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MIKI IMAI... TOUCH&FEEL こんにちは。今井美樹です。最近、空を見上げたこと、ありますか? 今井美樹「TOUCH&FEEL」。今週のキーワードは「空中散歩」。 今井美樹「TOUCH&FEEL」。お送りしたのは、ファルセット・ボイスが美しい、カーティス・メイフィールド で、「キープ・オン・トリッピン」でした。 MIKI IMAI... TOUCH&FEEL TOKYO FM 今井美樹「TOUCH&FEEL」。今週は「空中散歩」をキーワードにしてお送りします。 空を見上げたときに見えるものといえば、雲、飛行機、それから、たまに、広告として使われている「飛行船」が飛んでいるのを、見たことありませんか? 今週ご紹介する情報は、その「飛行船に乗れる!」という、「飛行船遊覧クルーズ」。これはですねぇ、9月中旬から今月中旬までやっている「スカイ・クルージング」なんです。 お一人様、14万8,000円から。高い!(笑) いくつかコースはあるんですけれども、たとえば「首都圏クルーズ」は、上野、浅草、東京タワーやヒルズなど、いわゆる東京名所の上空を、60分から90分ぐらいかけて遊覧するもので。 1回のフライトにつき、7、8人まで乗れるそうです。というか、7、8人しか乗れないんだ。そうよね。あそこちっちゃいものね。乗るところね。(笑) その他に、横浜上空や、湘南上空、それから、関西方面のクルージングもあります。 ちなみに、満席にならなくても、お一人様でも申し込みがあれば、飛びます!ということらしいですよ。すごいですね。(笑) 実際に空を飛ぶのは、ドイツのメーカーの「ツェッペリンNT」という飛行船で、全長が75m。ちなみに、ジャンボ・ジェット機は70mなので、それより大きいですね。 世界にある飛行船の中では最大で、世界に3隻しかないそうです。その1隻がこうやって、日本で飛んでいるんですねぇ。すごいですねぇ〜。 そして残りの2隻は、ドイツでも遊覧クルーズが行なわれていて、大好評なんですって。もうすでに6万人以上の人が、搭乗しているんですって。すごいね。(笑) 日本は、今回で3シーズン目。昨年の秋に初めて遊覧クルーズが行なわれたときには、予約開始から1週間で完売したらしいですよ。今回はまだ、やや「空席あり」という状況らしいです。 ちなみに、乗った方の中には、80代の方がいらして。この方は、子供の頃、このドイツのツェッペリンという飛行船が、東京の空を飛んでいるのを見ていて、子供心に衝撃的に、その姿が焼きついていたそうなんです。 当時、この飛行船は、世界一周飛行中だったらしいですよ。すごいねぇ。(笑) この遊覧船クルーズが始まったことを知り、「ぜひ乗ってみたい」と申し込まれたらしいんですけども。子供の頃に、飛行船を見て、とっても憧れたんでしょうね。 空を飛ぶって、人間が絶対できないことだったりするからこそ、いろんな人がいろんな方法で、夢を叶えてきたのかな〜なんて思います。 この遊覧クルージングに申し込むには、ちょっと、お値段かかりますが。(笑) 今、空を見上げてみると、遊覧中の飛行船が、見えるかもしれませんよ? 今井美樹「TOUCH&FEEL」。空に溶け込むようなボーカルが素敵です。リンダ・ルイス のアルバム「キス・オブ・ライフ(KISS OF LIFE)」から「ウェアリング・ウィングス」でした。 TOKYO FM「TOUCH&FEEL」。今週は「空中散歩」をキーワードにお送りしています。 先ほどの「飛行船遊覧クルーズ」。私、遊覧船は乗ったことないんですけども、実は以前、ケニアに仲間で行ったときに、熱気球、バルーンですね。「バルーン・サファリ」といって。 日の出とともに、一緒に「ワ〜」っとバルーンでゆっくりと揚がっていく。それでず〜っと、いろんなところを、朝、いろんな動物が、獲物を狙ってすごい活発ですから。そういうところを「サ〜」っと、静かに、空から見ながら。 そして、下に降りて、そこで朝食をいただくなんていう。若い頃に、ずいぶんバブリーな。(笑) がんばってみんなで、旅行をしたな〜と思ってるんですけども。(笑) そのときにね、思ったこと、本当に「フワフワ」と浮遊する感じ。しばらく上昇するときに「バァ〜」っと火を燃やしているときの、一番うるさい音が、「パッ」となくなるとね、無音みたいな感じなんですよ。空の中ってね。 そのねぇ、なんていうのかしら、もちろん籠の中には居るのに、浮遊してる感じ。あれはねぇ、やっぱり他では味わったことがない、浮遊感でしたね。 空に包まれてるっていうか、本当に大きな空の中に、「フワフワ」と、抱(いだ)かれている感じで。 ものすごく、心が穏やかになるというか、自然と一体になっているっていうか、そんな気がしましたねぇ。今でも強烈に、あのときのことは覚えています。 あと、もうひとつね、撮影も兼ねてなんですけど、ヘリコプターに乗ったことも、何度かありまして。あれに、空撮用のカメラを抱えた、中野監督が後ろに乗ってて、その横に、私は乗せてもらって。 撮影とかもするために、扉も外してるんですよ。命綱一本かけて。(笑) それで、一緒に飛んだことがあるんですけど。 そのときも、初めてだったので、もう「怖い怖い」って言ってたんですけど。だけど、あれも、ホバリングっていうか、空で停まっていることができる乗り物ですよね。 やっぱりね、それも、独特の浮遊感でね。自分の気持ちと体を存在させることができる乗り物っていうのは、結構あって。それはねぇ、体験する前と体験した後では、本当に感じ方が大きく変わりました。 さっきも言いましたけど、人間は自力で空を飛ぶことができないからこそ、そういうもので疑似体験をするっていうのは、結構ね、大きく価値観が変わったりするような、できごとかもしれません。 もし機会がある方は、恐れずにチャレンジしてみたらいかがかな〜と思ってます。 今井美樹「TOUCH&FEEL」。お送りしたのは、山下達郎さんのアルバム「POCKET MUSIC(ポケット・ミュージック)」から「風の回廊(コリドー)」でした。 今井美樹「TOUCH&FEEL」。今日は、空中散歩をキーワードにお届けしてまいりましたが、いかがでしたでしょうか。 私は、空を眺めることが、大好きなんです。雲の表情とか、空の色の移り変わりとか。本当に心が優しく、そして、ドキドキときめいたり、するんです。 スカイ・クルージングはそう簡単にできないかもしれませんが、この季節、空気が心地よいので、ゆっくり空を見上げたり、あるいは、高いビルなんかに昇ってね、都会の上空を眺めてみたりするのも、気持ちいいかもしれませんよ。 なんだか心にわだかまっていることも、空を眺めて深呼吸すると、す〜っとクリアに、なるんじゃないかなと思います。 今の季節の気持ちよさを充分楽しみながら、心地よい毎日を、どうぞお過ごしください。 MIKI IMAI... TOUCH&FEEL 今井美樹がお送りしてきました「TOUCH&FEEL」。いかがでしたでしょうか。 番組では引き続きみなさんからの情報や選曲テーマ、メッセージなど、たくさんお待ちしております。どんどん送ってください。 メッセージは「feel@tfm.co.jp」。こちらのほうまでどんどん送ってください。 ハガキでも受け付けています。宛先は、郵便番号102-8080 TOKYO FM「今井美樹 TOUCH&FEEL」まで。おハガキでいろんなこと書いて、送ってくださいね。お待ちしています。 それでは! 素敵な週末を。今井美樹でした。じゃあねぇ♪ バイバ〜イ♪ |