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MIKI IMAI... TOUCH&FEEL こんにちは。今井美樹です。最近、体動かしてますか? 今井美樹「TOUCH&FEEL」。今週のキーワードは「バランス」。1曲目は アンジー・ストーン で「ビジョン」。 今井美樹「TOUCH&FEEL」。1曲目は アンジー・ストーン で「ビジョン」お送りしました。 MIKI IMAI... TOUCH&FEEL 今井美樹がお送りする「TOUCH&FEEL」。今週は「バランス」をキーワードにお送りします。 この春から、スポーツ始めたという方も、多いんじゃないかと思いますけれども。どんなスポーツも、体の中心を鍛えてバランスをとるということが、やっぱり一番大事になってくるんじゃないかなと思うんですけれども。 今週の情報は「体幹(たいかん)ランニング」。「体幹」。体の幹(みき)と書いて「体幹」ですね。これは、カリスマコーチと呼ばれている、金(きん)哲彦さんが、本を出されているんですけども。 この方は、有森選手から市民ランナーまで、幅広い人に教えてらっしゃって。そして信望がとても厚く、マラソン中継の解説者としても有名な方なんですけども。この方が、走り方の新常識として提唱なさっている方法が「体幹ランニング」だそうです。 「体幹」とは、そして具体的なその方法とは、「肩の右左、そして脚の付け根の右左を線で結んだ、長方形の胴体の部分を、体幹と呼ぶ」そうです。 そして、脚でこの胴体を運ぶのではなく、胴体と脚が一直線で着地するように走る。つまり、右の肩、そして右の脚の付け根の部分が一緒に着地するように走る。そのために重要なことは「丹田(たんでん)」「肩甲骨」「骨盤」を使うこと。 丹田を中心にして、ここがブレないようにしながら、右の肩甲骨を引いたときは、右の骨盤が前へ出るように。左の肩甲骨を引いたときは、左の骨盤が前へ出るようにしながら、この胴体を運ぶ。それが、体幹ランニング。 ・・・わかんないです。(笑) 実はですね、今週は、この金さんに直接コメントをいただいておりますので、その説明を聞いてみましょう。 ひとつは「丹田」。これ東洋医学の用語です。人間の体が二本足で立っているときに、重心ってここにあるんですよ。効率よく前に運ぶかってことが、正しく歩くことであり正しく走ることなんですね。 もうひとつは、これね背中。「肩甲骨」なんです。柔らかくしてそれがスムーズに動くようにするんですね。人間も元々動物のときに、前脚の役割を果たしていた。それが二本足で動かすときに、やはり前脚と後脚ってのは連動して動くんですよ。だから人間の腕振りっていうのはそれと同じなんですね。その連動させるために、肩甲骨の動きっていうのがなきゃだめなんですよ。 三つ目が「骨盤」。肩甲骨を動かしながら、腕を振ると、骨盤に連動して動くんですね。まず肩甲骨を自由に動かせるようになって、肩甲骨が動けば自然に骨盤っていうのは動いていきます。ただ、もっと動かそうと思ったら事前に骨盤をストレッチするとか、股関節のストレッチをしていると、もっとスムーズに動くようになるんですね。 なるほどね。もうこの番組でも「丹田」って何度も(笑)出てきたような気がするんですけど。 ここにね、さっき私もご紹介しましたけども、詳細が書かれた金さんの著書「体幹ランニング」があります。 ここの中に書いてあることは、とにかく体幹を使って立ったり、歩いたりすることからはじめると、きっちり中心部に力が入り、他の無駄な力が抜けて、体のバランスもとれて、姿勢も良くなると。 とにかく、生活をすることの上で、この体幹を意識する、体幹を使っていろいろ動くと、非常にスムーズですよってことが、(本のページをめくる音) 書かれているような気がします。 とてもわかりやすく書いてあるので、興味のある方は、本屋さんでぜひ探してみてください。 エリック・ガッド で「ピープル・テル・ミー」お送りしました。 今井美樹がお送りしている「TOUCH&FEEL」。今週は「バランス」をキーワードにお送りしていますが。 さっき、曲がかかっている間、この本をいろいろパラパラとめくっていたんですけども。ボイストレーニングをするときに、その先生が取り入れていることが、やっぱり、体の無駄な力を抜いて、まず楽になって。 体を、ひとつの楽器と考えて、体の中を太い管(かん)が通っているようなイメージして、そこで声を出すための立ち方とか、そういうことをやるんですけども。それがねぇ、非常に似ています。 でもそれが、この本に書いてあるほど簡単じゃないのよね(笑)っていうのも、私も実際に、いつもボイストレーニングのときにやるもんですから、やっぱりなかなかそれができなくてというか。 今でも、コンディションがいいときは、わりとイメージしやすいんですけども、なかなか、体がすごく疲れていたりとか、ねじれがあったりとかのときには、均等に体が開いていかなかったりするので。 本当にねぇ、おっしゃるのはよくわかるんだけど、いろんなふうに体を動かしたり、つくっていかないと、その姿勢に行かないのよね。なかなかならないのよね っていうのは、私もとてもよく知っています。 だけど、ひとつだけいえることは、その意識をしながら、最初はできなくても、頭でいろいろ考えているよりも、体が「スッ」とそこに、心地よい場所を覚えている。重心とか、体の開き具合とか。 だけど、私ね元々、腰痛持ちなんですよ。その腰痛持ちっていうのも何か原因があって、そこに歪(ひず)みがきて腰痛になってるわけだから。今もず〜っとトラブってるところ、やっぱりそこがバランスがとれてないから調子が悪いのよね ってとこは、やっぱり骨盤なんですよね。 出産をして、そのあとに、体が一度、今までの体のかたちでなくなるわけですよね。そこに約3キロぐらいの子供がいて、その周りに羊水がいて、骨盤だって開くしお腹だってこんなに大きくなるし。 その、内容物がなくなるわけですから、「ギュ〜〜」っとまた元の体に締めていくために、出産したらもう直後から「ギュッ」と締めたりするコルセットはめたりしなきゃいけないのに。 たぶんそれも大きく影響してるんだと思うんですけど、やっぱり出産したあとからすごく調子悪くて。それがずっと今でも、尾を引いていて。 だから治療もいろいろ、体をアジャストするためのこともやっているし、それがちょっとずつ、いろんなことが結実してきたっていうか、ひとつの実に結びそうになっている、最近なんです。 だから、腰って「にくづき」、左が月っていう漢字に、「要(かなめ)」でしょ? 本当に腰ってそういう場所だから。 そういうのは日常の中でも、ちょっとした意識づけで、ちょっとずつこうやって、変化をしていけるんだったら、運動するしないよりも、日常が楽になりますよね。 だから、ランニング始める手前でもいいですから、この「体幹」ということを意識して、何か自分の立ち方、歩き方、座り方を、もう一度アジャストしてみるっていうのは、とてもいいことかもしれないな〜と思います。 私もぜひ、この本を手に入れて、もう一回自分なりに勉強してみたいなと思います。 今井美樹がお送りしている「TOUCH&FEEL」。今日は、バランスをキーワードにお送りしてきましたが、いかがでしたでしょうか。 実はね、我が家で「Wii(ウィー)ボード」。家族3人でやって一時はまったときがあったんですけども。フラフープとかね。 それで、スキーでジャンプのやつがあったんですよ。そのときに、スキーのかたちで「ヒュッ」と前屈みに腰を屈めるんですけど。画面に、重心のバランス位置が出るんです。それがね、私も、夫も、ここが正しいといわれたよりもすごく後ろなの。 娘は、スキーをやったこともないし、基本的にわかんないけど、あの画(え)のイメージで「パッ」と屈むんです。スキーのかたちで。そうしたらね、ジャストなんです。重心が。(笑) 「へぇ〜〜っ!(驚)」っと思って。 あのねぇ、Wiiボードも結構ねぇ、こういうふうにするとねぇ、真面目にトレーニングっていうのはどうかわかりませんけど、遊びながら、自分の中で取り入れていけるから、これは結構ね、家族みんなでやると盛り上がって、健康になれるかもしれませんよ。(笑) みなさんも、興味があるというか「持ってる持ってる!」「家(うち)でもあるけどずっと使ってない」っていう人は、ぜひ使ってみてはいかがでしょうか。 AYA(アヤ)で「ショーン」お送りしました。 先日から、私もツアーが始まりました。本当にね、来てくださった方々からパワーをもらったりすることも多いので。みなさんの心がちょっとでも動いてくれて、そして、力になってくれればいいかなと思って、がんばっています。 長らくまだ続きますが、がんばります。東京も6月には戻ってきますので、時間がある方はぜひ、足を運んでみてください♪ MIKI IMAI... TOUCH&FEEL 今井美樹がお送りしてきました「TOUCH&FEEL」。今週は、つい体がウキウキと、動かしたくなるような、そんな選曲でお送りしてまいりました。いかがでしたでしょうか。 番組では引き続きみなさんからの情報や選曲テーマ、メッセージなど、たくさんお待ちしています。どんどん送ってくださいね。 メッセージは「feel@tfm.co.jp」。こちらのほうへ送ってください。 ハガキでも受け付けています。宛先は、郵便番号102-8080 TOKYO FM「今井美樹 TOUCH&FEEL」。ハガキはこちらのほうまで、どんどん、送ってください。 それでは!素敵な週末を。今井美樹でした。じゃあねぇ♪ バイバ〜イ♪ |