球団の説得に応じない伴に対し、明子が「自分の才能を生かすチャンスを失ってはいけない」、「安全な株をかってはいけない」と諭し、遂に伴は中日行きを承諾する。 | 親友との別れに際し、終始無言のまま眼で語り合う。→(−5) |
入団後、かたくなに口を閉ざす伴に対し、一徹が消える魔球を実践投球し、消える魔球が全て解明されていることを見せ付ける。 中日打線がサッカーボールによる打撃練習をはじめる。 |
大リーグボール2号が棺桶に両足をつっこんだと悲嘆にくれる。→(−5) |
合宿所で、長島が星のネガティブな考え方を指摘し、まだまだ大リーグボールが通用すると励ます。
明子からブルーストの詩「幸福は肉体の健康によろしい、だが・・・」が手紙で寄せられる。 |
敗北を予感し萎縮していた態度が、前向きに困難に立ち向かう態度に変わる。↑(−4) |
中日が巨人戦を前に、星の刺客としてミラーを指名。刺激された伴がせめて自分の手で大リーグボールを葬りたいと名乗りをあげる。 | 原因を知らず、結果として一徹・伴コンビに勝ったことに、刹那的な喜びを感じる。↑(−3) |
昭和45年ペナントレース開幕戦、先発高橋一三を打ち込み、星引っ張り出し作戦を成功させる。 1死満塁のピンチで起用した星に、川上は大リーグボール1号によるゲッツー作戦を指示。 伴は倒れ込み作戦により、全てをファール。川上は、遂に意表を突き、大リーグボール2号の投球を指示。 | |
踏み固められた地面から土煙は立たず、消えない大リーグボール2号を伴が痛打。 | |
打球はピッチャーフライとなり、1死満塁のピンチを脱する。(原因は、一徹が涙を拭いたことにより、サインを間違えた伴がボール球を打ってしまったこと。) |