白いモンキチョウが、新鮮なシロツメクサの葉に産卵していた。

　白い卵だったが、次第に黄色から橙色になってきた。

　小さな幼虫が葉の裏に隠れていた。卵の殻はすっかりなくなっていた。

　細くて小さい上、葉脈に止まっているので、非常に見つけにくい。

　別の葉に移動して食べていたが、じっと動かないでいる。糞は、葉の下に落とすのではなく、他の場所に吹っ飛ばしているようだ。

　まだまだ細い体だ。

　１匹、３齢になっていた。体色がちょっと濃くなっている。

　シロチョウの幼虫らしくなっている。

　葉っぱが萎れてきたら、下に降りていた。

　１匹が葉っぱから離れてじっとしていた。

　脱皮して大きな頭になっていた。いっぱい食べそうだ。

　シロツメクサの葉だと、ちょっと小さいような気がするのだが。

　やはり、シロツメクサは、すぐなくなりそうだ。

　シロツメクサの葉がなくなったので、いっぱい採ってきたら、しばらく食べた後、一匹が容器の側面で前蛹になってしまった。

　思っていたより早く小さな蛹になった。もう一匹も、夕方前蛹になった。

　２匹並んで蛹になった。

　早くも、雄が羽化していた。

　もう一匹は、雌だった。

　何処にでもいてすぐに見つけられそうだったのだが、やっと今年見つけることができた。私の場合は、いつも偶然でしかないので、なかなか見つけられないでいる。そう言えば、モンシロチョウの幼虫は子どものとき以来育てていない。

　オオイアタドリの花には、産卵したばかりの白い卵に混じって数日経ったと思われる青い卵も付着していた。

　ルリシジミが翔んでいたので、花を確認したら、卵を見つけた。１個は青っぽく、３個は白い。

　１匹孵化していた。体は明るい黄緑色で、頭が黒い。ちゃんと育つだろうか。

　少し糞をしていた。

　新しいオオイタドリの花に乗り移って食べていた。

　オオイタドリの花穂から、小さな幼虫を見つけ出すのは大変である。

　一気に大きくなった。多分昨日、脱皮したのだろう。

　今日は、糞がちょっと少ない。

　いっぱい糞をしていた。脱皮したのかな？

　今日は、特に糞をいっぱいしていた。

　今日もいっぱい糞をしている。新しいオオイタドリの花に、また１匹幼虫がいたようだ。

　下に引いているティッシュの裏に潜り込んでいた。

　ティッシュに潜り込んだまま、じっとしている。

　蛹になっていた。

　雌が羽化していたが、蛹が固定されてなかったので羽が伸びきらなかった。

　結局、産卵した卵は孵化しなかった。孵化する前にオオイタドリの花が枯れてしまうのが原因なのかは不明である。この後も、食草として採ってきたオオイタドリの花に幼虫が１匹付いていたので育てた。今度は、卵を孵化させたいと思うのだが、無理かな。