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LOVE UNITED


〜 第31回 〜 2009.11.01 Sun


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宇宙の中で、とても小さな愛。




私を包む、母なる地球への愛。




親から子へ、未来へつながる愛。




自分の隣にいる、かけがえのない恋人への愛。


この地球に存在する、そんな全ての愛を称えるもの。

LOVE SONG




(タイトルコール)

DUNLOP presents... LOVE UNITED



 その歌を口ずさむだけで、あなたへの距離を縮め、多くの心をつないでいく。

 この番組では、世界にきらめく LOVE SONG を集め、その曲の持つ愛の世界を、みなさんと一緒に感じてみたいと思います。

 恋人への愛。家族への愛。人間への愛。神への愛。

 たくさんの愛が集う場所。「LOVE UNITED」。わたくし今井美樹がご案内いたします。




♪ Sting 「 Soul Cake 」




DUNLOP presents 「LOVE UNITED」
この番組は、タイヤのフロンティアを紡ぐ、DUNLOP の提供でお送りします。






(タイトルコール)

DUNLOP presents LOVE UNITED





♪ さかいゆう 「 ストーリー 」




 DUNLOP presents「LOVE UNITED」。こんばんは。今井美樹です。

 「LOVE UNITED」では、世界中の LOVE SONG を集めて、愛ある時間を、みなさんとご一緒できたらな〜と思っています。

 今日の1曲目にお送りしたのは、スティング のニュー・アルバム、「ウインターズ・ナイト(If on a Winter's Night...)」から、昨日のハロウィンにちなんだ、「ソウル・ケーキ」。

 そして、今お送りしているのは、先月デビューを果たした、さかいゆうさんで、「ストーリー」。イントロのピアノが印象的なこの曲、歌詞は、葉山の海岸で寝そべりながら書いたそうです。

 この夏の「オーガスタ・キャンプ(Augusta Camp)」で既に、彼の生歌に触れた方も、いらっしゃるのでは? 今月24日・26日と、大阪・東京でワンマン・ライブが予定されています。

 LOVE SONG を集めてお送りしている「LOVE UNITED」。次にお届けするのは、ヨーロッパの洗練された心地よいポップスです。




♪ Giovanca 「 On My Way 」




 お送りしたのは、オランダを代表する黒人モデルとして活躍していた ジョバンカ の、デビュー・アルバム、「サブウェイ・サイレンス(Subway Silence)」から、「オン・マイ・ウェイ」。

 彼女の声に魅了されたという、ベニー・シングス(Benny Sings) のプロデュースでつくられたこの曲。爽やかな一歩を踏み出す、そんな雰囲気の1曲です。





(コーナータイトルコール)

THE ONE



 世界中で時を越えて歌われる LOVE SONG。そんな名曲を生み出した、音楽界の偉人を毎回1人ピック・アップして、そのアーティストが持つ世界を見つめるコーナー。「THE ONE」。

 今週ピック・アップするのは、大滝詠一さんです。

 とにかくそれではまず、この、偉人・大滝詠一さんの、愛の足跡(そくせき)をご紹介していきましょう。

 まずはこの LOVE SONG から。




♪ はっぴいえんど 「 花いちもんめ 」




 LOVE UNITED「THE ONE」。今週は、大滝詠一さんをピック・アップしております。

 お送りしたのは、大滝さんがギター、ボーカルを担当していた「はっぴいえんど」の名盤。「風街ろまん」から、「花いちもんめ」でした。

 1945年、岩手県に生まれた大瀧詠一さん。幼い頃から、エンタテインメントに興味を持ち、遊びの中から育まれた器用さから、各方面で、その才能を発揮していきます。

 小学校の頃から洋楽に触れ、さらに中学では、ラジオ・クラブに所属し、ラジオを自作しては、アメリカ軍用に放送されているFENや、ヒット・チャート番組を聴き、音楽にのめり込んでいきます。

 大学時代に、細野晴臣さんや松本隆さんと出逢い、バンドを結成。1970年には、「はっぴいえんど」として、活動を始めます。

 しかし、バンドとして活動していた「はっぴいえんど」は、3年という短い活動期間で解散。

 その後、山下達郎さんと出逢い、1974年には、ご自身が主宰する、「ナイアガラ・レコード」を設立し、日本の音楽史に残る名作を次々と送り出していきます。

 様々なアーティストをプロディースしつつ、大滝さん自身も次々と、意欲的な作品を世に放ち、その膨大な音楽知識を、ラジオ番組でリスナーと共有するという試みも、始めます。

 また、新しい視点からの日本の音楽史をまとめた著書など、多くの音楽研究書を発表し、伝説に残る、ラジオ番組のプロデュースを手がけてもいます。

 様々な名曲を残している大瀧さん。中でも、人気の高い曲が収められているのが、初めて自身のボーカルについて考えながら制作したという、1981年にリリースの名盤、「A LONG VACATION(ア・ロング・バケーション)」でした。




♪ 大滝詠一 「 君は天然色 」




 お送りしたのは、大滝詠一さんのアルバム、「A LONG VACATION」から、「君は天然色」でした。

 「はっぴいえんど時代から温めていた、音韻について、挑戦をした」という「A LONG VACATION」。

 当時もミリオン・ヒットとなりましたが、その後、10年ごとに自らリマスタリングし、再発されるたびに、売り上げを伸ばし、トータル・セールスは数100万枚というモンスター・アルバムです。

 このアルバムは大瀧さんにとって、それまでの10年間で開発してきたものと、長年の友である、松本隆さんと始めた、曲づくりの集大成としてつくられ、音響性にこだわった美しい鼻濁音や、カ行の発音など、聴く者の生理的な感性に訴える、名作となりました。

 自分の音楽には、先人がつくり出してきた全てがあったからこそ、素晴らしい研究結果としてのサウンドがあり、さらに、現代につながる、音楽史の入口となっている、という大瀧さん。

 常に自分のいる位置を一歩引いては確認し、その大きなうねりの中で、きらりと光るものを発見しては消化し、ユーモアを交えながら、自分のルーツを探し続ける、天才音楽家です。




♪ 大滝詠一 「 ペパーミント・ブルー 」




 多くの方から「師匠」と呼ばれる大瀧さん。アルバム「A LONG VACATION」がリリースされてからおよそ、30年。

 実はそのアルバムを、わたくしたち女性シンガーがカバーしたトリビュート・アルバムが、11月4日に、リリース、されます。

 タイトルは、「A LONG VACATION from Ladies(ア・ロング・バケーション・フロム・レディース)」。

 「わたくしたち」と言いましたが、実はわたくし、参加させていただいておりまして。(笑) 「カナリア諸島にて」という、大好きな曲を、カバーさせていただきました。

 フロム・レディースというぐらいですから、たくさんの、女性シンガーの人たちが、参加しているんですが。

 大貫妙子さん、金子マリさん、ジュライム の行川さをりさん、ハミングキッチン のイシイモモコさん、尾崎亜美さん、そして クラムボン の原田郁子さん、つじあやのさん、太田裕美さん、そして、鈴木祥子さん。

 という、様々な、個性豊かな、年齢も幅広く、いろんなシンガーが、このトリビュート・アルバムに参加しております。

 「A LONG VACATION・命」だった方たちには、「え〜? ちょっと、そうかなぁ」って最初思われるかもしれませんけれど。

 でも、改めて、「なんて、いい曲なんだろう」とか、「こういう詞だったのね」とか、いろんな発見が、ありまして。

 本当に改めてこの「A LONG VACATION」というアルバムは、いかに、音楽的に素晴らしいアルバムだったかというのを、再認識、させていただいたなと思っています。

 とても、面白いアルバムです。みなさんにもぜひ聴いていただきたいなと思っています。

 そして今月23日には、そのリリース記念コンサートも、なんと決まっているんですよ。改めて、大瀧さんの素晴らしい、楽曲に、触れにきてみてください。

 LOVE UNITED「THE ONE」。今夜は、大滝詠一さんをピック・アップしました。


(タイトルコール)

LOVE UNITED






(タイトルコール)

DUNLOP presents LOVE UNITED




今俺は、自分を自由にしようと疾ばしているのさ。
そんな俺の心には、7人の女の顔がちらつくぜ。

そのうちの4人は、俺を自分のものにしようとしたし、
2人は、最後に、俺に石を投げてくるような別れだった。
そしてもう1人は、「ただの友だちよ」だってさ。

気にするなよ。気楽に行こうぜ。
車が軋むけど、気にするなよ。

自分がしっかりやっていける場所を探そうぜ。
慎重にな。ゆっくり行こうぜ。

今俺は、アリゾナのウィンズローの
道端に立ってるんだけどさぁ、
なんて眺めがいいところなんだ。

向こうからイカしたフォードに乗った
かわいい娘がやってくるぜ。

スピード落として、俺を見てるぜ。

さぁベイビー! 「たぶん」なんて言うなよ。
君のとろけてしまいそうな愛が、
俺を救ってくれるか知りたいんだ。

俺たちは上手くいくかもしれないし、いかないかもしれない。
そうなったら、二度とここへは戻ってこないさ。

さぁ扉を開けてくれよ。当たって砕けろだ。
焦るなよ。気楽に行こうぜ。




♪ Eagles 「 Take It Easy 」




 愛の文字。それは「LOVE LETTERS」。ここでは、LOVE SONG の歌詞に込められた世界を、旅してみたいと思います。

 お送りしたのは、1972年にリリースされた、イーグルス のデビュー曲。「テイク・イット・イージー」。

 この輝かしいデビュー曲は、当時、グレン・フライ(Glenn Frey) と同じアパートメントに住んでいたシンガー・ソングライターの ジャクソン・ブラウン(Jackson Browne) と共作したもので、発売まもなくヒット・チャートを上り、一躍脚光を浴びました。

 男性の方の中には、この曲は弾ける!っていう人も、多いのではないでしょうか。イーグルス をリアルに知らない世代でも、口ずさめる名曲。

 LOVE UNITED「LOVE LETTERS」。今夜は、イーグルス の「テイク・イット・イージー」をご紹介しました。


(コーナータイトルコール)

LOVE LETTERS





♪ Natalie Cole 「 Miss You Like Crazy 」




 わたくし今井美樹が TOKYO FM からお送りしている、DUNLOP presents「LOVE UNITED」。

 お送りした曲は、ナタリー・コール の、1989年のメガ・ヒット曲。「ミス・ユー・ライク・クレイジー」。80年代、一度喉を壊した彼女の、復活を印象づけたこの曲。

 1997年には、亡き父親とのデュエットを収めた、「アンフォゲッタブル(Unforgettable)」が、世界で1,400万枚を記録し、去年はその第2弾として、アルバム、「スティル・アンフォゲッタブル(Still Unforgettable)」をリリースしたばかり。

 彼女は様々な慈善活動を積極的に行なっていましたが、現在は、去年発病した、C型肝炎のため、静養しています。

 彼女の歌声を待ちわびているファンのためにも、今一度、元気に戻ってきてくれることを、願いたいですよね。


 さてこの番組では、みなさんからのメッセージやリクエストをお待ちしています。番組ホーム・ページのアドレスは、「www.tfm.co.jp/lu」。

 ホーム・ページには、オン・エアーした曲のリストもありますので、気に入った曲があったという方、ぜひ覗いてみてください。

 そして番組では、リクエストを採用させていただいた方に、5,000円分の、ミュージック・ギフト・カードをプレゼントしております。

 みなさんの心の、LOVE SONG、お待ちしております。

 それではここで、みなさんから届いたメッセージをご紹介しましょう。神奈川県の、「夏ミカン」さん。30代の女性の方です。

 「昔年上の彼とドライブに行ったときに、よく聴いていたのがこの曲です。彼が好きで、よくドライブしながら歌ってくれました。カールスモーキー石井さんに面影が似ていて、自分でも自慢だったんです。彼にとって私は、幼過ぎたみたいで、別れてしまいましたが、大人に背伸びした感じになれた恋でした。いろいろドライブに連れてってもらって、楽しかったです。」

 という、メールをいただきました。

 ドライブのときの、音楽って、妙に、印象深く残っているものってありますよね。きっと2人だけの、その空間でのドキドキ感とか、そのときの、風の匂いとか。

 それから青空だったり、雨だったりその空模様だったり。景色とかいろんなものが、とっても、印象深く、その曲とつながっていたり、するんじゃないかなと思いますけれども。

 私にとってもそういうドライブ・ミュージックで、印象深いものたくさんあります。

 それでは今日は、神奈川県の「夏ミカン」さんからのリクエストにお応えしたいと思います。米米CLUBで、「浪漫飛行」。




♪ 米米CLUB 「 浪漫飛行 」




 わたくし今井美樹がお送りしている「LOVE UNITED」。お送りしたのは、神奈川県の「夏ミカン」さんからのリクエスト。米米CLUBで、「浪漫飛行」でした。

 「夏ミカン」さんには、ミュージック・ギフト・カードをプレゼントします。素敵な、音楽との出逢い、期待していますね♪





(タイトルコール)

DUNLOP presents LOVE UNITED





♪ 今井美樹 「 カナリア諸島にて 」




 TOKYO FM からお届けしている「LOVE UNITED」。お送りしたのは、11月4日にリリースになります、大滝詠一さんの、トリビュート・アルバム、「A LONG VACATION from Ladies」から、今井美樹で、「カナリア諸島にて」でした。

 先ほども、ご紹介させていただきましたけれども、このトリビュート・アルバム、本当に、素晴らしい、それぞれの、個性豊かな、女性アーティストの方が、参加して、いらっしゃいます。

 そして、なんとこの、曲を、全曲持って、ということはそのアーティストが全員、参加して、ライブがあるんですね。

 11月の23日に、オーチャードホールにて、この、記念コンサートが、行なわれます。

 私たちも、まだこれから、リハーサルとかだったりして、まだまだ本当のところどうなるのかが全然わからなくて(笑)結構ドキドキしているんですけども。

 とにかく全員参加をして、自分の持ち歌は歌うと。そしてもう1曲、大滝さんの他の曲を歌っていくと。ご本人がお出になるのかどうかはわかりません。(笑) まだ何も聞いておりませんが。(笑)

 大滝詠一さんの、素晴らしいその楽曲たちが、満載になる、ライブとなる、はずです。私自身もとても楽しみにしています。ぜひそちらのほうも、足を延ばして、来ていただけるとうれしいな〜と思います。

 さて、そろそろお別れの時間です。今夜はいかがでしたでしょうか。

 この番組では世界中にきらめく、数多くの LOVE SONG を集め、その世界を旅しながら、みなさんと幸せな時間を共有できる、そんな素敵な1時間にしていきたいと思っています。

 どうぞ来週も、この時間にお逢いしましょう。「LOVE UNITED」。お相手は、今井美樹でした。


DUNLOP presents「LOVE UNITED」
この番組は、タイヤのフロンティアを紡ぐ、DUNLOP の提供でお送りしました。



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