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音遊人
みゅーじん


〜 第22回 〜 2004.08.27 Fri

ミュージシャン

南 佳孝

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音遊人(みゅーじん)

この番組は、YAMAHAの提供で お送りします。






デビューするときに思ったのは、
もう何回も言ってるけどやっぱり、
1曲でも多く、20年30年残る、
スタンダードな曲を書きたいってだけですからね。

「もう1回青春、いこうよ!」みたいなねぇ。
「いいじゃ〜ん! あの熱い気持ち」っていうか。






ミュージシャン・南佳孝といえばこの曲。

懐かしいですね。

1981年の大ヒット。
「スローなブギにしてくれ」

この曲は、彼が最もギラギラしていた時代に誕生した、
いうなれば、青春のメモリアルソングなのです。






僕はねぇ だから、ジャズもボサノバも
すごい好きで、子供んときからなんていうか
高校生ぐらいから両方とも好きだったから
ジャズもボサノバも結構追求してきた
つもりなんだけどもやっぱ深いんすよ。

でも最近ねぇ、それ卒業してまたなんか、
「あぁ〜ポップスがいいな」っていうか。

最初にシンガーソングライターになったときの
あの気持ちだな〜なんて思ってね。
ギター1本、ピアノ1本で歌う。
また帰ってきたみたいな感じなんだポップスに。






そんな彼は今、都会を離れ、
湘南・茅ヶ崎に暮らしています。






ここでもう5軒目ぐらい変わってるんだけど、
ほんっっとに無音のときあるからね。
もう聞こえるのは波の音だけっていう。

もうそうやっていうのはほんとうれしくなる。
波の音、枝と枝がこすれて葉っぱが揺れる音とか。
そしたらなんかアルファー波が出てるらしいっすね。(笑)

う〜ん だからやっぱり、これはもうほんとに
「儲けもんだな〜」とかってそういう感じがするな〜。






そして、夕暮れどき。

彼は静かな海をバックに、
素敵な歌をプレゼントしてくれました。






〜 ♪「遥かなディスタンス」〜

ミュージシャンってほんと
わがままでいいと思うんですよ。死ぬほど。
役者も、絵描きも。

どこまでわがままで自分なんつーか、
「ヤロウ こんなのヤなんだよ」とかって
職人的なのもそれでいいと思うんですけどね。

それによって、つかめたであろう、
成功がなくても? 夜、
「あんときなぁ〜(泣)」とか
言いながらさぁ、(笑) 泣いてても。(笑)
それはそれでいいと思うんだけどね。






音遊人
南佳孝







この番組は、YAMAHAの提供で お送りしました。



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