音遊人 TOP

みゅーじんFile.


〜 第10回 〜 2005.12.10 Sat

シンガーソングライター

矢井田 瞳

←第9回 第11回→




みゅーじんファイル、矢井田瞳。






デビュー当時は ホンマ なんか、洗濯機に、
回ってる洗濯機にゴ〜ンって入ったみたいな感じで、
自分の、景色を見る力もなかったし、
忙しい感じだったんですけど。

今はねぇ、ん〜〜ひとつひとつが停まりたい駅で、
下車なんかしながら、は〜い。
散歩なんかしながら。いい感じですよ。はい。






忙しさに紛れ、あっという間に
過ぎ去ってしまった5年の月日。

彼女の歌の旅は、今、
次のステージに向かおうとしています。

そしてそれは、19歳のときに
初めて買ったギターと共に。






パッて店に入ったはいいものの何買っていいかわからへんし、
試し弾きとかもできないし。バイトっぽいお兄さんに、
「フォークギターをください」っていうのを言って。
で出してきてくれたのがこれなんですよね。

で〜何個か、あの〜〜、まぁコードブックに載ってるような?
コードが、押さえられれるようになると、もうすでに
自分の曲をつくり始めたり、してましたね。

でなんかもうすっっごい、目の前が、
キラキラになったんですよ。
「無敵やな」と思ったんですよね。






目の前にキラキラと光る、無限の可能性。

始まったばかりの彼女の歌の旅は、
その可能性へと向かって、
大きな帆を広げていったのです。






最初に弾いた曲は?

(笑) これなに「歌ってくれ」みたいな感じ?

(ギター弾き語り)
♪「ラヴ・イズ・オーヴァー」/欧陽菲菲

っていうのとかやってましたね〜。


ギターを始めて…

そんなに、あたし こう、人間関係が
上手な方じゃないとは思うんですけど、
「誤解を生むような感じになったなぁ〜」ってこう
よく 家に帰って反省したりとか、が多くて。

で〜それをなんか曲っていうフィルターを
通すことによって、コードの明るい感じとか
暗い感じとかに乗って言葉も書けるし、
それがこう、詩にもなっててみたいなのが
すごい心地よかったんですよね。






言葉にできない想いが、
詩となり、曲となる。

だからこそ彼女の歌には、
そのとき伝えたいメッセージがあるのです。






これからの矢井田瞳の旅は…

結構経験豊富な、スタッフ、とかも周りに居るし、
「そっち行ったらヤイコ失敗するから、最初から
こっちに、行っとき。Aの道を選び」って、
教えてくれる場面も、これまで多々あったんですけれども。

でもあたしは「じゃあ一回Bに行って失敗してから
やっぱりA。すいませんでした〜。やっぱりAでした〜」
って、(笑) 言いたい。と思ってて。

なのでどんどん、これから失敗もしつつ、
成功の喜びも倍増すると思うし。うん。
なんかちょっとずつ、ちょっとずつ、
うん 旅をしたいなと。






そして、あなたは次に
何処へ飛んで行くのですか?



音遊人
矢井田瞳


PAGE TOP