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LOVE UNITED


〜 第24回 〜 2009.09.13 Sun


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宇宙の中で、とても小さな愛。




私を包む、母なる地球への愛。




親から子へ、未来へつながる愛。




自分の隣にいる、かけがえのない恋人への愛。


この地球に存在する、そんな全ての愛を称えるもの。

LOVE SONG




(タイトルコール)

DUNLOP presents... LOVE UNITED



 その歌を口ずさむだけで、あなたへの距離を縮め、多くの心をつないでいく。

 この番組では、世界にきらめく LOVE SONG を集め、その曲の持つ愛の世界を、みなさんと一緒に感じてみたいと思います。

 恋人への愛。家族への愛。人間への愛。神への愛。

 たくさんの愛が集う場所。「LOVE UNITED」。わたくし今井美樹がご案内いたします。




♪ The Bangles 「 September Gurls 」




DUNLOP presents 「LOVE UNITED」
この番組は、タイヤのフロンティアを紡ぐ、DUNLOP の提供でお送りします。






(タイトルコール)

DUNLOP presents LOVE UNITED





♪ Chaka Khan 「 I Feel for You 」




 DUNLOP presents「LOVE UNITED」。こんばんは。今井美樹です。

 「LOVE UNITED」では、世界中の LOVE SONG を集めて、愛ある時間をみなさんとご一緒できたらな〜と思っています。

 今日の1曲目にお送りしたのは、1986年の、バングルス の大ヒットアルバム、「シルバー・スクリーンの妖精(Different Light)」から、「9月の少女」でした。

 そして、今お送りしているのは、1984年のヒット曲、チャカ・カーン で、「アイ・フィール・フォー・ユー」。

 この切れのいい曲は プリンス(Prince) によって書かれた曲で、スティービー・ワンダー(Stevie Wonder) のハーモニカに、ラップ。当時は話題に、なりましたよね。私も大好きでした。

 LOVE SONG を集めてお送りしている、「LOVE UNITED」。次にお届けするのは、1982年の名盤。ドナルド・フェイゲン の「ナイトフライ(The Nightfly)」から、「雨に歩けば」。

 突然降ってきた雨の間をするりと歩いて行ける。まるでミュージカルのように、ハッピーな気持ちが歌われています。




♪ Donald Fagen 「 Walk Between Raindrops 」







(コーナータイトルコール)

THE ONE



 世界中で時を越えて歌われる LOVE SONG。そんな名曲を生み出した、音楽界の偉人を、毎回1人ピック・アップして、そのアーティストが持つ世界を見つめるコーナー。「THE ONE」。

 今週ピック・アップするのは、明日、60歳の誕生日を迎える、矢沢永吉さんです。

 矢沢さんといえば、先週も言いましたけれども、今年久しぶりに私「ap bank fes(エーピー・バンク・フェス)」に、また参加させていただいたんですが。

 その最終日に、シークレット・ゲストとして、参加されたんですよね。「ですよね」っていうのが、なんだか他人行儀なんですけど。私はねぇ、2日目だったんです。(笑)

 矢沢さん3日目、だったらしくて。すごく残念だったんですけども。今日は、その分たっぷりとここで味わいたいと思っています。(笑)

 それでは、偉人・矢沢永吉さんの愛の足跡(そくせき)をご紹介していきましょう。

 まずは、この LOVE SONG から。




♪ 矢沢永吉 「 I LOVE YOU,OK 」




 LOVE UNITED「THE ONE」。今週は、矢沢永吉さんをピック・アップしております。

 音楽人生37年。日本を代表するロックン・ローラー、矢沢永吉さん。

 高校を卒業したら、当時急成長していた職種である、板金工になろうと思っていたという矢沢少年は、中学2年で ビートルズ(The Beatles) と出逢い、自叙伝を読んで、「音楽は儲かる!」と信じ、欲しいものを手に入れるため、そして、「自分を育ててくれた婆ちゃんに、なんでも好きなものを買ってやれるから」と、ロッカーへの道を、目指します。

 その言葉通り、1972年に、バンド「キャロル(CAROL)」のリーダーとしてデビュー。しかし、1975年、わずか3年という活動期間をもって、「キャロル」を解散。

 そのまま、アメリカへと飛び、その年の秋には、代表曲「I LOVE YOU,OK(アイ・ラヴ・ユー、オーケイ)」を収録したアルバムで、ソロ・デビューとなりました。

 休むことなく突き進むそのエネルギーに、皆が酔い、その行動、発言から、当時の矢沢さんは、「不良の神様」と呼ばれ、反骨のヒーローそのものでした。

 1977年、日本人ロック・アーティストとして、初めて、日本武道館でコンサートを開催。そんな矢沢さんは、1978年に、自身の半生を綴った自伝、「成りあがり」を出版。

 自らの成功のために踏み台にしてきた、数々の出来事を、赤裸々に綴ったこの本は、人々の心を捉え、国民的ベスト・セラーへと成長していったのです。

 「誰もがビッグになれる道を持っていると信じている」。と語る、彼のモットーは、「Do It Yourself」。何かを手に入れるためには、まず、自らが考えて動くこと。

 その言葉を体現すべく、1981年、アメリカのレコード・レーベルと契約し、全編英語というアルバムを、世界に向けてリリース。

 翌年には、ドゥービー・ブラザーズ(The Doobie Brothers) のメンバーを従え、来日公演を実現させ、私たちを驚かせてくれました。

 しかし、この37年間の音楽人生は、決して真っ直ぐな道ではありませんでした。

 オーストラリアでは、土地取引にからむ詐欺被害に遭い、34億円にも及ぶ、巨額な借金を背負っています。 しかし、2005年には、この事件で負った借金を完済。

 ご本人は、「あの寄り道は大きかった。でもねぇ、あれでいろんなことが見えてきました。そういう意味じゃ、良かったのかな」。と語っています。

 常に先を走り、海外の実力ミュージシャンを起用してのレコーディング。次々と新しいものを取り入れて、アルバムをつくり続けてきた矢沢さんは、ある日ふと、作り手と聞き手の温度差があることに気がついたそうです。




♪ 矢沢永吉 「 時間よ止まれ 」




 次々と海外プレーヤーを起用しての楽曲づくり。海外に出たからこそ感じた、自分の小ささ。

 がむしゃらに音楽を求めていった彼が、聞き手との温度差を感じて立ち止まった瞬間。いろいろともがいた40代、50代。

 それがぐるっと回って、これからは、改めて、直球ど真ん中のサウンドをつくろうと、決めたそうです。

 そして、2007年の暮れ、「武道館公演 通算100回」という記録を樹立した後、1年間のアーティスト休業。

 「一度やめて、ゆっくり周りを見て、60歳という節目に、また面白い矢沢を見てもらいたいと思っていた」という彼が、その1年で見えてきたものとは。

 「「俺にはこれしかない」っていう確信。「人は器用になる必要なんてない」という自信」。

 今までは、「これしかない」ということに、淋しさを感じていたそうですが、この1年で、それは本当はとても贅沢なことだと気づき、そうしたら、もうセンチメンタルにもならなくなったんだそうです。

 そして今年、メジャー・レーベルを離れ、自らインディーズ・レーベルを立ち上げての再出発。2月にはシングル、「Loser(ルーザー)」、6月には、「コバルトの空」をリリース。

 そして夏には、各地で行なわれたロック・フェスティバルに参加。8月5日には、通算30枚目となるオリジナル・アルバム、「ROCK'N'ROLL(ロックン・ロール)」を、ついにリリースしました。

 シンプルで王道のロックン・ロール。お金を稼ぎたい、成功したい。それは当り前。しかし、それ以前に大事な価値を感じている。

 それは、「正しいことをやっているという、自分の決断に対する確信。面白いっていう確信さえあれば、人は走っていける」。

 やっと自信が持てたというニュー・アルバム「ROCK'N'ROLL」。新しい矢沢永吉さんを、あなたも体感してみてください。




♪ 矢沢永吉 「 トレジャー・ハンター 」




 お送りしたのは、ニュー・アルバム、「ROCK'N'ROLL」から、「トレジャー・ハンター」でした。カッコいいね♪

 今回のアルバムでは、なんと3人の一般の方に、歌詞を書いてもらったそうです。これはびっくりですよね。

 さて、明日誕生日を迎える矢沢さんは、今週の土曜日、9月19日に、東京ドームで「ROCK'N'ROLL IN TOKYO DOME」を開催。さらに、10月30日からは、待望の全国ツアーがスタートします。

 60歳。新しいアルバムをつくって、素敵な宝の箱を開けたような気分だという、矢沢永吉さん。これからもその瞬発力で、アンビリーバブルな音楽を、私たちに届けてくれることでしょう。

 LOVE UNITED「THE ONE」。今夜は、矢沢永吉さんをピック・アップしました。


(タイトルコール)

LOVE UNITED






(タイトルコール)

DUNLOP presents LOVE UNITED




ちょうどそこを歩いていたときよ。
あなたを見かけたの。
素敵な笑顔だったわ。

とってもシャイで、
そんなあなたに、
私は釘づけだったの。

ずーっとそこで誰かを待っているみたいに見えたわ。
そう、私。あなたと一緒にいたいと思うの。

そして、わかっているでしょう?
今日は金曜日よ? あなたと一緒にいたいのよ。

この週末、一緒にリラックスして、
自分を開放しようよ。

私、疲れちゃったの。
この1週間とってもハードだったのよ。

でもお給料は入ったわ。
準備はできてるわ。
あなたに素敵な時間をあげるわよ。

一緒に行きましょう。
面倒くさいことから逃げて、
私と一緒に、楽しい時間を過ごさない?

面倒なことから逃げ出して。
自分自身を取り戻して。
大いに騒がない?




♪ Janet Jackson 「 Escapade 」




 愛の文字。それは、「LOVE LETTERS」。ここでは、LOVE SONG の歌詞に込められた世界を旅してみたいと思います。

 お送りしたのは、1989年の大ヒット・アルバム。ジャネット・ジャクソン の、「リズム・ネイション(Rhythm Nation) 1814」から、「エスカペイド」。

 彼女にとって4枚目となったこのアルバムでは、ポップなサウンドに、マイケル(Michael) を彷彿とさせる、ハードなダンスが、話題となりましたよね。

 「羽目を外しちゃいましょうよ」と、跳ねるリズムで歌われると、つい、体が動いてしまいそうですね。

 「LOVE LETTERS」。今夜は ジャネット・ジャクソン の、「エスカペイド」をご紹介しました。


(コーナータイトルコール)

LOVE LETTERS





♪ 拝郷メイコ 「 いちりん 」




 わたくし今井美樹が TOKYO FM からお送りしている、DUNLOP presents「LOVE UNITED」。

 お送りした曲は、拝郷メイコさんで、「いちりん」。

 夏と共に終わった恋を、遊園地での一瞬の花火に例えた LOVE SONG です。


 さて、この番組では、みなさんからのメッセージやリクエストをお待ちしています。番組ホーム・ページのアドレスは、「www.tfm.co.jp/lu」。

 リクエストを採用させていただいた方には、5,000円分のミュージック・ギフト・カードをプレゼントしております。

 みなさんの心の LOVE SONG、お待ちしています。

 それでは、ここで、みなさんから届いたメッセージをご紹介しましょう。神奈川県、「オリーナ」さん。30代の女性の方からです。

 「この季節に、海岸線沿いを通ると、「受験勉強と恋愛の両立が難しくなった」と、浪人生の彼から別れを告げられた、高校2年生の、海でのデートを思い出します。夏になってからなんとなく、態度や、言葉が、以前とは違う と思っていましたが、いざ現実となると、やはりショックでした。けれど自分の本心を押し殺して、「もう失敗はできない」という、浪人生の彼の気持ちを、なんとか、頭で理解して受け入れました。そして、彼との想い出と共に、大人の女性としての一歩を踏み出したともいえる、過去の自分に、「よく我慢したね」と、褒めたくなる曲です。」

 というメールをいただきました。

 切ない、お話ですけれども。でも、ねぇ。その場所を通るとこの曲を思い出して、こういう、出来事を思い出してしまうっていうの、なかなか切ないですけども。

 でも、メールにも書いてありますけども、大人の女性として、そこをまた境に、自分が、ひとつ「ポン」と階段を上ったというか。

 逆に、そういうメモリアルな曲でもある、っていうことは、なんだか、乾杯を言いたくなるような、そんな気分でもあります。

 それでは、「オリーナ」さんからいただいた、リクエストの曲を、お送りしましょう。サザンオールスターズ で、「夏をあきらめて」。




♪ サザンオールスターズ 「 夏をあきらめて 」




 わたくし今井美樹がお送りしている、「LOVE UNITED」。お送りしたのは、神奈川県の「オリーナ」さんからのリクエスト。サザンオールスターズ で、「夏をあきらめて」でした。

 「オリーナ」さんにはミュージック・ギフト・カードをプレゼントします。素敵な音楽との出逢い、期待していますね♪





(タイトルコール)

DUNLOP presents LOVE UNITED





♪ 今井美樹 「 宝物 」




 TOKYO FM からお届けしている「LOVE UNITED」。今週の水曜日、16日ですね。リリースされます、わたくし今井美樹のニュー・シングル、「宝物」。

 この曲は、もう、ドラマでご覧になってくださってらっしゃる方もいらっしゃるかもしれませんが、NHKの土曜ドラマ、「再生の町」という、ドラマの主題歌として、オン・エアーされています。

 この曲自体が私にとっても「宝物」といえる、そんな曲になったなと思っています。もうすぐリリースになりますのでぜひ、CDのほうでも聴いてみてください。

 さて、そろそろお別れの時間です。今夜は、いかがでしたでしょうか。

 夏の間、私は、本当に今年の夏は、久しぶりに、野外の、ライブ、イベントがあったり、金沢城の前でライブのイベントがあったり、「ap bank」も久しぶりに出させてもらったり。

 室内だったんですけども沖縄でライブがあったり、ポツポツとライブをやらせていただき、夏の間はず〜っとレコーディングを、して。この夏はず〜っとず〜っと歌ってきたんですけども。

 また、そんな流れの、中で、9月30日に、「TOKYO MUSIC CIRCLE(東京・ミュージック・サークル)」という、いろんな方がいろんな場所で、ライブをやる、そんなイベントがあるんですけども。

 その、ライブの一環で、私と、川江美奈子さん。「宝物」を書いてくださった、シンガー・ソング・ライターの川江美奈子さんと2人で、9月30日に厚生年金会館のほうで、ライブをやります。

 2人で、こういうふうに、ちゃんとやるのは初めてなので、お互いの曲が、それぞれに呼応して、すごい、素敵な、やわらかい時間になるといいな〜と思ってます。

 観にいらっしゃる方は、楽しみにしていてください。

 この番組では、世界中にきらめく、数多くの LOVE SONG を集め、その世界を旅しながら、みなさんと幸せな時間を共有できる、1時間にしていきたいと思っています。

 どうぞ来週も、この時間にお逢いしましょう。「LOVE UNITED」。お相手は、今井美樹でした。


DUNLOP presents「LOVE UNITED」
この番組は、タイヤのフロンティアを紡ぐ、DUNLOP の提供でお送りしました。



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