音遊人 TOP

音遊人
みゅーじん


〜 第57回 〜 2005.05.06 Fri

ミュージシャン

照屋林賢

←第56回 第58回→




音遊人(みゅーじん)

この番組は、YAMAHAの提供で お送りします。







こよなく沖縄を愛し、沖縄の言葉と
リズムにこだわり続けるミュージシャン。
照屋林賢(てるやりんけん)さん。

1949年、コザ市に生まれた彼は、
祖父・林山(りんざん)さん、そして、
父・林助(りんすけ)さんと受け継がれた
沖縄音楽の継承者。

自らも「りんけんバンド」を結成し、
沖縄をベースにした独特の
音楽活動を行なっているのです。






結局その沖縄の、イメージとしては
暗〜いイメージがあるじゃないですか
音楽に。なんか「物悲しい」とか。

実はでも、すごい明るい部分がいっぱいあって。
その明るい部分をどうにか、りんけんバンドは
やるべきじゃないかなというのが、あってですね。

実際はじゃあ、そこにどんなふうに
これを出していくかっていうことに、
この三線(さんしん)のフレーズですね。
沖縄の独特な。そのフレーズに、まぁあると。






りんけんサウンドは常に明るく楽しく、
そこには、前向きなエネルギーが満ちあふれています。

では今後、さらに沖縄でやっていきたいこととは。






あの〜、子供たちもね、まぁ教えたり。
子供たちって、要するに僕らが死んでもね、
次の世代にね何か伝えると思うんですよね。

だから、すごい難しい話じゃないんですけども、
その子たちに、環境をつくってあげたいんですね。
沖縄っていう場所にですね。やっぱり音楽の、
環境をつくろうと。自分たちの。

今はレコード会社になってますけど
やっぱり音楽を制作すると、いうかたちの、
施設を、しっかりつくって。まぁ内容もですね。

で いいものつくっていくとか。
自分たちが好きなものつくっていくとか。






そんな林賢さんの考え方の基本には、
お祖父さんやお父さんから教えられた、
「なんくる」があるとか。

「なんくる」とは、沖縄の方言で、
「自然なまま」という意味をもつ、
特別な言葉なのです。






まぁ「なんくるないさぁ」っていうのは、
「そんな落ち込むな」と。

まぁ ときが、経てばね、それも忘れるし
またもう一度ね、何かトライすると。
いう何かすごく、そういう言葉なんですよね。






なんくるないさぁ。


音遊人
照屋林賢







この番組は、YAMAHAの提供で お送りしました。



PAGE TOP