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宇宙の中で、とても小さな愛。 愛 私を包む、母なる地球への愛。 愛 親から子へ、未来へつながる愛。 愛 自分の隣にいる、かけがえのない恋人への愛。 この地球に存在する、そんな全ての愛を称えるもの。 LOVE SONG (タイトルコール) DUNLOP presents... LOVE UNITED その歌を口ずさむだけで、あなたへの距離を縮め、多くの心をつないでいく。 この番組では、世界にきらめく LOVE SONG を集め、その曲の持つ愛の世界を、みなさんと一緒に感じてみたいと思います。 恋人への愛。家族への愛。人間への愛。神への愛。 たくさんの愛が集う場所。「LOVE UNITED」。わたくし今井美樹が、ご案内いたします。 この番組は、タイヤのフロンティアを紡ぐ、DUNLOP の提供でお送りします。 DUNLOP presents LOVE UNITED DUNLOP presents「LOVE UNITED」。こんばんは。今井美樹です。 「LOVE UNITED」では、世界中の LOVE SONG を集めて、愛ある時間をみなさんとご一緒できたらな〜と思っています。 今日の1曲目にお送りしたのは、現在は ハナレグミ として活躍されている、永積タカシさんがフロントマンを務めていた、SUPER BUTTER DOG(スーパー・バター・ドッグ) の隠れた名曲。「5秒前の午後」。 そして、今お送りしているのは、ガンズ・アンド・ローゼズ(Guns N' Roses) のギタリストであった スラッシュ が、自分たちの代表曲を、ブラック・アイド・ピーズ(The Black Eyed Peas) の ファーギー と、サイプレス・ヒル をフィーチャーしてセルフ・カバーしたナンバー、「パラダイス・シティー」。 B'z(ビーズ) の稲葉浩志さんとコラボしたシングル「サハラ(Sahara)」の、カップリングに収められているナンバーですけれど、アクセル・ローズ(Axl Rose) を髣髴とさせる ファーギー のロックなボーカル。カッコいいですね。 LOVE SONG を集めてお送りしている、「LOVE UNITED」。次にお届けするのは、2年間の活動休止を経て、今年、活動再開を果たした RHYMESTER(ライムスター)。初期の名作をどうぞ。 お送りしたのは RHYMESTER の、1998年にリリースされた初期の名作。「B-BOY(ビー・ボーイ)イズム」。 インディーズ時代から、日本のヒップホップを牽引してきた彼ら。多くのミュージシャンからリスペクトされるアーティストです。 この曲は、そんな彼らのヒップホップへの熱い想いが凝縮された1曲です。 THE ONE 世界中で時を越えて歌われる LOVE SONG。そんな名曲を生み出した、音楽界の偉人を毎回1人ピック・アップして、そのアーティストが持つ世界を見つめるコーナー。「THE ONE」。 今週ピック・アップするのは、ジョン・レノン です。明後日、12月8日は、ジョン の命日です。29年前ですね。そんなに経つのかしら。 それでは偉人、ジョン・レノン の残した愛の足跡(そくせき)をご紹介していきましょう。 まずはこの LOVE SONG から。 LOVE UNITED「THE ONE」。今週は、ジョン・レノン をピック・アップしております。 お送りしたのは ビートルズ で、「オール・ユー・ニード・イズ・ラヴ」。 ジョン・レノン がこの世を去って29年。この29年という時間は、果たして、長いのでしょうか。短いのでしょうか。 彼の肉体を去っても、彼の歌声や彼のメッセージは、今もなお、私たちの胸に存在し続けています。 今年発売された ビートルズ のリマスター盤の大ヒットをもっても、彼が起こした音楽の波は、今なお、人々の心を揺るがしているようです。 そして、間もなく開催される、「ジョン・レノン スーパー・ライヴ」。今年も、オノ・ヨーコ さんをはじめ、多くのミュージシャンが参加して行なわれます。 そこにある想いとはいったい、どんなものなのでしょうか。 第二次大戦の中、産声を上げた ジョン・レノン。行方不明となった父。他の男性との愛に走った母。そして、そんな彼を育ててくれた叔母の ミミ(Mimi)。 決して恵まれた家庭環境ではありませんでしたが、それゆえ、愛の大切さに、目覚めていきます。 ロックン・ロールに目覚め、1962年に ビートルズ としてデビュー。アイドルとして世界を熱狂させながらも、ビートルズ は、「愛」について歌い続けました。 当初は、個人的な愛について歌うことが多かった ビートルズ でしたが、1967年6月、史上初めて、世界24カ国を結んで放送された衛星生中継番組で、ビートルズ は「愛こそはすべて」を歌います。 この曲は、この番組のために ジョン が書き下ろした、世界に向けた、愛のメッセージでした。 1966年に来日した際、記者会見で、「名誉と財力を得た今、次に何を求めるのか」と聞かれ、彼はこうメッセージを残しています。 「平和。いかなる意味においても、平和だ」。 それまでの記者会見やインタビューでも、たびたび戦争反対のメッセージを放っていましたが、アイドルとしての人気が先に走り、彼らのメッセージは、軽く流されることが多かったのです。 しかし、1966年。ビートルズ が、ライブ活動を停止したあと、ジョン はそれまで長かった髪を切り、眼鏡をかけて、映画、「ぼくの戦争」に出演。 世界のアイドルだった ジョン・レノン がとった行動は、世界中で続いている、無意味な戦争への意思表示だったのです。 そう、もはや自分は、アイドルとしての ジョン・レノン ではない と、世界に示したのです。 そして、同じ年の11月。生涯のパートナーとなる、オノ・ヨーコ と出逢います。 彼女の持つパワーが、彼の中で渦巻いていた愛と平和というものをひとつにし、次々と行動を起こしていきます。 1968年6月からスタートした、「ドングリ・イベント」。2人の出逢いと愛を象徴したこのイベントは、やがて、世界の元首に平和について考えてもらおうと、ドングリを贈る活動へとつながっていきます。 同じ年、12月に行なわれた「バッグ・イン」では、人種差別や偏見に反対するため、大きな白い袋に入って、肌の色や、外見で、人間を判断することの無意味さを、訴えました。 そして、翌年、新聞記者たちを集めて平和をベッドの上から語るという、みなさんもご存じの、「ベッド・イン」を行ないます。 そこで生まれた名曲が、この曲です。 LOVE UNITED。お送りしたのは、1966年、2回目の「ベッド・イン」を行なったホテルの一室で誕生した名曲。「ギブ・ピース・ア・チャンス 〜平和を我らに」でした。 様々な物議を醸しながらも、世界に向けて「ラヴ・アンド・ピース」のメッセージを送り続ける ジョン・レノン。もちろん、ライブ活動でも、平和のために歌い続けていきました。 1969年9月。トロントで行なわれたショーに出演。「ギブ・ピース・ア・チャンス」を歌い、会場が大合唱で包まれます。 そして、その年の12月。ユニセフのチャリティー・ショー、「ピース・フォー・クリスマス」では、ジョージ・ハリスン(George Harrison)、エリック・クラプトン(Eric Clapton) などに参加を呼びかけ、「ウォー・イズ・オーバー(War Is Over)」を歌います。 そして、1969年12月には、世界の11都市で、「WAR IS OVER! IF YOU WANT IT」と書かれた広告を一斉に掲げ、世界中で平和を訴えます。 その後、カナダの首相と会見した際、「私もできること全てをやっていこうと思っています」と、首相が語るほど、彼らの熱意が、一国の首相の心を動かすという成果を上げました。 しかしここから、しばらく ジョン と ヨーコ 2人の活動は休止されます。そこにはこんな想いがありました。 「自分の人生に対する姿勢が、他のみんなにも、影響を与えるんだ。僕らは影響を与えたと同時に、みんなから影響を受けているんだ。ジョン と ヨーコ は、若者の平和運動のリーダーになる気はないよ」。 平和を願うリーダーではなく、一人ひとりの生き方こそが、世界を動かしていく。ひとりの小さな行動が、やがて、大きなうねりとなっていくことを、ジョン は望んでいたのです。 LOVE UNITED。お送りしたのは、1971年の12月に、アメリカでリリースされたシングル、「ハッピー・クリスマス ウォー・イズ・オーバー」。 「永遠に残る、意味のあるクリスマス・ソングをつくりたかった」。そう言って、ニューヨークでレコーディングとなったこの曲。時を経て、今ではこの季節のスタンダード・ナンバーとなりましたね。 ジョン・レノン が残した愛あふれる名曲の数々。そして ヨーコ と共に、「ラヴ・アンド・ピース」を訴え続けたその姿勢は、世代を超えて今なお、多くの人の心に生き続けています。 オノ・ヨーコ さんはニューヨークのテロのときにも、1969年のキャンペーンと同じく、「イマジン(Imagine)」の歌詞を、全面広告にして、「ラヴ・アンド・ピース」のメッセージを、世界中に発信されていました。 世界中に、愛と平和のメッセージを送り続けた ジョン・レノン。しかし、世界は未だ、愛と平和に満ちあふれた世界だとは言えません。 我々が立ち止まってしまったとき、愛と平和という言葉を見失ってしまったとき、ふと見つめる場所、それが、ジョン・レノン という存在ではないでしょうか。 LOVE UNITED「THE ONE」。今夜は、ジョン・レノン をピック・アップしました。 LOVE UNITED DUNLOP presents LOVE UNITED 昔、何の気なしに、よく 「リッチになりたい」と思ったわ。 だけど今、「私の夢って何だろう」 と考えたとき、あなたはそこにいない。 だって終わったんだもの。 でもずるいわダーリン。 もうあなたがいないなら、 いっそのこと全てを捨てて、 食べる物もないような 貧しい暮らしでもしようかしら。 そうよ。もう涙があふれるようなときでも、 誰もいらないわ。 あなたが別れを告げたとき、 全ては終わったの。 突然だったわ。 全てを手に入れたと思った途端よ。 そう、みんな、 私は全てを手に入れた女だと思っているでしょう。 でも何の意味もないのよ。 あなたがいなくなってしまってからは。 そう、最初に距離を置き始めたのは私のほう。 わかってるわ。 もう何もかも意味がない。 私がほしいのは、あなただけなのだから。 もう何もかも、意味がないの。 愛の文字。それは「LOVE LETTERS」。ここでは、LOVE SONG の歌詞に込められた世界を、旅してみたいと思います。 お送りしたのは、来週ニュー・アルバム、「ザ・エレメント・オブ・フリーダム(The Element of Freedom)」をリリースする、アリシア・キーズ で、先行シングル、「ダズント・ミーン・エニシング」。 2年ぶりとなる今回のアルバムを楽しみにしている方も多いのではないでしょうか。 そのルックス、歌唱力共に、自立した女性の象徴とされる アリシア・キーズ。 自身の経験から歌をつくっていくという彼女だけに、今回のこの曲の内容も、かなり、気になるところでしょう。 愛する者を失った経験から曲が生まれ、「全てを手に入れても、愛する人と分かち合えなければ、それは意味のないこと」。 切ない女心を、美しいピアノに乗せて歌い上げています。 LOVE UNITED「LOVE LETTERS」。今夜は、アリシア・キーズ の、「ダズント・ミーン・エニシング」をご紹介しました。 LOVE LETTERS わたくし今井美樹が TOKYO FM からお送りしている、DUNLOP presents「LOVE UNITED」。 お送りした曲は、Superfly(スーパーフライ) を一躍有名にした、「愛をこめて花束を」。 先月9枚目のニュー・シングルをリリースしたあと、現在は、全国ツアー真っ最中の彼女ですが、ツアーの集大成として、来週14日には、初の、武道館公演を控えています。 デビュー当時からライブ・パフォーマンスに定評があっただけに、彼女のパワフルな歌声が、武道館に響き渡るのを想像すると、ワクワクしますよね。 さて、この番組では、みなさんからのメッセージやリクエストをお待ちしております。番組ホーム・ページのアドレスは、「www.tfm.co.jp/lu」。 ホーム・ページには、オン・エアーした曲のリストも、載っておりますので、「気に入った曲があったな〜」という方、ぜひ覗いてみてください。 そして番組では、リクエストを採用させていただいた方に、5,000円分のミュージック・ギフト・カードをプレゼントしております。 みなさんの心の LOVE SONG、お待ちしております。 それではここで、みなさんから届いたメッセージをご紹介いたしましょう。茨城県、「ライオン」さん。28歳・女性の方です。 「私は22歳のときに授かり婚をしました。彼は大学を卒業したばかり。就職はしていたものの見習い中。不安も大きかった結婚でした。初めて、彼と2人で、結婚・妊娠の報告に、私の実家を訪れたとき、私は両親に反対されると思っていました。旦那も土下座を覚悟で。しかし、両親は反対するどころか、結婚・妊娠をとても喜んでくれました。「孫が生まれる」と。涙が出るほど嬉しかったです。しばらくして、私が県外の新居に引っ越す際も、4時間かけて、両親は車で送ってくれました。車で両親は、私の幼い頃の話ばかり。たくさんの想い出がありました。母の車でいつも流れるこの曲を聴くと、あの風景を思い出します。」 という、胸がいっぱいになる、メールをいただきました。 よかったねぇ。本当に。新しい命を、授かるということは、いろんな、光を、呼び込んでくれるというか。やっぱり、新しい、命には、人を、幸せにするというかね、笑顔にしてくれるそんな、力が、あるんですね。 それでは、この「ライオン」さんからの、リクエストにお応えして今日は、SMAP(スマップ)、「らいおんハート」、聴いてください。 わたくし今井美樹がお送りしている「LOVE UNITED」。お送りしたのは、茨城県の「ライオン」さんからのリクエスト。SMAP で、「らいおんハート」でした。 「ライオン」さんには、ミュージック・ギフト・カードをプレゼントいたします。素敵な音楽との出逢い、期待していますね♪ DUNLOP presents LOVE UNITED TOKYO FM からお届けしている「LOVE UNITED」。お送りしたのは、ついこないだですね、11月の25日にリリースになりました、わたくしのニュー・アルバム「corridor(コリドー)」から、「陽のあたる場所から」聴いていただきました。 さて、そろそろ、お別れの時間です。今夜はいかがでしたでしょうか。 もう、気がつけばあっという間に12月に入ってしまっていて。今日のね、「ハッピー・クリスマス」じゃないですけど、やっぱり12月という季節になるともう途端に心がワクワク、街並みはキラキラと、「クリスマス月間」というか。(笑) キラキラとした、一年の中で一番きらびやかな、華やかな、心がウキウキする、1か月じゃないかなと思いますけれども。 世の中はいろいろ、まだまだ、正直大変だと思います。ヘビーな、(笑) それこそ日常が絶対的にそこに目の前にあるけれど。 でもやっぱりそれを、みんないろんな中で、自分たちの乗り越え方で、歩き方で、それぞれに、歩いていかなければ、なりませんので。 せめてね、こんなキラキラした、この季節。クリスマス前のワクワクしたときに、少しいろんな音楽とか、目の前に広がるいろんなきらめきとかそんなもので、ふっと心が、暖かく、柔らかく、なって、くれるといいな〜と思ってます。 私自身が一番、それに癒されて、いるのかもしれませんが。(笑) みなさん素敵な、毎日を、お過ごし、いただきたいなと思っています。 この番組では、世界中にきらめく数多くの LOVE SONG を集め、その世界を旅しながら、みなさんと幸せな時間を共有できる1時間にしていきたいと思っています。 どうぞ来週も、この時間にお逢いしましょう。「LOVE UNITED」。お相手は、今井美樹でした。 この番組は、タイヤのフロンティアを紡ぐ、DUNLOP の提供でお送りしました。 |