速球派投手としての限界

で き ご と
飛雄馬の心理状態
1軍台湾キャンプの障害物競走で高田、柴田、速水と走り、小柄が幸いして3着に入る。 軽い球質が逆に利点になるかもしれないとひらめく。(−3)
hyu5a1.jpg 金田を呼び出し、変化球を教えて欲しいと頼むが、若者なら自分で新しい変化球を作り出さんかと諭される。 自分オリジナルの変化球を生み出すという発想に切り替わる。(−2)
金田から、王選手の体力データを記したメモをもらい、意外なほど平凡な王の体力におどろく。 野球は体力だけではないことを悟り、涙で金田に感謝する。(−1)
hyu5a2.jpg キャンプ仕上げの紅白戦で、紅組を長嶋のヒット1本のみ、17奪三振に抑える。 まだまだ速球が通用すると変な自信をつける。(+3)
hyu5a3.jpg 帰国後、星の速球は通用しないと花形、左門に断言される。新魔球の開発を期待していた金田にも冷たくされる。 自尊心を踏みにじられ、本番での勝負に燃える。(+3)
hyu5a4.jpg 阪神とのオープン戦、7回無死2塁からリリーフ。花形に大飛球を打たれるが、リリーフ投手の役目を果たす。しかし花形は謎の笑いを残して去る。 ますます、速球へのこだわりを持つ結果となり、ペナントレースに向けて闘志を燃やす。(+2)
hyu5a5.jpg 大洋との開幕戦、2死1、3塁の場面でリリーフ登板。代打アグリーの代打左門と対戦。監督の敬遠指示を断り勝負するが、駄目押しの3ランホームランを打たれる。 二軍行きを宣告され、負け犬のような敗北感を味わう。そして姿を消す。(−5)

←前の話 ↑INDEXへ戻る 次の話→