音遊人
みゅーじん
〜 第76回 〜 2005.09.23 Fri
中ノ森BAND
中ノ森文子
音遊人(みゅーじん)
この番組は、YAMAHAの提供で お送りします。
例えばこう、音楽が流れてたら
「あぁ〜もうやめて!」みたいな。
「聴きたくない今は」みたいなときがすごいあって。
中ノ森BANDのボーカル&ギター、
中ノ森文子(あやこ)。
彼女がそんなふうに、
音楽を拒絶さえするようになったのは、
ただデビューのためだけに
レッスンをしていたときのことだったとか。
中学校3年生の頃から、独りで
東京に出てきてるんですよ。
それでやっぱ、いろんなレッスンをしたりとか、
いろんな 歌を習いに行ったりとか、
いろいろしてたんですけど。
なんか歌ってもっと、ちっちゃい頃に、ほんとに
幼稚園とかで先生が「♪咲いた〜」(童謡:チューリップ)
とかってこうコードを弾きながらピアノで、で
なんか楽しくこう幼稚園生が歌ってるじゃないですか。
すごい、ああゆう気持ちがなくなって、
ほんとに技術だったりとか、
いろんなことに走りすぎて周りに、
いろんなことを言われ過ぎて、
もうどうしていいのかがわからなくなって。
初めはギターのレッスンに
興味がなかったという彼女。
しかし、偶然耳にした
ロックのサウンドをきっかけに、
自らバンド結成を思い立ち、
事務所に志願したというんです。
しかし、いざ始めてみると・・・
ただ、漠然と、合わせて、終わり。
合わせて…っていうのが続いて。
でそれからやっぱり、全然まだ最初なんか
コミュニケーションとかもとれなくて、
どうしていいのかわからなくて。
でもそこは、たとえオーディションで集まったとはいえ、
メンバー全員が音楽好きの女の子たちの集まり。
いつの間にか、みんなで仲良くなって・・・
今すごく気持ちがいい。なんか気持ちが
ほんとひとつになってるみたいなのが、
やっぱりそういう、人間の心の中ってか
コミュニケーションだったり、
そういう心を開くことにその
音楽っていうものにも表れて、
すごいあの〜そういうのって
大切なんだなって。思いますね。
では、このバンド活動が、
中ノ森さん自身を一番変えたところって
どんなところだったんでしょう。
たぶんこのメンバーに出逢えてなければ、
うん 途中で、なんか、ちょっと
病んでたかもしれないですね。
音遊人
中ノ森文子
楽しいから音楽をする。
それが一番。
この番組は、YAMAHAの提供で お送りしました。