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宇宙の中で、とても小さな愛。 愛 私を包む、母なる地球への愛。 愛 親から子へ、未来へつながる愛。 愛 自分の隣にいる、かけがえのない恋人への愛。 この地球に存在する、そんな全ての愛を称えるもの。 LOVE SONG (タイトルコール) DUNLOP presents... LOVE UNITED その歌を口ずさむだけで、あなたへの距離を縮め、多くの心をつないでいく。 この番組では、世界にきらめく LOVE SONG を集め、その曲の持つ愛の世界を、みなさんと一緒に感じてみたいと思います。 恋人への愛。家族への愛。人間への愛。神への愛。 たくさんの愛が集う場所。「LOVE UNITED」。わたくし今井美樹がご案内いたします。 この番組は、タイヤのフロンティアを紡ぐ、DUNLOP の提供でお送りします。 DUNLOP presents LOVE UNITED DUNLOP presents「LOVE UNITED」。こんばんは。今井美樹です。 「LOVE UNITED」では、世界中の LOVE SONG を集めて、愛ある時間をみなさんとご一緒できたらな〜と思っています。 今日の1曲目にお送りしたのは、ジャマイカ出身の19歳。ショーン・キングストン のニュー・アルバム、「トゥモロウ(Tomorrow)」から、「マジカル」。 そして、今お送りしているのは、今週リリースされる高野寛さんのニュー・アルバム、「Rainbow Magic(レインボウ・マジック)」から、「LOV(ラヴ)」。 デビュー20周年の締めくくりとして、今回のアルバムをリリースする高野さん。 自分にしか歌えない歌があることに改めて気づき、「初めて、歌を歌いたくなった」という高野さんにとって、第2のデビュー盤なんだそうです。 今回のアルバムには、忌野清志郎さんとの共作、「今日の僕は」が収録されています。 17年前に、忌野清志郎さんとリハーサル・スタジオでつくった曲を元にしたそうで、当時の、清志郎さんの声も、コーラスで参加しています。 LOVE SONG を集めてお送りしている「LOVE UNITED」。次にお届けするのは、ドイツ出身の、アネット・ルイザン。 まるで、フレンチ・ポップスのように、ドイツ語でつぶやく彼女のマジック・ワールドに、ヨーロッパ中が夢中のようです。 そんな彼女のニュー・アルバムから、1曲、お届けしましょう。 THE ONE 世界中で時を越えて歌われる LOVE SONG。そんな名曲を生み出した、音楽界の偉人を毎回1人ピック・アップして、そのアーティストが持つ世界を見つめるコーナー。「THE ONE」。 今週ピック・アップするのは、現在、自身の半生を追った映画が公開されている、パティ・スミス です。まだ観てないんです。すごく観たい映画なの・・・。 それでは、偉人 パティ・スミス の残した、愛の足跡(そくせき)をご紹介していきましょう。 まずは、この LOVE SONG から。 LOVE UNITED「THE ONE」。今週は、パティ・スミス をピック・アップしております。 1946年12月30日。寒さの厳しい年の瀬に、アメリカ・シカゴで生まれた パティ・スミス。体が細く、病弱だった彼女は、音楽を愛し、読書を愛する、夢見がちな少女でした。 そんな彼女は、16歳のときに、アルチュール・ランボー(Arthur Rimbaud) の詩と出逢い、ポエムという、心の中に渦巻いていた激しい気持ちを表現する喜びを見つけ、やがて、ほとばしる想いを、絵画や彫刻へとぶつけていきます。 しかし、毎日が単調に過ぎていく家族との田舎暮らしに嫌気が差し、画家になることを夢見、パティ は一人、ニューヨークへ旅立ちます。 60年代から70年代のアメリカといえば、ベトナム戦争に揺れる時代でした。当時の若者たちは、平和を願い、彼らの想いは声となり、音楽となり、精神的で文化的なインスピレーションがあふれる時代でもありました。 平和への動きが活発になる中、アート・スクールで出逢ったのが、フォトグラファーの、ロバート・メイプルソープ(Robert Mapplethorpe)。 彼と出逢い、恋をし、自分をより理解してくれる ロバート の導きによって、パティ は、自分の中のエネルギーを、どうアートで表現していくべきなのかを学んでいきます。 コミュニケーションを強調する彼女のサウンドは、当時のパンク界の中でも、最も洗練された、美しい言葉で歌われるメッセージでもありました。 内なる葛藤を吐き出し、時代が含む怒りと恐れを言葉にしていく パティ。そんな彼女は、世界各地の若者たちから、革命者として愛され、連日、人々の内なる真実を解き放つため、ライブという闘いに、挑み続けていきます。 時代をつくる女として、注目されていた彼女は、自らのスタイルを追い求めるように、プライベートでも、数多くのアーティストと恋を重ねていきます。 劇作家の、サム・シェパード(Sam Shepard)、ニューヨーク・パンク界のカリスマ、トム・バーレイン(Tom Verlaine)。 そして、彼女にとって最愛の人となったのが、爆音と、過激なパフォーマンスで、警察からも目をつけられていたパンク・バンド、エム・シー・ファイブ(MC5) のギター、フレッド・スミス(Fred Smith) でした。 彼との出逢いによって、それまで、トゲのあった彼女の言葉は鳴りを潜め、1979年にリリースしたアルバム「ウェイブ(Wave)」は、フレッド への愛が綴られた、アルバムとなりました。 1979年秋。そんな彼との愛に生きようと、パティ・スミス・グループ としての活動に、幕を閉じます。 パンクの女王と呼ばれた パティ・スミス が活動を休止したのは、1979年の秋。 翌年の春、フレッド・スミス と結婚。ニューヨークからデトロイトに引っ越した彼女は、長男 ジャクスン(Jackson) を授かり、台所で奮闘する、幸せな生活を送っていきます。 しかしそんなある日、フレッド に「人民には力がある。そのことを書けよ」と言われたことがきっかけとなり、再び、作詞活動を開始。レコーディングをスタートさせます。 準備期間中に彼女は、2人目の子供 ジェシー(Jesse) を身ごもり、40歳の誕生日には、家族揃っての写真を、かつての恋人で、よき理解者である ロバート・メイプルソープ に撮影してもらい、新しい パティ・スミス としての準備を進めていきます。 しかし、そんなレコーディングのある日。当時、体をエイズに蝕まれ、死の淵にいた ロバート が、スタジオで新曲を聴かせてる最中に他界。 アーティストとしての才能を開花させてくれた、大事な友人の死を抱え、改めて、自分自身のために、活動を再開しようと決意します。 しかし、1990年、かつてのバンド・メンバーが死去。そして、次なるアルバムのために曲を書き始めた1994年、最愛の夫、フレッド・スミス が体調を崩し、11月に、急死。 さらに、かつてツアー・マネージャーとして、彼女を支えてくれていた弟、トッド(Todd) までもが、12月に、心臓麻痺でこの世を去ってしまいます。 次々に愛する人を亡くし、人生が大きく変わっていく中、パティ は、大きな悲しみを背負いながらも、この世を去って行った人々への愛を真正面から受け止め、詩人として、パフォーマーとして、その想いを、普遍的な LOVE SONG へと昇華させていったのです。 お送りしたのは、2007年にリリースされたカバー・アルバム、「トゥウェルブ(Twelve')」から、ボブ・ディラン(Bob Dylan) のカバーで、「チェンジング・オブ・ザ・ガード」でした。 この夏「FUJI ROCK FESTIVAL(フジ・ロック・フェスティバル)」のステージに立った パティ・スミス。きっと、彼女の熱い想いに触れた方も、多いのではないでしょうか。 現在公開されている映画、「パティ・スミス 〜ドリーム・オブ・ライフ(Patti Smith Dream of Life)」は、夫の フレッド が亡くなった翌年の1995年から、11年にも亘って、彼女を追ったドキュメンタリー作品。 ステージで激しいパフォーマンスをする彼女の姿はもちろん、今は亡き愛しい人たちへ想いを馳せている、穏やかな彼女など、様々な姿を見ることができます。 先日行なわれた、映画のトーク・ショーで、彼女は、会場の人たちのために、サプライズで、予定外の、ライブをしてくれたそうですよ。 自分の周りにいる人たちへの愛情ばかりでなく、私たち全ての人々のために、愛情を込めて歌い続けているんだ っていうことを、この、パティ・スミス の存在から、感じますね。 LOVE UNITED「THE ONE」。今夜は、パティ・スミス をピック・アップしました。 LOVE UNITED DUNLOP presents LOVE UNITED 人混みの中、私は足早に歩くの。 過ぎ去る人々の顔、家に向かって歩き続ける私。 空に光る星を見つめながら、ただ、 ずんずん歩くの。人混みを掻き分け。 そう、あなたが必要だわ。 そして、あなたがいなくて淋しいわ。 だって知ってる? あなたをひと目見るためだけに、 私、一晩で1,000マイルも歩いちゃうのよ? いつもあなたのことを想うのは、 こんなふうに、街を独り歩いているとき。 あなたも私と同じように想ってくれるかなぁ。 こんなにもあなたが必要で、 こんなにもあなたが恋しくて。 だから、私思うんだけど、 もしも、空と地面がひっくり返ったら、 私たち、時間を自由に操れるかしら。 だって、今夜あなたに逢えるなら、 私1,000マイルだって歩いちゃう。 もしも私を抱きしめてくれるなら、 飛んでっちゃうのに。 愛の文字。それは、「LOVE LETTERS」。ここでは、LOVE SONG の歌詞に込められた世界を旅してみたいと思います。 お送りしたのは、ヴァネッサ・カールトン の2002年のデビュー・アルバム、「ビー・ノット・ノーバディ(Be Not Nobody)」からの大ヒット曲、「ア・サウザンド・マイルズ」。 人混みに紛れて街を歩いているとき、あなたのことばかり考えてる。あなたに逢えるなら、1,000マイルも歩いていける。 こんな、かわいらしい声で、こんな、歌詞を歌われると、全くもってお母さんの気持ちになってしまいますね。(笑) でも、喧騒に包まれた街を歩いているときって、意外と頭の中空っぽになっているとか、全然違うことを考えて、もう無意識に、ガシガシと、歩いていることってありますよね。 そんなとき、気づいたら好きな人のことばかり考えていたなんて、ずいぶん昔の記憶なので、なかなか思い出せないですけれど。(笑) でも、なんだかそういうね、真っ直ぐな、気持ちと、そんなものが、自分の体の中を渦巻いていた、そんな、素敵な、時間。 この、彼女が、ず〜っと、包まれているんだと思うと、つい、優しい気持ちで、聴いてしまう。やっぱりお母さんの気持ちになっちゃうかな。(笑) LOVE UNITED「LOVE LETTERS」。今夜は、ヴァネッサ・カールトン の「ア・サウザンド・マイルズ」をご紹介しました。 LOVE LETTERS わたくし今井美樹が TOKYO FM からお送りしている、DUNLOP presents「LOVE UNITED」。 お送りした曲は、水曜日にリリースされる、全盲のシンガー、ラウル・ミドン のサード・アルバム、「シンセシス(Synthesis)」から、「ネクスト・ジェネレーション」。 オバマ(Obama)大統領を迎えたアメリカで、新しい時代の幕開けとは言っても、現実の厳しさ、捨てきれない昔の価値観など、しがらみが多いこの世界。 「明日を変えていくのは君自身。束の間で終わらせるな」。そんな内容のこの曲は、私たちへの LOVE SONG になっています。 「明日のリーダーは私たち。そして、明日は今日になる」。様々な変化を迎えている日本だからこそ、そう心でつぶやきながら、明日の朝、爽やかに、スタートを切っていきたいですよね。 さて、この番組ではみなさんからのメッセージやリクエストをお待ちしています。番組ホーム・ページのアドレスは、「www.tfm.co.jp/lu」。 ホーム・ページには、オン・エアーした曲のリストもありますので、「この曲気に入ったのよ」な〜んていうのがあった方は、ぜひ覗いてみてください。 そして番組では、リクエストを採用させていただいた方に、5,000円分のミュージック・ギフト・カードをプレゼントしております。 みなさんの心の LOVE SONG、お待ちしております。 それではここで、みなさんから届いた、メッセージをご紹介しましょう。埼玉県、「マミ」さん。15歳。中学生から。 「こんばんは。毎週この番組を楽しみにしている中学生です。日曜日なのでちゃんと毎週聴けてうれしいです。私は陸上部なのですが、駅伝のときに助っ人で来てくれた先輩を好きになりました。その先輩は、ガンダムが大好きで、私もガンダムを観るようになりました。先輩が卒業するときに告白しましたが、結果はダメで。その何日か後、ガンダムがテレビでやっていました。そしたら、その日から、エンディングが替わったんです。その曲が、リクエストしたこの曲。曲調と歌詞が、なにか私に引っかかり、初めて聴いたのに、泣いてしまいました。それから先輩とは一度も会えていませんが、この曲は、いつも聴いています。先輩も聴いているのかなぁと思うと、うれしくもあり、悲しくもあります。」 んもぉ〜今日はどうしてもお母さんになる日なのね。(笑) もぉ〜本当にきゅんとするわよね。わかりますよ? 私も。(笑) 私は、ユーミンだったなぁやっぱり。本当にユーミンが全ての、青春の、(笑) 想い出と言っても過言ではないな〜。 音楽にはそういう、魔法があるからね。この曲が、「マミ」さんにとってね、心の扉を「カチャカチャ」っと、開ける鍵だったのかもしれませんね。 それでは、今日は「マミ」さんからのリクエスト。伊藤由奈さんで、「trust you(トラスト・ユー)」。 わたくし今井美樹がお送りしている「LOVE UNITED」。お送りしたのは、埼玉県、「マミ」さんからのリクエスト。伊藤由奈さんで、「trust you」でした。 「マミ」さんにはミュージック・ギフト・カードをプレゼントします。素敵な音楽との出逢い、期待していますね♪ DUNLOP presents LOVE UNITED TOKYO FM からお届けしている「LOVE UNITED」。お送りしたのは、10月28日にリリースになります、今井美樹のニュー・シングル、「ひとひら」。 こないだ、シングル出したばっかりなんですけど。ポンポンと、(笑) またシングルを、出させて、いただくことになっているんですが。 実は、あるコマーシャルとの、連動のね、企画で。PVとコマーシャルが、一緒にコラボするという企画のものがあるんですけども。 これから、ぼちぼちと、みなさん観てくださるんじゃないかなと思ってます。そこで、この音楽が先に流れてますのでぜひ、聴いてみてください。 さて、そろそろお別れの時間です。今夜はいかがでしたでしょうか。 10月に入りまして。私のほうは、ひと息ついたというか、レコーディングが、やっと歌が、録り終えて、まぁ、最後のミックスの作業がちょっと残ってるんですけど。 もう本当に夏前からものすっごい勢いで、わけがわからないぐらいの日々が続いていた、(笑) ちょっと一段落して、ちょっと秋風を感じ、そしてひと息ついたら、また、ビルボードのライブがあるということで。またリハーサルが、始まるんですけども。 でもね本当にこの、今年はず〜っとこの夏、音楽にまみれていたんですけども。この、音楽にまみれていたものがいろんなところで、これから、みなさんのお耳にも届くと思います。 すごく、全身、全霊で、(笑) 込めてつくった1曲1曲たち。みなさんに気に入っていただけるとうれしいな〜と思ってます。楽しみにしていてください。 この番組では、世界中にきらめく数多くの LOVE SONG を集め、その世界を旅しながら、みなさんと幸せな時間を共有できる1時間にしていきたいなと思っています。 どうぞ、来週も、この時間にお逢いしましょう。「LOVE UNITED」。お相手は、今井美樹でした。 この番組は、タイヤのフロンティアを紡ぐ、DUNLOP の提供でお送りしました。 |