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音遊人
みゅーじん


〜 第73回 〜 2005.08.26 Fri

シンガーソングライター

拝郷メイコ

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音遊人(みゅーじん)

この番組は、YAMAHAの提供で お送りします。







シンガーソングライター、
拝郷メイコ。


♪「どれどれの唄」


小さな子供たちを中心に、
今話題となっているこの曲は、
宮崎駿監督のスタジオジブリが、
初めてプロデュースした作品。

自ら作詞作曲を行ない、
そのチャンスをつかんだ彼女は、
ギター片手に何処へでも行く、
ひとりのシンガーソングライターなんです。


この日も、2年半ぶりに
川崎市の鈴木さんのお宅へ。

そう、彼女は様々な出逢いを求めて、
ライブハウスや路上はもちろん、
リクエストがあれば、お茶の間にでも
出かけていって 自慢のギターと歌を
披露していったのです。

それができたのは、ひとりひとりに
優しく語りかけていくような、
彼女ならではの音楽があったからこそ。






新宿の西口で、歌ってたときに、
私と同じ歳ぐらいの女の子が2人来てくれて、
それで、「普段どんな音楽聴いてるんですか?」
とか話してたら、「普段は、あんまりこう好きな、
CDとかがないから 聴かないんですよ」って。
でも「すごい いい声が聞こえてきたから、
立ち止まったんです」って。

音楽がすごい、たぶん好きなんですよね。だけど
何かこう、普段「聴きたい」とかいうのがないって。
そこに行かないとたぶん出逢えなかった人たちなんで、
そういうときは「あ〜やってよかったな〜」って。
「向かっていってよかったな〜」と思いますね。






そんな彼女のことを、
「出会い系シンガーソングライター」
というそうですけど、どちらかといえば
「ふれあい系」かな?






♪「いちりん」

好きな作家さんで、重松清さんって人がいるんですけど、
その人のなんか「きよしこ」っていうお話の中で、
「君に境遇めいたもの、言うこともできるけど、
でもこれはお話だから、そっとそばに置いて、
たまにめくってくれればそれでいい」って。
私はすごくそれに共感していて、なんか、
「さりげないものでいいな〜」とは思ってるんです。






彼女が目指すものは、
あなたの身近に、さりげなくある音楽。


音遊人
拝郷メイコ


いつまでも優しく。
そして爽やかに。







この番組は、YAMAHAの提供で お送りしました。



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