夢惑う世界 雑記帳 随想録<澪標> 札幌 庭の花たち
夢惑う世界4.1.2.14−13 札幌 庭の花たち

2022年8月10日  森みつぐ

 今年でグラジオラスを植えてから4年目になるのだが、今年は、綺麗に花開くことはなかった。最初に下の花が開いたので、今後が楽しみだと思っていたら、蕾が萎んだままで花開くことがないのがほとんどであった。水不足なのかなと思ったが昨年の夏の少雨のときも、しっかり花を咲かせていたので、そんなことはないと思われた。
 グラジオラスは、同じ場所で育てていると生育不良となる連作障害があるとのことで、狭い花壇の中で場所を少しずつ植え変えながら育ててきたつもりなのだが、中途半端な場所変更だったかも知れないと思っている。しかし今年は、全く別の花壇にも球根を3つ植えてみたのだが、残念ながらそれらも同じ結果となっている。球根そのものに、何か影響を及ぼしているのかどうかは私には分からない。
 今年初めてグラジオラスと同じ仲間と言われるアシダンセラを植えたのだが、グラジオラスと同じように蕾のまま萎れてしまっている。やはり連作障害の影響なのだろうか。来年からしばらくはグラジオラスを植えるのを止めようと思っているが、様子見で他の場所に球根を2つ3つ植えてみるかも知れない。アシダンセラは、何とか咲かせたいのだが、どうしたらいいのかもう少し考えてみよう。


2022年8月24日  森みつぐ

 昨日、白い花を咲かせるゼフィランサスのタマスダレが1輪咲いていた。ゼフィランサスを最初に植えたのは、2年前である。白い花のタマスダレ、黄色い花のシトリナ、ピンクの花のサフランモドキの3種を各10球ずつ植えたのだが、開花したのは、タマスダレ6球、シトリナとサフランモドキは各1球のみだった。厳寒の冬を越した訳でもないのに、これではちょっと酷い結果だった。
 そして昨年は花壇を拡張したので、植え方が良くなかったのかなと思って、再度、3種混在40球を購入して、まとめて植えてみた。そして一昨年のゼフィランサスの越冬後も楽しみにしていた。耐寒性はタマスダレは有するが、他の2種は無さそうだったので、タマスダレだけは期待したのだが、葉が出てきたのもあったが、花が咲くことはなかった。
 3種40球の方は、20球ほどのタマスダレと1球のサフランモドキが咲いただけだった。そして、ひと冬越えた今年は、一つも葉が出て来なかった。全滅である。ただ2年前に植えた2つが葉を伸ばして、そのうち一つが昨日、花開いたのである。この結果タマスダレも耐寒性が強いとは思えないが、中には寒さに強い個体もあるようなので、残った2つを大事に育てて行きたいものである。因みに、ハブランサスも2年試したが、冬を越すことは出来なかった。


2022年9月21日  森みつぐ

 今朝、洗濯物を干していたら、鉢植えのアザレアがほんのり色づいているのに気が付いた。昨年の暮れに売れ残っていたのを購入して、1月2月に2輪だけ咲くのが遅くなっていたと思われるピンクの花が咲いていた。春、暖かくなってから屋外に出して来春、満開になるのを楽しみにしていたアザレアである。
 アザレアは早春に咲くと思っていたので、この時期に淡いピンクの蕾を見つけるとは、全く思っていなかった。2つのピンクの蕾といっぱいの小さな蕾が付いていたので、来月が楽しみである。多分、ピンクいっぱいに飾られたアザレアになることだろう。ただこれから、どんどん寒くなるから屋内に取り込む時期が難しくなりそうである。
 一昨年の暮れに購入して、昨年の夏に瀕死の状態になったアザレアは何とか復活して、これもまた小さいがしっかりと蕾を付けている。また新しい若葉が伸び始めてきている。今春、花壇に植えようかなと思ったが、来春、もう一度考えてみようと思っている。白混じりの大きなピンクのアザレアの花が満開になるのを、心待ちしている。


2022年9月28日  森みつぐ

 去年の冬に購入した葉が5〜6枚のセントポーリア、今年の5月にやっと濃い青色の美しい花を咲かせた。品種名は分からなかったのだが先日売られていたホームセンターで品種名が付いた同じセントポーリアを見つけた。コネチカットと言う品種であった。
 1株だけだと突然枯れてしまうという不測の事態に備えて、株を増やそうと思い3つ葉を切って葉挿しにしたのが6月であった。それから2ヶ月半くらいすると1つの葉が腐ってきた。“大丈夫かな?”と思っていたら、先日同時に2つの葉から小さな葉が2つずつ出ているのに気が付いた。セントポーリアの葉挿しは、なかなか確率高く成功するようである。ただ2鉢あれば十分なので、これからは多分花が咲く来春を待つだけである。
 セントポーリアは屋内の花なので、数を制限しなくてはならなく、やたらに増やせないのだが、この冬も売れ残って安くなっているのを見つけたら、また購入するかも知れない。冬の期間を含めて花を咲かせる期間が長いので、見栄えのいいセントポーリアはつい手が出てしまうかも知れない。


2022年10月5日  森みつぐ

 フクシアは、冬になると雪に被われると思われるチリ南部へ行ったとき丘陵地の草地で2mほどのフクシアが赤紫の花をいっぱい咲かせていたのを思い出し、札幌でも屋外で冬を越すことができるのではと思い、マゼラニカという種を購入して花壇に植えてみたのである。
 最初はレッドという品種、翌年ホワイトという品種を植えたのだが、何とか根付いて、毎年楽しませてくれている。ただ冬の寒さで、地上部は枯れてしまっている。フクシアは草本状低木なので、本来は年々幹が太くなり枝が伸びてくるのだろう。しかし、札幌では冬になると地上部は枯れてしまうが、春になると幹(枝?)が伸びてきて花を咲かせてくれる。
 これを書いている途中で気付いて調べたところ、チリ南部のプエルト・モンで見たフクシアは、マゼラニカ種(マゲッラニカフクシアFuchsia magellanica)であることが、今やっと知った。もう4年も育てているのだが、チリで見たような樹形にはなりそうにもない。でも、これからも毎年楽しませてくれることだろう。


2022年10月12日  森みつぐ

 2鉢のアザレアのうち1鉢は、白い縁取りのピンクの大きな花をいっぱい咲かせている。その隣に、一度瀕死の状態になったことのあるアザレアも置いてあり、多分、同じ色のアザレアと思っていたら、だんだん開いてきた蕾は真っ赤である。これは、ラッキーだ。
 2鉢のアザレアは花期が終わって、売れ残っていたのを購入したので、花の色は分からずに買っているのである。冬、屋内に取り込まなくてはならないのは、極力抑えたいのだが、いろいろ試してみたくてつい買ってしまう。赤いアザレアは、まだまだ樹勢が弱く、蕾が少ないが満開が待ち遠しい。
 庭の花壇に植えたいと思っていたのだが、この時期から花を咲かせるということは、雪が降る頃になっても花が咲き続き、多分、寒さで枯れてしまうのだろう。ツツジの仲間だけど、葉も枯れて終わってしまいそうである。同じ色のアザレアだったら、1鉢を花壇に植えて耐寒性を試してみようと思ったけど、今回は、見送りになりそうである。試すことなく冬は屋外では無理そうなので、今月末には、屋内に取り込む計画だが、花はいつまで楽しむことができるのだろうか。


2022年10月19日  森みつぐ

 屋外に置いている花の鉢を、多分、今週中には屋内に取り込むことになりそうだ。取り込みは昨年と比べたら、一週間ほど遅くなる。朝、どれほど冷え込むと花が枯れてしまうかを試しているが、実際に枯れてしまうと元も子もなくなるのでジレンマである。一番耐寒性がないのはハイビスカスだと思うのだが、私の育てているハイビスカスは、なかなか寒さに強いので限界を知りたいのである。
 2週間ほど前、札幌の最低気温は4℃になった。この値は中央区の気温なのだが、私の住んでいる地域は、中央区より平均1〜2℃低くなるのだが、これでは霜が降りてしまう気温で、私の所では、そんな様子ではなかったから、4℃よりも高かったのだろうと思っている。鉢植えの花たちは、何の問題もなかった。
 昨日、今日、明日と気温は6℃前後まで下がりそうだが、今のところ、無事にやり過ごせている。ただ、また日曜から気温が低下するようで、今度は5℃前後まで下がるようなので、土曜までに庭に置いている花の鉢を屋内に取り込む予定である。屋内には3カ所に分けて置くのだが、そのうち1ヶ所は暖房の効いた居間である。そして同じ花が複数あるハイビスカスとミカンの木を、限界温度を知るために外に置いておくことにした。そのデータは、来年に生かされることだろう。


2022年10月26日  森みつぐ

 先日、私の住むところに初霜が降りた。もう、そう言う季節である。冬が来る前に掘り上げなくてはならない熱帯・亜熱帯の花の球根は、アマリリス、カンナ、そしてカラーである。他にもあるのだが、既に掘り上げたのや、もう少し持ったいい球根もある。一番目立つカンナは、まだ花を咲かせていたが、この霜で花を萎れ大きな葉は茶褐色に変色してしまった。
 まずアマリリスを掘り上げていると白い花のアラスカという品種が、カンナの太い球根に囲まれて植えたときよりも小さくなっていた。カンナの球根は、1年目では花を咲かせなかったが、2年目の今年はかなり大きくなっていた。そして球根を掘り上げてみると、なんと40cm四方に広がり、あちこちから35もの芽が伸びていた。これは、予想以上に繁殖力が強かった。ただ札幌の冬を越すことは出来ないだろう。
 今年は、花茎が5〜6本も伸びて大きな葉を茂らしていたので、来年は1本だけに絞って植えようと考えていたのだが、掘り上げた大きな球根を見て、こじんまりした花壇には相応しくないので、今年でカンナを終わりにすることにした。この結果も育ててみて、初めて分かったことである。あまり大きく育つ花は、私の花壇には似合わないだろう。


2022年11月2日  森みつぐ

 一週間前、札幌市の最低気温が1.2℃、0.8℃になった。多分、私の住む地域では、氷点下になっていたと思われ、当然のごとく花壇には霜が降りていた。庭には、耐寒性がどれほどあるか確かめるため、オレンジ色の花を咲かせるハイビスカスを1鉢、屋内に取り込まないで置いていたのだが、何の変化も見られなかった。
 ハイビスカスと言うと、最低気温が10℃ほどで枯死してしまうというのが、今までの経験だったが、このハイビスカスの品種は、思っていた以上に耐寒性の強い品種のようである。今も枝の先に小さな蕾を付けているが、まだ葉とともに枯れてはいない。10日前に屋内に取り込んだハイビスカスは今、大きなオレンジ色の花を咲かせている。
 今後、初雪が降っても枯れなかったら屋内に取り込むことにした。雪が降り積もる中を越冬することは無理なのは分かっているので、そろそろ耐寒性を試すのを終わりにする。この結果から今年は5月上旬に屋外に出していたが来春からは遅くても4月下旬には、屋外に出すことになりそうだ。


2022年11月9日  森みつぐ

 花壇には、秋に花を咲かせる菊が植えてある。4年前に中輪菊や小さな花のポンポン菊など10種類ほど植え始めたのだが、だんだん数が減って来て、今年は多分、6〜7種類ほどになってしまった。私の育て方が下手なのだろうが、環境に適応できなかったのと環境への適応力が小さくて、環境に適応した強い種に負けてしまったようである。
 環境に適応した白とピンクの2種が菊を植えた場所をほぼ占有してしまい、残りの菊がかろうじて花を咲かせているにすぎない状態となっている。あまり手入れをしなくても毎年花を咲かせてくれるのを植えたいのだが、他種を駆逐されるのは困ったものである。来年は、菊を植える場所を縮小しようと思っているので、2種の菊は少し整理しようと思っている。
 菊の近くに、ピンクと紫の宿根アスターを植えているが、紫の方が勢力を拡大してピンクが埋もれてしまいそうになっている。これも一緒に整理しなくてはならないかも知れない。今年は、菊も宿根アスターも囲いを設けずの放っておいたら、隣の花に覆い被さってしまったので、草丈が1m以上になるのを自由にしておいたら、やはりいろいろと不都合なことが起きてしまうので、来年はまた囲いを設けることになりそうだ。


2022年11月16日  森みつぐ

 先日、私の住む札幌の区域に初雪が降り、薄っすらと花壇が白くなった。まだ花を咲かせている菊は。強風と雪とでだらしなく横倒しになったりしたので、今日、処分した。根雪になるのは、まだ先だけど寒い中での作業は、大変なので、そろそろ冬支度も終わりにしなくてはならない。
 このほかにも、ガウラとガイラルディアの切り戻しをしなくてはならないが、指先が冷たくなってきたので、家の中に入っていると、また雨が降ってきた。ここしばらくは、時雨が多いのでなかなか乾かない。また雨で濡れてしまったので、切り戻しは明日以降に行うことにして、乾燥させていたアッツザクラの球根をピートモスに保存して、屋内に取り込んだ。
 花壇では、既に早春花を咲かせるチューリップやダッチアイリスなどなどの芽が出てきている。宿根草の花たちは短く刈られているので、花壇は土が露わになっていて、今まで気付かなかった雑草が見えてきている。大きくなってしまった雑草を片付けるのも、今である。少しは暖かくなった日に、今月中に花壇の冬支度を終えようと思っている。


2022年11月23日  森みつぐ

 宿根草を探している中で去年、ホームセンターでリナリア(ヒメキンギョソウ)の苗を見つけたので一株購入した。花壇に植えたら、あっと言う間に1m以上の草丈になり紫の花を咲かせた。「なかなか環境適応力があるな!」と思っていたところ、近所の人が、“この花は、こぼれ種でいっぱい増えますよ!”と教えてくれた。
 秋になる頃には、あちこちからリナリアと思われる芽が出てきていた。どんな種子か分からなかったのだが、周辺2〜3mには、リナリアの芽でいっぱいになっていた。このまま冬を越すことができるのかなと思い、そのままにしておいたら、翌春も変わらない光景だった。札幌の雪深い寒い冬なんて、何でもない宿根草であった。
 しっかり管理しないと大変なことになりそうな花だったけど、今春少し大きくなっていた別株を、日当たりの悪い半日陰の場所に移しても問題なく生育するかを試してみることにした。6月、草丈は50〜60cm位だったが、紫の花を咲かせていた。半日陰でも育つようだが、増え過ぎには注意して育てなくてはならない花のようである。


2022年11月30日  森みつぐ

 雪が舞っている。初雪ではないが、今冬初めての雪らしい雪が舞い、花壇の上から白くなり始めている。明日から12月となり、一気に気温は氷点下、積もった雪は根雪になることだろう。季節外れに咲いたピンクのミニバラの上にも、白い雪が乗っかっている。花壇の雑草取りをもう少ししたかったのだが、時間切れのようだ。来春、雪融け後早々に再開することになる。
 4年半前に引っ越してきたとき、多分、ほぼ同時期に玄関前のアスファルトの隙間から伸びてきたサンショウバラは、今月、処分したので玄関前は広くなったような感じである。株元に根付いていたニオイスミレも処分したので、すっきりした。ただサンショウバラの根は、朽ちるのを待つしかなさそうだ。
 明日は、今年最後の堆肥とするための枝・葉・草のゴミ出しの日である。45リットルのビニール袋5つにいっぱい入れたのを出す準備をこれからするつもりである。雪が舞う中、ナデシコとブラキカムの可愛い花も雪の中へと埋もれてしまうのだろう。これから4ヶ月近く、雪に埋もれて春を待つことになる。

Copyright (C) 2022 森みつぐ    /// 更新:2022年12月4日 ///