親友との対決

で き ご と
飛雄馬の心理状態
hyu10a1.jpg 球団の説得に応じない伴に対し、明子が「自分の才能を生かすチャンスを失ってはいけない」、「安全な株をかってはいけない」と諭し、遂に伴は中日行きを承諾する。 親友との別れに際し、終始無言のまま眼で語り合う。(−5)
hyu10a2.jpg 入団後、かたくなに口を閉ざす伴に対し、一徹が消える魔球を実践投球し、消える魔球が全て解明されていることを見せ付ける。
中日打線がサッカーボールによる打撃練習をはじめる。
大リーグボール2号が棺桶に両足をつっこんだと悲嘆にくれる。(−5)
合宿所で、長島が星のネガティブな考え方を指摘し、まだまだ大リーグボールが通用すると励ます。
明子からブルーストの詩「幸福は肉体の健康によろしい、だが・・・」が手紙で寄せられる。
敗北を予感し萎縮していた態度が、前向きに困難に立ち向かう態度に変わる。(−4)
hyu10a3.jpg 中日が巨人戦を前に、星の刺客としてミラーを指名。刺激された伴がせめて自分の手で大リーグボールを葬りたいと名乗りをあげる。 原因を知らず、結果として一徹・伴コンビに勝ったことに、刹那的な喜びを感じる。(−3)
hyu10a4.jpg 昭和45年ペナントレース開幕戦、先発高橋一三を打ち込み、星引っ張り出し作戦を成功させる。
1死満塁のピンチで起用した星に、川上は大リーグボール1号によるゲッツー作戦を指示。
伴は倒れ込み作戦により、全てをファール。川上は、遂に意表を突き、大リーグボール2号の投球を指示。
hyu10a5.jpg 踏み固められた地面から土煙は立たず、消えない大リーグボール2号を伴が痛打。
hyu10a6.jpg 打球はピッチャーフライとなり、1死満塁のピンチを脱する。(原因は、一徹が涙を拭いたことにより、サインを間違えた伴がボール球を打ってしまったこと。)

←前の話 ↑INDEXへ戻る 次の話→