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みゅーじんFile.


〜 第11回 〜 2005.12.17 Sat

シンガー

小野リサ

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みゅーじんファイル、小野リサ。






では チャチャチャのナンバー
いきたいと思います。
「Vereda Tropical」






日本を代表するボサノヴァシンガーである彼女は、
ブラジル産まれのブラジル育ち。

15歳の頃からギターを弾きながら、
ライブハウスで歌うようになった彼女は、
1989年にレコードデビュー。

その後、日本ではCMソングなどでお馴染みとなり、
「ボサノヴァといえば 小野リサ」
といわれるようになったのです。

そんな彼女が、デビュー10周年をきっかけに始めた、
ボサノヴァで世界を巡る音楽の旅。

その旅は、今でも続けていらっしゃるんですね?






あ〜の〜 やはり、バックグラウンドっていうか
私の音楽のベーシックになるものはブラジル音楽で、
でそのブラジル音楽 っていう音楽自体が いろんな国〜の
文化 から生まれた音楽なので、あのもちろんアフリカ
ヨーロッパの音楽、そして、まぁ その〜ブラジルの中の
音楽であったり、ミックスしてできた音楽なので
そんな、ふうに、あの〜私のベーシックがあるからその、
音楽の旅をしているんだけれども結局はそのルーツを
探っているようなね。(笑) あの そんな、え〜 感じだと思います。






そもそも、ブラジルで生まれたボサノヴァという音楽は、
不安な政情の中で、人々に様々な希望を与えた音楽。

そこには、嫌なことは全て忘れてとにかく今を楽しもう
という、ラテンの気質が根づいているのです。

では、その音楽に魅せられ歌い続けている小野さんにとって、
ボサノヴァとは、いったいどんなものなのでしょうか。






ん〜〜〜、人生の哲学かな。(笑)

そう、なんかねぇ、ボサノヴァはやっぱりあの
さりげなくて、粋で、で〜〜、おしゃれって
いわれてますけども、すごく深いものがあると
思うんですね。ただおしゃれではなくて。

ん〜〜、で〜〜、あの〜 オーバーエクスプレスじゃなくて、
すごく あの〜、禅の思想に似ているっていわれますけれども
中道を行くようなね。そういう、いつも冷静で? う〜ん
そういうなんか、あの〜、カッコいい、音楽 だと思います。


自分が 疲れたり、したときにちょっと腰をかけたりとか
ちょっと旅に出たいとか、時間を少し止めたいっていうときに、
音楽ってそういう、ときにすごく、癒しになると思うんです。

でまぁボサノヴァ〜〜という音楽は癒しの音楽って
いわれてるんですけれども そういう意味ですごく、あの〜〜
懐が深いというか、やさしい? アグレッシブでないから、
そういうところ〜での、あの〜音楽にしていただきたいと思います。






忙しさの中で、ちょっと
時間を止めたいときに ボサノヴァ。

音楽って、素敵ですね。



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小野リサ


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