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LOVE UNITED


〜 第32回 〜 2009.11.08 Sun


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宇宙の中で、とても小さな愛。




私を包む、母なる地球への愛。




親から子へ、未来へつながる愛。




自分の隣にいる、かけがえのない恋人への愛。


この地球に存在する、そんな全ての愛を称えるもの。

LOVE SONG




(タイトルコール)

DUNLOP presents... LOVE UNITED



 その歌を口ずさむだけで、あなたへの距離を縮め、多くの心をつないでいく。

 この番組では、世界にきらめく LOVE SONG を集め、その曲の持つ愛の世界を、みなさんと一緒に感じてみたいと思います。

 恋人への愛。家族への愛。人間への愛。神への愛。

 たくさんの愛が集う場所。「LOVE UNITED」。わたくし今井美樹がご案内いたします。




♪ The Temptations 「 My Girl 」




DUNLOP presents 「LOVE UNITED」
この番組は、タイヤのフロンティアを紡ぐ、DUNLOP の提供でお送りします。






(タイトルコール)

DUNLOP presents LOVE UNITED





♪ 2Pac feat. Dr. Dre 「 California Love 」




 DUNLOP presents「LOVE UNITED」。こんばんは。今井美樹です。

 「LOVE UNITED」では、世界中の LOVE SONG を集めて、愛ある時間をみなさんとご一緒できたらな〜と思っています。

 今日の1曲目にお送りしたのは、1964年のヒット曲、テンプテーションズ で、「マイ・ガール」。多くのアーティストが歌っていますが、やはり、彼らの歌声、いいですね。

 そして、今お送りしているのは、1996年に、25歳という若さで凶弾に倒れたラッパー、トゥーパック のヒット曲。ドクター・ドレー をフィーチャーした、「カリフォルニア・ラヴ」。

 彼の死後も、多くのセールスを果たした、人気のカリフォルニア賛歌です。

 既に亡くなってから13年が経ちますが、いまだに人気の トゥーパック。俳優でもあった彼は、その姿を銀幕に刻み、さらに、彼の人生を描いた映画もつくられるほど、多くのファンが、彼のサウンドを、今もなお、愛しています。

 LOVE SONG を集めてお送りしている「LOVE UNITED」。次にお届けするのは、ベビーフェイス のデビュー・アルバムから。




♪ Babyface 「 I Love You Babe 」




 「LOVE UNITED」。お送りしたのは、ベビーフェイス で、「アイ・ラヴ・ユー・ベイブ」。

 ほとんどの楽器をこなし、プロデューサーとして マドンナ(Madonna) から ホイットニー・ヒューストン(Whitney Houston)、ティーエルシー(TLC) など、多くのアーティストのヒット・アルバムを手がけてきた彼ですが。

 そんな彼の、ソロ・デビュー・アルバムが、1986年の、「ラヴァーズ(Lovers)」。今の季節にぴったりとはまる、1枚です。





(コーナータイトルコール)

THE ONE



 世界中で時を越えて歌われる LOVE SONG。そんな名曲を生み出した、音楽界の偉人を毎回1人ピック・アップして、そのアーティストが持つ世界を見つめるコーナー。「THE ONE」。

 今週ピック・アップするのは、デビューから25年を迎えた、ボン・ジョビ です。

 それでは偉人、ボン・ジョビ の残した愛の足跡(そくせき)をご紹介していきましょう。

 まずは、この LOVE SONG から。




♪ Bon Jovi 「 Livin' on a Prayer 」




 LOVE UNITED「THE ONE」。今週は ボン・ジョビ をピック・アップしております。

 デビューから25年。今なお日本で大きな人気を誇る ボン・ジョビ。彼らのスタートは、1984年でした。

 当時その美しいルックスで、映画の主役の候補にもなっていたという ジョン・ボン・ジョビ(Jon Bon Jovi)。

 彼を売り出すべく、ジュリアード音楽院を卒業しているキーボードの デビッド・ブライアン(David Bryan)、ベースの ジョン・サッチ(John Such) に、ドラムの ティコ(Tico)、そして、ギターの リッチー・サンボラ(Richie Sambora) が集められ、バンドがスタートします。

 当初バンドのメンバーは、ジョン のバック・バンドというはずでしたが、バンドという形式にこだわる ジョン によって、バンド「ボン・ジョビ」として、アルバム、「夜明けのランナウェイ(Bon Jovi)」がリリースされ、彗星のごとく、アメリカ音楽市場に登場します。

 ハード・ロックというジャンルでありながらも、メンバー全員が、リード・ボーカルをとれるという ボン・ジョビ は、そのコーラス・ワークと、ポップで哀愁も漂うメロディーが人々の心をつかみ、一気にスターダムを、上り始めます。

 毎年1枚のペースでアルバムをリリースし、彼ららしいサウンドを確立していく ボン・ジョビ。1986年にリリースしたサード・アルバム、「ワイルド・イン・ザ・ストリーツ(Slippery When Wet)」では、夢にまで見た、アルバム・チャート1位を獲得。

 このアルバムは売れに売れ、当時のハード・ロック・バンドとして、レッド・ツェッペリン(Led Zeppelin)の記録を抜く、全米アルバム・チャート8週連続1位という記録を樹立。アメリカだけでも800万枚、全世界で、1,800万枚のセールスとなっています。

 このビッグ・ヒットを手にして、彼らはかつての自分たちと同じ境遇の新人バンド発掘、さらにチャリティー活動として、スペシャル・オリンピックをはじめとする各種の支援を、精力的に始めていきます。

 80年代を代表するビッグ・バンドとなった ボン・ジョビ。走り続けてきた彼らは、束の間の休息をとりますが、その間も、ジョン とギターの リッチー は、ソロ・アルバムを制作。

 そんな彼らを見て、世間では、「解散」という噂が飛び交うようになってしまいます。

 本人たちもまさかと疑う噂に翻弄され、危ない空気が漂う中、彼らの気持ちを、改めて、ボン・ジョビ として目覚めさせてくれたのが、ここ日本での、熱いライブだったのです。




♪ Bon Jovi 「 Tokyo Road 」




 LOVE UNITED。お送りしたのは、デビュー間もない時期から自分たちをサポートしてくれた、日本のファンに向けてつくられた、「トーキョー・ロード」。

 解散の危機を乗り越え、バンドの絆を改めて確信し、それまで走り続けてきた活動内容を見直し、自分たちの生活も大切にしながら、再び歩き始めます。

 1993年のベスト盤、それぞれのソロ活動、そして、コンスタントにリリースされるオリジナル・アルバムでは、厳しい世界状況の中、人々に勇気を与える曲を世に送り出し、ボン・ジョビ らしいサウンドで、私たちにエールを送ってくれています。

 そんな彼らは一昨年、25周年に向けてワールド・ツアーをスタート。去年の1月には来日公演を果たし、その元気な姿を私たちに印象づけてくれました。

 さらに、その後スタートした全米ツアーでは、ニューヨーク、セントラル・パークで、6万人を集めるフリー・コンサートを成功させ、延べ215万人を動員したツアーに、幕を閉じました。

 そして、デビュー25周年を迎えた今年、ニューヨークの「トライベッカ映画祭」に、ボン・ジョビ のドキュメンタリー映画「ホェン・ウィー・ワー・ビューティフル(When We Were Beautiful)」を出品。

 そして、ついに先週、11作目となるオリジナル・アルバム、「ザ・サークル(The Circle)」をリリースしました。




♪ Bon Jovi 「 We Weren't Born to Follow 」




 お送りしたのは、最新アルバム、「ザ・サークル」からの先行シングル、「ウィー・ワーント・ボーン・トゥー・フォロー」でした。

 本来ベスト・アルバムとなるはずだった今回のアルバム。その過程で、世界情勢の大きな動きなどを目前にして、曲のアイディアが山ほど、湧いてきたそうです。

 家族や仲間たちと力を合わせて、自分たちの生活を見つめ直す中、いろいろな人々に対して、壮大なアンセムを送りたいと思い、本来の ボン・ジョビ らしいサウンドをさらに進化させ、つくり上げられた作品なのだそうです。

 今回のアルバム・ジャケットは、夢に見たものを再現したという ボン・ジョビ。25年という年月を経て、再び初心に戻った彼らの今後から、目が離せませんね。

 LOVE UNITED「THE ONE」。今夜は、ボン・ジョビ をピック・アップしました。


(タイトルコール)

LOVE UNITED






(タイトルコール)

DUNLOP presents LOVE UNITED




彼はもう違う女の子と
楽しそうにおしゃべりしているわ。

7ヶ国語を操って、
恋を仕かけていくの。

夜の賑わいの中で輝く彼。
彼には生まれながらのラッキーがついてるのよ。

ダイヤのように眩く輝く男。
彼の人生には、喜びばかり。

次々と上を目指して、
欲望という列車に乗りたがるの。

そう、誰もが知ってるわ。
彼は恋のオペレーターなのよ。

世界を股にかけて、
恋を売って歩く、つかみきれない男。

行く先々で同じ結末を繰り返す。

これまでの想い出を全て融かし、
ゴールドに変えてゆく。

天使のような瞳であなたを誘うけど、
心は冷たいのよ。

そう、誰もが知ってるわ。
彼は恋のオペレーターなのよ。

世界を股にかけて、
恋を売って歩く、つかみきれない男。

そう彼は、恋を手玉に取る、
スムース・オペレーターなの。




♪ Sade 「 Smooth Operator 」




 愛の文字。それは、「LOVE LETTERS」。ここでは、LOVE SONG の歌詞に込められた世界を旅してみたいと思います。

 お送りしたのは、1984年にリリースされた、シャーデー のデビュー・アルバム、「ダイアモンド・ライフ(Diamond Life)」から、「スムース・オペレーター」。

 きっとこのアルバム、お気に入りの1枚という人、多いのではないでしょうか。私もそうです。

 ボーカル、シャーデー・アデュ(Sade Adu) の放つ妖しげな美しさ、甘く響くその歌声が、多くのファンを魅了していきました。

 オープニングを飾るこの曲は、アルバムのタイトルにもなっている、ダイアモンドという名の、ラヴ・ハンターを描いた曲。

 当時のプロモーション・ビデオも、ちょっとした、映画仕立てになっていて、人気の作品でした。

 いつ聴いても古くならない、洗練されたサウンドの シャーデー の LOVE SONG。これからも時代を超えて、多くのファンを、魅了していくことでしょう。

 LOVE UNITED「LOVE LETTERS」。今夜は、シャーデー の、「スムース・オペレーター」をご紹介しました。


(コーナータイトルコール)

LOVE LETTERS





♪ Rick Springfield 「 What's Victoria's Secret? 」




 わたくし今井美樹が TOKYO FM からお送りしている、DUNLOP presents「LOVE UNITED」。

 お送りした曲は、リック・スプリングフィールド の、2008年のアルバム、「ビーナス・イン・オーバードライブ(Venus in Overdrive)」から、「ホワッツ・ビクトリアズ・シークレット?」。

 80年代、「ジェシーズ・ガール(Jessies Girl)」などでヒットを飛ばしていた彼。現在も音楽活動を積極的に行なっていて、今年は、彼の2人の息子のために書いた子守唄を収録したアルバム、「マイ・プレシャス・リトル・ワン(My Precious Little One)」をリリースしています。

 男性が子供たちのために書いたという子守唄をアルバムにするなんて、素敵♪ ぜひ、幼いお子さんを持つ男性のみなさんも、子供たちに、子守唄、歌ってあげてくださいね♪


 さてこの番組では、みなさんからのメッセージやリクエストをお待ちしています。番組ホーム・ページのアドレスは、「www.tfm.co.jp/lu」。

 ホーム・ページのほうには、オン・エアーした曲のリストもありますので、「この曲好き♪」なんていう、曲があったという方、ぜひ、覗いてみてください。

 そして番組では、リクエストを採用させていただいた方に、5,000円分の、ミュージック・ギフト・カードをプレゼントしております。

 みなさんの心の LOVE SONG、お待ちしております。

 それではここで、みなさんからいただいたメッセージをご紹介いたしましょう。神奈川県の、「リーフ」さん。23歳・女性の方から。

 「つき合い始めのとき、一番好きな曲を書いてそれぞれ見せ合う ということになり、「せーの」で開いたら、同じ曲名でした。気恥ずかしくもありましたが、とてもうれしかったのを憶えています。その彼とも、なんだかんだで2年半つき合っています。曲名通り、まだまだ、たくさんの想い出を残していけるといいな〜と思っています。」

 という、メールをいただきました。なんか、いいな〜♪青春っぽくって。(笑)

 でも、思いがけず、好きだったものが、偶然ポロっと口に出したりして、一緒だったりすると、それこそね、書いてありましたけど、気恥ずかしいというか「えっ? きゃっ♪」みたいな、(笑) そんな気持ちがあるけれど、すごくうれしいですよね。

 つながっている気がして。それはすごく、わかります。その曲が何だったのか、これからその曲を、リクエストにお応えしたいと思っています。

 では、神奈川県「リーフ」さんからのリクエストで、コブクロ で、「Million Films(ミリオン・フィルムズ)」。




♪ コブクロ 「 Million Films 」




 わたくし今井美樹がお送りしている「LOVE UNITED」。お送りしたのは、神奈川県の「リーフ」さんからのリクエスト。コブクロ で、「Million Films」でした。

 「リーフ」さんには、ミュージック・ギフト・カードをプレゼントします。素敵な音楽との出逢い、期待していますね♪





(タイトルコール)

DUNLOP presents LOVE UNITED





♪ k.d. lang 「 Help Me 」




 TOKYO FM からお届けしている「LOVE UNITED」。お送りしたのは、ジョニ・ミッチェル(Joni Mitchell) のトリビュート・アルバム、「ア・トリビュート・トゥー・ジョニ・ミッチェル(A Tribute to Joni Mitchell)」より、ケー・ディー・ラング で、「ヘルプ・ミー」。

 本当に気持ちいい声ですよね。私、もしかしたら、一番好きな声のボーカリストかもしれないなぁ。

 ケー・ディー の声を聴いていると、胸がねぇ、トロ〜ンとしてくるの。(笑) この人の、声の世界の中に、この人の音楽の世界の中にずっと、溶けてしまいたいと、いつも思ってしまいます。

 この季節には、かけたい彼女の歌もたくさんありますので、ボチボチかけていきたいと思います。お楽しみに。

 さてそろそろお別れの時間です。今夜はいかがでしたでしょうか。

 ず〜っと、今年走り続けていたので、息つく暇もなくここに辿り着いたという感じなんですけども。

 その甲斐あってというか、11月の終わりぐらいには、今年の夏を駆け抜けた、私の、音楽の、想いというかね、そういうものが「グッ」と詰まった、「ギュッ」と詰まったアルバムが、みなさんのところに届きます。

 「corridor(コリドー)」という、タイトルの、アルバムです。「回廊」とかね、「廊下」っていう意味なんですけど。

 美術館の中をいろんな時代、いろんな作家の、絵を見ながら、自分の時間をすごく取り戻しながら、ゆったりとした気持ちで、歩いている。そんな、気分の、アルバムにしたかったな〜と思っています。

 もう少しで、またご紹介できると思いますので、こちらのほうでも、待っていてください。

 この番組では世界中にきらめく数多くの LOVE SONG を集め、その世界を旅しながら、みなさんと幸せな時間を共有できる、1時間にしていきたいと思っています。

 どうぞ来週も、この時間にお逢いしましょう。「LOVE UNITED」。お相手は、今井美樹でした。


DUNLOP presents「LOVE UNITED」
この番組は、タイヤのフロンティアを紡ぐ、DUNLOP の提供でお送りしました。



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