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LOVE UNITED


〜 第34回 〜 2009.11.22 Sun


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宇宙の中で、とても小さな愛。




私を包む、母なる地球への愛。




親から子へ、未来へつながる愛。




自分の隣にいる、かけがえのない恋人への愛。


この地球に存在する、そんな全ての愛を称えるもの。

LOVE SONG




(タイトルコール)

DUNLOP presents... LOVE UNITED



 その歌を口ずさむだけで、あなたへの距離を縮め、多くの心をつないでいく。

 この番組では、世界にきらめく LOVE SONG を集め、その曲の持つ愛の世界を、みなさんと一緒に感じてみたいと思います。

 恋人への愛。家族への愛。人間への愛。神への愛。

 たくさんの愛が集う場所。「LOVE UNITED」。わたくし今井美樹がご案内いたします。




♪ Timothy B. Schmit 「 So Much in Love 」




DUNLOP presents 「LOVE UNITED」
この番組は、タイヤのフロンティアを紡ぐ、DUNLOP の提供でお送りします。






(タイトルコール)

DUNLOP presents LOVE UNITED





♪ オレスカバンド 「 爪先 」




 DUNLOP presents「LOVE UNITED」。こんばんは。今井美樹です。

 「LOVE UNITED」では、世界中の LOVE SONG を集めて、愛ある時間をみなさんとご一緒できたらな〜と思っています。

 今日の1曲目にお送りしたのは、1970年代に、ポコ(Poco) や、イーグルス(Eagles) のベーシストとして活躍した、ティモシー・B・シュミット の、1982年のヒット曲、「ソー・マッチ・イン・ラヴ」。

 映画の主題歌として心に刻まれている方も、いらっしゃるかもしれませんね。

 そして、今お送りしているのは、女の子ばかりのロック・バンド、オレスカバンド で、「爪先」。

 デビュー当時は高校生だった彼女たち。去年アメリカで活動し、日本のみならず、世界で活躍するバンドに成長しています。

 この夏も、各地のロック・フェスティバルで、熱いライブを見せてくれました。

 LOVE SONG を集めてお送りしている、「LOVE UNITED」。次にお届けするのは、音楽サイト「MySpace(マイスペース)」で、1億5,000万回の再生回数を記録したという、カリフォルニア出身のシンガー・ソングライター、セカンドハンド・セレナーデ のアルバムから。




♪ Secondhand Serenade 「 Maybe 」




 お送りしたのは、「メイビー」。愛する妻への LOVE SONG をつくるために、ギターで曲を書き、そして、その曲を、MySpace で発表して、瞬く間にアクセス数を伸ばしていった彼。

 そんな彼の2枚目となるアルバム、「フォール・フォー・ユー(Fall For You)」が、先月リリースされています。

 聴く者の心に届くメッセージがあり、しかし、全ては語らず。聴く者に、想像する余裕を与えてくれる彼の世界。ぜひ、堪能してみてはいかがでしょうか。





(コーナータイトルコール)

THE ONE



 世界中で時を越えて歌われる LOVE SONG。そんな名曲を生み出した、音楽界の偉人を毎回1人ピック・アップして、そのアーティストが持つ世界を見つめるコーナー。「THE ONE」。

 今週ピック・アップするのは、来年、来日公演が決まっている、ジャクソン・ブラウン です。

 それでは偉人、ジャクソン・ブラウン の愛の足跡(そくせき)をご紹介していきましょう。

 まずはこの LOVE SONG から。




♪ Jackson Browne 「 Running On Empty 〜孤独なランナー




 LOVE UNITED「THE ONE」。今週は ジャクソン・ブラウン をピック・アップしております。

 イーグルス の名曲、「テイク・イット・イージー(Take It Easy)」のソングライターでもあり、60年代から70年代にかけてのロック・シーンで、シンガー・ソングライターというジャンルをつくり上げた、重要人物でもある ジャクソン・ブラウン。

 西海岸の青空を思わせる彼のサウンドは、世界の音楽ファンを魅了し、アメリカのみならず、日本の、多くのミュージシャンへも、影響を与えてきました。

 彼の魅力は、ウエスト・コースト・サウンドと呼ばれるジャンルに留まることなく、彼が綴る奥深い歌詞、そして、社会へ向けてアクティブに問いかけるメッセージは、多くの者を魅了し、その心を動かしてきたのです。

 そんな彼は、1972年のデビュー以来、多くのヒット曲を世に放ち、「70年代最高の詩人」と呼ばれ、2004年には、ロックの殿堂入り。

 しかし、急激に、音楽本来のパワーを失いつつある業界に失望した彼は、活動の場を、インディーズに移し、自らのレーベルから、リリースを続けています。

 音楽を通じて、世の中の不条理を説き、世界の平和を願う ジャクソン・ブラウン。

 時の政治に対して、疑問を投げかけ、批判してきた「愛の使者(Lawyers In Love)」。中米に対する外交政策を批判した「ライブズ・イン・ザ・バランス(Lives in the Balance)」。

 ハリケーン「カトリーナ」の、被災者への救済策の遅れを非難した、「ホェア・ワー・ユー(Where Were You)」など、その時代の問題や、人物への疑問と真正面に向き合い、私たちに、投げかけています。

 彼の素晴らしいところは、様々な問題点を批判するだけではなく、私たち一人ひとりへ対して、わかりやすく、メッセージを投げかけてくれるところではないでしょうか。

 例えば、ハリケーン「カトリーナ」についての曲では、「君はそのとき、どこで何をしていた?」。ハリケーンが迫りくるそのときの自分に想いを飛ばし。

 「ドラムス・オブ・ウォー(Drums of War)」では、「平和と自由の敵は誰だ? この国を、戦争へと導いたのは誰だ? それで莫大な利益を得てるのは誰だ?」と、戦争の根底にあるもの、国が隠す、真実のサイクルへ、私たちの気持ちをいざないます。

 人間への愛情の深さゆえに行動を起こさざるを得ない ジャクソン・ブラウン。そんな彼の活動は、世界中の人々に認められ、こまれでに、人道主義関連の栄誉も、数多く受賞しています。




♪ Jackson Browne 「 Drums of War 」




 LOVE UNITED。お送りしたのは、ジャクソン・ブラウン の2008年にリリースされたアルバム、「時の征者(Time The Conqueror)」から、「ドラムス・オブ・ウォー」お送りしました。

 さて、来年の彼の来日公演は、シェリル・クロウ(Sheryl Crow) との共演という注目のライブとなっています。

 これまでにも、彼の作品は多くのミュージシャンに愛され、カバーされていますが、ここ数年は、彼自身が、多くのミュージシャンと共演する機会が多かったようです。

 シェリル・クロウ とは、アメリカ大統領選挙で共に戦った有志であり、さらに、彼女の尊敬するミュージシャンの一人でもある彼との共演は、日本だからこそ実現する、夢のステージなのかもしれません。

 歌を愛し、人々を愛する彼は、2005年に、ソロ・アコースティックのアルバムをリリース。そこには、観客と言葉を交わし、愛おしむように、静かに歌を歌う彼の姿が収録されていました。

 セットリストのないリアルなコミュニケーションでつくられる、ハート・ウォーミングなその空間を収めたこのアルバムは、その年の、グラミー賞にノミネートされるほど、話題となりました。

 それでは、ハート・ウォーミングな、オーディエンスからのやりとりで歌う、「テイク・イット・イージー」の、アコースティック・バージョンをお送りしましょう。




♪ Jackson Browne 「 Take It Easy 」




 LOVE UNITED。お送りしたのは、2005年のアルバム、「ソロ・アコースティック・ボリューム・ワン(Solo Acoustic Vol.1)」から、「テイク・イット・イージー」でした。

 彼は、アルバムのライナー・ノーツで、日本のファンへメッセージを寄せてくれています。

 その中で印象的なのは、「アルバムが出るまでの数年間で世界が変わり、自分は常に、内なる問いかけを続けながら、如何に生きるべきか、と、答を探し続けている」と語っています。

 疑問を投げかけながらも、真実を探求し続ける ジャクソン・ブラウン のソングライターとしての魂は、これからも、素敵なメロディーと共に、私たちの心へと、ノックし続けてくれることでしょう。

 LOVE UNITED「THE ONE」。今夜は、ジャクソン・ブラウン をピック・アップしました。


(タイトルコール)

LOVE UNITED






(タイトルコール)

DUNLOP presents LOVE UNITED




世界はどうなっちゃったんだろう。ママ。
まるで、母なる存在がなかったかのように動いているよ。

過激な変化がないと、面白くないっていう
トラウマができちゃったのかなぁ。

海を越えて、遠い地にいる
テロリストを止めようとするけど、
実は、テロリストはここにいるんだ。
そう、アメリカの中に。

でももしも君が、自分の人種だけを
愛する心を持っているならば、
そこから、差別というアクションを
取り除いてみてはくれないか?

差別することの先には、憎しみしか生まれない。
嫌う先には、怒りが待っている。

そう、全てを正しい方向に持っていくには、
愛が必要なんだよ。君の愛がだよ?

自分の気持ちをコントロールして、瞑想して、
君のソウルが、愛に引き寄せられるように、
想いを巡らしてごらん?

人々は殺し合い、死んでいく。
子供たちは傷つき、君もその声が聞こえるだろう。

だから僕が言っているように、
やってみてはくれないか?

不正に扱われていると思っても、
反発するだけではなく、
君の魂が、愛を呼び寄せられるように、
瞑想してみてくれよ。

父よ、神よ、我らを助けてください。
啓示をお与えください。

人々は問うのです。
愛はどこにあるのかと。




♪ The Black Eyed Peas 「 Where Is The Love? 」




 愛の文字。それは、「LOVE LETTERS」。ここでは、LOVE SONG の歌詞に込められた世界を旅してみたいと思います。

 お送りしたのは、2000年にリリースされた、ブラック・アイド・ピーズ のアルバム、「エレファンク(Elephunk)」からのヒット曲。「ホェア・イズ・ザ・ラヴ?」。

 このアルバムから、女性ボーカルの ファーギー(Fergie) をメンバーに加え、オーガニック・ヒップホップというジャンルを確実なものへとし、人気を獲得するきっかけとなった1枚です。

 アルバム・タイトルにもあるように、象が歩く速度でグルーヴするサウンドに乗せながら、今世界が求めている「平和」と、「共生」というテーマを盛り込んだ、ポジティブな意欲作になっていました。

 その代表作ともいえるこの曲、「ホェア・イズ・ザ・ラヴ?」。英語圏に属さない私たちにとっては、そのサウンドの持つお洒落さなどについ目が行きがちですけれど、歌の中には、静かに、心に愛を灯そうと訴える、平和への想いが詰め込まれています。

 LOVE UNITED「LOVE LETTERS」。今夜は、ブラック・アイド・ピーズ の、「ホェア・イズ・ザ・ラヴ?」をご紹介しました。


(コーナータイトルコール)

LOVE LETTERS





♪ Barry Manilow 「 I Write The Songs 」




 わたくし今井美樹が TOKYO FM からお送りしている、DUNLOP presents「LOVE UNITED」。

 お送りした曲は、バリー・マニロウ の、1975年のヒット曲。「アイ・ライト・ザ・ソングス」。

 この曲は、当時、全米ナンバー・ワンを獲得し、76年度のグラミー賞では、最優秀ソングを獲得しています。

 1973年にデビューしてから、今でも現役で活躍している バリー・マニロウ。今年で67歳になった彼ですが、いまだにラスベガスのステージに立ち、そのステージの人気は、高いそうです。


 さて、この番組では、みなさんからのメッセージやリクエストをお待ちしています。番組ホーム・ページのアドレスは、「www.tfm.co.jp/lu」。

 ホーム・ページのほうには、オン・エアーした曲のリストも、載っておりますので、「あ、この曲好きだった」なんていう方がいらっしゃったら、ぜひ、覗いてみてください。

 そして番組では、リクエストを採用させていただいた方に、5,000円分のミュージック・ギフト・カードをプレゼントしております。

 みなさんの心の LOVE SONG、お待ちしております。

 それではここで、みなさんから届いたメッセージをご紹介しましょう。茨城県、「マメマルデゴザル」さん。25歳・男性の方です。

 「初めて番組を聴いています。楽しいトークやいろいろな曲など聴けて本当に楽しいです。これからも楽しく番組を聴きたいと思います。この曲を初めて聴いたとき、薦めてくれたのが、彼女でした。この曲の歌詞が、未来を描いてくれるような感じで伝わり、本当に、彼女に感謝しながら、いつも、彼女と一緒に聴いています。」

 というメールをいただきました。あの、はじめまして。今井美樹です。(笑)

 この番組、いろんな、素晴らしい、音楽が生まれるベースになっているもの、アーティストたちの想いとか、アーティストたちが存在するその環境、その環境ゆえ、こんな曲が生まれたとか。

 いろんな、そんな音楽を届けるだけではなく、その音楽が、生まれるまでの、いろんな道程、「あっ、だからこの曲が生まれたのね」。

 そんな、音楽の愛をもっともっと深く、感じていただけるために、いろんなことを、みなさんにお伝えできたらと思って、スタッフ一同で頑張っております。

 これからも、いろいろな、素晴らしいアーティストのこと、そしていろんな素敵な曲を、みなさんに、届けて、いきたいと思っておりますので、ぜひこれからも、楽しみに聴いてくださいね♪

 それでは、「マメマルデゴザル」さんからのリクエスト。馬場俊英さん、「スタートライン」。




♪ 馬場俊英 「 スタートライン 〜新しい風 」




 わたくし今井美樹がお送りしている「LOVE UNITED」。お送りしたのは、茨城県の「マメマルデゴザル」さんからのリクエスト。馬場俊英さんで、「スタートライン」でした。

 「マメマルデゴザル」さんには、ミュージック・ギフト・カードをプレゼントします。素敵な音楽との出逢い、期待していますね♪





(タイトルコール)

DUNLOP presents LOVE UNITED





♪ 今井美樹 「 beautiful life 」




 TOKYO FM からお届けしている「LOVE UNITED」。お送りしたのは、いよいよ、あと3日後ですね、11月25日にリリースになります今井美樹のニュー・アルバム、「corridor(コリドー)」から、「beautiful life(ビューティフル・ライフ)」でした。

 もう、音楽のことはね、あまり語らずにとにかく聴いてほしいと、(笑) 思うところが、あるので。長々と、お話を、するのは控えようと思っておりますが。

 この番組でも何度もかけさせていただいている「ひとひら」とか、「宝物」とか、本当に大切な想いを、歌った、そんな温かい曲から、今日みたいなね、すごくポップな、自然に体が揺れてくるような、さりげない、気持ちのいいグルーヴ。

 非常に日常の中で、さりげないんだけれども、そのさりげない時間が自分をふっと、奮い立たせてくれるっていうか、「よし! また頑張ろう」って、(笑) 思えるような。

 そんなね、静かにさりげなく、誰かの、背中をちょっと支えられるといいな〜みたいな。そんな曲たちも、いろいろ入っております。

 とにかく、聴いてほしいんだな。ここ数年の中で私が一生懸命、音楽と向き合いながら自問自答したり、「何がやりたいんだろう」「私がやりたい音楽って何なんだろう」「こんなことがやっぱり好きよね」とか。

 そんな想いが、あちこちにちりばめられているアルバムになっていますので、ぜひ、ぜひ聴いてみていただきたいなと思います。

 11月25日でございます。ぜひ聴いてみてください!

 この番組では、世界中にきらめく数多くの LOVE SONG を集めて、その、世界を旅しながら、みなさんと幸せな時間を共有できる1時間にしていきたいと、思っています。

 どうぞ来週も、この時間にお逢いしましょう。「LOVE UNITED」。お相手は、今井美樹でした。


DUNLOP presents「LOVE UNITED」
この番組は、タイヤのフロンティアを紡ぐ、DUNLOP の提供でお送りしました。



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