何も困らない。 そう、君に中毒なんだよ。 君はまるで、甘い薬みたいなものなんだ。 少し時間ができると、 すぐ君のことを考えちゃうんだ。 もう何も手につかなくなっちゃうんだ。 いつ君に会えるかなって、考えちゃうんだよ。 そう、わかってる。 僕は君に夢中なんだ。 愛の文字。それは「LOVE LETTERS」。ここでは、LOVE SONG の歌詞に込められた世界を旅してみたいと思います。 お送りしたのは、ニーヨ で、2007年のセカンド・アルバムからのタイトル・チューン。「ビコーズ・オブ・ユー」。 気になりだしたら止まらない。そんな恋愛ありますよね。最初はちょっとした、お遊び気分だったのが、いつの間にかやめられない。 周りの友だちにも「やめとけよ」って言われるぐらいの恋。自分でも、理性では、「危ない恋愛だな」と思ってても、このドキドキ感は彼女だからこそ。 ちょっとスリリングな恋の始まりを、甘くメロウなダンス・ナンバーとして歌っています。 自分の愛する人に対して、その人だから感じるもの。改めて思い返してみると、楽しい、未来へのステップになるかもしれませんね。 LOVE UNITED「LOVE LETTERS」。今夜は、ニーヨ の、「ビコーズ・オブ・ユー」をご紹介しました。 LOVE LETTERS わたくし今井美樹が TOKYO FM からお送りしている、DUNLOP presents「LOVE UNITED」。 お送りした曲は、Bonnie Pink(ボニー・ピンク) の1997年のセカンド・アルバムからのタイトル曲。「ヘヴンズ・キッチン」。 今月10日からは、10枚目のアルバム「ONE(ワン)」をタイトルとした全国ツアーがスタートします。 いつもナチュラルで、カッコいい雰囲気を漂わせている Bonnie Pink だけに、気持ちのいいライブ・ツアーになるんじゃないでしょうか。楽しみですね。 さて、この番組では、みなさんからのメッセージやリクエストをお待ちしています。番組ホーム・ページのアドレスは、「www.tfm.co.jp/lu」。 リクエストを採用させていただいた方には、5,000円分のミュージック・ギフト・カードをプレゼントしております。 素敵な音楽の世界を、楽しんでくださいね♪ みなさんの心の LOVE SONG、お待ちしております。 それではここで、あなたから届いたメッセージをご紹介しましょう。福岡県、「スージー」さん。29歳の、会社員・女性の方からです。 「よく入浴しながら聴いています。ゆったりリラックスできる選曲とテンポが大好きです。私にはとても大切な人がいます。彼のことを、なかなか「彼氏」と、呼べません。近づいては離れての繰り返し。お互い慎重すぎる性格で、遠回りをしてばかり。苦しい思いもするけれど、この曲を聴くと、「いい恋愛は、簡単に手に入るものではない。だから、投げ出さないで」と、背中を押される気分になります。いつか、彼と並んでこの曲を聴きたいなぁ。」 そんなメールをいただきました。 なかなかこの、ジリジリした、ときこそ楽しかったりもするので。(笑) 今そんなときを、逆に、存分に楽しんでみては、いかがでしょうか。 それでは、リクエストをいただいた曲を、ご紹介したいと思います。Skoop On Somebody(スクープ・オン・サムバディ) で、「sha la la(シャ・ラ・ラ)」。 わたくし今井美樹がお送りしている「LOVE UNITED」。福岡県の「スージー」さんからのリクエスト。Skoop On Somebody で、「sha la la」でした。 「スージー」さんにはミュージック・ギフト・カードをプレゼントします。素敵な、音楽との出逢い、期待していますよ♪ DUNLOP presents LOVE UNITED TOKYO FM からお届けしている「LOVE UNITED」。エラ・フィッツジェラルド で、「クライ・ミー・ア・リバー」でした。 私も、大好きな、本当に大好きな、シンガー、エラ・フィッツジェラルド。たくさんの「クライ・ミー・ア・リバー」ありますけれども、エラ のこのバージョンは本当に好きです。 彼女の、いつも、笑っている、スイングしているこの歌が、いつも私を、励ましてくれるというか。私にとってとても、大切な、憧れの人であり、元気のもとでもあります。 ぜひ、お届けしたかったので今日はわたくしからプレゼントを、いたしました。 さて、そろそろお別れの時間です。今夜はいかがでしたでしょうか。 いよいよ７月に入ってまいりました。関東の梅雨明けはまだまだ先ですけれども。ちょっと先の話になりますが、今月７月は、わたくしも久しぶりにライブを、いくつかやらせていただくんですけども。 その中でも、今月の18、19、20日の３日間、静岡県の「つま恋」で行なわれる、「ap bank fes 2009」に、出させていただくんですね。 ３年ぶりかな？ 以前、一度参加させていただいたんですけども。参加している方たち、そして、来てくださっている、みなさんの心が本当に気持ちよく、ピュアでクリアで、そしてそれがすごくつながっている。 参加させていただいている側も、とてもハッピーになれる、気持ちのいい、イベントです。 「私も行くわ！」っていう方もいらっしゃるかもしれませんが、「あぁ行ってみようかな」と思われる方、ぜひ、足を、ちょっと延ばして、頑張って、行ってみられると、いいんじゃないかなと思います。 とっても、気持ちがねぇ、よくなりますよ。聴きに来て、ください。(笑) この番組では、世界中にきらめく数多くの LOVE SONG を集め、その世界を旅しながら、みなさんと幸せな時間を共有できる１時間にしていきたいと思っています。 どうぞ来週も、この時間にお逢いしましょう。「LOVE UNITED」。お相手は、今井美樹でした。 この番組は、タイヤのフロンティアを紡ぐ、DUNLOP の提供でお送りしました。 |