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音遊人
みゅーじん


〜 第16回 〜 2004.07.16 Fri

ミュージシャン

大竹五月

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音遊人(みゅーじん)

この番組は、YAMAHAの提供で お送りします。







ニューヨーク イーストビレッジにある
ミュージシャンたちの登竜門。CBGB。

そのライブステージに立った
一人の日本人がいます。

ミュージシャン、大竹五月(さつき)。

彼女がそこで感じたものとは。






「セックス・ピストルズ」とね、
「ストーンズ」とか
「トーキング・ヘッズ」とかと
みんな同じステージに立てたから、
感動だった。






1995年、アメリカにやってきた彼女は、
大学卒業後、さまざまな幸運を手に入れました。

バンド結成、そしてCDのリリース。
MTVのスタッフが制作してくれた
プロモーションビデオ。

さらに 今年はヨーロッパツアーも。

彼女にそのチャンスを与えてくれたのは、
全て ニューヨークでした。






ニューヨークに来て受けた影響は?

逢う人逢う人がとてもこう、
みんなクリエイティブで、
みんなアーティストで、
こう、周りの目にとらわれなく、自分の
したいことをやってる人たちが多かったので。

そういう生き方っていうのはやっぱり、
日本の考え方とちょっと違って
私とてもリフレッシュして。

自分がやりたいことで生きてく、
そういう生き方にちょっと惹かれて、
私もそういうふうに生きてみたいな〜と思って。
ミュージシャンとして。






この日大竹さんは、彼女の音楽の原点ともいえる場所へ、
私たちを連れて行ってくれました。

そこは、ニューヨークにある地下鉄の通路。

このパブリックステージには、今でも毎日のように、
さまざまなミュージシャンたちがやってきます。


もちろん 晴れた日であれば、
その姿はストリートにも。

しかしこの街の音楽模様は、
明らかに昔と変わってきたといいます。

彼らは、誰もがみな、アメリカンドリームを
目指しているわけではなく、もっと自由に、
ただ自分たちの好きな音楽を、気ままに楽しんでいる。

それが、今のニューヨーク流。






ニューヨークで生きて行くために大切な事…

自分を信じて、
自分のやりたいことを、
信じながらもちゃんと、
親にも手紙を書きながら。(笑)

日本のことも忘れずに。
私やっぱ日本人だし、日本の文化とか
そういうバックグラウンドがあってこその私なので、
そういうのを大事にしながら、
ニューヨークで生きていって、
自分の夢を、追いかけてってほしいですね。






そしてニューヨークから世界へ。

音遊人
大竹五月







この番組は、YAMAHAの提供で お送りしました。



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