葉っぱの分岐した薄汚いところに、幼虫を見つけた。

　もうそろそろなのか、然程食べずにじっとしている。

　体色が褐色になって、容器内を歩き回っている。

　容器の側面でじっとしている。

　同じ場所で、まだじっとしている。

　蛹になっていたが、ちょっと、お尻の引っ掛かりが外れているみたいだ。

　無事、羽化していた。

　ウラミスジシジミは、まだこの林道で見たことがなかったのだが、最初に幼虫に出会ってしまった。写真を撮りたいと思っているのだが、今年も成虫は見ていない。

　葉っぱの裏に、細い毛の生えた幼虫を見つけた。

　柔らかい葉っぱをいっぱい食べているようだ。

　新しい葉に移って、またいっぱい食べている。

　体色が褐色に変わっていた。その後、放浪を始めた。

　容器の側面でじっとしている。

　蛹になっていた。

　無事、羽化した。

　同じミズナラの木に、終齢のウラミスジシジミ、ミズイロオナガシジミ、ウスイロオナガシジミの幼虫を見つけた。こういうこともあるみたいである。今度は、ミドリシジミの仲間かな？とは言っても、真剣になって探してるわけではないから無理かも。

　日陰になっていたが、葉っぱの表にいた幼虫を見つけた。

　最後の追い込みか、しっかり食べているようだ。

　体色が褐色になってきて、ティッシュの上でじっとしている。

　萎れないように葉っぱの柄を浸しているアルミ箔の上で、じっとしている。

　早くも、蛹になってしまった。

　無事、羽化した。

　来年は、もう少し早くからミズナラの葉をチェックしておいた方が良さそうである。