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TOUCH&FEEL


〜 第1回 〜 2007.10.06 Sat

「 ラジオ 」

◇要約版◇

第2回→




(タイトルコール / 男声)

MIKI IMAI... TOUCH&FEEL


 こんにちは。今井美樹です。今日からスタートした、今井美樹「TOUCH&FEEL」。

 土曜日のこの気持ちのいいお昼の時間に、気持ちいい曲を、「あの曲かな」とか「久しぶりのラジオだしな。あっちの曲かけようかな」とか、いつものことながら選曲はいろいろ考えたんですが。

 今日のファースト・タッチは、まずこの曲から。ザ・ドアーズ「タッチ・ミー」。




♪ THE DOORS 「 TOUCH ME 」







 今井美樹がお送りする「TOUCH&FEEL」。今日からこの時間は私 今井美樹がお送りいたしますが。

 こうやってラジオのスタジオで、自分の番組を持つというのは5年ぶりなんですね。「そんなに経つかな」と思ってちょっと驚きもあったんですけれども。

 元々ね、学生の頃とか、ラジオっ子だったんで。(笑) ラジオからいろんな情報、いろんな音楽が流れてくるものを、宮崎の片田舎で暮らしている私にとっては、そこからのものを本当に大事に、こう抱えて、(笑) 育ってきたという感じがあるので。

 この私が担当させていただくこの番組からもね、みなさんに向けて、いろんな音楽とか、いろんなお話、いろんな情報を、お届けして、いろんな気持ちを共有したり、感じていったり、できたらいいな〜と思っています。どうぞよろしくお願いいたします。

 そんな中の第一弾としてね、今回、ちょっとみなさまに、ご紹介したいものがあるんですけれども。ついさっき私も見せていただいたばっかりなので、上手く説明ができるかどうかわかりませんが。(笑)

 オリンパスから、ラジオ番組をHDD録音できる、ラジオ・レコーダ、ラジオ・サーバー「VJ-10」っていう、難しいな。(笑) そういうものが9月に発売されたらしいんですね。

 これがね、いったい何なのかっていうのは、要は、ハードディスクでラジオ番組が録音できるんですって。昔のラジカセみたいなもの。テープとかいろいろ入れずに、この中にどんどんどんどん、ラジオ番組が録音されるっていうものなんですね。

 大容量で、2500時間、デジタル録音ができるんですって。2500時間といえば、100日以上ありますよ。3か月以上録音しっ放しができる(笑)っていう感じなんですけど。

 まずはこれで録音しておけば、のちに時間があるときにゆっくり、たっぷり、再生して、自分だけの時間のときに、楽しめるっていうこともできるんじゃないかなと思っています。

 この「TOUCH&FEEL」もそうやって、(笑) 忙しいみなさま、あとでゆっくり、おいしいお茶でも飲みながら、聴いていただくなんていう楽しみ方もできると思いますので、ぜひ愛して(笑)聴いてくださいね。




♪ THE BUGGLES 「 VIDEO KILL THE RADIO STAR 」




 今井美樹「TOUCH&FEEL」。1979年の ザ・バグルス のデビュー曲「ビデオ・キル・ザ・レディオ・スター」をお送りしていますけれども。

 実はこの曲ですねぇ、1981年の真夏、アメリカのMTVが開局したときに、初めてオンエアーされたミュージックビデオだったんですって。

 でも、私はね、その頃はまだ、地元の宮崎にいて、学生時代だったので。いつもラジオの深夜放送でガンガンかかってくるこの曲をよく聴いていたので。

 私にとっては、ミュージッククリップで観るこの曲の印象というよりも、夜中に、ず〜っとラジオの小さい箱の中から漏れてくる、いろんな音楽たちの中で、いつもいつもなんかキラキラと輝いていた、そんなことを思い出します。


(タイトルコール)

MIKI IMAI... TOUCH&FEEL


 当時聴いていた番組でね、本当にすっごく毎日毎日楽しくって、それこそカセットテープに、(笑) そのラジオず〜っと録音していたような番組があったんですけど。

 ラジオから聞こえてくる音楽が、いろんなところに、旅に連れてってくれたな〜と、今でもそんな想いがあるんですけれども。

 だからね、自分がこうやってラジオをやらせていただけるようになったときにね、やっぱり自分が一番したかったことは、私がそのときにラジオからたくさんもらった、素敵な音楽たち。今度は自分が、自分の中に増えてきたいろんな素敵な音楽たちを、みなさんにお伝えできたらいいな〜っていうのが、ず〜っと心の中にあります。

 今回は、昼間のこの気持ちのいい時間なので、非常に心がす〜っとやわらかくなるような、そんな音楽たちを、いろいろ選んでいきたいな〜と思っています。楽しみにしていてください。

 やっぱり、ラジオから流れてくる音楽っていうのはね、いろんなところで、私を旅に連れてってくれていたんですけども。

 たとえば、仕事で海外に行ったとき。ハワイとかね。レコーディングでニューヨーク行ったときとか。パリに行ったときとか。その移動する車の中で、なんとなくドライバーの人がかけてる、ラジオ・チャンネルがあったりすると、移動しているときに、その風景の中で、とても心地よくそれが混ざっているんですよね。

 ハワイだったら「70's」「80's」「AOR」の気持ちのいい音楽たちが、絶えずず〜っと流れているものが、青空と、潮騒の中で、風とともに、空気感として私を包んでくれたりとか。

 ニューヨークだったら、ジャズのチャンネルがある中でも、非常に都会的なジャズの音楽が流れているチャンネルが、ず〜っと垂れ流しでね(笑)音楽をかけてくれるんですけど。それがすごく気持ちよかったり。

 そんな感じで、旅に行った先でも、さらにまた私を旅に連れてってくれるっていうのが、ラジオから流れてくる音楽たちのような気がしています。

 この番組で、いかにみなさんを旅に連れて行けるか。ちょっとプレッシャーもありますが。(笑) いろんなところに、みなさんを連れて行けるように、素敵な音楽たちを探していきたいと思っています。

 じゃあ、もう1曲聴いてください。サンディー・アンド・ザ・ココナッツ・カップス で「スパークル」。




♪ SANDI & THE COCONUT CUPS 「 SPARKLE 」




 今井美樹がお送りしている「TOUCH&FEEL」。こうしてラジオをやってみると、自分の言葉で語る。いい音楽を聴いてもらう。という心の姿勢は、改めて自分と向き合うっていうことだな〜ということをね、思いました。

 自分のホームページでね、ときどきダイアリーを書かせてもらったりもしてはおりますが。書いてる文字で、自分のそのときの想いを整理して、それをきちんとそこに残すっていうものと、こうやって自分の、今の温度感が全部伝わってしまう、実際の声で、想いを語る。というのは、同じ自分のことをお伝えするということではあっても、やっぱり違うんですよね。

 声のトーンとかね、温度感みたいなものには、そのときの自分のいろんな状況が、本当に「うわっ」とあらわに出てしまうので、そういう意味でいうと、素の自分を見られてしまうという怖さもあったりもするんですが。

 でも逆に、この声を使って、この声で想いを伝えるっていうことで、私個人のことを、より深く感じていただけるんじゃないかという気もしています。

 おしゃべりは決して上手じゃありませんけれども、(笑) 私が大好きな音楽たちと、情報とかね。いろんなものとか、そういう新しいものとかにも、果敢に触れていって、感覚をね、刺激してみたりして、みなさんにも心豊かなこの時間を、お伝えできたらいいな〜と思っています。

 ぼちぼち始まりましたけれども、(笑) もっともっと気持ちよくスマートに伝えられるように、がんばっていきたいと思っています。

 私の心の温度をね、お伝えできたらいいな〜っていうことを、うん。強く思っています。これからも、聴いてください。





 今井美樹がお送りしてきました「TOUCH&FEEL」。第1回目いかがでしたでしょうか。

 やるほうも聴くほうもドキドキだったんじゃないかと思いますけれども。(笑) 来週からも、よろしくね♪(笑)

 ちょっとここで私からのお知らせがあります。10月27日、全国ロードショー公開になります、映画「象の背中」。私、久しぶりにスクリーンの中におります。なんだかちょっと緊張しておりますが。(笑) ぜひ足を運んでいただけるとうれしいな〜と思います♪

 そして11月7日、マキシシングル「祈り」という曲が出ます。こちらもね、本当にいい曲です。聴いてね♪(笑)

 来週も厳選した素敵な音楽とともに、心地よい時間をお送りします。番組ではリクエスト曲や、取り上げてほしい情報、そして私へのメッセージなどもお待ちしております。

 メッセージは「www.tfm.co.jp」へ、どうぞ、どんどん送ってください。

 それでは、素敵な週末を。今井美樹でした。




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