第五回:ラブストーリーは突然に(2001.8.24)

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これまた、とびきり難易度の高い曲を選んでしまいました。小田和正、オフコース時代を含めて好きなんですよ。

イントロを聴けば、誰もが知っている。「あの」ドラマの主題歌でしたね。トレンディドラマ(もう、死語ですかね?)の主題歌は大ヒットする、という法則を作り上げた曲。あのドラマにはこの曲しかないような気がします。もうこの曲が発売されてから10年が経つのですが、僕にとってはいまだに一番印象に残っているドラマの主題歌です。それほどあのドラマは面白かったし、この曲がすばらしかった、ということだと思います。

原曲主義の人にとっては下記のスピッツと同じくらい大変なアーティストの一人ですよね。サビに入るまではなんとかできても、「♪僕らはいつまでも 見知らぬふたりのまま・・・」ここらへんでのどが死亡してしまうことになりかねません。調子が良くないときは無難にキーを下げるのも手でしょう。それでも、まだ高いかもしれませんが。

あえてポイントを挙げるとすれば、「♪今 君の心が動いた〜君を誰にも渡さない」のあたりでしょうか。ここで力を抜いて、きれいにまとめられれば、ラストの盛り上がりにつながると思います。メリハリが大事ですよね。いくらキーが高いからといって、その曲の雰囲気を壊すような歌い方だけは避けたいものです(と言いながら、僕はよっぽどのどの調子が良くないとこの歌は歌いません。相当がんばらないとあの高音は出せないですから)。

第四回:ロビンソン(2001.8.19)

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比較的新しい曲と古めの曲を交互に採りあげている感じですね。今回は、「スピッツ」の「ロビンソン」です。この曲が出るまでは、それほど知名度があったわけではないスピッツですが、この曲をきっかけにヒットを連発して、90年代の代表的なバンドのひとつになりました。これまた、僕はラジオで聴いてすぐにシングルを買いに行きました。「スピッツ」の「ロビンソン」なのか、「ロビンソン」の「スピッツ」なのかわからず、迷ってしまいましたが(これは僕の地元のラジオ局のネタのパクり。それくらいよく知らなかった)、リピートで繰り返し聴いた覚えがあります。

この曲に限らず、スピッツの曲はとにかくキーが高い!原曲のキーでうたう主義の僕にとってはけっこうつらい曲です。最初の比較的やさしいフレーズのところでいかにのどを温存できるかがカギになります。温存したのどを、最後の「♪誰も触われない 二人だけの国〜ルララ 宇宙の風に乗る・・・」で使い切るくらいの気持ちで歌いましょう。けっして声を張り上げて歌う曲ではないので、力を抜いて高音を出す(できそうで、なかなか出来ないことですよね?)、というのが僕なりのポイントです。それができれば、かなり気持ちよく(歌うほうも、聴くほうも)なれるでしょう。だから、「今日はあまり調子が良くないかな・・・」と思ったら、素直に歌うのをやめたほうがいいかもしれません。CDで聴くとそんなに難しそうではないかもしれませんが、本当にしっかり歌いたいと思うと結構難易度は高いと思います。

この曲は僕の親友の十七番(十八番はまた別にあります)で、そいつとカラオケに行くと必ずこの曲が聴けます。僕も歌いたいのに・・・。

第三回:Ya Ya(あの時代を忘れない)(2001.8.12)

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サザンオールスターズの曲ですね。決して派手ではないけれど、心にしみるような歌詞とメロディー。桑田圭祐の作品はどれも素晴らしいのですが、この曲と「Oh!クラウディア」は僕にとってはサザンの曲の中で1、2を争う存在です。

あらゆる世代に受け入れられている、という意味ではサザンが日本で一番ではないでしょうか。デビューの頃は「こんな歌のどこがいいのか」と酷評されていたのが、「いとしのエリー」でがらっと評価が変わり、それからは快進撃。途中、3年ほどの休養をはさんで現在はいい意味でマイペースの活動(枚数を売る、ということとはあまり関係が無い、という意味)を続けて、それがまたヒットしている。やはり、桑田圭祐の素晴らしい曲と独特のボーカル、それを受け止めるバンドの実力があればこそのことだと思います。ギターの大森さんが脱退、ということで非常に残念ですが、これからもきっと素晴らしい曲をたくさん送り出してくれるでしょう。

この曲を歌うポイントは、力を入れすぎないことでしょうか。最初からサビまで、とにかく力を抜いて歌う。感情を込めすぎない、という言い方をしたほうがいいかもしれません。サビ(「♪Suger, Suger, Ya Ya Petit choux〜」)で逆に落ち着いていく、というのは桑田独特の手法ではないかと思います。歌詞をよく読んで、意味をかみしめて歌うといいでしょう。

僕の中ではこの曲は「卒業、別れ」というイメージがあります。そういったシチュエーションで、この曲を歌えたらなかなかポイントが高いのでは・・・。今の高校生の世代は、この曲が発表された頃は生まれていないんですよね。そういう意味でも、こんな曲を知っていると歌う楽しみが広がると思います。

第二回:Winter,Again(2001.7.31)

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この曲は僕の考える1990年代のベストソングのひとつです。そして、僕がカラオケに行ったら必ず歌う曲でもあります。僕はあまりシングルCDを買うほうではないのですが、この曲ははじめてラジオで聴いたときから絶対に買おうと決めました。それくらい、いい曲だと感じたのです。Glayのことは、「Freeze my love」の頃に知りました。僕は以前札幌に住んでいたので、「FM Air-'G」という北海道のFM局で取り上げられていたのを聴いてちょっと気になっていたのです。そして、「ずっと2人で・・・」を聴いてこれはなかなかいいんじゃないか、と思いました。今や、日本のトップですからね。大したものです。「ずっと2人で・・・」はまた今後取り上げてみたいと思っています。

さて、この曲を歌うポイントですが、ズバリ「のどのスタミナ」だと思います。Glayの曲は基本的にキーが高く、原曲のままで歌うのは大変です。さらに、この曲はクライマックスにさらに試練が待っている、というGlayの典型的な曲です。一番は何とか乗り切れても、二番が終わったあとの「♪無常なる人の世を すべて許すように降り続いてゆく・・・」ここから強烈にキツくなってきます。そして、「♪思い出には二人が歩いた 足跡を残してぇ〜〜〜!!(という感じでしょ?)」ここらへんではもう泣きそうになります。でも、この曲を歌いこなせたらハッキリ言ってモテるでしょう。かっこいいですもんね。ちなみに、僕は原曲のキーで歌っています。だから、あらかじめのどにキツくない歌を歌っておいて、のどを温めてからこの曲を歌います。

男の子には大変人気のあるGlayですが、上手く歌えないと結構カッコ悪いので、ある程度練習してから女の子に聴かせましょう。でないと、自分の株を下げてしまうことになりかねませんから。がんばってください。

第一回:星屑のステージ(2001.7.23)

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この曲は、僕が小学2年生くらいのときに「ザ・ベストテン」とか「歌のトップテン」などで6〜7週くらい連続で1位になった曲です。子ども心に、チェッカーズを見て「かっこいいなあ」と思っていたものです。そのころは歌番組を見るのは好きでも歌ったりするような子どもではありませんでしたから、物まねをしたとかいうことはありません。ただ、小さいころは、「♪Crying Crying Crying 帰らない〜」の「Crying」がわからなくて、適当に(うゎ〜ぃんとか)歌っていたのを覚えています(小学生の英語力なんてそんなものでしょ)。このころは色々なアイドルが出ていましたけど、明らかにチェッカーズの実力はそれらのグループとは一線を画していたように思います(シ○ガ○隊とか・・・実は好きなんですけどね)。カッコだけであそこまで人気を得るのは難しいですよ。

実際歌うときに僕が気をつけるポイントは、はっきり言ってしまえば最初の部分だけですね。ここである程度うまくいけば、それほど歌うのが難しい歌ではありませんから。「♪胸に頬をうずめ 泣いていたねあの日」、ここがいわゆる「つかみ」。前奏がほとんど無いので、ここでトチるとちょっぴり恥ずかしいですね。せっかく、かっこいい歌なんですから、素直にその気になって歌いましょう。逆に、ここが決まると結構いい気分になれると思います。あとは最後で半音キーが上がります。そこには若干注意が必要かな?

チェッカーズに限らず、藤井フミヤの曲というのは比較的歌いやすいのか、男の人はよく歌うと思います。こういう歌手(あと、似たような傾向があるのは福山雅治とか)の歌こそ、違いが出るものですから、一曲得意の歌を作って、差をつけましょう(何のために?)。

ちなみに、僕は札幌時代にスナックでこの歌を歌ってボトルを1本ゲットしました。自慢です。


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