音遊人
みゅーじん
〜 第59回 〜 2005.05.20 Fri
タレント・トランペッター
桑野信義
音遊人(みゅーじん)
この番組は、YAMAHAの提供で お送りします。
「管カラフェスタ 2005」
ここで審査員を務めていたのが、
トランペッター、桑野信義さん。
さて、「ラッツ&スター」でおなじみの彼が、
そもそもトランペットを始めたきっかけとは。
うちの父親がトランペッターで、
そのまた父親がトランペッターだったんですね。
ということは僕が、三代目なんですけども。
まぁ、小さい頃から、親父の楽器をですね、
いたずらしちゃうらしいんですね。やっぱり、
あるからこう触って吹いちゃうんですね。
そうすっとヨダレだらけんなっちゃうじゃないっすか。
当初その〜、「トランペッターになりたい」
って言ったときに、もう家族中で反対されて。
で、当の父親も、やっぱり「ダメだ」と。
まぁ、君が思ってるより厳しい 世界だし、
相当根性がないと、あれだし、
なんの保証もないじゃないっすか。
しかし、親子三代でトランペッター
という恵まれた環境。
その後、彼は独自の道を歩きながらも、
トランペットにこだわり続け、
やがて、念願の親子共演も無事、
果たすことができたのです。
音楽を通して親子でこう セッションできるとか、
音楽って言葉いらないから、ねぇ。
そういうのでセッションできたりするのが
すごく、いいな〜と、思います。
だからどんどん、そのねぇ、
楽器なんか下手だっていいんです。
練習すればいいんですから。
なんかその家族で、一曲を、
こうつくりあげるとかね。
そういうことって、すごく
必要だな〜と思いますねぇ。
(親子セッション/♪星に願いを)
この番組のために披露してくれた、
親子二人でのセッション。
まるで二人で会話をしているような
やさしいトランペットのハーモニーが、
私たちの心に、穏やかに響きます。
あったかい音がね、ず〜っと変わらないのでぇ〜。
僕も年取ったらああいう トランペッター、
ああいう、男になりたいな〜と、思います。
音遊人
桑野信義
この番組は、YAMAHAの提供で お送りしました。