音遊人
みゅーじん
〜 第9回 〜 2004.05.28 Fri
俳優
村上 淳
音遊人(みゅーじん)
この番組は、YAMAHAの提供で お送りします。
役者はときとして
万能であることを求められます。
映画「ナビィの恋」では、
一度も触ったことすらない
三線(さんしん)の演奏を求められました。
彼の名は、俳優 村上淳。
通称 「ムラジュン」。
登川誠仁さん(三線の名手)、に会って、
ほんとに四六時中ずーっと教えてもらってて。
ギターは、僕、キーとかコードとか
知らないんですけど、指は、なんとなく動くんで、
丸覚えですよね。ピアノもそうだったんすよ。
今年公開されたこの作品で、
村上さんが演じた役柄は、
進駐軍のクラブで働くピアニスト。
ここでも彼は、当然の如く、
全く弾けないピアノの演奏を求められたのです。
尋常じゃないんですよ。
あの〜、だって、この形(鍵盤の指使い)、
この形、この形、この形、この形、
この形、この形を、10曲分・・・
これ「飲みに行ってる場合じゃないぞ」と。
これがそのシーン。
見事なまでのピアニストぶりです。
なるほど、飲みに行ってる場合じゃ
なかったのがわかりますね。
いや 譜面が読めない分、体が覚えてる
っていう、ことの方が多いですよね。
そんな彼が 今はまっている楽器が、
この「ジューズハープ」。
いつも演技で求められることの多い彼が、
この楽器に求めているものとは。
え なんか 脚本読んでて、
「わっ すっごい行き詰まっちゃった」
と思ったときに
「あ〜そういえばこれあったな〜」
と思ってこう、こうやって
「ポォ〜ンヨヨヨン」(ジューズハープの音)
「わ〜なんかすんごい、マヌケ〜」(笑)
「すっごいマヌケでいいや」と思って。
落ち込んだときは、「これ!」みたいな。(笑)
村上淳にとって楽器とは…
手頃でしょ? ギターだったらこんなんやって
「ポッ」ってやって「プッ」てこう。(弾く構え)
んでこれ(ジューズハープ)だって
「ペッ」ってやって「プッ、ペッ」てやるし。
「Ready Go」な感じが、好きですね。
楽器はね。う〜ん。
ジューズハープに求めたリラックス。
そして今度はどんな楽器に Ready Go?
音遊人
村上淳
この番組は、YAMAHAの提供で お送りしました。