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TOUCH&FEEL


〜 第32回 〜 2008.05.10 Sat

「 水 」

◇要約版◇

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(タイトルコール / 男声)

MIKI IMAI... TOUCH&FEEL


 こんにちは。今井美樹です。気持ちいい初夏の季節、楽しんでいますか?

 今井美樹「TOUCH&FEEL」。今週のキーワードは「水」。1曲目は ホメロ・ルバンボ で「エストレーラ・ギーア」。




♪ Romero Lubambo feat. Ivan Lins 「 ESTRELA GUIA 」




 ホメロ・ルバンボ フィーチャリング イヴァン・リンス で「エストレーラ・ギーア」お送りしました。


(タイトルコール)

MIKI IMAI... TOUCH&FEEL





 今井美樹がお送りする「TOUCH&FEEL」。今週は「水」をキーワードに、お送りしております。

 考えてみれば、今みたいにミネラルウォーターを、お金を出して買うようになったのは、ここ20年ぐらいですかね。ここ10年ぐらいかな。

 これは、自然環境の変化っていうこともあるんでしょうけれど、水が心と体に及ぼす力というか、水の力の奥深さに、医療とか、科学関係者みたいな専門家の人だけじゃなくて、私たち自身も、改めて感じたっていうことなんじゃないかな〜という気がしています。

 飲むだけじゃなくて、水のある場所で癒されるとか、そういうことも含めて、水には何かすごく力があるってことを、いろんなところで、私たちは知ってしまったということなんじゃないか という気がしていますが。

 私自身もいろんな意味で、水には興味があるので。そう簡単にね、語り尽くせはしないんですけども。まず、パート1ということで、今週は「水は情報を記憶する」というお話をしてみようかな〜なんて思っています。

 実はここに、水の結晶の写真があります。これは「水は答えを知っている」という本があるんですね。この本の中に載っている、宝石のような美しい、結晶の数々なんですけれども。

 著者の方はね、元々水の研究を長年されていて、水が、情報を記憶するという事実を、なんとか目に見えるかたちで伝えられないかな〜と考えた結果、水を凍らせて結晶をつくって、それを写真に撮るということを思いついたそうです。

 それがすごく驚くことにね、紙に書いた文字を見せた水の結晶も、紙に書いた文字の意味によって、違った結晶ができるんですって。

 たとえば「ありがとう」という言葉を見せた水はね、きれいな六角形の結晶ができるんだけど、「ばかやろう」っていう文字を見せた水の結晶は、バラバラに砕けてたりとかするんですよ。すごい不思議なの。

 あとね、たとえば「何々しなさい」という言葉ではね、結晶がきれいにできなかったのに、「しようね」っていう語りかけの口調の言葉では、きれいな結晶をつくってたりするんです。

 結構ね、驚愕するんですけども。本当にこの事実は、かなり衝撃的だと思いませんか?

 私はね、元々なんとなく「波動」っていう言葉をよく使うんですけど、音楽もそれぞれに波動があって、波動が、見えない空気の中をね、空間の中を、それこそ波のように伝わって行って、いろんな人の心に届いたり、体に伝わったり。

 それを、ハッピーと感じたり、いろんなふうに感じるんじゃないかと、私は常々どこかで思っていたので。(笑) この本のことは、なんとなく「わかるわかる」って気がしていたんですけども。

 でも、書いた文字っていうそのものに、波動というか振動があるっていうのは、すごく不思議で。振動があるわけじゃないですよね。でも、文字そのものにも、固有の振動があって、その情報をね、水が読み取ったんじゃないかと、考えられているそうなんです。

 なんかわかるようなわかんないような、とこなんですけど。(笑) でも、そういうふうに、水って全てのことを、ナチュラルに受け止めてしまう という存在なんだな〜と思って。改めてそのね、大いなる力のすごさを、感じている私です。




♪ Kenny Rankin 「 LOVER'S TOUCH 」




 ケニー・ランキン で「ラバーズ・タッチ」お送りしました。


 今井美樹がお送りしている「TOUCH&FEEL」。今週は「水」をキーワードにお送りしています。

 「水」っていっても、私たち生きていくためには、絶対に必要なもの、それに昔から、私たちの国は本当に水に恵まれているので、あってあたりまえのものが、いつもいつも、絶えず私たちを、大きなその力で、守ってくれていたっていうか。

 いつの頃からか、無意識のうちに「波動」っていう言葉をよく使っていたんですが。気持ちよいと思う、想いとか音楽とか、やっぱり気持ちのいい想いを伝えたい、気持ちのいい言葉、音楽とかそういう空気感を、隣の人にも手渡していくと、その人にもその気持ちよさが共鳴してくれて、またその人が、またさらに隣の人につながっていくというか。

 いいことも悪いことも、そういう波動で「ふわぁ〜」っていろんなことが、広がっていく、共鳴していく、そういうことってあるよなっていうのは、なぜかとても自然に感じていたんですね。

 やっぱり、どこかいつも自分の中で、自分が気持ちよいと思うものが、根底に流れているような気がするんですけど。それがねぇ、今こうやって振り返って考えてみると、私の場合はやっぱり、水の大きな揺らぎだったり、水の中に抱かれる「たゆたう」感じだったり、そういうものもあるような気がするんですよね。

 昔「AQUA」というアルバムをつくったこともありますし、本当に無意識のうちに、自分の好きな、水に癒される感じというか、いつも水の流れを感じるというか。そういうものは、私の音楽の中にもたくさん、取り入れているなっていう気がしています。

 流れを止めると、淀むと思うんですね。やっぱり水も、川も、流れているから、いつもいつもそれが、きれいであって。堰き止めたり、そこの水を止めてしまうと、どんなにきれいな水でも、淀んでいって腐っていくっていうか。

 だから、人の気持ちも、空気の流れも、やっぱり水も、流れているというか、そういう中で、生きている感じ。いつもいつも、生かされている感じというか。そういうものを、どこかでいつも、私の中では大切にしているんだな〜っていうことを、改めて感じたりしました。

 きっとこれからもそういう曲、たくさん増えていくと思いますけども。今までの曲たちもそういうのがあるので、またいずれこの番組でも、紹介させていただきたいなと思います。




♪ Bebel Gilberto 「 AZUL 」




 ベベウ・ジルベルト で「アズール」お送りしました。


 今井美樹がお送りしている「TOUCH&FEEL」。今日は水をキーワードに、体が満たされていくような、そんな選曲でお届けしてまいりましたが、いかがでしたでしょうか。

 さっきの本をね、今パラパラと見ていたんですけども。ここに書いてあります。「結晶って2分でかたちがなくなって、流れていくんですって。水にとって一番いいかたちというのは、流れていくこと。つまり、循環していくこと。」と書かれていました。

 さっき私が、長々と話したことは、「あっ、そういうことなんだな〜」って。(笑) でもまさにこれって、私たちにとっても大切なことですよね。

 だって体の70%は水でできているといわれているので、淀んでしまうと病気になったりしますよね。絶えず、自分の体の世界の水だけでも、いつもいつも気持ちよく循環させてあげるっていうかね。そういうことをさせてあげることっていうのが、本当に大切なことなんだな〜って、改めて思いました。

 ちょっと落ち込んだりしてね、なんとなく体が重い なんてそんなときは、美味しい水を飲んだり、水を眺めたりして、心と体の、淀んだ部分をね、循環させてあげると、ちょっと気分転換ができるかもしれませんよ。


(タイトルコール)

MIKI IMAI... TOUCH&FEEL





 今井美樹がお送りしてきました「TOUCH&FEEL」。いかがでしたでしょうか。

 番組では引き続きみなさんからの情報や選曲テーマ、そしてメッセージなどたくさん、お待ちしております。どんどん送ってくださいね。

 メッセージは「feel@tfm.co.jp」のほうへ送ってください。「feel@tfm.co.jp」こちらのほうまでどんどん、送ってください。

 ハガキでも受け付けています。宛先は、郵便番号102-8080 TOKYO FM「今井美樹 TOUCH&FEEL」まで。お待ちしています♪

 それでは素敵な週末を。今井美樹でした。じゃあねぇ♪ バイバ〜イ♪




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