LOVE UNITED TOP |
←第25回 | 第27回→ |
宇宙の中で、とても小さな愛。 愛 私を包む、母なる地球への愛。 愛 親から子へ、未来へつながる愛。 愛 自分の隣にいる、かけがえのない恋人への愛。 この地球に存在する、そんな全ての愛を称えるもの。 LOVE SONG (タイトルコール) DUNLOP presents... LOVE UNITED その歌を口ずさむだけで、あなたへの距離を縮め、多くの心をつないでいく。 この番組では、世界にきらめく LOVE SONG を集め、その曲の持つ愛の世界を、みなさんと一緒に感じてみたいと思います。 恋人への愛。家族への愛。人間への愛。神への愛。 たくさんの愛が集う場所。「LOVE UNITED」。わたくし今井美樹がご案内いたします。 この番組は、タイヤのフロンティアを紡ぐ、DUNLOP の提供でお送りします。 DUNLOP presents LOVE UNITED DUNLOP presents「LOVE UNITED」。こんばんは。今井美樹です。 「LOVE UNITED」では、世界中の LOVE SONG を集めて、愛ある時間をみなさんとご一緒できたらな〜と思っています。 今日の1曲目にお送りしたのは、1966年のヒット曲。ダイアナ・ロス・アンド・ザ・シュープリームズ で、「恋はあせらず」。 今から43年前のヒット曲とは思えない、本当にキラキラした名曲ですよね。 そして、今お送りしているのは、イギリス出身の、イモージェン・ヒープ のアルバム、「楕円(Ellipse)」から、「ハーフ・ライフ」。 4年前のデビューから注目されていた彼女。ピアノ、ギター、クラリネットにチェロ、ドラムまで、何でもこなす、マルチ・アーティストです。 ステージでは、ノート・パソコン片手にバック・トラックを流しながら、ピアノやカリンバなどを演奏して、歌うんだそうですよ。 ステージングも独特ですけれど、彼女のつくり出す音楽は、なんだか湿度まで感じるような、空気感がありますよね。 LOVE SONG を集めてお送りしている「LOVE UNITED」。次にお届けするのは、ブラジル出身の23歳。ティアゴ・イオルク。 2007年、新人でありながら、ラテンアメリカで人気のドラマで楽曲が使われ大ブレイク。 そんな彼のデビュー・アルバム、「レット・ユアセルフ・イン(Let Yourself in)」から、彼がブレイクするきっかけとなったこの曲をお届けしましょう。 THE ONE 世界中で時を越えて歌われる LOVE SONG。そんな名曲を生み出した、音楽界の偉人を毎回1人ピック・アップして、そのアーティストが持つ世界を見つめるコーナー。「THE ONE」。 今週ピック・アップするのは、ジャズ・シンガー、綾戸智恵さんです。 私は一度お会いしたことが、あるんです。実は、父が、ジャズ好き、だったんですけども。 好きな、ジャズのシンガーとか、そういうアーティストが、例えば福岡のね、ライブ・ハウスなんかに来たりすると宮崎から「ブン」と、(笑) 1人で観に行ったりするような人だったんですけども。 生前でねぇ、最後に、ライブを観せていただいたのが、綾戸さんだったらしくて。 その綾戸さんにお会いしたときに、その話をしたらね、「いや〜もう今井美樹ちゃんのお父さんや〜言うて、会いましたよ〜!」って言ってね。(笑) 憶えててくださって、すごくうれしかった、記憶があります。 それでは、偉人・綾戸智恵さんの愛の足跡(そくせき)をご紹介していきましょう。 まずはこの LOVE SONG から。 LOVE UNITED「THE ONE」。今週は、綾戸智恵さんをピック・アップしております。 今月10日、ご自身のお誕生日に、21作目となるアルバム、「GOOD LIFE(グッド・ライフ)」をリリースしたばかりの、綾戸智恵さん。 52歳になっても、パワフルで明るい綾戸さんは、実は、最近まで、1年間の休養をとり、このアルバムから活動を再開。9月23日から全国ツアーがスタートしています。 デビューして12年。シンガーとしては遅咲きの彼女ですが、彼女の歌声には、これまで体験してきた人生全てが、エネルギーとなって、映し込まれています。 大阪で生まれた綾戸さん。3歳からピアノを始め、洋画やジャズに囲まれて育った彼女は、小学生で、フランク・シナトラ(Frank Sinatra) の切り抜きを下敷きに入れるという、そんな女の子でした。 「主張は控えめに、表現は大げさに」と言う父。そして、「学校も大事やけど、今やらないといけないことよう考えや。音楽は座って勉強しただけではできへんで。何事にも後悔せんようにな」。…ちょっと、インチキな関西弁ですけど。(笑) 勉強もね、好きな音楽もがんばりなさいと、いつも背中を押してくれる、母。 そんな2人に育てられた彼女は、高校時代には週末、母親と共に、外国人の生演奏を聴きに、朝帰り。そして、17歳のとき、高校の先生を説得して、2か月のアメリカに旅行に出かけます。 公園で肩揉みをしながらチップを稼ぎ、本場のジャズ三昧の日々。アメリカでの体験がやみつきになった綾戸さんは、アルバイトを始め、お金が貯まれば渡米するという生活を繰り返していきます。 そんなアメリカと日本の生活を謳歌していた20代半ば。乳がん検査で見つかった小さなしこり。乳がんという不安を抱えた中、そんな彼女が、アメリカで出逢ったのが、ゴスペルでした。 全身を使って感情を表し、心を裸にして歌うゴスペルは、とても新鮮だったという彼女は、ニューヨークの、ハーレム・ターベナクル・チャーチの聖歌隊に参加。アメリカ各地のコンサートに出かけます。 そして、そこで出逢った黒人男性と結婚。アメリカ永住権を手に入れ、楽しい、新婚生活を続けていた彼女でしたが、人一倍明るく、人気者の彼女に、夫が嫉妬し始めたのは、それから1年後。 離婚という言葉が頭をよぎる中、彼女は、子供を身ごもります。 アルバム「natural(ナチュラル)」から、息子さんに捧げられた曲、「ゲット・イントゥー・マイ・ライフ」。 32歳。アメリカに渡って出逢った、男性との恋。そして結婚。しかし、信頼をなくした結婚生活にピリオドを打とうとしたとき、妊娠が発覚。 今にでも逃げ出したい生活の中、生まれてくる子供のためにも、離婚は出産の後と決心します。 そして、1990年、4,000グラムを超える大きな男の子、「イサ」君を出産。子どもが将来国籍を選べるようにと、アメリカでの出生届を出し、イサくんが6か月になるのを待って、夜逃げ同然で日本へ帰国します。 そんな彼女を日本で待っていてくれたのは、いつも優しく見守ってくれていたお母さんでした。 「この子は、私らで守らなきゃね」。娘と孫のために、お母さんは働きに出、綾戸さんは、家事に育児の毎日。 そして、息子が1歳になる頃には、英語の先生や、ピアノの先生をしながら家計を支え、毎日を忙しく暮らしていきます。 そんな彼女を昔から応援してくれていたのが、ドクター・ジャズこと、内田修さんでした。 彼女の歌声に惚れ込んでいた内田さんの勧めもあり、40歳にしてデビュー。ジャズ業界から、異端児と見られる時期もあった中、「私は絶対負けない」。 常に前向きに、失敗を経験に変身させながら、年間100本以上のライブをこなしていきます。 しかし、そんな忙しく働く彼女を支えたお母さんが、脳梗塞で倒れたのは、2005年。他人の手に身を任せるのを嫌がる母を見て、綾戸さんが介護する生活がスタートします。 コンサート会場にも、母親を連れ、綾戸さんはステージに立ち続けます。しかし、仕事と家族とのバランスが崩れ始めてきたと感じた2007年。介護に専念するため、2008年の1年間を休業することを決意します。 「歌うこと、生きること、そして家族と一緒にいることは、私にとって全て、同じラインの上にありますから」。 毎日を精一杯、一生懸命生きていく。それが、綾戸智恵なのです。 お送りしたのは、9月10日にリリースされた、綾戸さんのニュー・アルバム、「GOOD LIFE(グッド・ライフ)」より、「チェンジ・ザ・ワールド」。 自らの歩んだこれまでの人生に感謝し、家族と共に、新たなペースで始めるこれからの人生。そんな想いを詰め込んだアルバムは、これまでより、一層柔らかく、優しさに満ちた作品に仕上がっています。 母としても娘としても、家事を全て終えてから、音楽に向き合うという綾戸さん。元気の元は、「誰かに必要とされること」なんだそうです。 結婚も離婚も、病気も全てが、今の自分をつくっている。自分の人生に、「犠牲」と、「やめる」はありません。「せっかく生きているのだから、できることは全部したい」。と、綾戸さんは言います。 「まいどー!」といつも元気にステージに上がる綾戸さん。彼女の歌を聴いてくれる1人1人と、元気を渡すバトン・リレー。これからの活躍がますます楽しみです。 LOVE UNITED「THE ONE」。今夜は、綾戸智恵さんをピック・アップしました。 LOVE UNITED DUNLOP presents LOVE UNITED 君に前に会ったとき、 僕は、君の目を見ることができなかった。 この美しい世界で、君はまるで天使のようだ。 君の肌に触れたら、きっと泣いてしまうだろう。 君は天から舞い降りた、羽のようだ。 君は本当に、特別な存在なんだよ。 だけど僕は、虫のようにつまらない奴で、 君とはまるっきり違う。 僕はなんでこんなところにいるんだろう。 君が住むこの素晴らしい世界は、僕には相応しくない。 僕が傷ついたって気にしないよ? 僕は自分を見失いたくないんだ。 完璧な体、完璧な魂を手に入れて、 君に気づいてほしいんだ。そばにいなくても。 でも君は行ってしまうだろう。 そう、僕を置いて行ってしまうんだ。 君が幸せになるためなら、どんなことがあろうと、 君が望むことはしてあげる。 そう、君は特別なんだ。 僕もそうなりたいんだ。 でも僕は、虫のようにつまらない奴。 君とはまるっきり違うんだ。 愛の文字。それは、「LOVE LETTERS」。ここでは、LOVE SONG の歌詞に込められた世界を旅してみたいと思います。 お送りしたのは、レディオヘッド の1993年のアルバム、「パブロ・ハニー(Pablo Honey)」から、初期の大ヒット曲、「クリープ」。 世界の音楽ファンから愛されている レディオヘッド。そんな彼らの名前を世界に広めたのが、この「クリープ」です。 タイトルの「Creep」とは、「嫌な奴」とか、「陰湿な人」、という意味。 愛する彼女があまりにも美しく素敵に見えるばかりに、自分はそんな君とはつり合わない。素晴らしい君と自分は同じ世界の人ではない。 といいつつも、「君に相応しい人になりたい」と願っているところが、なんとも、いじらしく、切ないですよね。(笑) そんな レディオヘッド は、今年の8月に、新曲、「ハリー・パッチ(Harry Patch)」を、オフィシャル・サイトで発表しています。 こちらは、第一次大戦最後の生存者だった、ハリー・パッチ さんに捧げられた曲。戦争の恐ろしさを伝え続けていた彼のインタビューから、インスピレーションを受けたそうです。 LOVE UNITED「LOVE LETTERS」。今夜は、レディオ・ヘッド の「クリープ」をご紹介しました。 LOVE LETTERS わたくし今井美樹が TOKYO FM からお送りしている、DUNLOP presents「LOVE UNITED」。 お送りした曲は、アンジェラ・アキ さんの9月16日にリリースされたニュー・シングル、「愛の季節」。 NHKの連続テレビ小説、「つばさ」の主題歌としてお馴染みな曲ですね。 さて、この番組ではみなさんからのメッセージやリクエストをお待ちしています。番組ホーム・ページのアドレスは、「www.tfm.co.jp/lu」。 ホーム・ページのほうにはオン・エアーした曲のリストもありますので、気に入った曲があったな〜という方は、ぜひ覗いてみてください。 そして番組では、リクエストを採用させていただいた方に、5,000円分のミュージック・ギフト・カードをプレゼントしております。 みなさんの、心の LOVE SONG、お待ちしております。 それではここで、みなさんから届いたメッセージをご紹介いたしましょう。北海道、「オレンジママ」さん。40代・看護師の方です。 「美樹さんの優しい声がリラックスできます。」 ありがとうございます。 「毎回素敵な楽曲で楽しませていただいています。看護学校の試験に落ちた浪人時代に、この映画で救われました。劇場に3回観に行って、夢を諦めない精神を、痛感。翌年、無事、試験に合格。現在も、現役ナースとして、貢献できていると、うれしいのですが。」 というメールをいただきました。 頑張りましたねぇ。本当に、素晴らしいことです。拍手拍手。(拍手) 自分のね、夢を諦めない。結構日々のちょっとしたことで、大きく挫けたりすることって、あります。私もあります。私もしょっちゅうあります。今でもあります。(笑) 私は、何のために生きているんだろうかとか。(笑) 私は世の中の何の役に立っているんだろうかとかね。(笑) でも、何かふっとしたことでね、たまたま観たドラマの、ちょっとした、フレーズだったり、ニュースの、ちょっとした一端だったり。人の話のちょっとしたフレーズだったり。 何かが、キラッと自分の目に耳に入ってきて、ふっと自分の心を支えてくれることって、本当にありますよね。 そういう意味でも全てのことに感謝だな〜と、思っています。 それでは、この「オレンジママ」さんからのリクエスト、今日は、おかけしたいと思っています。アイリーン・キャラ で、「フラッシュダンス…ホワット・ア・フィーリング」。 わたくし今井美樹がお送りしている「LOVE UNITED」。お送りしたのは、北海道、「オレンジママ」さんからのリクエスト。アイリーン・キャラ で、「フラッシュダンス…ホワット・ア・フィーリング」でした。 「オレンジママ」さんには、ミュージック・ギフト・カードをプレゼントします。素敵な音楽との出逢い、期待していますね♪ DUNLOP presents LOVE UNITED TOKYO FM からお届けしている「LOVE UNITED」。お送りしたのは、9月16日にリリースされました、ニュー・アルバム、「アメリカン・クラシック(American Classic)」より、ウィリー・ネルソン・フィーチャリング・ノラ・ジョーンズ で、「ベイビー,イッツ・コールド・アウトサイド」。 こないだ、何気なく、秋晴れの清々しかった日に、布袋さんがシャワーを浴びながら、何気にこれを「ポン」とかけていて。 私自身、カントリーの曲とかあんまり興味のあるものではなかったんですけども、その秋晴れの日と、程よい日常の疲労困憊具合と、(笑) それから、やっぱり心地よい、気候とね。 いろんなもの、この心地よい声。なんかすごく全てがフィットしてとっても気持ちよくって。(笑) 穏やかな、声というか。 このアルバムは、ウィリー・ネルソン が、長年に亘ってね、人々に愛されてきたスタンダード・ナンバーを歌っているアルバムなんですけども。 本当にその、いい曲が、すご〜く熟した、気持ちと、声に、包まれて、耳に心に届いてくるとこんなに気持ちいいものかと思って。(笑) 久しぶりにまた、しみじみといろんな音楽のことを考えて、みたりもしたんですけど。ぜひみなさんにも、聴いていただきたいなと思って今日は、この曲おかけしました。 さて、そろそろお別れの時間です。今夜は、いかがでしたでしょうか。 9月ももう、いよいよ、終わってしまいます。みなさんは穏やかなこれからの季節ね、今の季節、ゆっくりと、した気持ちで楽しんでください。 この番組では、世界中にきらめく数多くの LOVE SONG を集め、その世界を旅しながら、みなさんと幸せな時間を共有できる、そんな1時間にしていきたいと思っています。 どうぞ来週もこの時間にお逢いしましょう。「LOVE UNITED」。お相手は、今井美樹でした。 この番組は、タイヤのフロンティアを紡ぐ、DUNLOP の提供でお送りしました。 |