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DC30形(301) 1954(昭和29)年8月、北陸鉄道DC301として汽車製造(現川崎重工業)で新造された3軸ロッド式25トン機で、能登線の貨物輸送を行っていたが、1965(昭和40)年4月の貨物輸送廃止で不要となった。それを三岐鉄道が、国鉄関西本線八田駅構内の小野田セメント(現太平洋セメント)名古屋サービスステーション(以下SS)で名古屋市交通局の地下鉄などの建設工事用セメント輸送貨車の入換えを行っていたDB152が故障したことから急遽購入し、同年5月にDC30形301として竣功している。やはり、8月には三岐通運<三岐鉄道の系列会社で1951(昭和26)年10月設立>に貸渡され名古屋SSで活躍した。DB152故障からDC301購入までは、国鉄機が借り入れられていたと思われる。 その後は、三岐鉄道の書類では1967(昭和42)年4月に廃車解体となっているが、実際には三岐通運が1971(昭和46)年に日立製作所製25トン機DB25形を導入するまでは少なくとも活躍していたと思われる。除籍後も放置されていたが、1989(平成元)年8月名古屋SS閉鎖で一緒に解体されたものと思われる。 DC30形の北陸鉄道・三岐通運時代の詳しい情報をご存じの方、写真をご提供頂ける方はご連絡(メール)お待ちしております。 |
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2016.8.13 更新 | ||||||||||||||||||||||||||||
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