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音遊人
みゅーじん


〜 第53回 〜 2005.04.08 Fri

ギタリスト

寺内タケシ

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音遊人(みゅーじん)

この番組は、YAMAHAの提供で お送りします。







ギタリスト、寺内タケシ。

1939年生まれの現在66歳。
幼い頃から、母親の三味線を
子守唄がわりに聴いてきた彼は、
5歳から ギターを始め、やがては、
エレキの神様とまで呼ばれるように。

しかし、60年代後半は、
エレキが不良の楽器とされた時代。

彼はそれでもギターを弾き続け、
やがて、文部大臣から感謝状を
贈られるまでになったのです。


そんな寺内さんが長年続けている、
ハイスクールコンサートへの特別な想いとは。






これからやることというのは、
エレキギターの証明とともに、
高校生でも中学生が問題なのかなと思ってますから、
中学校の、ジュニアハイスクールということで、
各市町村からオファーありますんで。
また赤字こきながらやっていこうと思います。

世の中金儲け金儲けで株の話で、
忙しい昨今ですが、そんなんじゃなく、
淡々とやって、真面目に社会に、
還元できることを考えてもいいんじゃないかと。
一矢 報いた話をしておきます。はい。


親と子供のコミュニケーションがないっていうのが、
非常に今問題になります。ですから、親御さん
父兄の方保護者の方も一緒に観ていただいて、
ふれあいコンサートをどんどん進めるべきだと
このように思ってますが、みなさんいかがでしょうか。






親と子。世代を超えても
伝えることができるエレキの魅力。

寺内さんにはその自信があるからこそ、
共にコンサートへの参加を求め、
そこにふれあいの場をつくろうと
しているのではないでしょうか。

また それができるのは、
60年以上も エレキを弾き続けてきた
寺内さんしかいないのです。






バカなギター弾きが60年、ようやく
ひとつのことがわかった近頃。
そのひとことはね、
「ギターは、弾かなきゃ音が出ない」
これだけわかった。

この世の中なんのかんのと能書きだらけじゃないか。
能書きいくら言ったところで何にもできやしない!
みんな迷ったときはこの言葉を思い出せ!
「ギターは弾かなきゃ音が出ない!」
そして、思い出深い いい人生を送ろうじゃないか!






仲間を愛し、そしてエレキを愛し、
悔いのない人生を過ごしてゆく。

エレキの神様の志は、未だ半ば。
これからも、彼はエレキひとすじに
生きていくに違いありません。


音遊人
寺内タケシ







この番組は、YAMAHAの提供で お送りしました。



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