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宇宙の中で、とても小さな愛。 愛 私を包む、母なる地球への愛。 愛 親から子へ、未来へつながる愛。 愛 自分の隣にいる、かけがえのない恋人への愛。 この地球に存在する、そんな全ての愛を称えるもの。 LOVE SONG (タイトルコール) DUNLOP presents... LOVE UNITED その歌を口ずさむだけで、あなたへの距離を縮め、多くの心をつないでいく。 この番組では、世界にきらめく LOVE SONG を集め、その曲の持つ愛の世界を、みなさんと一緒に感じてみたいと思います。 恋人への愛。家族への愛。人間への愛。神への愛。 たくさんの愛が集う場所。「LOVE UNITED」。あけましておめでとうございます。今夜もわたくし今井美樹がご案内いたします。 この番組は、タイヤのフロンティアを紡ぐ、DUNLOP の提供でお送りします。 DUNLOP presents LOVE UNITED DUNLOP presents「LOVE UNITED」。こんばんは。今井美樹です。 「LOVE UNITED」では、世界中の LOVE SONG を集めて、愛ある時間をみなさんとご一緒できたらな〜と思っています。 今日の1曲目にお送りしたのは、ユーツー で、「ビューティフル・デイ」。新年に改めて聴くと、気持ちがリフレッシュするような清々しい1曲ですね。 そして、今お送りしているのは、SHEENA & THE ROKKETS(シーナ・アンド・ザ・ロケッツ) で、「YOU MAY DREAM(ユー・メイ・ドリーム)」。 ロック界のおしどり夫婦として有名な、鮎川誠さんと シーナ さんですが、この曲は、今から31年前、1979年に、彼らが、セカンド・シングルとしてリリースしたナンバーです。 実は私、もうずいぶん前なんですけど、元・REBECCA(レベッカ) の、NOKKO(のっこ) ちゃんから、急に、連絡があって、「美樹ちゃん、「YOU MAY DREAM」ボサノバで歌いたいんだけど。一緒に手伝って」っていう、(笑) ことがありまして。 ある、NOKKOちゃんスペシャルの、テレビ番組があったんですけどね。そのときに、2人でソファーに座って、白いバスローブに、頭にバスタオルを巻いて。 それで、「YOU MAY DREAM」を、(笑) ボサノバで歌うということを、(笑) やったことが、ありましたねぇ。懐かしいですね。 LOVE SONG を集めてお送りしている「LOVE UNITED」。次にお届けするのは、ソウルの街、フィラデルフィアを代表するコーラス・グループとして活躍した、デルフォニックス。 1968年にリリースされた彼らの代表曲をどうぞ。 THE ONE 世界中で時を越えて歌われる LOVE SONG。そんな名曲を生み出した、音楽界の偉人を、毎回1人ピック・アップして、そのアーティストが持つ世界を見つめるコーナー。「THE ONE」。 今週ピック・アップするのは、ライ・クーダー です。去年11月に ニック・ロウ(Nick Lowe) と共に、14年ぶりの、来日公演を果たしてくれましたね。 それでは、偉人 ライ・クーダー の愛の足跡(そくせき)をご紹介していきましょう。 まずは、この LOVE SONG から。 LOVE UNITED「THE ONE」。今週は、ライ・クーダー をピック・アップしております。 お送りしているのは、ライ・クーダー がプロデュースを務めて大ヒットした、「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ(Buena Vista Social Club)」から、「チャン・チャン」。 今年で62歳になった孤高のギタリスト、ライ・クーダー。ブルース、スライドギターの名手であり、世界のルーツ・ミュージックを研究し続ける彼は、去年、14年ぶりに来日公演を果たしてくれました。 アメリカ・サンタモニカ出身の彼は、16歳頃から、プロのミュージシャンとして活躍。ローリング・ストーンズ(The Rolling Stones) など大物ミュージシャンとのセッションで名をあげ、22歳のときに、アルバム「ライ・クーダー(Ry Cooder)」でソロデビュー。 初期のアルバムでは、アメリカらしいR&B、ブルース、カントリーなど、ルーツ・ミュージックを彼なりの視点で光を当てた、味わい深い作品を発表しています。 その後はアメリカばかりではなく、メキシコの、テックス・メックスや、ハワイアン、さらには、沖縄の音楽まで、幅広いジャンルの音楽をクロスオーバーさせ、質の高い音楽を私たちに聴かせてくれています。 80年代に入ると、自身のアルバムづくりと並行して、多くの、映画のサウンドトラックを手がけ、「パリ、テキサス(Paris, Texas)」や、「ロング・ライダーズ(The Long Riders)」など、歴史に残る作品を次々に手がけていきました。 そして40代を迎えた90年代に入り、キューバを題材にしたアルバム、「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」をリリース。そして、世界中で大ヒット。 ドキュメンタリー映画も制作され、音楽と共に、記録的なヒットとなったのは、記憶に新しいところですね。 「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」のヒットの裏側には、世界中に散らばっている良質な音楽に対する愛情が、たっぷり詰まっています。 これまでにも、メディアではなかなか紹介されないルーツ音楽にスポットを当てて、彼なりのファインダーを通して、上質な音楽へと変身させてきた ライ・クーダー。 2007年のアルバム「マイ・ネーム・イズ・バディ(My Name Is Buddy)」で、彼はこう語っています。 「レコードをつくり始めた頃、「こういう古い曲っていいなぁ」と、レコードをいくつかつくったが、他の人は、「こんなの売れないよ」と言っていたね。でも僕は、そういうレコードをつくり続けた。繰り返し、繰り返し」。 「なぜなら、僕には、良い曲というものが分かっていたから。しかし、それをきちんとしたかたちにするのに、40年もかかったということだね」。 彼は常に、良い音楽を多くの人に知ってほしいという気持ちを込めて、感性豊かに、世界中に点在する音楽の歴史を学び、自分の中に蓄えられた豊富な知識と、融合させることで、私たちを古き良きルーツ・ミュージックの世界へといざなってくれているのです。 LOVE UNITED。ライ・クーダー で、「ゴーイング・バック・トゥー・オキナワ」お送りしています。 去年、古き良き友人でもある ニック・ロウ と、来日公演を果たした ライ・クーダー。どちらも日本では人気の高いミュージシャンですが、どこか似ていて、どこか違うのも面白いところです。 ライ・クーダー も ニック・ロウ も、私たちの生活に寄り添った、哀愁ある名曲をたくさんつくってきました。 しかし、その中でも ライ・クーダー のつくる曲は、アメリカのブルースの持つ、人生の辛いことも、ユーモアたっぷりに、笑顔で歌ってくれる優しさに満ちていて、聴く者を癒してくれるのです。 今回14年ぶりとなった来日。楽しまれた方も多かったのではないでしょうか。最近なかなかライブをすることがなかった2人。 最近生まれた子供のために、年数回だけのライブを行なっていた ニック・ロウ。「音楽のために旅に出るのはしんどいんだ」と、近年語っていた ライ・クーダー。 その2人が、ワールド・ツアーを行なうきっかけとなったのが、2008年の秋に、サンフランシスコで行なわれた、チャリティー・コンサート。 難病を持つ子供やその家族が、一緒に苦労せずに住むことのできるグループホームをつくるためのチャリティーで、2人の他、エルビス・コステロ(Elvis Costello) も参加して、2008年10月に2日間行なわれたコンサートです。 その後2人は、改めて、ライブの楽しさを確認し、去年の夏に、ヨーロッパを5週間ほどツアーし、今回の14年ぶりの来日公演となりました。 LOVE UNITED。2005年にリリースされた、ロスの、メキシコ系アメリカ人をテーマにしたコンセプト・アルバム、「チャベス・ラビーン(Chavez Ravine)」から、「プアー・マンズ・シャングリラ」。お送りしております。 62歳となった今でも、常に、アイデアを書きため、曲にしているという ライ・クーダー。彼の弾くスライドギターの音色は、日本人の琴線に触れる。なんだかそんな気がします。 私は、映画「パリ、テキサス」のあの空気感。今でも、心を揺さぶられる、気がしています。大好きな作品です。 まるで古い物語に出てくる賢者のように、私たちに音楽の素晴らしさを伝えてくれる ライ・クーダー。これからも、彼の活動に注目していきたいですね。 LOVE UNITED「THE ONE」。今夜は、ライ・クーダー をピック・アップしました。 LOVE UNITED DUNLOP presents LOVE UNITED 私のために祈ってね。 わかるでしょ? 私たちが生き続ければ、 人々の目に、平和が宿ることを。 そうよ。彼女には 幼い2人の子供がいたわ。 1944年の、戦争中の話よ。 彼女は当時、電話が鳴るたび、 神からの悲しいお告げではないかと、 心臓が止まる思いをしていたの。 そんな辛い体験をした父親のことを、 幼い2人はいつ知るのかしら。 私はそんなふうに人生が終わってしまうのを、 待っていたくない。今すぐ、どうなるか知りたいの。 これが正解なのか、過ちなのか。 ある雨の日、彼は ずぶ濡れになって帰ってきたわ。 爆弾の破片を体に残したまま。 彼が目にした戦争は、 深く、彼の心に残り、 いつまでも癒えない傷として苦しめたわ。 でも時は過ぎ、今では、 そんな彼にも孫たちがいるのよ。 さあ愛しい人よ。 もう少し深く息を吸ってみて。 私たちにあるのは、今この瞬間だけ。 彼の父親や、そのまた父親や、 そのまた父親のようにはなりたくないわ。 私は今ここにいたいの。 そうよ。生き続けていれば、 全ての人々の瞳に、愛が宿るの。 愛の文字。それは、「LOVE LETTERS」。ここでは LOVE SONG の歌詞に込められた世界を旅してみたいと思います。 お送りしたのは、ポーラ・コール で、1996年のアルバム、「ディス・ファイヤー(This Fire)」から、「アイ・ドント・ウォント・トゥー・ウェイト」。 メグ・ライアン(Meg Ryan)、ニコラス・ケイジ(Nicolas Cage) が主演した映画、「シティ・オブ・エンジェル(City Of Angels)」のCMソングとして使われていたので、ご存知の方も多い曲ではないでしょうか。 この曲、「アイ・ドント・ウォント・トゥー・ウェイト」が収録されたアルバムは、1998年のグラミーで、7部門にノミネートされ、結果、ベスト・ニュー・アーティストを受賞しました。 歌詞からもわかるように、とても気持ちをストレートに歌っているところが、彼女の魅力であり、バークレー音楽院出身だけあって、サウンド面でもクオリティーの高いものをつくり続けています。 私にあるのは、生きているこの瞬間だけ。生き続けることが大切であり、一人ひとりがそう思うことで、きっと、愛ある世界が生まれるのではないでしょうか。 LOVE UNITED「LOVE LETTERS」。今夜は、ポーラ・コール の、「アイ・ドント・ウォント・トゥー・ウェイト」を、ご紹介しました。 LOVE LETTERS わたくし今井美樹が TOKYO FM からお送りしている、DUNLOP presents「LOVE UNITED」。 お送りした曲は、椎名林檎さんで、「ギブス」。 先月久しぶりに、「東京事変」名義でリリースしたシングル「能動的三分間」がヒットしている椎名さんですが、この曲は、今から10年前、2000年の1月にセカンド・アルバムからの先行シングルとして、リリースされた曲です。 さて、この番組では、みなさんからのメッセージやリクエストをお待ちしております。番組ホーム・ページのアドレスは、「www.tfm.co.jp/lu」。 ホーム・ページにはオン・エアーした曲のリストも、載っておりますので、「気に入った曲があったな〜」という方、ぜひ覗いてみてください。 そして、番組ではリクエストを採用させていただいた方に、5,000円分のミュージック・ギフト・カードをプレゼントしております。 みなさんの心の LOVE SONG、お待ちしております。 それではここで、みなさんから届いたメッセージをご紹介いたしましょう。北海道の、「タナチン」さんからです。32歳・女性の方です。 「つきあって10年目の冬。その日は、雪が降っていました。なんだかいつもと違い、挙動不審な彼。いつもファースト・フードなどで食事をするのに、「高級フレンチに連れて行く」と言ってくれました。そして、「つきあって10年だね。これからも一緒にいよう」と、プロポーズされました。彼が選んだ指輪は、サイズが少し大きく、なんだか笑えました。「サイズがわからなかったって、きっと覚える気がないからでしょう」と、少し怒ってみせましたが、終始ニヤつきっ放しでした。今では子供も産まれ、毎日がバタバタですが、幸せです。旦那のカラオケ十八番のこの曲を、リクエストします。」 というメールをいただきました。 素敵な想い出ですよね。この寒い季節になると、ふ〜っと、その温かな光景を、思い出して、それぞれがね、なんとなく、心が「パーッ」と温かくなるんじゃないかなと思いますが。 こういう、ハッピーで、ちょっと、笑いが、込み上げてくるようなお話は、聴いている私たちまで、(笑) 温かい気持ちにさせていただけるので、幸せを少しお裾分けしていただいたみたいでうれしいです。 じゃあまた今度カラオケに行ったとき、ご主人これをまた、ガンガンと歌われるんですね。(笑) 応援しましょうみんなで拍手喝采で。 それでは、「タナチン」さんからのリクエストで、レミオロメン、「粉雪」。 わたくし今井美樹がお送りしている「LOVE UNITED」。お送りしたのは、北海道の「タナチン」さんからのリクエスト。レミオロメン で、「粉雪」でした。 「タナチン」さんには、ミュージック・ギフト・カードをプレゼントいたします。素敵な音楽との出逢い、期待していますよ♪ LOVE UNITED TOKYO FM からお届けしている「LOVE UNITED」。1995年のアルバムですね。「Love Of My Life(ラヴ・オブ・マイ・ライフ)」から、「Pray(プレイ)」。 このアルバム、すごく大好きなんですけども。いろんな当時の私の想いが、ぎゅうぎゅうに、(笑) 詰まっているアルバムなんですが。 あの頃、本当にたくさんの、人たち。それは、身近な人にも、そして、音楽を聴きながら応援してくださっている人たちにも、いろんな意味で、感謝の気持ちがあふれて。 その、感謝の気持ちを、なんとか伝えたいな〜と思って、作詞家の岩里祐穂さんが、この歌詞を、考えてくれました。 そんな想いを込めて、みなさんの今年の、毎日が、笑顔にあふれた一年でありますことを、願っています♪ さてそろそろお別れの時間です。今夜は、いかがでしたでしょうか。 2010年。最初の、放送でした。「2001年宇宙の旅」だったのに、もう、(笑) ふた桁になってしまいましたねぇ。 なんかとっても不思議な気がするんですけど。本当に不思議な気がするんだけど。「そんなこと言われたって」っていうね、(笑) ことなんでしょうけど、とても、私はね、不思議な気がしてならないんですが。 でも、毎日毎日の積み重ねが、長い長い歴史となって、そして、明日へつながっていくと思うと、明日も明後日も、ずっとずっと、そんな、一日一日を、しっかり歩いていくことが、大切なんだなぁとまた、新年、新たに、そう思う、今日この頃です。 この番組でも、そんな想いを込めて、そして、素晴らしい音楽たちの、愛というかね、エネルギーを、みなさんに少しでもたくさん伝えていければいいな〜と思っています。 今年も、どうぞよろしく、お願いいたします。 この番組では、世界中にきらめく数多くの LOVE SONG を集め、その世界を旅しながら、みなさんと、幸せな時間を共有できる1時間にしていきたいと思っています。 どうぞ来週も、この時間にお逢いしましょう。「LOVE UNITED」。お相手は、今井美樹でした。 この番組は、タイヤのフロンティアを紡ぐ、DUNLOP の提供でお送りしました。 |