update 2008. 1. 9
踏 破 日 | 2007/12/25 |
コースタイム | 8:45〜10:25 |
歩 行キロ | 5.0q |
累 計キロ | 183.9q |
踏 破 率 | 37.4% |
JR安倍川駅〜道の駅宇津ノ谷峠 |
(前の城下町はジグザグ街道へ戻る)
今回は丸子(まりこ)・岡部宿を経て藤枝宿への行程である。右図に示したように東海道本線は海側のルートをとるため、どことなく近代化から取り残されたのんびりした雰囲気が楽しめる…のだが、国道1号線が絡むので喧騒に満ちた区間も所々にあるのが特徴である。
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丸子宿へはいる少し手前の歩道橋から本日歩く方向を見る。今回は宇津ノ谷峠が丸子宿と岡部宿との間にひかえている。 |
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上の写真から少し歩き、早速予定通りの一里塚を発見。ここは丸子一里塚、日本橋から46里目である。碑の裏には「大正十四年七月静岡市」の銘がある。 おっと、期せずして英会話学校のポスターを背景に拾ってしまった。掲載の女優は現在売れ筋の知的魅力ある女優であるが、何十年か経って懐かしいネと思われるのであろうな…。その昔(昭和56年)高校の部活動で小田原の江戸見附跡を撮影した際に、脇にある「ガ○ダム」の映画広告を写真に拾ってしまったことがあり、写真現像後に後輩から「あっガ○ダムだ!」と言われたことを思い出してしまった。 |
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道はやや狭くなり、丸子宿にさしかかる。道脇に近頃殆ど見なくなった井戸を見つけ、なんとなく嬉しくなる。 近在の水神社にある旧街道案内板はこちら |
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丸子本陣跡から西方面を見る。時折クルマは通るが、概して落ち着いた雰囲気の家並みが続く。
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丸子宿は「とろろ汁」が有名で、この丁子屋は当時からとろろ汁を提供している。来訪時は屋根の葺き替えをしているところだった。 |
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丁子屋向かいの橋を渡ると高札場に出くわした。高札場とはいわゆる「お触書」を宿場内で見やすいところに掲示した場所である。丸子宿では昭和56年に近在の神社からこの高札が発見され、それに基づいたレプリカをここに配している。 実際のところ本物の高札を無理に建てても雨風による経年劣化は否めず、文化財保護の点からもここはレプリカ代用で良いだろう。むしろ宿場町らしさを演出する心意気や良しとしたい。 |
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さて丸子宿も終わり、道は国道1号線と合流して宇津ノ谷峠を目指す。国道はここを右へカーブを描くように山間へ入っていくが、旧街道は並走する左の道をとる。
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写真ではなかなか伝わらないが、ここ国道1号線は中央分離帯付きの片側2車線で、クルマの往来が非常に激しい。付近に町並みがないため一見すると高速道路のように感じるが、信号機があることでかろうじて一般国道とわかる。それにしても凄まじい交通量、ウルサイことこの上なし!
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国道1号線と並走するように旧街道は続き、その国道1号線はやがて宇津ノ谷トンネルへ吸い込まれていく。旧街道はその直前を右折して谷あいへの道をとる。 (写真は道の駅・宇津ノ谷にて) |
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→次は時間が止まった宇津ノ谷峠です。