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宇宙の中で、とても小さな愛。 愛 私を包む、母なる地球への愛。 愛 親から子へ、未来へつながる愛。 愛 自分の隣にいる、かけがえのない恋人への愛。 この地球に存在する、そんな全ての愛を称えるもの。 LOVE SONG (タイトルコール) DUNLOP presents... LOVE UNITED その歌を口ずさむだけで、あなたへの距離を縮め、多くの心をつないでいく。 この番組では、世界にきらめく LOVE SONG を集め、その曲の持つ愛の世界を、みなさんと一緒に感じてみたいと思います。 恋人への愛。家族への愛。人間への愛。神への愛。 たくさんの愛が集う場所。「LOVE UNITED」。わたくし今井美樹がご案内いたします。 この番組は、タイヤのフロンティアを紡ぐ、DUNLOP の提供でお送りします。 DUNLOP presents LOVE UNITED DUNLOP presents「LOVE UNITED」。こんばんは。今井美樹です。 「LOVE UNITED」では世界中の LOVE SONG を集めて、愛ある時間をみなさんとご一緒できたらな〜と思っています。 今日の1曲目にお送りしたのは、日本を代表するネオ・アコースティック・アーティスト、カジヒデキさんの、先日リリースされたアルバム、「STRAWBERRIES AND CREAM(ストロベリーズ・アンド・クリーム)」から、「ハヴァ・ラブリー・デイ!」。 そして、今お送りしているのは、サンタナ が、ショーン・ポール と ジョス・ストーン をフィーチャーした曲、「クライ・ベイビー・クライ」です。 1969年のウッド・ストック(Woodstock Music and Art Festival)で話題となったときから第一線で活躍してきた サンタナ。 およそ40年経った今でも、これまでに培われてきた音楽性をさらにミックスして、若い世代のミュージシャンと共に、きらりと光るサウンドを、私たちに、届けてくれています。 LOVE SONG を集めてお送りしている、「LOVE UNITED」。次にお届けするのは、ツートーン・スカ・ムーブメントの創始者、ザ・スペシャルズ。 スカとファッション、黒人と白人の融合を目指して自ら、レーベル「ツートーン(2TONE)」をつくり、世界中にその音楽を広めていった彼らが、この夏、26年ぶりに、オリジナル・メンバーが集まって、日本の「サマーソニック(SUMMER SONIC)」に、登場してくれました。 そんな彼らの代表曲、エルビス・コステロ(Elvis Costello) のプロデュースによるアルバム、「スペシャルズ(Specials)」から、「ルーディーたちへのメッセージ」をどうぞ。 THE ONE 世界中で時を越えて歌われる LOVE SONG。そんな名曲を生み出した、音楽界の偉人を毎回1人ピック・アップして、そのアーティストが持つ世界を見つめるコーナー。「THE ONE」。 今週ピック・アップするのは、KEMURI(ケムリ) 解散後、初のソロ・アルバムをリリースしたばかりの、伊藤ふみおさんです。 みなさん、日本を代表するスカ・パンク・バンドであった、「KEMURI」ってご存知ですか? 去年惜しまれながらも活動を休止されました。 そのフロント・マンであった伊藤ふみおさんは、今年で43歳。 今回のアルバム・タイトルは、社会に生きる全ての人々、今を一生懸命生きる人たちへの、エールとなっているそうです。 それでは偉人、伊藤ふみおさんの愛の足跡(そくせき)をご紹介していきましょう。 まずはこの LOVE SONG から。 LOVE UNITED「THE ONE」。今週は、伊藤ふみおさんをピック・アップしております。 お送りしたのは、KEMURI で、「Ato-ichinen(アト・イチネン)」でした。 国内外にこだわらず、日本の、力強いスカ・パンク・ロックを世界に向けて発信してきたバンド、KEMURI。 彼らが常に発信してきたメッセージが、KEMURI の代名詞というべき「PMA」という言葉。ポジティブ・メンタル・アティテュード。 つまり、肯定的精神姿勢。この言葉をバンドの哲学とした彼らの前向きなサウンドは、聴くものをハッピーにし、さらに、人への愛を生むきっかけとなっていったのです。 そんなバンド KEMURI も、デビューから10年を迎えた2007年。「思い残すことはない」と、完全燃焼というかたちで、解散を迎えます。 その後伊藤さんは、日本人アーティストと、世界の懸け橋になれればと、裏方として活動しようとアクションを起こしますが、その矢先、あるオファーが届きます。 俳優という新しい世界からのお誘い。そして、東京スカパラダイスオーケストラからの、ボーカル参加のお誘い。 一度は表舞台を去ると宣言しただけに、葛藤はあったそうですが、久しぶりに歌を歌ったとき、気持ちよく、素直に歌うことが楽しめた自分を見つけて、新しくシンガーとしてのスタートを切ることを決意します。 「新しいものをつくりたい。明るいバイブを発信できるものにしたい」。そんな彼の想いは、今までバンドとしてつくってきた音楽とは全く違うスタイルで、築き上げられていきました。 自分以外のミュージシャンに曲を依頼したり、演奏を頼んだり。これまで体験しなかったことばかりだからこそ、これまでではない、素直な気持ちを反映させた曲が、誕生したそうです。 以前から発信し続けてきた前向きな気持ちを歌った曲はもちろん、我が子への愛情を歌ったもの、今は亡き親への感謝の気持ちを綴ったもの。 そして、都会の孤独を歌ったものなど、悩める現代の私たちにそっと寄り添い、前向きな一歩を踏み出す、後押しをしてくれる曲が、新しいアルバムには、収められています。 LOVE UNITED。今週は、伊藤ふみおさんをピック・アップしております。 KEMURI 時代、バンドが熟してきたとき、伊藤さんはあるアクションに出ます。それは、チャリティー・ライブの開催。きっかけは、中越大震災でした。 彼らはライブで集めた収益のうち、1割を現金として、災害本部へ寄付、さらに、残りのお金で、仮設住宅に住むお年寄りたちに、「YOU GOちゃんちゃんこ」というものを、新潟の和服屋さんを通じて制作し、配りました。 このチャリティー活動は翌年へと続き、毎年テーマを変えながら、国内にとどまらず、解散する年には、ベトナムの子供たちの職業訓練のために寄付されました。 また、世界に誇るエコロジー・ロック・フェスとして知られる、「FUJI ROCK FESTIVAL(フジ・ロック・フェスティバル)」では、ボランティアとは一体どんなものかなのか と、自ら「ごみゼロ・ナビゲーション」に参加。 早朝5時からの活動で見たボランティアの姿に感動し、さらには、自分たちのライブでもその精神を継いでいこうと、観客にゴミのリサイクルを訴えています。 基本的に、環境に影響を与えているのは人間。その人間の生活に影響を及ぼしているのは教育であって、いい地球をつくろうという共通意識に、少しずれがあるのが問題ではないか とおっしゃる伊藤さん。 自分がゴミの現場で体験したことは、自分のライブを観に来てくれた観客らに伝え、そして、その想いは、会場にいる全員に広がってく。 そんな観客のためにも、いいライブをしなくては と、気が引き締まる思いだそうです。 様々なことにトライし、夢を持って、自分を信じて進んでほしい。辛い現実がときにはあるけれど、いろんなことを、真に受け過ぎず、いいことも悪いことも軽く流して進んでいってもらいたい。 そして、何より、できる限り、生き続けてもらいたい。そう強く思う気持ちは、43歳となった現在でも、健在です。 LOVE UNITED。お送りしたのは、先月リリースされた、伊藤ふみおさんのアルバム、「MIDAGE RIOT(ミッドエイジ・ライオット)」から、生まれたばかりの我が子を見て綴られた LOVE SONG、「Love is a giving thing(ラヴ・イズ・ア・ギビング・シング)」。 伊藤さんは来月12月9日から、東京の ZEPP TOKYO を皮切りに、東名阪を回るツアーがスタートします。彼の放つポジティブ・マインドを受け取りに、ライブ会場に足を運んでみてはいかがでしょうか。 混沌とした現代だからこそ、求められる、ボーカリスト・伊藤ふみおから発信されるポジティブ・マインド。それは、私たちの視線を、青空に向けてくれる、希望の音なのかもしれません。 LOVE UNITED「THE ONE」。今夜は、伊藤ふみおさんをピック・アップしました。 LOVE UNITED DUNLOP presents LOVE UNITED 君の目は、石のようになってしまった。 そして君には、茨が巻きついている。 動かなくなっていく君が帰ってくるのを、 僕は待っているよ。 すり抜けていく腕、よじれてしまった運命。 僕は、彼女がつくった針のベッドに そうっと横たわっているのさ。 君を待ってるんだ。 君がこの世にいてもいなくても、 僕は待ち続けるんだ。 そう、いなくても。 嵐の中、僕たちはやっと 岸に辿り着いた。 君は全てを僕にくれようとしていたのに、 僕にはまだ足りないんだ。 そう、僕は、君の全てを 待ち続けているんだ。 君がそばにいようが、 この場から去ってしまおうが、 僕はもう生きていけない。 全てはコントロールを失ってしまったんだ。 君の本心は、君の瞳を見ればわかるよ。 君の正体がわかったよ。 僕の両手は縛られ、傷つけられた。 もう君に渡せるものは何もない。 失くすものも、何もないのさ。 君と一緒にいても、君を失ったとしても、 僕はもう生きていけない。 君も自分を見失っている。 自分を失ってしまったんだよ。 愛の文字。それは、「LOVE LETTERS」。ここでは、LOVE SONG の歌詞に込められた世界を旅してみたいと思います。 お送りしたのは、ユーツー を代表する1枚。アルバム、「ヨシュア・ツリー(The Joshua Tree)」から、「ウィズ・オア・ウィズアウト・ユー」。 曲中で繰り返される、「With or Without You」。壮絶な愛を綴った LOVE SONG とも思えるこの曲ですが、彼らは、過酷な運命に翻弄される祖国・アイルランドを想う気持ちをも、込めています。 様々な解釈が存在するこの曲。ただ、彼らがライブで歌うときに、旗を手に、まるで、観客を先導するかのように歌う姿は、どことなく革命を彷彿とさせ、静かに刻まれるドラムの音は、行進の足音に聞こえてきます。 国を分裂させてしまうという悲しい歴史を持つ彼らの故郷、アイルランド。その歴史を知り、そこに住む人々の気持ちへ、想いを馳せることで、この曲の本当の愛がわかってくるのかもしれませんね。 LOVE UNITED「LOVE LETTERS」。今夜は、ユーツー の、「ウィズ・オア・ウィズアウト・ユー」をご紹介しました。 LOVE LETTERS わたくし今井美樹が TOKYO FM からお送りしている、DUNLOP presents「LOVE UNITED」。 お送りした曲は、Skoop On Somebody(スクープ・オン・サムバディ) で、「椛 〜momiji〜」。この曲は、映画「引き出しの中のラブレター」の主題歌にもなっていましたね。 2人となった新生・Skoop On Somebody。彼らがつくり出す切ない LOVE SONG は、健在です。 さてこの番組ではみなさんからのメッセージやリクエストをお待ちしております。番組ホーム・ページのアドレスは、「www.tfm.co.jp/lu」。 ホーム・ページには、オン・エアーした曲のリストも、載っておりますので、「あ〜あの曲〜好きだったわ〜」なんていう、曲があった方、ぜひ、覗いてみてください。 そして番組ではリクエストを採用させていただいた方に、5,000円分のミュージック・ギフト・カードをプレゼントしております。 みなさんからの、心の LOVE SONG、お待ちしております。 それではここでみなさんから届いたメッセージをご紹介いたしましょう。佐賀県、「モカ」さん。40代の女性からです。 「もう遠い過去。その頃、誰よりも気の合う彼。友だちだけど彼女にはなれない。そんな彼と、よく2人で聴いていた曲です。彼と私、2人とも音楽が大好きで、いつも一緒にいるときは音楽が流れていました。その頃は、ブラック・コンテンポラリーが流行っていて、いろんなアーティストのレコードを買っては、カセットに録音してお互い交換していました。彼と会わなくなってから数年。人づてに、私のことを想っていてくれたことを知りました。あの頃は素直になることがとても怖かったんですね。傷つくより、楽しい関係のままのほうがいいと思っていたのです。今ではお互い家庭を持ち、幸せな生活をしています。もう逢うことはないけれど、今では、心の隅の、ちょっぴり切なく、でも、素敵な想い出に変わっています。」 という、メールをいただきました。 もうとにかく、かけましょう。(笑) 私も早く聴きたいわ♪ それでは、佐賀県の「モカ」さんからのリクエストで、 モーリス・ホワイト で、「アイ・ニード・ユー」。 わたくし今井美樹がお送りしている「LOVE UNITED」。お送りしたのは、佐賀県の「モカ」さんからのリクエスト。私もなんだかキュンとしてしまいました。モーリス・ホワイト で、「アイ・ニード・ユー」でした。 「モカ」さんにはミュージック・ギフト・カードをプレゼントします。素敵な音楽との出逢い、期待していますよ♪ DUNLOP presents LOVE UNITED TOKYO FM からお届けしている「LOVE UNITED」。お送りしたのは、11月25日に、やっとリリースされました今井美樹のニュー・アルバム「corridor(コリドー)」より、「オン・ザ・プラネット」でした。 今日は29日ということで、もうたぶん、みなさんの手元には、がっつりと届いている、(笑) ことを期待しておりますがいかがでしょうか。 いろんなところで少しずつ、かけていただいたりしているので、もしかしたらいろんな曲をもう、聴いたことがあるという方も、いらっしゃるかもしれませんが。 これ、これからの季節になんだかほっこりととっても気持ちのいい、「なんだか」じゃないですよね、この時季に合わせてつくってるわけですから、(笑) もちろんそうなんですが。 とっても、ほっこりとした気持ちになる、さりげないんだけど気がつくと、ヘビー・ローテーションで聴きたくなる、そんなアルバムに仕上がっている と、思っています。ぜひ聴いてみてください。 さて、11月ももう終わりですね。本当に早かったですね今年も1年。私は夏からず〜っと(笑)走り続けていたので、もういろんなことが思い出せないぐらいになっていますけども。 最後の最後の最後に、みなさんのところに、お目にかかれることが、12月にあるんですが。12月の頭、2週に亘って、NHKの「SONGS(ソングス)」という番組で、2週、やらせていただく、ことになっております。 新しいアルバムからも、そして、懐かしいというか、名曲たちも、いろんなふうに散りばめられて、お届けできる予定になっておりますので、ぜひそちらのほうも、観ていだきたいなと思っています。 この番組では、世界中にきらめく数多くの LOVE SONG を集め、その世界を旅しながら、みなさんと幸せな時間を共有できる1時間にしていきたいと思っています。 どうぞ来週もこの時間にお逢いしましょう。「LOVE UNITED」。お相手は、今井美樹でした。 この番組は、タイヤのフロンティアを紡ぐ、DUNLOP の提供でお送りしました。 |