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LOVE UNITED


〜 第39回 〜 2009.12.27 Sun


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宇宙の中で、とても小さな愛。




私を包む、母なる地球への愛。




親から子へ、未来へつながる愛。




自分の隣にいる、かけがえのない恋人への愛。


この地球に存在する、そんな全ての愛を称えるもの。

LOVE SONG




(タイトルコール)

DUNLOP presents... LOVE UNITED



 その歌を口ずさむだけで、あなたへの距離を縮め、多くの心をつないでいく。

 この番組では、世界にきらめく LOVE SONG を集め、その曲の持つ愛の世界を、みなさんと一緒に感じてみたいと思います。

 恋人への愛。家族への愛。人間への愛。神への愛。

 たくさんの愛が集う場所。「LOVE UNITED」。わたくし今井美樹がご案内いたします。




♪ Marvin Gaye 「 Sexual Healing 」




DUNLOP presents 「LOVE UNITED」
この番組は、タイヤのフロンティアを紡ぐ、DUNLOP の提供でお送りします。






(タイトルコール)

DUNLOP presents LOVE UNITED





♪ 木村カエラ 「 Snowdome 」




 DUNLOP presents「LOVE UNITED」。こんばんは。今井美樹です。

 「LOVE UNITED」では、世界中の LOVE SONG を集めて、愛ある時間をみなさんとご一緒できたらと思っています。

 今日の1曲目にお送りしたのは、1982年にリリースされ、マービン・ゲイ の最後の傑作とも言われる、「セクシャル・ヒーリング」。

 そして、今お送りしているのは、2007年にリリースされた、木村カエラさんで、「Snowdome(スノードーム)」でした。

 今年はデビュー5周年を迎え、NHKの紅白歌合戦にも出演される木村カエラさん。雑誌やテレビで見かける木村さんは、とってもポップで、私はいつもなんだかとってもワクワクしてしまいます。

 明日から幕張メッセで行なわれる、「COUNTDOWN JAPAN 09/10(カウントダウン・ジャパン・ゼロナイン/テン)」に出演予定だそうです。

 LOVE SONG を集めてお送りしている「LOVE UNITED」。次にお届けするのは、8歳でレコーディングを体験し、9歳でデビューを果たしている、ニッカ・コスタ。

 名プロデューサーを父に持つ彼女が、2005年にリリースしたアルバム、「キャントネバーディドナッシン(Can'tneverdidnothin')」から、「ドレミのうた」のように、歌のキーワードが、「ABCD」と、順番に並んでいる、遊び心満載の曲をどうぞ。




♪ Nikka Costa 「 Till I Get To You 」







(コーナータイトルコール)

THE ONE



 世界中で時を越えて歌われる LOVE SONG。そんな名曲を生み出した、音楽界の偉人を毎回1人ピック・アップして、そのアーティストが持つ世界を見つめるコーナー。「THE ONE」。

 今週ピック・アップするのは、和田アキ子さんです。今年の年越しも、この方の歌声で過ごすことになりそうですね。

 それでは、偉人・和田アキ子さんの愛の足跡(そくせき)をご紹介していきましょう。

 まずはこの LOVE SONG から。




♪ 和田アキ子 「 古い日記 」




 LOVE UNITED「THE ONE」。今週は、和田アキ子さんをピック・アップしております。

 お送りしたのは、和田さんの代表曲、「古い日記」でした。カッコいいですね。小学生ぐらいのときに、子供たちもみんなで歌ってたような気がします。(笑)

 今年でデビュー41周年を迎える和田アキ子さん。和田さんは、17歳のとき、大阪でスカウトされて単身東京へ。

 「和製リズム・アンド・ブルースの女王」というキャッチ・コピーのもと、1968年、阿久悠さんの書いた、「星空の孤独」でデビュー。

 半年後にリリースされた「どしゃぶりの雨の中で」が大ヒットとなり、その後、歌にドラマにと、大人気タレントとして活躍していきます。

 芸能界のご意見番でもある和田さん。芸能人への叱咤激励をはじめ、各界へのコメントが取り上げられる現在ですが、その発言のひとつひとつには、励ましの心が、込められています。

 デビュー前は「ミナミのアコ」として知られる、大阪の不良だったという和田さん。デビューしてからも、当初は、「ダメだったら大阪に帰ればいい」と、気楽に考えていたそうです。

 当時、横浜にあるホリプロの社長宅に居候していましたが、朝まで飲んでは、テレビ局に向かうという生活をしていたんだそうです。

 そんなある日、和田さんをプロへと成長させた、ある事件が起こります。

 朝9時からスタートする、ドラマのリハーサルに遅刻してしまったのです。デビュー間もない彼女は、当時、体も大きく、態度も大きいと、芸能界でいじめられていたそうです。

 そんな彼女に対して、真剣に叱ってくれたのが、ドラマで共演していた、今は亡き、女優の、山岡久乃さんでした。

 すごい剣幕で和田さんを叱り、「ドラマはみんなでつくっていくものだ」と教えてくれた山岡さん。自分のためを思って言ってくれていると感じ、それ以来、一度も遅刻したことがないそうです。

 叱ってくれる人がいる幸せ。「あなたは愛情に飢えているんだねぇ」と言って、山岡さんは、ドラマの撮影中、毎朝、朝ご飯をつくってくれたそうです。

 これをきっかけに和田さんは、素顔はどうであれ、家を一歩出たら、プロの「和田アキ子」にならなきゃいけないんだと自覚し、心から、感謝したそうです。




♪ 和田アキ子 「 星空の孤独 」




 LOVE UNITED。お送りしたのは、和田アキ子さんのデビュー曲、「星空の孤独」でした。

 去年デビュー40週年を迎え、アメリカの「アポロ・シアター(Apollo Theater)」で、日本人として初めて、単独公演を行なった和田さん。

 そんな、ソウル・ダイナマイトとして、その名を世界へと知らしめました。そんな彼女が愛してやまないのが、今は亡き、レイ・チャールズ(Ray Charles)。

 生前から彼と親交のあった和田さんは、日本での来日公演では共演し、公私ともに親交がありました。

 和田さんは今でも常に、2人で写った写真を持ち歩き、自宅で彼の歌を聴いては心から泣き、改めて、心から、本当のブルースを歌っていきたい と思うんだそうです。

 そんな彼女の歌うソウル・ミュージックが、アポロ・シアターで響いたとき、彼女はもうひとつ、念願の想いを達成させました。それは、ハーレムの孤児院を訪ねること。

 子供が大好きという和田さん。これまでも、マネージャーの子供たちを、自分の子供のようにかわいがってきました。

 実は和田さんは、2度目のご結婚の後に体を壊し、それが元で、子供が産めない体になってしまったんだそうです。

 もしも子供を産んでいたら、芸能界を辞めていたかもしれない というくらい、子供が好きなんだそうです。

 そんな和田さんは、ご自身の著書の中で、子供を産めなかった代わりに、東南アジアで、子供たちの里親になるというボランティアを、20年以上続けていらっしゃると、お書きになっています。「もしかしたら、自己満足なのかもしれません」とも。

 しかし、大人の都合で不幸になる子供が1人でも減るならと、今なお、活動を続けていらっしゃいます。




♪ 和田アキ子 「 SUNNY 」




 LOVE UNITED。お送りしたのは、和田さんを敬愛するクラブ系アーティストたちがプロデュースしたアルバム、「DYNAMITE GROOVE WADA AKIKO(ダイナマイト・グルーヴ・ワダ・アキコ)」から、「SUNNY(サニー)」。

 和田さんの著書、「おとなの叱り方」の中で、自分は小心者だとおっしゃっています。

 「叱る側にも、痛みがある。多くの人のおかげで今があり、「和田アキ子」ができている。プロの芸能人として、「和田アキ子」を演じ続けたい。そして、いい仕事をして、みんなに喜んでいただくことが、使命だと思う」とおっしゃる和田さん。

 それだけに、体のことも考えて、今年は、長年やめられなかったタバコに、別れを告げています。

 裸の王様にならないよう、自分を叱咤激励しながら、周りの方に感謝することで見えてくる自分。これからも、大人を叱ってくれるソウル・クイーンとして、和田さんの活動を楽しみにしていきたいですね。

 LOVE UNITED「THE ONE」。今夜は、和田アキ子さんをピック・アップしました。


(タイトルコール)

LOVE UNITED






(タイトルコール)

DUNLOP presents LOVE UNITED




若かった頃、
よくラジオを聴いていたわ。

そう。大好きな曲が
流れてくるのを待っていたの。

そして、一緒に歌ったりして、
楽しい時間だったわ。

そんなに昔のような気がしないのに、
最近はかからないわね。あの曲。

そんなことを思っていたらほら!
かかったわ。懐かしい。

まるで、古い友だちに
再会したみたい。

どの曲も好きよ。
そう、曲のコーラスが輝いて聞こえる。
あぁなんて素敵。

でも、歌が、失恋を歌いだすと、
今でも昔のように涙が滲むわ。
あの過ぎ去った日のように。

こうして懐かしい歌を聴いて、
いろいろと思い出したりするの。

楽しかったことや、悲しかったこと。
ずいぶん変わってしまったわ。
なんだか哀しいわね。

歌と共に、最高に楽しかった想い出が、
鮮やかに蘇ってくるわ。

そして、泣きたくもなるのよ。
あの頃のようにね。

そう。あの頃のように。




♪ Carpenters 「 Yesterday Once More 」




 愛の文字。それは、「LOVE LETTERS」。ここでは、LOVE SONG の歌詞に込められた世界を、旅してみたいと思います。

 お送りしたのは、カーペンターズ の永遠の名曲。「イエスタデイ・ワンス・モア」。

 今年結成40周年を迎えた カーペンターズ。日本のファンが選んだベスト盤がリリースされるなど、再び、カレン(Karen) の歌声に包まれた方も多いのではないでしょうか。

 中でも人気の高かったこの曲。日本でも、100万枚以上売れた、大ヒット曲です。

 ラジオから流れてくる昔のヒット曲を聴いて、当時の頃を思い出して、切なくなる。そんな想い、誰にでも経験があるのではないでしょうか。

 LOVE UNITED「LOVE LETTERS」。今夜は、カーペンターズ の、「イエスタデイ・ワンス・モア」をご紹介しました。


(コーナータイトルコール)

LOVE LETTERS





♪ George Benson 「 Turn Your Love Around 」




 わたくし今井美樹が TOKYO FM からお送りしている、DUNLOP presents「LOVE UNITED」。

 お送りした曲は、ジョージ・ベンソン で、「ターン・ユア・ラヴ・アラウンド」でした。

 ジャズ・ギタリストとしてだけではなく、ボーカリストとしても才能を発揮する、ジョージ・ベンソン。

 この曲は、1981年にリリースされた、彼のベスト・アルバムに、新曲として追加された曲。当時のR&Bチャートで、ナンバー・ワンを獲得した曲でもあります。


 さてこの番組では、みなさんからのメッセージやリクエストをお待ちしています。番組ホーム・ページのアドレスは、「www.tfm.co.jp/lu」。

 ホーム・ページのほうには、オン・エアーした曲のリストが、載っておりますので、「あっ、なんだか気になるあの曲」なんていうのがあった方は、ぜひ覗いてみてください。

 そして番組では、リクエストを採用させていただいた方に、5,000円分のミュージック・ギフト・カードをプレゼントしております。

 みなさんの心の LOVE SONG、お待ちしております。

 それではここで、みなさんから届いたメッセージをご紹介いたしましょう。東京都、「ハム」さん。22歳・大学生の方です。

 「つき合って3年になる彼は、9月から、イギリスに1年間の留学中。イギリスとの時差9時間。たいていは、1日1通のメールのやり取りです。最近は彼も勉強が忙しそうで、彼だけではなく、私にとっても我慢の日々。私にとっては、来年夏に、彼が帰ってくるのが楽しみで、我慢や不安な気持ちはむしろ、「私もこの1年頑張るぞ!」という、前向きな気持ちにしてくれます。ただ、私には悔いがあり、それは、彼がイギリスに出発する日、空港で見送りをしたときに、心に決めていた、「笑顔で行ってらっしゃいと言う」ことができなかったこと。来年帰ってきたときには、絶対に、笑顔で、「お帰り!」と言います。この曲を聴いては、自分自身にそう言い聞かせています。」

 というメールをいただきました。

 わかるわ〜その切なさが。(笑) またおばさんみたいになっちゃったけど。

 すごく想いがあふれてね、自分でもコントロールができなくなってしまって なんてことは、あると思いますけど。

 でもね、今度帰ってくるときに、素晴らしい笑顔で、迎えてあげれると、お互いにとってまた、新しい日々の、とても幸せな気持ちのいい、スタートが切れそうですよね。

 その後のメールをお待ちしております。そのあとどんなふうに、笑顔でまた2人の、毎日が始まったか、ぜひ教えてくださいね♪

 それでは「ハム」さんからのリクエストで、絢香さんで、「三日月」。




♪ 絢香 「 三日月 」




 わたくし今井美樹がお送りしている「LOVE UNITED」。お送りしたのは、東京都の「ハム」さんからのリクエスト。絢香さんで、「三日月」でした。

 「ハム」さんにはミュージック・ギフト・カードをプレゼントします。素敵な音楽との出逢い、期待していますよ♪





(タイトルコール)

DUNLOP presents LOVE UNITED





♪ 松任谷由実 「 A HAPPY NEW YEAR 」




 TOKYO FM からお届けしている「LOVE UNITED」。お送りしたのは、1981年のアルバム「昨晩お会いしましょう」から、松任谷由実さんで、「A HAPPY NEW YEAR(ア・ハッピー・ニュー・イヤー)」でした。

 私が高校3年生のとき、のアルバムです。この先どうなるのか何も見えていない、感じの日々。とにかくここを早く、この暮らしている、ところを早く、出て行きたくて、少しでも遠くに、(笑) 行きたくて。

 なんだかそんな、悶々と、モヤモヤとした気持ちの、思春期の頃ですね。このアルバムは私にとって、いろんなきらめきを、夢見させてくれたアルバムなんですけども。

 「手のひらの東京タワー」とかね、そういう曲もあって。キラキラとした、東京の、きらめき。大人の世界だったりとか、そんなものにすごくこのアルバムを聴いて、憧れたものです。

 今日はその、曲をぜひみなさんに、お届けしたいと思って選曲してみました。

 さて、そろそろお別れの時間です。今夜は、いかがでしたでしょうか。

 本当に早いもので、今年ももう終わってしまいますよ。この番組も今夜が、今年最後の放送です。

 みなさん年越しの準備は、もう、できて、いるのでしょうか。できているもなにも今一番バタバタとしている、(笑) 頃なんでしょうけれども。

 ついこないだクリスマスが終わって、クリスマス・ツリーも、片づけ、られないまま26日がバタバタと過ぎて今日に至るっていう人も、ちなみにいるんじゃないかと思うんですけども。

 クリスマスからこの、大晦日・お正月にかけてはもう、ちょっと、お母さんたちは闘いの日々になるんですけれども。(笑)

 疲労困憊でヘロヘロになっていないことを、(笑) 願っています。

 この番組では世界中にきらめく数多くの LOVE SONG を集め、その世界を旅しながら、みなさんと幸せな時間を共有できる1時間にしていきたいと思っています。

 どうぞ来週も、どうぞ、来年も、この時間にお逢いしましょう。「LOVE UNITED」。お相手は、今井美樹でした。


DUNLOP presents「LOVE UNITED」
この番組は、タイヤのフロンティアを紡ぐ、DUNLOP の提供でお送りしました。



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